あのあとノブは千冬に捕まっていた。
曰く、あの男、大月とは
曰く、ハザマとは
曰く、お前が壊した壁の修理代は・・・
などさまざま質問が来た。
どれも答えられるものではないが・・・
そんな説教も終わり、部屋に戻ると裸エプロンの生徒会長がいた。
「なぁーなんで俺に構うんだ?」
「開口一番にそれってないんじゃ無いかしら?おねーさんちょっと悲しいわ」
楯無はそういうとセンスを口元で広げた、扇子には悲壮の二文字がでかでかと書かれていた。
「まぁーおねーさんもノブ君にいくつか質問したいのよね」
「で、見返りわ?」
「私の初めて♡」
「何に対しての初めてだよ。口に出して言ってくれないとわからないな~」
「SEX」
「なんだ、ただの変態かよ。でも経験はないんだろ?そんな感じがするし」
「お、おね~さんをからかうじゃないわよ。経験ぐらいありますぅ~。これでも何人も食べ歩いているんだからその辺の処女と同じにしないでくれるかしら?」
「なんだただのビッチか、しかも初めてじゃねーのな。」
「な、誰がビッチですって!!!!」
「で、そんなことよりビッチさん。俺に自分が経験豊富だって伝えたことによるメリットは何かあるのか?俺にはただの都合のいいセフレにしか聞こえなかったけど?」
ノブがそう言うと楯無は顔を真っ赤にして部屋から出て行った。
裸エプロンで・・・・
「(う~んそれにしても良い体してるよな~今度来たら一回やってやろうかな?でも、なんか面倒な感じがするんだよなぁ~)」
そんな不届きな事を考えるノブ(17歳)は思春期まっただ中であった。
そして次の日
「あ~あ暇だ。暇だから久しぶりに教室に行くとするかな?」
ノブはそういいながら教室に向かう。
ちなみに現在の時刻は9時であり、本来であれば教員に見つかれば即説教行きだが、ISに乗れないノブには関係なかった。
教室に向かうと廊下には金髪の女顔と銀髪で眼帯を着けている小柄な少女が居た。
「お、なんだ転校生か?」
「え?ここの生徒?」
ノブが話しかけて反応したのは金髪の女顔のみ、眼帯少女はなぜかノブをにらみつけていた。
そして眼帯少女はおもむろにノブに近づき平手打ちをかました。が、それは寸前でノブに手を掴まれて当たることはなかった。
「貴様さえ、貴様さえいなければ!!!!」
銀髪少女はノブをにらみつける
「なぁ?お前誰かと勘違いしてんじゃねぇか?」
ノブが銀髪少女に尋ねると
「勘違いだと!?貴様の名前は織斑一夏だろ!!!」
そういって空いている方の手で平手打ちを行うが、それも防がれた。
そしてノブは極めて冷静に答えた。
「いや、違うけど?一夏なら教室に居るんじゃねーの?時間も9時過ぎてるし・・・」
ノブがそういうと銀髪少女はおとなしくなった。
その時教室から千冬の声が聞こえた。
「それでは転校生入ってこい」
その声を聞くと銀髪は若干嬉しそうに、反対に金髪は一瞬だけ憂鬱な表情をしながら教室に入っていった。
その様子を後ろから黙ってみていて5分後
パァン
教室から乾いた音が聞こえた。
そのあとは一夏と銀髪のいい争いが聞こえた。
そして、最後は千冬の声で締めくくった。
「(なんかめんどくさそうだから帰るか)」
ノブはそう思うと、回れ右をして部屋に戻った。
次の日
目が覚めたら、俺は教室に居た。
顔を上げると一夏が得意げにサムズアップしているのがイラつく
「おい、なんで俺をここに連れてきた。」
ノブは一夏に尋ねると
「いやー実は昨日転校生が来たんだよな。それでノブにも紹介しとこうと思っていたんだ。ほら俺ら学校に通っている数少ない男だし、それにノブは俺のボディーガードだろ?」
「(こいつ話聞いてねぇぞ。どうする?いっそ〆ちまうか?)」
ノブが心の中で案外怖いことを考えていると横から声が掛けられた。
振り向いてみたら昨日見た金髪の女顔だった。
「あ~昨日見た女顔だな。何か用か?」
「お、おおおお女顔。ぼ、ぼくの名前はシャルル・デュノアだよ。け、けして女じゃないよ。男だよ。あと僕のことはシャルで良いよ」
「あー、で俺に何か用なのか?(てかこの反応を見るに女で間違いないな。となると狙いは一夏か?まーこいつのISのデータが欲しいんだろうなぁ。なら殺されるわけでもないからほっとくか)」
「君の名前を教えて欲しいな。」
「俺の名前は・・・ノブだ。」
「ノブか・・・これからよろしくね」
そういうとシャルはノブに笑顔を向けて答えた。
「あ~二人ともそろそろ飯でも食いにいかないか?」
一夏がそう提案するとどこからか篠ノ之箒がお弁当箱を持ってきた。
「い、一夏、そのだな、私も一緒に行っていいか?」
すると今度はセシリアも来た。
「わ、私もご一緒してもよろしいですか?」
そして、最後にはどこからか嗅ぎ付けてきた凰も来た。
「私も一緒に行くわよ。ってあんたこの間の・・・ってあんたも来るわけ?」
鳳はそういうとノブとシャルルに指を向けて信じられないって顔をしていた。
「じゃーいいや、俺は部屋に戻るよ。」
ノブはそういうと教室を出て行った。
「ちょ・・・まってよノブ僕も行くよ」
それを追いかけて教室を出たシャルル
一夏はその光景をさみしそうに見ていて、他のメンバーは何ともいえない空気を味わっていた。
「おい、鈴音なんでそんなこというだよ。」
「え!?だって、その、」
「そんな悲しいこと言うなよ。次ノブにあったら謝るんだぞ。」
鈴音は何も言えなかった。
そして、そんなやり取りを見ている者が居た。
「アレが私のかわいい子供を・・・・絶対に許さない。ハザマもろとも消し去ってやる。そのためにもあのカスどもからDIOシステムを奪わないと・・・まっててね箒ちゃん、ちーちゃん、いっくんもうすぐ、もうすぐ終わるから・・・それが終わったらまた一緒に遊ぼうね。」
そういうとその人物は姿を消した。
恋する乙女は盲目になるそれを地でいったのが鈴ちゃんでした。
まーたぶんセシリアも箒も思っていたかもしれないけどね。
ちなみにシャルはまだフラグが立って無いのでノブの方に向かいました。
一夏?そんな乙女心に気付く訳が無い。だって一夏だもん。
ちなみに一夏さんは切れてないっすよ。
このぐらいじゃ一夏さんはキレませんよ。
まー一夏さん怒らしたらそれはもう大したもんですよ。