最早洗脳に近いあん肝ソングで、あん肝を食べる杏ちゃんを想像すると・・・・凄いおじさん臭がしますw
モバマスはデータが消えた時に引退したのですが、デレステだけは修正が効いたので続けていました。
そしてそのうち蘭子を出したいのですが、あの熊本弁をうまく表現する自信がないです。
そうなると飛鳥や、のあさんも出せません・・・・ま、まあ私はキュートPですから!クールは凜と森久保と楓さんさえいれば十分ですから!!
・・・・・おい誰だホモとか言ったやつ★表出ろや。
実は響子担当なんですよね。最近見つけてやっているアケでは、雪歩担当です。モバマスのときも雪歩にはお世話になったのですよ・・・・
ああ、またやり直したい!!でももう艦隊作る自信がない!!
「プロデューサー・・・それ、なに?」
「何って、臼」
(それは、臼・・・・なのか?私には生体反応があるように見えるが・・・・)
凜が信じられないような目で俺と臼を交互に見ているが、どっからどう見たって普通の臼だろ。餅をつく杵は無いけど・・・・
しかし、凜に同意するらしいゼノンも、呆れたような声でそう言った。
「ねえプロデューサー、これってどこにあったの?」
「小道具倉庫の中にあった。あ、そうだ、未央、これちょっと持ってみ」
「ええー!わたしがこれ持つの!?」
「いいからさ」
未央が渋々臼の側面を持って掴みあげると、未央は素っ頓狂な声を上げて後ろへバランスを崩した。
「なにこれ!物凄く軽い・・・・?」
「そうだろう?見た目の通り木材で出来てるんだけど、片手で持ち上げられるほど軽いんだ」
木で出来てるはずなんだけど軽い。一リットルの牛乳パックを持っているみたいな重さなんだが、大きいだけあって持ちづらいのが困るところ。
ちひろさんは冗談っぽく、餅つきでもしますか?と言ってきたが、卯月が真に受けて買いに行ってしまったのだ・・・・ちひろさんは卯月を追いかけて出て行ってしまった。
「それは・・・・・うん」
「しまむーは頑張り屋さんだからね!・・・・ちょっと違う?」
(何だか、後輩のメビウスみたいだな)
そういえばウルトラマンメビウスは地球人の隊長の誕生日に、コーヒー豆ではなくて節分の豆を間違えて買ってたっけ。未だ天然というイメージが強いな。
天然か・・・・・いや、うちの卯月はしっかりしてると思う。
「ところでプロデューサー、新しいアイドルの娘っていつ来るの?」
「ついにわたしたちにも後輩が!何だか楽しみだね、しぶりん!」
「え、うん、そうだね。まあどんな娘が来るのかは気になる・・・・かな」
そう、今日はオーディションを通した何人かと契約する日であり、顔合わせの日なんだ。・・・・今思えば強烈な人が多かったと思う。皆とは喧嘩せずに、賑やかになってくれるといいのだが・・・・
「まだ来るまで時間があるんだよな・・・・」
「そっかー!じゃあお菓子でも買ってくる?」
「いや、大丈夫だ。確か、ちひろさんが何か買って来てたはずだから」
「そう言えば、私が初めて事務所に来た時もお菓子出してくれたよね。何か決まってるの?」
凜がそれ疑問としてくれたのはありがたい。社長の社訓、客人は丁重にもてなすべし。まあ当たり前のことを大事にする社長だからなぁ・・・・自分から進んでトイレ掃除とかもする人だし。
それに、ここには一応初めて来てくれるし、ここのアイドルになってくれるからいいイメージは持ってほしいじゃない。
そのことを凜に伝えると、へぇ、と、少し感心しているようだった。
「それなら、私は掃除しておこうかな」
「あ、ロッカールームの掃除しておかないと!しぶりんダッシュ!!」
(詳しくは詮索しないが、ロッカールームって汚れるものなのか?)
「・・・・いや、知らない」
それよりもこの臼をどうしようかだが・・・・・・完全に事務所のスペースを取ってるんだな、これが。
俺は臼を持ち上げて、もう一度倉庫へ向かった。大きいからしょうがない。
ちひろさんには、餅つきしたあとは絶対に片づけてくださいって言われてしまったからな・・・・
餅か、つくのか?
「ちょ、ちょっと待ってぇや!」
「ん?」
(やっぱり臼だ!おい、臼を見ろ!)
え?ゼノンのブレスレットが急に光って、細く伸びた青い光が臼を示した。俺は臼を顔の前まで持ち上げると、そいつと目が合った。・・・・・ん?
「うわっ!?」
何だこれ!!か、顔に、口から飛び出したでっかい牙!!?こ、こいつ怪獣だったのか!!
俺は驚いて落としてしまった拍子に、臼を床に落としてしまった。
「イテッ!もうちょっと優しくしてや」
「な、何だお前!?」
(ん?光の国で見たことがあるぞ。こいつは・・・・確か、うす怪獣モチロンだったはずだ)
「モチロン?」
(
「ちょっと、わてを無視せんといてくれるか」
「あ、悪い悪い」
へぇ、こいつモチロンっていうのか・・・・何だか鬼瓦みたいな顔してんな。
「わてはここの社長さんの爺の爺の代から作られた臼やねん。よろしゅな!」
「・・・・それって、どれくらい前だ?」
「せやなぁ、ざっと四百年は前やなぁ・・・・」
(四百年・・・そうか、このモチロンは付喪神なんだな。基本無害だろう。それに、モチロン自身も悪い怪獣ではないぞ。ただ・・・・)
「ただ?」
(餅が好きすぎて、教官がついた餅を片っ端から食べて大隊長に説教されていた。それくらい餅が大好物なんだ)
「あぁ・・・・」
餅限定で大食漢なわけか。しかも戦うとしたらパワー型。ゼノンとしても、こんなやつとは戦いたくはないだろう。
「ところであんさん、そろそろ新しい娘が来るんとちゃうん?時計見いや」
「え?あっ、しまった!!」
もうこんな時間か!!急いで準備しないと!!まさかモチロンに言われるとは思わなかったが、あそこにいて話を聞いていたなら当然か。
「ただいまー!」
「ただいま戻りましたー!」
急いで机に戻ろうとすると、ドアの向こう、ルームで女性二人の声が聞こえた。ちひろさんと卯月が帰って来たようだ。
「お、お帰りなさい!」
「あれ?どうしましたか、プロデューサーさん」
「あ、プロデューサーさん!見てください、もち米を買ってきました!!」
卯月とちひろさんの腕には、スーパーで買ったと思われる米が入った袋が一つずつあった。結局買ったのか・・・・
「プロデューサーさん、最近お仕事も取れるようになってきましたし、お祝いに餅つきをしませんか?」
「ちひろさんの提案なんです!ダメ、ですか?」
「ちょーっと待ったー!!話は聞かせてもらったでー!!」
そんな声が部屋に響き、ゴロゴロと、モチロンが器用に扉を開けて入って来た。
「・・・・えっ?」
「プロデューサーさん、これって、さっきの臼ですよね?」
ちひろさんの言う通り、これはさっきの臼なんだが、説明が面倒くさい。どう説明したらいいのやら・・・・・・
「餅あるところにわては居る!餅つきするんやろ?わてが嬢ちゃんたちの為にいっぺんつかれたるわ!!」
「・・・・はぁ?」
「卯月ちゃん、ちょっとちょっと」
モチロンのせいで場の空気が・・・・・誰か助けて!!
「ふいー、掃除終わったよー!」
未央-ッ!助かった、今度ちゃんと仕事とってきてやる!!
「ねえ卯月、たまには自分の周りを掃除しようか。どうするのあれ」
「えへへ、整理整頓って、なんだか苦手で・・・」
やっと空気が変わったな。ふぅ・・・・
「またわてが無視されとらんか?」
「うわ!?臼が喋ってる!!」
「えぇ!?・・・・本当だ。プロデューサー、なにこれ」
かくかくしかじか・・・・俺はこれまでの経緯を未央たちに教えた。未央はさっきと違って、臼であるモチロンを興味津々に撫でまくると、にかっと笑ってこう言った。
「プロデューサー!これ持って帰っていい!!?」
「ははっ・・・・」
(未央、やめておけ)
さすがの俺とゼノンもこれには苦笑い。未央、それのどこが気に入ったというんだ・・・・?
「何か可愛いじゃん!私こういうの好きだけどなー」
「うちにはもうハナコが居るから・・・・」
「私も、ちょっと怖いと思います」
俺は三人が話している時に、ふと今何時だと時計を見た。ヤバい、新アイドルがもう来てる時間だ!しかも集合場所はここだから、モチロンをもし見られたら厄介なことになる!!
「三人とも、それ隠せ!」
「え、何で?」
「そろそろ新しい娘が来てる時間だから!」
モチロンを転がして奥に追いやろうとした時、ちょうど待ってたかのようにちひろさんが奥のドアからひょっこりと顔を覗かせて、来ましたよ!と言った。マズいマズい!まだ終わってない!
「未央!」
「了解!」
未央はモチロン持ち上げて自分のスポーツバックに・・・・って!
「違う!!」
「駄目ですか隊長!」
「駄目である未央隊員!!」
何のやり取りだこれ!!とにかく急いで奥にしまってくれ!!
「あのー・・・・」
「少し待ってください!!」
(おい、新人だぞ)
「え?」
ゼノンが俺の意識を刺激し、無理やり冷静にさせられた。落ち着いた俺の後ろには、千枝ちゃんが居た。ぽかんとしている俺の顔は相当変な表情だったと思う。千枝ちゃんもそれをじっと見て、小さく笑った。
「ごめん、取り乱した」
「えへへ、楽しそうでしたね」
俺は待っている二人にも声を掛けた。
「お待ちしておりました。どうぞ、こちらの部屋でおかけください」
「は、はい!」
三人をソファに座るよう促して、自分も対面するような形で座った。一人は明らかに緊張しているようだが、猫耳を付けている女の子は平然としていた。千枝ちゃんは・・・・やっぱり緊張しているようだが、表情には出していないな。
「軽く自己紹介からしましょうか。私は当事務所のプロデューサーです。これからよろしくお願いします」
すると猫耳を着けた女の子が手を挙げて言った。
「みくは前川みくって言うにゃ!前は別の事務所に居たけど、潰れちゃったからこっちに来たのにゃ。猫は古いって言うけど、みくは自分を曲げない、猫系アイドル一筋なのにゃあ!!」
「お、おう。そのつもりだから、安心してくれ」
「はっ、つい熱くなっちゃったにゃ。こほん、Pちゃん、これからよろしくにゃあ~♪」
猫アイドル前川みく。ライブでもたまたま見るときはあったが、結局あまり日の目を見ることが出来なかったアイドルだ。前に居た事務所はプロデュース方針がおかしく、実力があっても鳴かず飛ばずで、結局そのプロダクションは倒産したらしい。みくはその時に、路頭に迷っていたから引っ張ってきた子だ。
次は・・・・
「ナナは歌って踊れる声優アイドル目指して、ニンジンの馬車に乗って、ウサミン星からやって来たんですよっ!キャハッ★」
「あ、はい」
空気が凍るとはこの事なんだろうな。全員開いた口が塞がらなかった。このメルヘンな人は阿部菜々さん。小さなライブステージで一人頑張っているのを見て、その場でスカウトしたのだ。見ての通りウサギ系であるが・・・・・プロフィールがこれまた変わっているのだ。
年齢「永遠の17歳」。出身地「ウサミン星」。・・・・・何だか、一昔のアイドルを見ているようだ。当時は人気だったアイドルの髪型をまねて、山口桃山カットなんてのも流行ったらしいし。
「・・・・・あっ、あの、大丈夫です!全力でアイドルになるので、よろしくお願いします!!」
「何にも言ってませんよ!?」
(ウサミン星・・・・我々でも聞いたことがない星だな。最近誕生したというなら、近くの星雲観測局が報告をするはず何だが・・・・)
「いや、そんな星無いから」
あとは千枝ちゃんなんだが、この中で一番最年少なのに、二人より落ち着いている。
「プロデューサーさん、これから、よろしくお願いしますっ」
「ああ、頑張っていこう!」
三人には契約書に印鑑を押してもらい、正式なアイドルとしてこの事務所に所属することになった。
これから頑張っていこう!!
「・・・・わい、そろそろ出てええか?」
「あっ」
光「光と!」
麗奈「麗奈の!」
『ヒーロー・怪獣解説コーナー!!』
「オーブ、昨日で終わったわね」
「あばよ!クレナイガイ!!」
「うわっ、あんた、何泣いてんのよ」
「最終回は感動したんだよぉ・・・・」
「はいはい、怪獣解説いくわよ」(アマ〇ンでやってるのは言わないでおこう)
今日登場した怪獣は、うす怪獣 モチロンね。
「ウルトラマンタロウ」39話「ウルトラ父子餅つき大作戦!」に登場したのが初よ。
身長は五十八メートル、重さ四万トン、出身地は月。
見た目は臼ね。絵本の猿蟹合戦ってあるじゃない?あの臼の手と足を緑色にして、目を釣り目に、口はまんま絵本に出てくる鬼みたいな口よ。そこから生えてる大きな牙が特徴ね。
地球に来た理由は「お餅を腹一杯食べたい」から。悪意はないからこれがまた厄介なのよ。
なによ、お腹がどこにあるのかっていうのは聞いちゃだめよ。アレは生物じゃないから。
それと、モチロンは新潟のお米で作られたお餅が大好きなんだって。
結局はウルトラの父にお説教されて、タロウと相撲をした後は餅つきをしたらしいわね。 そのとき、何でかウルトラマンエースの片割れであり、月の民の夕子もゲストとして来ていたわ。
正直、タロウってこんな話が多いから気軽に見れちゃうけど、宇宙人や怪獣は凶悪ものばっかり。私は(配下に)いいと思うわね。
モチロンは今回、付喪神として登場したけど、もち米、ウサミン・・・・もうお察しよね?
他の作品には出ないけど、ギンガの映画で出てきたりしてるね。ゆるキャラ?違います!
あと一つ報告だ!何と、メタリウムゼロさんの「歌うレ級」とコラボすることになったぞ!
・・・・あっちは艦これなんだけど、指示はまだ何にも聞いてないんだよね。
これの続きもコラボも、来年に書くことになりそうだよ。
長くなってごめん、来年もまた見てくれよな!!よいお年をお迎えください!!