問題児たちが異世界から来るそうですよ?~全裸王(ユウシャ)異世界に起つ   作:固竜

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カメより遅い更新ですね・・・いろいろとごめんなさい。


いろいろと忙しいのですがいい訳になりませんね。

智樹の車窓から乗車切符ぱんつを集めます


~ブルマープリンセス~

 

 

上半身は皮の服、下半身はブルマーを着た一人の犬耳少女になってしまったブルマー(仮)さん、身長は110cmほど。

少し小さめな女の子は、いまだ驚いたままのクマの元へ近づく。

 

「お、おい!あぶな 「あっかんべー!」 い、へ?」

 

智樹とクマはまたまた眼を見開いた。

いきなり現れた見ず知らずのブルマーな女の子がいきなり舌を出して“あっかんべー”をしたのだから仕方がないとも言えるのだが。

女の子は満足したかのように笑顔を浮かべ、智樹のそばへと寄って来た。

 

そして―――

 

「お兄ちゃん、行こう!」

「ひょ?!」

 

突然の行動に呆気に取られていた智樹の手を握って女の子はそう言った。

 

 

「・・・はっ!」

 

突然の事に動揺し、クマは智樹達の逃亡を許してしまった。

我に帰った時には既に智樹達を見失っていた。

いきなり現れたエサに舐めた事してくれたと、怒りを覚えた。

クマはすぐに追いかける事にしたのだった。

 

 

「大丈夫だった? お兄ちゃん」

「お、おう・・・」

 

智樹達は今、クマの追跡から逃れるために落とし穴の中に隠れていた。

コミュニティの子供達が掘ったと言う侵入者対策用の落とし穴だ。

なんでまたそんな所にと思うだろう、なんと女の子に手を引かれた智樹は運悪くこの落とし穴に落ちてしまったのだ。

女の子が通っても落とし穴は発動せずで油断していたのだ、結果的に女の子を巻き込む形で落っこちてしまったと言う訳である・・・。

 

「ここって意外と広いね」

「で、出れねえ・・・・・・」

 

落とし穴は広くて深かった。出る手段はなく、肩が触れ合うように座っている。

 

「お兄ちゃん、これからどうするの?」

「まぁ、まずはイカロス達に見つけてもらって・・・」

 

聞いて来たというのにもう興味の無い様子の女の子。どうやら随分と気まぐれな性格らしい。

 

「ねえ、お兄ちゃん」

「な、なんだ、ちみっこ?」

「ありがとう、私を目覚めさせてくれて!」

「お、おう?」

 

女の子は無垢な笑顔を智樹へ向けた。

穢れを知らなそうなその笑顔、文句なしに可愛いモノだった。

 

「それにしても、とっても久しぶりだねお兄ちゃん。少し若返ったの?」

「えっと・・・・・・」

「知らなかったよ、お兄ちゃんが若くなってたなんて」

「なぁ、ちみっこ」

「なになに?」

「俺達ってさぁ、会った事あるのか?」

「・・・・・・え」

 

落とし穴の中にしばらくの沈黙が訪れた。それはほんの数秒だったが智樹にはそれ以上に感じられた。なにか大切なモノが熱を失い縮んだ気がした

そして、その沈黙は女の子によって破られる事になった。

 

「・・・・・・お兄ちゃんは」

 「・・・・・・なんだ?」

 「お兄ちゃんはえっちぃ事が好きなんだよね」

 「―――ん?」

 「お兄ちゃんはえっちぃ事が大好きなんだよね」

 「―――んん?」

 「お兄ちゃんは頭に帽子をかぶるように私を被るんだよね」

 「―――んんん!?」

 

 女の子は何度も確認するように、言ってきた。それは何処か、そうであって欲しいという気持ちが伝わってくるようだった。

 智樹は思った、何一つ否定できないと。そして、何一つ悪い事は無いと。

 

 「・・・・・・だからお兄ちゃんは―――――――――智蔵お兄ちゃんなんだよね」

 

 女の子は意を決したかのように最後にそう言った。

 

 

 

 

智樹の粛清後、イカロスを入れたガールズはもう一度、湯船に入りなおした。

そこではアストレアがお湯を呑み過ぎて愉快な事になったり、翼がお湯を吸ったのか深い所にいたイカロスが全身を湯の中に沈めて数分間ずっと沈んだままでいたり、黒ウサギと飛鳥がアストレアを心配して少しオロオロしていたり、ニンフは耀に翼を見られたり触られたり・・・色々あったお風呂(女湯)だった。

 

 「だ、大丈夫ですかアストレアさん?」

 「おなかすいてて・・・飲みすぎ・・・てぇ」

 「さぁ、もう少しよ。しっかり歩いてアストレアさん」

 「はいい・・・」

 

 お風呂から上がったガールズ達はパジャマ代わりに用意されていたネグリジェを着たまま、明日からの着替えを探すため黒ウサギの部屋へとやって来た。

 

 「馬鹿ね、デルタ。このあと夕ご飯だって言うのに」

 「うぅ・・・夕ご飯は夕ご飯で食べます。絶対にニンフ先輩にあげませんよ!」

 「な、別に私が食べるなんて言ってないわよ!」

 「うそだぁ!食べる気だったんでしょニンフ先輩!」

 「そ、そんな事無いって言ってるでしょう!」

 「2人とも、落ち着いて」

 

アストレアとニンフの口論が白熱しそうになるがイカロスがファインプレー。

そして―――

 

 「それでは一人ずつ決めていきましょう!」

 

  ―――間もなく黒ウサギによる洋服選びが始まった。

 

 

 

智樹は一人困惑していた。周りには自分しかいない穴の中、一枚のブルマーが落ちている。先程の女の子の姿は無かった。

 

「じいちゃん・・・・・・」

 

先程、犬耳少女のブルマーさん(仮)は智樹の事をじいちゃんと勘違いしていた。おそらくじいちゃんとこのブルマーさんは知り合いなのだろう。まさか、じいちゃんがこの世界で喋って女の子に変身するブルマーさんと知り合いであったとは思わなかった。

 

「俺のパンツロボのルーツは此処にあったんだ。じいちゃんスゲェよ、何もんだったんだよ!」

 

思わぬ所にパンツロボと関係がありそうな存在と出会ってしまった智樹は、自分もいつかパンツロボを立派な女の子に変身させたいと心の隅で思った。しかし、それは―――

 

「しっかし、どうやって出るんだ・・・」

 

この深い落とし穴を出る事が出来たらなのである。

ブルマーをポケットに押し込み、試しに壁を登ろうとする。しかし、なかなか掴むところが無く断念、仮にエロパワァがあったならば登れたのだろうが。

次に、助けを呼ぼうかと思ったがクマに発見されてしまう恐れがあったので同じく断念。

 

他にも色々な作戦を考えたが無駄に終わってしまった。

 

「どうすっかなぁ・・・」

 

 

 

 

本拠の最上階・大広間にて十六夜とジンはいた。先程までとあることで口論になっていたのだ。

最初、十六夜の勝手な行動にジンは怒り心頭だった。“打倒全ての魔王とその関係者”などと馬鹿げたことを言う十六夜にジンはコミュニティを滅亡に追いやる様な事をするつもりかと問い詰めるつもりだった。しかし、

 

「魔王とどうやって戦うつもりだ?」

 

そう言われる事になる。十六夜のその質問に、ジンは堅実にいく事を伝えた。コミュニティはギフトゲームを堅実にクリアしていけば必ず強くなるのだ。だが、それでは駄目だと十六夜は言う、それでは魔王には勝てぬというのだ。

 

「前のコミュニティはギフトゲームに参加して、力を付けていなかったのか?」

 

そう、前のコミュニティもギフトゲームをクリアし強くなっていた。だが、同じ事をして、同じように強くなったとしても意味は無いのだ。それでは魔王は打ち倒せない!

 

「―――お前は先代のコミュニティを超えなきゃいけないんだぜ?」

 「名も旗も無いとなると―――他にはもう、リーダーの名前を売り込むしかないよな?」

 

 ジンは自分がどれほど甘かったのかを理解してしまった。いや、正しくは目を逸らし続けていた事だろう。才も乏しく、身の上と成り行きだけでリーダーになったジンは“打倒魔王”という理想を語るだけの無能だったのだ。

 十六夜は先の事を考えて行動していたのだとジンは気が付いた。そして思う。自分では手に余る問題児、だがこれから協力出来れば心強い仲間になるだろう。だが、無能な上司には誰もついては来ない。ならば自分も彼くらい・・・いや、十六夜以上に頭が回る有能なリーダーにならなければならないと!

 

 

十六夜とジンの話し合いが終わった。ジンは早速、書庫に向かおうとする。何時までもものを知らぬままではいられない、知識を蓄えに行くのだ。十六夜は風呂に入るのだろう。

その時である、十六夜は何かを感じだ。

 

(これは・・・モールス信号?)

 

少し遠い所からそれは感じる事が出来た。目を閉じてモールス信号に集中する・・・。

 

「どうしました、十六夜さん?」

「静かに」

 

はたして、読み取れたのは―――

 

(あ・・・な・・・の・・・な・・・か・・・穴の中? ・・・『落とし穴』のことか)

 

十六夜は急いで窓の外を見た。先程落とし穴があった所を中心に何か変化は無いかと。するとどうだろう、なんと穴は二つあった。そしてその近くには見慣れぬクマがいた。

 

 

 

そこからはあっという間だった。十六夜の登場によってクマは逃亡し、智樹は穴の中から助けられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、おい。何をしているんだ」

「あ!?テメェ何もんだ・・・!」

「え―・・・・・・箱庭第六六六外門に本拠を持つ魔王の配下が“名無し”にギフトゲームを仕掛けると聞いて―――お前は何をしている」

「誰だか知らねえが、文句でもあんのか?明日のゲームの準備だ。邪魔するっていうなら容赦しねえぞ! えっと、此処に白旗と赤旗を飾ると・・・」

「ふふ、威勢が良いのは評価してやる。だが、獣からの成り上がり風情が“鬼種”の純潔である私に牙を・・・聞いてない」

「次に、いすを並べて・・・それから―――」

 

 

「・・・・・・ふふふ。さてさて、どう出る。新生“ノーネーム”」

「おい、邪魔だ。レーンが引けねえだろうが」

「あ、あぁすまない」

「おじさん、そこはもう少し右だよ」

「わーってるよ!・・・ここをこうして―――」

 

 

 

「(泣きたい)・・・く、来る所を間違えたな!」

 

華麗な金の髪を靡かせた少女は目に涙を浮かべて帰っていった。スル―は辛かったのだろう・・・。

 




クマさんは実力の差が分かるクマ・・・


トモキってスキルたくさん持ってるよね、モールス信号とか。


***


ディストピアの魔王「DNAの一片までも完全消滅するがいい!」 

パンツロボ「ここは、任せてもらおうか!」

十六夜「パンツロボ!」

パンツロボ「一度はユートピアを受け入れてしまった魂がここまでこれた。仮初の命がマスターの命の明日を守れるならば本望だ」

ディストピアの魔王「所詮は犬死だ。消えろォ!」

イカロス「パンツロボ量子分解します」

智樹「・・・・・・ッ!」

パンツロボ「それを、待っていた!」

(パンツロボがカードへと変化する)

ニンフ「あ、あれは!?」

十六夜「カード?」

パンツロボ「マスター、受け取ってくれぇぇぇ!」

智樹「バカヤロウ・・・バカヤロウ。一緒に行くぞ、パンツロボ!」

ディストピアの魔王「馬鹿な、自ら量子分解してカードに戻っただと!?」

飛鳥「パンツさん・・・!」

十六夜「そういうことか・・・いくぞ、智樹!」

智樹「・・・オゥ!」

ディストピアの魔王「させるかぁぁぁ!」

(智樹はカードをドリルに変化させ、十六夜が装備。十六夜は第4宇宙速度で殴りかかる)

ディストピアの魔王「何故だ・・・お前達の何処にこんな力が!?」

十六夜「ハッ!しゃらくせえ。ようは、今この時は俺達の思いがお前を上回ったって事だけだろ」

ディストピアの魔王「思いだと、それこそが滅びへの道。お前達の限界だと何故気付かん!」

智樹「それはお前の限界だ!こんな閉ざされた世界で王様気分でいたお前自身の限界にすぎないんだ!」

イカロス「マスター、そろそろカードの限界です」

智樹「俺のパンツは雲を晴らすパンツだ!」

(曇天が晴れていく、最初はパンツの形で)

ディストピアの魔王「・・・・・・ッ!?」

十六夜「うおぉぉぉぉらぁ!!!」

(十六夜のドリルは第4宇宙速度を超え、第5、第6・・・第7宇宙速度で殴りかかる)

黒ウサギ「貫けえええ―――!」

『いけえええ!!!』

(ラスト・エンブリオ《人類最終試練》 ディストピアの魔王撃破)

ディストピアの魔王「ならばこの世界、必ず守れよ・・・!」

***


すみません、【グレンラガン】を見て【そして、兎は煉獄へ】を読んだらなんか浮かびまして・・・智樹の車窓から見切り発車より
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