問題児たちが異世界から来るそうですよ?~全裸王(ユウシャ)異世界に起つ   作:固竜

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見切り発車←ここ重要

智樹の車窓から第2話の投稿です。


~揺れるお○ぱい、エロ本はベットの下に~

 

 

 地面に向かって真っ逆さまに落ちていった三人のほぼ絶望的な生存を確めるために智樹達は降りていく。はたして其処には驚くべき光景が広がっていた。確かに落ちていった三人がどこにも目立った怪我もなく無事だったのだ。ただし猫が一匹大変なことになってはいたが。

 

ニンフは辺りからこの状況を分析する。

 

「オーイ、大丈夫か?」

 

 イカロスに抱えられて上から声をかける智樹。彼らはどうやら全身ずぶ濡れという扱いにそれぞれ不満を漏らしているようだった。

 

(この三人が無事だったのは多分、湖の水が上手く緩衝材の役割を果たしたから。それにしても偶然に湖に落ちるなんて運が良かったのね)

 

 女の子達の服が濡れて肌に張り付いており、たいへんエロチックなのだが、流石に智樹は自分の中の男を押さえ込んでいた。普段二等身の状態ではエロい事を考えているような智樹だが我慢している。

 

 上からの声に反応して最初に猫の近くに居る女の子が智樹達の方を見て絶句した。その後、ヘッドフォンをしている男の子ともう一人の女の子が智樹達を見てまたもや絶句した。

 

(((二等身だ)))

 

 智樹の独特の大きさに正直に言うとイカロス達の背中の羽とかどうでもよくなる位に驚いていた。いくら問題児達といえども普段見慣れていなければ目の前に二等身の人間が現れたら驚いても仕方が無いと言えよう。三人は何かの見間違いだと目を擦る。だが、どんなにそれを受け入れる事が出来ずとも結果は変りはしない。智樹は相変わらず二等身だった・・・。

 

「此処・・・・どこだろう?」

 

 数瞬後、二等身の謎の解明を諦めた三人は空から降りてきた智樹達を加えて会話を始める。

 

「さあな。まあ、世界の果てっぽいものが見えたし、どこぞの大亀の背中じゃねえか?」

 

 そう。先程見えた景色からおそらく此処は異世界だということに、智樹でさえ気が付いていた。なお、アストレアはよく分かっていないようだったが気にしないでおこう。

 

「まず間違いないだろうけど、一応確認しとくぞ。もしかしてお前達にも変な手紙が?」

「そうだけど、まずは"オマエ"って呼び方を訂正して。----私は久遠飛鳥よ。以後は気を付けて。それで、そこの猫を抱きかかえている貴女は?」

「・・・・春日部耀。以下同文」

「そう。よろしく春日部さん。次に、野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」

「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴そうな逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろったダメ人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれお嬢様」

「そう。取扱説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜君」

「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様」

 

 この三人、十六夜、飛鳥、耀を見て智樹は思った。これは関わってはいけない、関わったなら最後自分の平和は今以上に崩れ去ってしまうだろうと。エロい事など考えられない、今すぐこの場を離れなければ。智樹はそっと気が付かれないように離れようとした。

 

「最後に、そこの二等身の・・・(あら、三等身になってる) そこの空から降りてきた貴方達は?」

 

 だが、問題児からは逃げられない・・・。

 

「・・・・・・」

「マスター?」 「どうしたのトモキ?」 (お腹すいたな・・・夜ごはん)

 

 何故か無言の智樹、何処かを見ているようだ。智樹以外の皆が智樹の視線の先を見てみるとそこには。

 

「・・・不潔」

「あんな格好をして・・・不潔だわ」

 

 そこには『ぼよよん、揺れる揺れるおっぱい祭り!私達を脱がさないで~!in教室、運動会編』と書かれた本が落ちていた。何故こんなものが此処に落ちているのかはこの際気にしないように。よくあるだろう、学校の帰り道に落ちていたりする事って・・・ね。

 

「こんな危ないモノがあるなんて。しょうがないな、ボクがあとで処分しておく事にしよう。ん?ボクの名前は桜井智樹です」

「智樹、後で俺にもそのエロ本見せてくれ」

 

 例の本、つまりエロ本を懐にさも当然の様に仕舞った智樹。ケラケラと笑いながらさりげなく後で見せてもらおうとしている十六夜。「そう、彼らは変態ね」と呟き赤くなった顔を背けるのは飛鳥。イカロス達の背中の羽に興味を示し始めた耀。

 

「マスターが楽しそうで良かった」

「なによ、言ってくれたらいつでも・・・」

「このキノコ見た事無い!おいしそう、いただきまーす!」

 

 イカロスは智樹が楽しそうで自然な笑顔がこぼれ、ニンフは何やらブツブツと。アストレアに至ってはやっぱりビリビリ痺れていた。

 

 

 

 遠くからそんな彼らを観察していた者が一人。その者は頭にウサギ耳を生やした巨乳の女性。これから問題児に弄られていく可愛そうな箱庭の貴族(笑)の黒ウサギだった。彼女は植物の陰に身を隠し、彼らがどのような人物かを判断するはずだったのだ。だが、予想外な事にその近くにはエロ本が落ちていたり、それを拾って懐にしまってしまうような変態様が居たりで判断が出来ずにいた。

 

 そんな彼らについて黒ウサギはこう思う。

 

(うわぁ……なんか本当に問題児ばっかりみたいですね……)

 

 召喚しておいてアレなのだが、彼らが協力する姿は、客観的に想像できない。それに・・・

 

(ジン坊ちゃんや他の子供たちに悪い知識を与えそうな方が2人。黒ウサギの耳が言っているのですよ、あの二等身様は白夜叉様クラスの変態なのだと)

 

 黒ウサギは陰鬱そうに重く、そして深くため息を吐くのだった。




Q、あれ、なんでだ。本当なら2話で智樹がここ何処だ的な事を言ってオロオロしている所に黒ウサギが現れるって展開だったはずなのに。


A、だって仕方ないじゃない。適当に手に取ったそらおとのコミックを見たらエロ本が出てたんだから。

と言う訳で、さっそく出来た2話でした。相変わらずの駄文でしたが楽しんでいただけたら嬉しいです。3話はまだ出来ていませんし、カメ更新になるでしょうが見ていただけると最高です。

誤字などがあったら教えてください。



おまけ

イカロス「マスター、アストレアが」

智樹「おい、大丈夫か!?」

アストレア「・・・う~ん」

智樹「(大丈夫そうだな…それじゃあ) ウヒョヒョ」(モミモミモミ)

ニンフ「トモキやめなさ」 飛鳥「智樹君、今すぐやめなさい」

智樹「(な!?て、手が動かない!)ぐぬぬ!」

飛鳥「なんて事をしているの汚らわしい!」

ニンフ「(トモキが止まった!?この人間いったい何を…?)」


******

じいちゃん『桜井家の人間がその位で諦めるのか?』

智樹「でも、じいちゃん。手が動かないんだ、どんなに力んでも手が動かないんだ」

じいちゃん『また逃げるのか、「桜井」が…』

******

飛鳥「智樹君は動けないわ。大丈夫アストレアさひゃん!」

智樹「そうだねじいちゃん。目の前におっぱいが有るなら」(モミモミモミ)

飛鳥「ちょ・・・やめ(な、なぜ動けるの!?)」

智樹「ウオォォォォォ(ガシっと掴まれる頭)…え?」

耀「そう言うのはよくないと思う」(チョップ)




黒ウサギ「ど、どういう状況ですか!?」


十六夜「…俺の出番は無しか」


おわり


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