金色のガッシュ!!~Replay~   作:心身新

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LEVEL.10 運命の所在

未だ見ぬ者達。

しかし、邂逅の時は近い。

これからの旅路のその仲間たち。

 

これは二人の少年の

出会いと別れの物語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

降りしきる雨の中、小さな女の子が泣いていた。

 

傘も持たずに、誰かに助けを請うように。

 

道行く人は誰も彼もが、我関せずに通りすぎて行く。

 

自分もそうしようと思った。

 

見なかったことにして、帰ろうとした。

 

できなかったのは、何故か自分と重なったから。

 

できなかったのは、何故か今度こそはと思ったから。

 

 

 

 

 

 

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ショーを終えての帰りだった。

 

少年が泣きながら歩いていた。

 

人助けを信条にして居る私は、迷わずに声をかけた。

 

聞けば親元を離れて旅をしていたらしい。

 

こんな子供が?

 

法律的な問題もあるが何より放っては置けない。

 

一先ず預かることにした。

 

家に帰り少しずつ話を聞いていく。

 

将来は王様になってお菓子で一杯の国を作りたいらしい。

 

内容はともかく語る瞳には確かな光があった。

 

この子を助けたいと心から思った。

 

 

 

 

 

 

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撮影で港に来た日の事でした。

 

休憩中に景色を見ようと思って、海辺に近づいたんです。

 

海に女の子が浮いてました。

 

ただ溺れただけでは無いようで、体中に傷がありました。

 

目が覚めた彼女は、警戒心がとても強くて。

 

やっと話してくれたのは、「誰も信用出来ない」でした。

 

私は、この少女の心を助けたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

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騙されやすい少年だった。

 

しかし、ナゾナゾが大好きな少年でもあった。

 

いつもからかって遊んでいたが、反応は新鮮だった。

 

どんな嘘にもすぐに騙され、些細な手品に大層喜ぶ。

 

そんな少年だから、私がなんでも出来ると思っている。

 

それだけは、嘘にはしたくない。

 

 

 

 

 

 

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誰もまともに取り合ってはくれなかった。

 

自分の境遇がそうさせた、仕方ないことだと諦めてもいた。

 

何度目かの失恋、いつも同じ理由でダメになる。

 

そんなときに彼に出会った。

 

自分の生い立ちや境遇を知っても側にいてくれた。

 

この人しかないと思った。

 

 

 

 

 

 

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役者は揃いつつある。

 

 

かつての物語の焼き直し。

 

 

救えたものを再び救い。

 

 

救えなかったものを今度こそ救う。

 

 

聡明な少年の奔走の果てに。

 

 

今度は何を成すのか。

 

 

金色に輝く未来のためにーーーー

 

 

 

 

未だに事は起こらず

 

 

今はただ、邂逅を待つのみ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なんでしょうねこれ

一応箸休めと言うか、話数合わせと言うか
そんな回です。
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