金色のガッシュ!!~Replay~   作:心身新

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例えタグに表記していたとしても
これは酷いですよね
ホントにごめんなさい


見てくれている方がいるのならばですが


LEVEL.5なんと言われようと

「《ギコル》!!!」

 

再び氷の柱が飛んでくる。

ガッシュのうでを引き、攻撃範囲から紙一重で逃れ土手の方へと逃れた。

 

「大丈夫か?」

 

「氷だ!氷の柱だぞ、清麿!!」

 

(さすがに丈夫だな・・・)

 

土手を転がり落ちたはずだが、大した怪我ではないようだ。

清麿の方も大きな怪我はない。

 

「それで?おっさん・・・何者だ?」

 

「くくく・・・わかってんじゃねぇのか?お前と一緒だよ!《ギコル》!!」

 

男の隣に居る子供から氷のつぶてが発射される。

 

「《ザケル》!!」

 

それを電撃で相殺し、距離をとろうと走り出した瞬間。

 

「《フリズド》」

 

ガッシュの足が凍り付き、転倒してしまう。

下卑た笑みを浮かべながら、男が近づいてくる。

 

「逃がす訳ねぇだろ。

貴重な道具が手に入るんだからよ。」

 

「てめぇ、さっきからその子を道具呼ばわりしやがって。

いったい何処でその子を見つけた?」

 

「拾った・・・てめぇも同じだろ?こいつでうまい汁吸ってんのもよ・・・」

 

「うまい汁・・・?」

 

「みそし・・」

「ボケてる場合か」

 

ふざけたこと抜かすガッシュの頭を叩く。

 

「必要なのはそこのガキだけだが・・・いいだろう、殺す前に教えてやるよ。」

 

そう言い男は隣にいる子供について話し始める。

 

 

 

 

 

 

 

曰く運送の仕事で倉庫に寄ったとき、そこで冷凍食品を囓っていたという。

それからというもの、いくら追い出しても男につきまとってきたらしい。

そして・・・

 

『ざけんじゃねぇ畜生!!!』

 

その夜男は荒れていた。

 

『俺が今まで安月給でドンだけペコペコしてきたと思ってる!!

それがたった一回タメ口きいただけでクビだと!!?』

 

家具に当たる様子を少年はじっと見ていた。

まるで品定めをするように。

 

『あのクソ上司が、バカにしやがって・・・』

 

『おい』

 

『何だ、ガキ!』

 

『この本を読んでみろ』

 

そう言って渡してきたのは青い本だった。

中を開けば見たことのない文字が散りばめられていた。

 

『はっ!なんだこの文字は、こんなの読めるわけが・・・!』

 

しかし、ある一節だけ色が変わっている。

そこには・・・。

 

『ぎ・・こる・・・?』

 

『もっと大きな声で!!』

 

『ぐっ・・・』

 

子供に指図された。

そのことに憤りを覚え、同時に虚しさも感じた。

 

『いいよ!読んでやらぁ!クソガキまでバカにしやがって!!!』

《ギコル》!!!

 

怒りにまかせて叫ぶ。

本が強く輝いているが全く気付く様子がない。

 

『これで満足か!?だったら今度こそ出てって・・・ドカガ!

                  ん?』

 

振り向けば巨大な氷が刺さっていた。

あまりにも超自然的な光景に、思考が停止する。

 

『・・ん?』

 

子供の方を見れば、得意そうに笑っていた。

 

 

 

 

 

「それからだよ・・・俺の復讐が始まったのは!オレをクビにした上司を病院送りにした!!」

 

少し前に運送会社の社員が事故にあったとニュースでやっていた。

その人は現在も意識不明の重体であるらしい。

 

「次には貧乏への復讐だ!!金庫荒らしに宝石強盗・・・何でもやった!!」

 

最近各地で窃盗が起こっていたとも聞いた。

防犯カメラ諸共扉を破られ、犯人の目処は立っていないらしい。

 

「簡単なことだ!こいつが盗みをやっている間、俺は安全なところで呪文唱えてりゃいいんだからな!!」

 

清麿の顔から表情が抜け落ちる。

 

「知ってるか、お前!この本は欲望にまで反応するんだ!」

 

「あぁ、知ってるよ。」

 

清麿のつぶやきは届いていない。

自分の語りに酔っているようだった。

 

「もうこいつ一人じゃ俺の欲望をこなしきれねえ!だからそいつを・・・」

 

「だからもう喋るな」

 

男の視線がガッシュに移る。

息継ぎをするために呼吸が一瞬止まる。

その瞬間相手の死角に入り込み接近する。

右腕を振るい男の顔に拳をぶち当てる。

 

「ぐおおおおおおおおあああああああ!!!」

 

「おいクソやろう、オレの質問だけに応えろ。」

 

倒れた男に怒気を孕んだ目を向ける。

逆らう事を許さない鋭い眼光に、男へと駆け寄った子供もたじろぐ。

 

「テメェは上等なもん着てるのに対して、その子の方は薄汚れてボロボロじゃねぇか。どういうことだ?」

 

「グ・・・道具に服なんか必要あるか!!《ギコル》!!!」

 

その言葉を聞いたガッシュがキレた。

 

「もう勘弁ならん!やってしまえ清麿!!」

 

「おぉう!《ザケル》!!!」

 

氷柱と雷が激突し、轟音を響かせて辺りに散らばる。

弾けた氷の欠片が相手の子供の肩に当たり傷を作った。

こちらは運良くガッシュの足の氷を砕いてくれたようだ。

 

「単調な攻撃ばっかだなぁオイ!せっかくの道具が宝の持ち腐れじゃねえか!!」

 

「こいつは道具じゃねぇ!人間だ!《ザケル》!!!」

 

再び放った雷は相手に向かって真っ直ぐ飛んでいき。

 

「道具なんだよ、兵器なんだよ!!《ギコル》!!!」

 

迎撃で放たれた氷柱とぶつかる寸前、手前へと軌道を変え子供の足下へと落ち土煙を巻き上げる。

雷が地面に落ちた衝撃で氷柱は明後日の方向に飛んでいった。

 

「ちぃ目眩ましか・・・だがな《フリズド》」

 

男が別の呪文を唱えると。

 

「ッ!?また!」

 

「清麿!?」

 

清麿の足が凍り付き地面から離れなくなってしまった。

男がゆっくりと近づいてくる。

必死に逃れようとするが、よほど頑丈に凍ってしまってるのかびくともしない。

 

「こいつが人間だと?ふざけるな。人間の子供がなぜこんな力を持っている・・・」

 

    こいつは化け物だよ・・・

 

その言葉にガッシュは一瞬固まる。

 

「しかも、俺の言うことを良く聞く素晴らしき化け物だ!!」

 

そう言って隣にいる子供の頭を蹴飛ばす。

 

「貴様!!いい加減に!!!」

 

そう言ってガッシュは飛びかかる。

 

「おっとぉ」

 

しかし、簡単に止められ逆に拘束されてしまう。

捕まってなおこぶしを振るうが、男とガッシュでは、リーチが圧倒的に違う。

男はガッシュの頭をこちらに向けようとした、が。

 

「《ザケル》」

 

威力の落ちた電撃が走る。

 

「ぐぁっ!」

 

青い本はいつの間にやら子供が持っていたようだ。

男はガッシュを取り落とし、尻餅をつく。

 

「本がオレの手にあるのに、随分とのんきなもんだな。」

 

「・・・くっそがぁ!!!道具は道具らしく俺の言うことを聞いときゃいいんだよぉ!!!」

 

「こいつまだそんなこと・・・」

 

「これ以上私を侮辱するなぁぁぁあああ!!!!」

 

そう叫びガッシュは男の方へと頭突きをかました。

不意を突かれた男はその鳩尾へともろに食らう。

腹部から鈍い音がして派手に吹っ飛んでいく。

 

「よし!良くやった!!」

 

「オウ!!!」

 




今後もこんな感じです。
ご了承ください。
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