・2次創作
・シナリオ決定版
・勝手な年齢設定
・改変あり
等が含まれております。
それでも構わないという方は、どうぞお読みください!
?「ドクター、あれの完成はいつになりますか?」
ドクター?「あと半年といったところか。」
?「にしてもドクターはすごいですねェ。あれの細胞の中に、さらにバーダックとトランクスの細胞まで混ぜてしまうなんて。」
ド「元のデータがあったからな。これくらい容易い。」
?「にしてもあの転送機は、孫悟天を連れてきてしまったようですが大丈夫なのでしょうか。」
ド「なに、心配はいらん。たかが孫悟天だ。それに、もうじきか。4つの転送機が到着する筈だ。」
?「あんなのが〈この幻想郷〉に来て大丈夫なのでしょうか?」
ド「問題ない。孫悟天が来る以前の幻想郷よりも遥かに強くなっているようだ。簡単には滅ばん。あの4人程度で滅んでもらっては困る。」
?「ドクターがそう仰るなら。」
ド「ククク、楽しみだ。全ては、大いなる計画のためだからな。」
遂に動き出した謎の影。
果たして、大いなる計画とは? あれとは何なのか?
[博麗神社]
天「それじゃ、行ってくる。」
霊「はいはい。」
この日も弟子達に稽古をつけるために、早々と出掛けた。すでに1番弟子のチルノが待っていた。
チ「遅いよ兄貴ぃ〜。」
天「いやいや、早すぎだよ!」
時刻は午前7時半である。早起きは霊夢との生活によりできるようになっていた。
しかし、彼にはまだ荷が重い様子。
チ「みんな待ってるよ!早くいこ!」
天「わかったわかった。」
いつも通り、湖の近くへ向けて飛んでいった。
•••
[霧の湖のほとり]
ルーミア「あっ!にいちゃんやっと来たのだ!」
リグル「も〜遅いよあんちゃん。」
2人の弟子が待っていた。他はまだ来ていない。
この半年の間で、チルノが悟天に弟子入りしたという噂は広がり、彼に弟子入りする幻想少女が相次いだのだ。今では5人も弟子がいる。
天「いやぁ、相変わらず早いなぁ。」
ル「まだ明けてすぐだから眠くないのだ。」
天「え?」
リ「私はたまたま早く起きれたんだよな。」
チ「よーっし、始めるぞー!」
天「元気いっぱいだな。」
それから1時間経ったあたりで他2人も到着した。
ミスティア「おはようございます〜兄さん。」
大妖精「おはようございます、お兄様。」
天「あっ、来た来た。」
これでみな揃ったので、修行を再開した。
努力に励んでいると、2時間ほどの時間はすぐに去ってしまった。
天「にしてもみんな強くなったなぁ。」
弟子たちは強くなったのだが、未だにサイヤパワーを手に入れたのはチルノだけである。
にとりによると、各々の素質が関係しているらしい。
リ「いくぞあんちゃん!」
天「あ、うん。」
5人;「合体かめはめ波」
ミ「吹っ飛べー!」
ミスティアはたまに口が悪くなる。いや、元々こうなのかもしれない。
5人「波ぁぁぁ!!」
ドンッ!!
天「んっ!」
片手で止めにかかった。そして、
天「はぁっ!」
かき消した。
大「お兄様はやっぱり強いなぁ。」
ル「でも前より、にいちゃんがかめはめ波を止める時間が長くなってるのだー。」
リ「おっ、それは成長だな。」
ミ「もうすぐで勝てるかもね!」
チ「一旦終わろう!夕方にまた修行しようね兄貴!」
天「うん!それじゃあまた。」
一旦湖から離れた。5人はまだ話している。
天「さて、人里に行って団子でも食べるか。」
ゆっくり飛んで行った。
•••
[にとりの研究所]
悟天達が修行をしていたその頃、にとりの研究所には妖夢とアリスがいた。
勿論修行のためであるが、アリスがいるとどうしてもいかがわしい話にずれてしまう。
ア「それでねェ、男の人のアレを咥えるとォ、頭がボーッとしてきてねェ、」
妖「(ゴクッ)」
に「ちょっと、修行しない上に変な話するなら帰ってくれない?」
ア「ちゃんと修行しますよォ。魔理沙を捕まえるためにもォ。」
に「・・・。」
アリスには性格を変えてしまう何かがあると、悟天から聞いていた。それも研究中である。
に「それならほら、早くバトルシミュレーターに入って。」
この修行装置の名前である。この半年の間で決めたそうだ。
ア「私が先ねェ。」
妖「早く終わらしてくださいね。」
に「相手は誰にするの?」
ア「魔ーー理ーー沙ーーーー!」
に「はい。」
実はこの時、他の部屋には霊夢も入っていた。
•••
[魔法の森上空]
人里へ向けて飛んでいた悟天は、同じく飛んでいる妹紅とすれ違った。
天「あ、妹紅。」
妹紅「あ、女たらし。」
天「まだその呼び方なの?」
妹「う、うるさい!この女たらし!」
こう呼ばれるようになったのも訳があるが、それは後述する。
妹紅にとって彼は、女に対してデレデレしてるダメ男だそうだ。
天「それじゃあね。」
妹「ふんっ!」
そして妹紅は、にとりの研究所の方へ飛んで行った。
•••
[紅魔館]
一方、紅魔館では優雅な時間が流れていた。
レミリアの妹フランドールは屋内で遊んでおり、
門番の紅美鈴はスヤスヤ寝ており、
レミリアの親友のパチュリーとその助手の小悪魔は本を読んでおり、
メイド長の咲夜は紅茶を淹れていた。
主人であるレミリアは、屋上で紅茶を飲みながら景色を眺めていた。 勿論、パラソルの陰に入っている。
咲「今日は天気がいいですね、お嬢様。」
レ「そうね。気持ち良い風だわ。」
湖の近くでは、悟天の弟子と思しき5人の姿も見える。遊んでいるのだろう。
そんなのどかな風景を壊すかのように、突然風が止んだ!
レ「!」
咲「あっ!」
ーと、次の瞬間!!
ピカッ!!ビリビリッ!!
湖の近くの林の中で、眩しい光が放たれた。
咲「お嬢様、今のは!」
レ「間違いないわ。孫悟天が初めて幻想郷に来た時と同じ光よ。」
咲「それに、にとりの研究所と守矢神社付近に、それぞれ1つずつ同じ光が放たれました。」
レ「残念だけど、孫悟天とは違って物騒な輩が来たみたいよ。」
咲「能力で見たんですね。」
レ「そう。あの林に美鈴を向かわせなさい。もし美鈴がやられることがあれば咲夜、あなたに行かせるわ。」
咲「かしこまりました。」
この後、美鈴は叩き起こされ、渋々林の方へ向かったという。
レ「面白いことが、起きそうね。」
•••
[紫の住処]
?「紫様ー!」
紫「なにようるさいわね〜。」
?「それが大変なんですってー!」
紫「藍、今昼寝中なの。邪魔しないでくれる?それに霊夢がなんとかしてくれるでしょ。」
藍「その霊夢がまだ気づいてないんです!しかも3箇所に現れたんですよ!」
紫「他の妖怪や魔理沙に任せなさないな。」
藍「あっ!もう1人現れました!4人とも霊夢や魔理沙でないと勝てないんですよ!孫悟天でも流石にこの数やっぱりむ」
紫「それを早く言いなさいよ!」
藍「えぇ!」
藍は逆に吃驚(びっくり)してしまった。
紫「う〜ん、悟天君が来てから周辺の妖怪や人間は強くなったものの、こんなに早く来られては…。」
藍「どうしますか?」
紫「あの4体は私が見張るわ。もし被害が大きくなるようなら、スキマで幻想郷から追放するから。」
藍「(珍しく紫様がやる気だ。)」
•••
[霧の湖のほとり]
リ「今の、なに?」
大「なんだか恐い。」
チ「兄貴と初めて会った時と同じだ!」
ミ「でも、こんなに胸騒ぎがするものなの?」
ル「ちょっと見てくるのだ。」
大「気をつけてね!」
ルーミアはただ1人、光った方へ歩いて行った。
2分ほど歩くと、人のようなものが倒れていた。その横にはあの円盤もあった。
ル「あれ?気を感じないのだ。ロボットなのかー?それにこの丸いのは何なのだ?」
顔が紫色なのでそうだと思った。
つついたりしてみたが起きる様子はない。
ミ「ルーミア遅いね。」
リ「やばいんじゃないのか?」
大「チルノちゃん、私たちも行こうよ。」
チ「そうだね。行こっか。」
4人が歩こうとした横を誰かが走り去った。
大「今のって。」
リ「あぁ、あの居眠り門番だ。」
チ「早く行こ!」
4人も走っていった。
一方ルーミアは、
ル「あっ、やっと起きたのだ。」
??「・・・。」
やっとそれは起き上がった。今さらだが、異様な格好をしている。
ル「名前はなんていうのだ?」
人造人間15号「15号。」
ル「やっぱりロボットなのだー!ねぇ、にいちゃんみたいに強いの?」
15「ソンゴクウ…。」
ル「孫悟空?誰なのだ?」
次の瞬間、何も言わずにルーミアを蹴った。
ゲシッ!
ル「あがっ!」
木に激突し止まった。見上げると、15号は手のひらをこちらに向けている。
ル「え?ま、待つのだ…。」
有無を問わずにエネルギー弾を発射した!
?「危ないっ!」
ボッ!
リ「また光った!」
ミ「あっ!」
駆けつけたそこには、異様な格好をした男と、ボロボロになって倒れている美鈴と、その隣で泣いているルーミアがいた。
大「ルーミアちゃん!」
ミ「なんてことを…。」
リ「ルーミア、立てるか?」
ル「グスッ、うん…。」
チ「許せない!」
大「チルノちゃん、どうやらあの男の人はロボットみたいだよ。」
チ「それなら決まりだね!」
リ「もしかして・・」
チ「え?」
リ「ん?壊すんじゃないの?」
チ「あ、そうそう!」
このように、たまにチルノと会話が通じないことがある。
チ「あたいら5人組で、こんなやつ木っ端微塵にしようよ!」
大「チルノちゃん、木っ端微塵の意味わかってる?」
チ「わかんない!でも戦おうよ!」
大「チルノちゃんがそう言うなら。」
リ「おうよ!」
ル「門番の仇を取るのだ!」
ミ「修行の成果、見せてやろうよ!」
チ「みんな!行くぞ!」
15「ククク…。」
ルーミアを除く4人は、円盤に気づけなかった。
大「チルノちゃん、まずどうしたらいいの?」
チ「うーんとね、そうだ!」
「みんな!散らばって!作戦通りに!」
4人「わかった!」
言われた通りにみんな散らばった。
チルノは、正面から攻撃した。
チ「くらえぇ!」
チ;氷符「アイシクルフォール」
チ「アイシクルぅ、フォール!」
15 「フン。」
15号はガードした。全く効いている様子はないが、チルノはやめなかった。
チ「負けないぞ!はぁぁぁ!」
15「ククク」
チ「はぁぁぁ!」
15「フン、ハァッ!」
腕を勢いよく広げ、アイシクルフォールをかき消した。
その時!
リ「だぁっ!」
ル「やぁっ!」
リグルは後ろから15号の足を回し蹴りし、バランスが崩れたところにルーミアが目に暗闇を擦りつけた。
そこへ、木陰に隠れ、気を溜めていた大妖精とミスティアが、
大&ミ「合体かめはめ波」
大&ミ「波ぁぁぁぁ!」
ドンッ!
枝の上から、暗闇で視界を奪われた目に向けてかめはめ波を発射した!
15「グァァッ!」
命中した。4人はチルノの近くへ集まった。
大「やったね!チルノちゃん!」
リ「作戦成功だな!」
ミ「ドキドキした〜。」
ル「門番の仇をとったのだ!」
チ「はぁ、はぁ、へへっ、どんなもんだい!」
煙が晴れると、15号はまだ壊れていなかった。
だが、一部が損傷していた。具体的には、サングラスの右レンズ中の機械がむき出しになり、帽子は殆ど壊れた、と言ったところだ。
リ「お、おい、嘘だろ。」
ミ「まだ、倒れてないの?」
ル「あ、あ…。」
大「チルノちゃん!この次の作戦は?」
チ「・・、ない。あれで倒せると思ってたから。」
大「そんな…。」
15「ククク。」
不気味に笑うと、ボロボロの帽子を投げ捨てた。
まだ普通に動けるということが、最大の誤算である。
ミ「どうしよう!どうしよう!」
リ「どうしようって言われても。」
ル「!来るのだ!」
15;「F•Fスパークキャノン」
ボボボボボッ!
連続エネルギー弾が飛んできた!
大「うわっ!(ピチューン)」
ミ「あぁっ!」
リ「いっ!」
チ「ぐっ!ぐっ!」
大妖精は、攻撃に耐えきれず消えてしまった。
ミスティアとリグルは、1発でノックアウトしてしまった。
ルーミアは、暗闇に隠れやり過ごした。
チルノは、耐えきったが今にも泣きそうである。
ル「もう、終わりなのだ…。」
チ「ぐすっ、まだ負けてないぞ!」
「兄貴が言ってたんだ。最後まで諦めちゃいけないって!そして、泣いちゃ、いけないって!」
15「ククク」
ゆっくりと残った2人に近づいてきた。
ルーミアは既に放心状態、チルノは震えながらも構えている。
目の前まで迫ってきた。
15「ヘッ!」
ゲシッ!
チ「あがっ!」
蹴り飛ばされ、木にぶつかった。それでも、
チ「か、かかってこい!」
15「ククク」
小さな少女は諦めなかった。
その勇気は、無駄ではなかった!
?「よく頑張りましたね、あなた達。」
?;幻世「ザ・ワールド」
チチチチ…
その声が聞こえた途端、15号が止まった。
チ「ぇ?ぇ?」
咲「ただのアホの子かと思ってたけど、よく頑張ったわね。悟天さんの修行が身にしみてる感じがするわ。」
チ「あっ!メイド長!」
咲「今は敵の時間だけが止まってます。さあ、お友達を紅魔館へ運んで。」
ル「え?助かったのかー?」
チ「ルーミア、早く運ぶよ!」
ル「?わかったのだ。」
ルーミアは状況がわかっていない様子であったが、すぐに動いてくれた。
チ「門番は?」
咲「もう運びました。」
チ「1人で大丈夫?」
咲「大丈夫よ。あなた達のおかげで1人で勝てるわ。」
チ「お願い!」
咲夜はニッコリと笑った。
チルノとルーミアは、颯爽と運んでいった。
咲「もういいかしら。解除!」
15「アッ?」
咲「今度の相手は私です!かかってきなさい!」
15「ククク」
咲;奇術「幻惑ミスディレクション」
ドドドッ!
複数の弾幕を放った。
15「ククク!」
それを躱し、咲夜に迫ったが、
咲「はっ!」
ドドドッ!
15「グッ!」
さらに距離を取られ、別の弾幕をぶつけられた。
この技は、2段階攻撃だったのだ。
咲「? 思ったよりは効いてないわね。」
確実に命中はした。
今の攻撃で致命傷を与える予定だったが、そこまでには至らなかった。
15「ククク」
周囲を気にかけてみると、遠くで物凄い気を察知した。
咲「こ、これは、まさか文さんの。」
15「ギィッ!」
咲「っ!」
15号は傷だらけであるのに対し、咲夜は至って冷静であった。
激しい攻防の末、距離を取り見合った。
咲「はぁっ!」
15「ハアッ!」
お互いぶつかり、突き抜けた!
咲夜は突き抜けたまま構えている。
15号は振り返り、不気味な笑みを浮かべながら歩いてきた。
15「ククク」
咲「・・・。」
15「ククク、ク、ク…ク…」
歩いて来る途中、15号の頭は綺麗に斬り落とされ、自身の手の上に落ち、
ドカーンッ!!
そして、爆破した。
咲夜、美鈴、リグル、ミスティア、ルーミア、大妖精、そしてチルノの7人が手にした見事な勝利である。
空は紅に染まろうとしていた。
咲「ふぅ、後日あの5人にはお礼をしましょうか。」
「文さんが気になりますが、もう疲れましたし、お嬢様のディナーの準備でもしましょうか。」
こうしてメイド長は、自分の帰る場所へ帰って行った。
•••
[にとりの研究所]
光が放たれた頃、にとりの研究所前では。
妖「何ですか今のは。」
に「行ってみよう!」
ア「あはん♡待ってェ。」
修行を終えたアリス・にとり・妖夢は、光った方へ向かった。
途中で妹紅に会った。
妹「さっきのって?」
に「今行くところ。」
妹「そんじゃ私も。」
ア「妹紅もそういうことに興味あるのォ?」
妹「燃やすぞ。」
ア「あん♡」
4人は森の中へ入っていった。
そこには、肌の白い大きな男が横たわっていた。勿論、その横にはあの円盤もあった。
妹「なんだこいつ。」
妖「気を感じませんね。」
ア「人造人間ってところかしら。これってもしかしてオナ」
に「この円盤ってもしかして!」
にとりは急いでその円盤を手に取った。
に「ちょっとこれ持って帰って研究してくる!悟天君がどうしてこの世界に来たのかわかるかもしれない!」
全速力で帰っていった。
妖「さて、これどうしますか?」
妹「この変態に玩具にされる前にとっとと壊そうぜ。」
ア「エ〜。」
妹「残念そうな顔するなよ。」
妖「! 離れてください!」
ボッ!ボッ!ボッ!
そう言った直後、その大きな男は起き上がり、エネルギー弾を3人に向けて発射した。
妖「くっ!」
妹「おっと!」
ドカーンッ!
ア「あっはーん!」
妖夢は剣で払い、妹紅は手で払い、アリスは直撃した。アリスは静かになった。
妹「あの変態を1発で黙らせるとは…。」
妖「いつもやってるじゃないですか。」
??「ソン、ゴクウ…。」
妹「暗号か?」
妖「人の名前のようにも聞こえました。」
妹「だとしたらそいつを守るためにもここで壊さなきゃな!」
??「・・・。」
妖「14号?」
妹「あれの名前か?」
妖「はい、あれを見てたら頭に浮かんできました。よくわかりませんが、そういうことにしますか。」
妹「そうだな。あっ、にとりのやつ、結局スパイカメラを置いてきてるじゃねえか。」
気がつくと浮いているカメラがこちらを見ている。
妖「にとりさん、執念深いですね。」
14号「・・、殺す。」
妖「それでは、魂魄妖夢ー」
妹「藤原妹紅ー」
妖&妹「参るっ!!」
2人は一斉に、14号目掛けて飛んでいった。
しかしぶつかる寸前で、
14「フンッ!」
ドゴッ!!
妖「うっ!」
妹「あっ!」
妖夢は殴り飛ばされてしまった。
妖「(これほどパワーがあるとは…、油断した…!)」
少しくらいは我慢できると思ったのである。
妹「てめぇ!」
妹;蓬莱「凱風快晴 ーフジヤマヴォルケイノー」
ドドドッ!
至近距離でスペルを使った。
14「グッ!」
妹「よっしゃいくぜっ!」
ドゴッ!バシッ!ゲシッ!
怯んだ隙を突き、ラッシュした。最後に、
妹「はっ!」
ゲシッ!!
蹴り飛ばした。が、思うようには行かず、5メートル程度しか飛ばせなかった。
妹「へっ、随分タフじゃねえか、お前。」
14「・・・。」
妖夢はこの黙った一瞬で斬りかかった!
妖「はぁっ!」
キンッ!!
しかし、妖夢の一太刀を手の甲で止めた!
妹「な、なんてこった。妖夢の一太刀を、手の甲で止めちまうなんて。」
妖「くっ、まだまだ!」
キンッ!キンッ!
さらに斬りかかったが、全て止められてしまい、
14「フッ!」
ドゴッ!!
妖「がっ!」
またしても殴り飛ばされてしまった。
隙をつき、後ろに周った妹紅は頭部に蹴りをいれようとしたが、
ガシッ!
妹「なっ!」
足を掴まれ投げられた。
バキッ!バキッ!
妹「ぐえっ」
何本もの木にぶつかり、木々を何本か折ってやっと止まった。
妹「げほっ」
妖「どうすれば…。」
妹「ダメだ。正面からじゃ攻撃が効かねえ。しかも不意打ちも効かねえ。どうすりゃいいんだ。」
両者は長く見合ったまま、殆ど動かなかった。
痺れを切らし、妖夢は正面から突っ込んだ!
妖「だぁっ!」
左腕で斬りかかった!が、
ガシッ!
右腕でしっかりと掴まれてしまった!
妖「くっ、くそお!」
14「フン…。」
睨み合ったまま止まっている。しかし力はお互い抜いていない。
妖「ぐぐぐ。」
14「クゥ…」
妖「負けて、たまるかぁっ!」
14「!」
ザッ!!
残っていた右腕の楼観剣で一気に14号の右手を斬った!
14「ガアッ!エ゛ィッ!」
ドゴッ!!
妖「ぐあっ!」
14号も負けじと左の拳で殴り飛ばした。妖夢は岩場にぶつけられた。岩も大破した。
妹「大丈夫か妖夢!」
妖「はは、3発でノックアウトとは…、防御の修行をサボってしまったせいですね…。」
妹「その分、攻撃で成果が出てるじゃないか。あんな堅いやつの右手を斬っちまうなんてよ。」
妖「えへへ。」
ふと見上げると、空は曇っていたことに気づいた。
それだけでなく、離れた場所から強い気を感じ取った。
妹「ん?なんだ?」
妖「これは、文さんの気?」
14「グゥゥゥ…」
妹「喋ってる暇はなさそうだな。」
「仕方ない、こんな所でお披露目することになるとはな!」
妖「妹紅さん、いったい何を。」
妹紅は腕を交差し、自身を灼熱の炎に包んだ!
そして、肘を曲げ、両腕を左右に広げ、構えた!
妹「うおぉぉぉ!!」
妖「妹紅さんの気が、上がっていく!」
妹;「フェニックスダイナマイト」
妹「フェニックス、ダイナマイト!!」
ボウッ!!
炎を纏ったまま、14号に突撃した。
14「ガッ!」
右腕で殴ろうとしたが、その腕の先には手がない。
妹「もらったぁ!」
14号にしっかりとしがみつき、あっという間に、
ドッカーン!!!
14号諸共粉々に吹き飛んだ!
妖「妹紅さん!そんな、自爆だなんて…。」
泣きそうになっていた。
すると、破片と肉片の集まりから、肉片だけが光り集まった。
妹;「リザレクション」
そして、光の中から先ほどと同じ構えの状態で、生きている妹紅が現れた。
妹「くぅ…、効いたぜ。」
妖「妹紅さん!ど、どうして?」
妹「あれ?知らなかったか?私は不老不死だ。だから捨て身にしてもこの通り。体力は減るけどな。」
妖「よ、よかった…。死んだままだったらどうしようかと。」
妹「おいおい、泣きそうになるなよ。文の方が気になるが、もう私は疲れた。今夜はにとりに泊めてもらおうぜ。」
妖「そうですね!・・あれ?アリスさんは?」
妹「えっと…、あ、いた。」
妖「運びましょうか。」
妹「そんじゃ、にとりの所に帰るぞ。」
妖「はいっ!」
かくして、14号を相手に勝利を収めることができた妹紅と妖夢。
不死鳥の戦士と、銀の武士は、肩を並べ、林の中を歩いていった。
•••
[妖怪の山の麓]
光が放たれた同じ時、守矢神社付近の妖怪の山の麓では、
椛「あわわ、何ですかこれ?」
椛の目の前に、1人の男と、あの円盤が光を放ち、急に現れた。
椛「この男の人、結構カッコいいかも。」
じーっと見つめているが、起きる様子はない。
この光は、文々。新聞社に居た文も気づいた。
文「あやや、今の光は麓の近くですね。これはスクープかも!」
上司「その前に、はい、この書類片付けて。」
文「ゑゑゑ!それどころじゃないのに〜。」
取材より先に、書類に追われた。
•••
[守矢神社]
神「今の、気づいたか?」
諏「うん、良くないことが起きたね。」
早「どうしました?」
神「良くないものが入ってきた。それも3体。1体は妖怪の山の麓にいる。」
早「え!でしたら。」
諏「うん、早苗、行ってくれるかい?」
早「勿論です!」
神「気をつけるんだぞ。今回はただの妖怪じゃないからな。」
早「わかってますって!行ってきまーす!」
諏「怪我しないようにね。」
神「・・・(今の早苗なら大丈夫か)。」
子を心配する親の気持ちである。
•••
[麓]
じーっと見つめていること3分、遂に起き上がった。
椛「うわっ、起き上がった。」
??「・・お前は誰だ。」
椛「私は犬走椛。この山の警備をしています。」
13号「俺は13号。孫悟空を知らないか?」
椛「孫悟空?わかりません。文々。新聞社に行けばわかるかもしれませんけど。」
13「そうか。では早速。」
椛「ちょっと待ってください!勝手に入るのはダメです!」
13「・・そうか、残念だ。」
右の手のひらを椛に向け、エネルギーを集中させた。右手が赤く光った!
椛「なっ!」
早「あっ、あれですね!」
麓に到着した。そこには、ボロボロになって倒れている椛がいた。
早「椛さん!あなたがやったのですか?」
13「どうやらお前も邪魔者らしいな。」
早「何が目的ですか!」
13「孫悟空を殺すことだ。」
早「そんな人は知りません。ですが、人を殺すのであれば私が相手になります!」
13「小娘が。」
早「はぁぁ!」
ボゥッ!!
気を高めた。
13「ほう。お前はまだやれるらしいな。」
早「あなた、見たところ人間ではありませんね。」
「アンドロイド、でしょうか。それなら心置き無く闘えます!」
13「ほざけ。」
早「覚悟!」
早;秘術「グレイソーマタージ」
早「はぁっ!」
ドドドッ!
弾幕を連続で浴びせた!が、
13;「アンドロイドバリアー」
全て防がれた。
早「なかなかやりますね。ならこれはどうですか!」
早;奇跡「客星の明るい夜」
早「くらいなさい!」
13「何度やっても同じだ。」
13;「アンドロイドバリアー」
再度バリアを張り、全ての攻撃を防いだ。
バリアをといて正面を見てみたが、
13「ん?何処へ行った。」
早「ここですよ!」
ゴツッ!
後ろから奇襲をかけた!
13「なにっ!」
早「だだだだ!」
連続攻撃を決め、
早「はぁっ!」
吹っ飛ばした。そして、
早「トドメです!」
早;大奇跡「八坂の神風」
早「はぁぁぁ!」
最後に一撃をくらわした。
早「ふふっ、どんなもんですか。にしても壊れてないとはやりますね。」
13「ククク。」
早「?何がおかしいんですか?」
13「いやいや、孫悟空やその仲間達以外にも、こんなに手応えのある奴がいると思うと楽しみでな。」
早「・・、何を企んでいるんですか。」
13「さあな。だがこんなもので終わっても面白くないからな。」
バシュッ!ボッ!ボッ!ボッ!
途端に高く飛び、早苗に向けてエネルギー弾を連射した。
早「はっ!はっ!、そんなもの、当たりませんよ!」
13「それはよかったな。」
早「?」
下を見てやっと気づいた。
避けたエネルギー弾は、倒れている椛に何発も当たっていたのだ。
椛「あっ、がはっ…。」
早「!椛さん!」
慌てて椛に元へ降りた。
その瞬間を13号は見逃さなかった。
13「ハハハ!バカめ!」
13;「S•Sデッドリィボンバー」
早「しまった!」
まだ避けることはできた。しかし椛を抱えたまま避けきるのは不可能だった。
椛を守るため、13号の攻撃を背中で止めようとした!
早「うわぁぁぁ!」
体を張って、なんとか止めることができた。その見返りは大きなものになってしまったが。
13「貴様も、孫悟空のように甘いな。そんな死にかけの命を助けて何になる。」
早「大切な、お友達です!私の数少ない、大事なお友達です!」
13「ふん、くだらん。そのせいで2人揃ってあの世へ行くことになるんだぞ。」
早「そうは、させません。あなたなんかに、誰も、殺させません!」
13「ふん、じゃあな。」
2人に向けてエネルギー波を発射しようとした
その時!
?;岐符「天の八衢」
ドドドッ!
ものすごいスピードで弾幕が飛んできた!
13「ぐぅっ!今度はなんだ。」
この隙に早苗は椛を抱え、距離をとった。
早「あ、文さん!」
文「ふぅ、どうやら早苗さんは無事のようですね〜。」
早「・・、でも、椛さんが…。」
文「え?」
ぐったりと倒れ伏した椛を見て、一瞬絶句した。
文「・・椛?」
椛「文さん。すみません、麓を、守れま、せんでした…。」
文「いいえ、あなたは充分守ってくましたよ…。」
椛「へへ、文さんに、褒められ、ると、がはっ、嬉しい、です。」
文「もう喋らなくていいです!」
椛は目から滴をこぼしていた。
椛「文さん、あとは、お願い、しますね。」
文「椛!!」
椛は目を閉ざしてしまった。気は無いくらい小さくなっている。
文「・・・。」
13「お別れの挨拶は済んだか?貴様も邪魔をするなら容赦は」
文「許しません、よくも、よくも…!」
13「?なんだ」
空は曇っていないのに雷が落ちた!
早「え?私、曇らせてないですよ?」
文「よくも、よくも!!」
森がざわついた。気候が明らかに変化している。
早「文さんの気が、どんどん…。」
文「よくも椛をっ!」
13「なんだ、なんだというんだ。小娘風情が。」
文「う゛ぅ゛ぅ゛!!」
早「あ、文さん!」
文「があぁぁっ!!!」
ヴンッ!!
猛獣の様な叫びを上げた直後、気は迸り、髪が少し逆立ち、虹彩は真っ赤に染まった!
文「早苗さん、椛を早く、永遠亭へ。」
早「文さんは、1人で大丈夫なんですか?」
文「私の理性が残ってるうちに、とっととつれていけっ!」
早「は、はい!」
文は今まで殆ど敬語で喋っていたが、その敬語はなくなっていた。
文「お前…、覚悟、できてんだろうなぁっ!!」
13「な・・、あ・・。」
13号は、あまりにもの気迫で、震えてしまった。
だが、慌てていたのもここまで。急にくるりと方向を変え、椛を抱える早苗に向かってエネルギー波を発射しようとした。
一瞬だったにも関わらず、気がついた時には既に文は目の前に来ていた!
13「なn」
ドゴッ!!
13「うごっ!がぁぁ…」
文の腕は、13号の腹を貫いていた!
文「いいかげんにしろ…、このクズやろう…。」
13「あ゛っ、がっ」
文「弱き者を散々痛ぶりやがって…、動けない相手を…。」
ここでやっと腕を引き抜いた。風穴が開いている。
しかし文の気は収まっていない。
文「お前、人造人間か。」
13「あぁぁ、うっ」
文「まだ壊れないか。無駄にしぶといな。」
13「ち、調子に乗るなよ。」
文「・・いて。」
すると、何処からともなくガラクタが飛んできた。その一部が文の頰に当たったのである。
そのガラクタは全て、13号に集まっているではないか。
13「この程度で終わったと思うな。これぐらいは計算済みだ。」
「そして、お前がいい気になっていられるのも今のうちだ!」
見る見るうちに、破片は13号の身体に溶け込んでいった。
文は、黙って見ていた。これから13号がパワーアップすることは推測できていたが、このまま壊しては椛の仇は取れない。
13「ハハハ!その判断が命取りになるんだぞ!」
文「・・・。」
そして最後の破片、いや、最後だけはパーツに見える。それが溶け込んだ瞬間!
13「うおぉぉぉ!」
文「・・・。」
上半身の服は消し飛び、髪が橙色へ、肌が青色へ変色した。そして、身長も3メートル程にまで大きくなり、体格もそれに合わせてでかくなった。
それだけではない。先ほど開けた穴が塞がってしまったではないか。
合体13号の完成である。
13「待たせたな。これが俺の本気だ。」
文「待たせやがって。私の怒りはまだ収まってないんだ…。」
13「ほう。」
文「壊れても知らないぞ!!」
既に夕方であった。
•••
[人里]
天「今の、ものすごい光だったな。何だったんだろう。はむっ。」
光が放たれて少し経った頃、我らの主人公は悠長に団子を食べていた。
天「んっ!3箇所でみんなの気が高まった。」
「しかも1箇所はチルノ達だ。まずい、助けに行かないと。妖夢や妹紅や早苗が本気で闘ってるなら、チルノ達に勝ち目はない!」
弟子達が心配になり助けに行こうとした、次の瞬間!
ピカッ!!ビリビリッ!!
天「なっ、なんだ!?」
今度は人里の商店の方で眩い光が放たれた。
このままでは、一般人のみんなが危ない。
天「くそお。・・チルノ達を信じるしかないか。」
チルノ達が勝てることを信じ、光が見えた方へ飛んでいった。
勘定はちゃんと置いて行った。
光が放たれた場所に到着してみると、多くの野次馬が囲んでいる。
そこには円盤と、頭が異様な形をした謎の宇宙人が横たわっていた。
村人A「こりゃなんでい?外来人か?」
村人B「見たことねえ円盤だなぁ。」
村人T「うわすげw」
この時、光が放たれたから既に2分経っていた。
天「みんな、どいてどいて。」
村人C「あっ、悟天さんだ!」
女A「きゃー!悟天さんよー!」
悟天ファンを名乗る4,5人の女たちが集まった。
天「いや〜ははは、今それどころじゃないんだよ〜。」
流石都会育ちである。これだけの女性に囲まれても動じない。
女B「悟天様!サインしてください!」
天「わかったわかった。ちょっと待ってね。」
サインをしようとした瞬間、宇宙人が起き上がった!
???;「デスビーム」
天「! 危ないっ!」
女B「きゃっ!」
女Bを抱き抱え、避けた。が、
村人T「ぐへっ!」
別の村人に命中した。
天「大丈夫かい?」
女B「はい、なんとか…。」
女は赤面している。他の村人は、撃たれた村人に集まって騒いでいた。
村人D「うわぁ!血だ!」
どうやら血を見ることは珍しいようだ。いかにこの人里が平和かが窺える。
???「よく避けたな。」
天「お前は誰だ!」
クウラ「俺はクウラ。地上にいる孫悟空を殺しにきたんだが、何処だ?」
天「何の話をしている!父さんはここにはいないぞ!」
ク「?どういうことだ?それに他の奴らも見当たらないな。」
天「他の奴ら?」
ク「地獄に穴が開いたからな。地獄にいる奴ら全員で孫悟空を殺しにかかった。」
「フリーザとセルだけ何故か残ったがな。」
天「地獄に穴?まさかあの時の!」
超17号と闘った、一連の出来事のことである。
ク「あの時?どうやらあれからだいぶ時間が経ったようだな。俺からしたら一瞬だったが。」
天「思い出した。いろんな奴がやってきてたけど、幾つかの気が突然消えていた。」
「ウーブ君とかにやられたのかと思ってたけど、俺と同じように別次元に飛ばされていたのか!」
ク「よくはわからんが、お前は孫悟空の息子だな。」
天「その通り、俺は孫悟天。お前を倒してやる!」
ク「ククク、見くびってもらっては困るな。死んでから少しは上達したんだ。先に死ぬのはどっちかな?」
天「言ってろ。だぁぁぁ!」
ヴンッ!!
超サイヤ人に変身した。
ク「ほう、流石は孫悟空の息子だ。そうこなくてはな。」
天「悪いがここで闘うには分が悪い。付いて来い!」
ク「・・、いいだろう。」
かくして2人は人里を離れ飛んでいった。
村人A「頑張ってくれよー!悟天さーん!」
村人B「本気出すと金髪になるって本当だったんだ。」
村人C「あの新聞も捨てたもんじゃねえな。」
村人T「げふっ!グッドラック…。」
幻想郷に一切の被害を出さないため、地球の反対側まで飛んでいった。
不思議なことに、クウラは大人しく付いてきていた。
天「ここら辺でいいだろう。始めようぜ。」
ク「超サイヤ人、今度は負けないぞ!」
天「だぁっ!」
ク「かぁっ!」
ドゴンッ!!
両者は激しくぶつかった!
その闘いは地球を震わせていた。
天「はっ!どりゃあっ!」
ドガッ!!
ク「ぐあぁっ!」
天「せいっ!」
グリッ!!
ク「ごはっ…」
明らかに悟天が優勢だった。
それもそのはず、彼は既に幼少の頃から超サイヤ人に変身できている。それからの成長も合わせると、クウラに勝ち目はなかったのだ。
ク「な、何故だ。何故、これほどの差が。」
天「もう終わり?それならもう地球から出てってほしいなぁ。ここに父さんはいないし。」
ク「この俺に、ぬけぬけと出ていけと?」
ク「ふざけるなぁっ!」
天「うるさいなぁ。」
ク「こうなったら!」
そう言うと、更に高く飛び、右腕を上げ、人差し指をつきあげた。
天「何をする気だ?」
ク「ハッハッハ!これでこの星もお終いだっ!」
ク;「スーパーノヴァ」
その指から、凄まじいエネルギーが溢れ出した!
天「!」
ク「この星諸共、消えてなくなれっ!」
それを悟天目掛けて投げた!
悟天は両手で受け止めた。
天「くっ!何をしている!こんなもの、はね返すのにそんな時間はかからないぞ!」
ク「ククク…」
天「なんで、笑っている…?」
ク「貴様は知らんだろう!この俺が瞬間移動を使えるということを!」
天「!!まさかっ!」
クウラは、村人の気を探し、見つけ出した。
ク「ハッハッハ!!さらばだっ!」
天「考えたなっ!ちくしょおぉぉ!!」
ヒュンッ!!
クウラは一瞬で消えた。
天「うっ、くっ!はぁっ!」
一気にはね返し、幻想郷まで急いで飛んだ。
天「人里のみんなが危ない!間に合ってくれぇ!」
バシュッ!!
•••
[人里]
村人A「うわあ!さっきの怪人だ!」
村人B「なんだって!」
村人達「わあああっ!」
人里は、大混乱に陥った。
ク「ハッハッハ!手始めにお前達を皆殺しにしてやる!」
?「よう!お前、強そうな害来人だな!」
誤字ではない。
ク「!お前は誰だ?」
魔「私は霧雨魔理沙!普通の魔法使いだ!」
ク「魔法使いだと。」
魔「?なんで驚いてるか知らねえが、時間も遅いんだ。霊夢に手柄を取られる前に倒させてもらうぜ!」
ク「ま、待て!俺はただの外来人だ!」
これを言えば、危害は加えられないと思ったのである。助かったところで感謝はしないが。
魔「知ってるぜ。人里を襲おうとしたんだってな。気でわかったからな。」
ク「気だと?お前、孫悟空を知らないか?」
魔「うるせえ!知るかそんなやつ!」
ク「待て!」
魔「はぁぁぁ!」
ヴンッ!!
彼女らの間でも正式には決まってないが、今は「超化」としておこう。
瞬間で超化し、
魔;恋符「マスタースパーク」
魔「マスタースパーークッ!」
ドオォォッ!!
ク「ぐあぁぁぁ!!」
一瞬で決着をつけた。クウラの破片が魔法の森へ落ちていく。そんなことは気にする筈がない。
しかし、これがさらなる恐怖を生むとは知らない魔理沙であった。
魔「ふん、ちょろいもんだぜ。・・うおっと!」
急に雷が落ちてきた。考え事の片手間で避けてしまうとは、流石幻想郷No.2である。
魔「雷?そういや文の気がすごいことになってから、天気が不安定だったな。ちょっと参加するか!」
箒に乗り、妖怪の山の麓へ飛んでいったのであった。
•••••
[???]
?「ドクター、どうやら無事、3つの転送機がこちらに戻ってきました。」
ドクター?「ようやくか。1つはどうした?」
?「河城にとりに取られました。」
ド「ふむ、まあよい。プレゼントしてやろう。」
?「それと、」
ド「どうした。」
?「ドクターゲロの人造人間14号、15号はもう倒されてしまいました。クウラもやられましたね。」
ド「たった数時間でか。やはり孫悟天に倒されたのか?」
?「いえ、いずれにしても、幻想郷の小娘どもに倒された模様です。」
ド「小娘、か。やるではないか。13号はどうした?」
?「先ほど合体に成功し、今は天狗の射命丸文と戦闘中です。」
ド「あの天狗の小娘が1人で闘っているのか?」
?「はい。どうやらドクターが望んだパワーアップを成し遂げたようですよォ。」
ド「素晴らしいじゃないか!孫悟天のサイヤパワーはこれほど強大なものであったか。」
「ここに来たのが奴でよかったな。」
ド「そうか。それにしてもこのまま13号が倒されてしまうのは面白くない。一応訊くが、持ってきたか?」
?「勿論ですとも。クウラの破片でございましょう?」
ド「ククク、流石だ。この破片の一部を少しばかりいじるとしよう。」
「ドクターゲロの人造人間に合うように、な。」
•••••
[麓]
激戦区では、なかなか決着をつけられないでいた。
13「はぁ、はぁ、その程度のパワーでは、この俺を壊すことはできないぞ。」
文「はぁ・・、はぁ・・。」
とは言うものの、散々痛めつけられている。何枚もスペルカードを使われた結果だ。
文にもう少し体力があれば、決着がついていた。
無理もない。これほどのパワーアップを制御しただけでも評価できるのに、ここまで持ちこたえたのだ。
文「・・やめだ。」
13「なんだと。」
文「もう私の気はすみました。ここで引き下がるとします。」
13「俺から逃げると言うのか?」
文「まさかまさか、まだ気づきませんか?」
13「なに?」
文「もうじき到着します。幻想郷No.2が。」
横を見ると、それが見えてきた。箒に乗った、気の迸る金髪の少女である。
魔「あっ!あの2人か!」
文「やっと来ましたか。」
魔「やっと着いたぜ。って文、お前もなれたんだな!」
文「これで、少しは魔理沙さんに追いつきましたかね。」
文はニヤリと笑った。
魔「ありがとな文!私が来たからにはもう安心だぜ。」
「あとは私が壊しておいてやるからな!」
文「魔理沙さんならできそうですね。改めて、霊夢さんや魔理沙さんの強さがわかります。」
魔「そんなに褒めても何も出ないぜ。」
「事情は気でわかってるのぜ。早く永遠亭に急いだらどうだ?」
文「!・・感謝します!」
そうと決まったので、物凄いスピードで永遠亭へ飛んでいった。
魔「さーて、次は私の番だぜ!ま、お前に勝ち目はないけどな!」
13「ほざけ!」
勢いよくぶつかりに行くも、
魔;星符「メテオニックシャワー」
魔「メテオニック、シャワーー!」
ドドドッ!
13「ぐおぉ!」
簡単に弾かれてしまった。
魔「どんなもんだぜ!」
実を言うと13号は、腹に命中し大ダメージを受けただけである。
腹は修復されたものの、文のパンチはよく効いたようでよく響く。
魔「はっ!」
バシッ!
13「ぐっ!」
何度かかっても、変身している魔理沙には通用しなかった。
13「ちくしょう、ちくしょおぉぉぉ!」
魔「そろそろ壊していいか?お前、見た所人造人間みたいだしな。幻想郷に害をなす装置を壊すのはいいことになってるんだ。」
13「ぐぐぐ…」
その時!!
ピリリリッ!!
?「お待ちくださァい。」
魔「な、なんだ!?」
?「初めまして、霧雨魔理沙さァん。」
魔「誰だお前は!」
?「わたくしですかぁ?グヒャッ、今は内緒でェす。そのうち教えますよォ。」
身体が組み立てられるようなジャネンバのような現れ方をし、異様な姿をした男が13号の後ろに現れた。
魔「誰だか知らないが、こいつの味方するならお前も容赦しないぜ!」
?「おやおや怖いですねェ。」
「ふむ、確かに、わたくしは味方ではないですねェ。勿論、あなたのような小娘の味方でもありませェん。」
魔「ちっ!ウザい喋り方だな!」
?「ありがとうございまァす。」
魔「ウゼェェ!」
?「さて本題を始めましょうかねェ。」
「13号さァん、あなた、この小娘に勝ちたいですよねェ?痛ぶりたいですよねェ?」
13「・・・。」
?「勝ちたいですよねェ!!」
13「!あ、あぁ。」
威圧をかけた。
魔「おっと、簡単にはさせないぜ!」
魔;恋符「マスタースパーク」
魔「マスタースパーークッ!」
謎の男だけに命中した。が、
?「おやおや、何かしましたかァ?」
魔「・・えっ?」
全く効いていない様子であった。
魔「そんな、どうなって…。」
?「13号さァん、これを取り込んでくださァい。大丈夫ですよ、取り込めるようになってますのでェ。」
13「わ、わかった。」
謎の男が渡した破片は、13号の体内に吸い込まれていった。
途端に!
13「オォォォォ!!」
気が溢れ出した!
魔「な、なんで人造人間から気を感じるんだ!?それに、これは!?」
帽子を必死に抑えている。
?「グヒャーヒャッヒャッヒャッ!流石はドクター!大成功でェす!」
どんどん13号の戦闘力が上がっていく。そして、近くの雲は全て消し飛んだ。
?「それじゃ、頑張ってくださァい。」
魔「あっ、待て!」
ピリリリッ!!
言った時には遅かった。空間移動で消えてしまったのだ。
13「さぁ、始めようか!!」
ここに、究極合体人造人間13号が完成してしまったのである。
•••
[にとりの研究所]
に「す、すごい。わからないことだらけだ。」
あれからずっと、円盤の分析をしていた。
わからないことだらけだということに、気づいた彼女もなかなかだが。
妹「お〜い、にとり〜。」
に「あっ、妹紅と妖夢。」
妹「今回は泊めてもらうぜ〜。」
に「いや〜随分とやられたね。3人とも服がボロボロじゃん。」
妖「(3発でやられたなんて言えない)」
妹「まぁな。でもにとりが見せてくれたデーブイデーってやつだっけ?あれに映されてた技を使ったら勝てたぞ。」
に「おぉ!!でしょでしょ!」
大喜びしている。実際そうなのでこれ以上はつっこまない妹紅であった。
妖「!!何ですかこの気は!」
妹「おいおい、もう私は疲れたぞ…。」
急にとてつもない気を感じ取った。13号のものだ。
に「直感だと、魔理沙と同じくらいか。魔理沙が馬鹿やらなきゃいいけど…。」
プシュー
その時、バトルシミュレーターの扉が開いた。
中から強者の風格を持った1人の少女、博麗霊夢が出てきたのだ。
霊「ふぅ、今日はこれで終わりにするわ。」
に「あっ、霊夢さん!ちょうどいいところに。」
霊「どうしたの?」
霊夢が知らないこれまでの経緯をざっくり説明した。
•••••
[麓]
魔「はぁっ!」
ゲシッ!
物凄いスピードで背後に回り、頸にキックをかました。
13「何かしたか?」
魔「!くそっ!」
魔;魔符「スターダストレヴァリエ」
魔「こいつでどうだ!」
ドドドッ!
全て命中したのだが、
13「もう星の出る時間かな?もう暗いからな。」
魔「馬鹿にしやがってぇぇ!」
全く効かなかった。
怒った魔理沙は正面から殴りにかかった。ラッシュを続ける彼女に対して、全て太い腕で受け止めただ笑って見ているのであった。
魔「はぁ、はぁ、なんで、効かないんだ。」
13「俺もよくわからんが、防御力が格段に上がったようだ。お前の攻撃がちっとも効かないぞ。」
魔「くそぉ!どうなってんだよ!」
13「ふんっ!」
ドゴッ!
魔「ぐっ!」
突然パンチしてきたので、ガードした。
魔「いってぇ!・・なっ!」
13「くらえぇ!」
13;「フルチャージデッドリィボンバー」
早苗に放った時よりも数十倍のパワーだ!
魔「けっ!」
魔;恋符「マスタースパーク」
魔「マスタースパーークッ!」
ドオォォッ!!
2つの攻撃がぶつかった。てっきり魔理沙が押されるものと思われたが、お互い一歩も引けを取らなかった!
魔「あれ?意外といけるぞ!このまま、はぁぁっ!」
13「ククク」
魔「いっけぇぇ!」
なんとか気合で押し出した!が、そこに13号はいなかった…。
13「かかったな。」
魔「えっ!」
ドゴッ!!
腰に強烈なパンチをかました。
魔「がっ!」
ガシッ
落ちないよう髪を掴んだ。そして、何度も右フックをかました。
13「おいおいどうした!さっきまでの威勢はどこにいった!」
ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!
魔「がっ!ぐっ!いっ!」
口からも、鼻からも血を流した。
魔「あ・・ぐ…。」
13「へっ!」
魔「ぐぇ」
ス・・
髪を手から離し、そのまま地面へ落ちていった。魔理沙の超化は解けてしまった。13号も降りた。
13「ハハハ!随分か弱い乙女のようになってしまったな!」
魔「う・・ぐ…。」
今にも泣きそうになっている。
13「まだだ。もう少し痛めつけてから殺してやる。」
魔「ぐす・・、れい・・む・・。」
絶体絶命のピンチ!!
13「ヘッヘッヘ、おらっ!」
ギィィ
魔「ぁぁ、あがっ」
首を絞め始めた。勿論ここでは殺さないつもりでいる。
13「おっと、まだ死ぬなよ。」
魔「ゲホッ」
泡を吹き、既に意識すらなくなりかけている。
13「遺言を聞いてやる。言え。」
魔「れい・・む・・にぃ・・ちゃん・・助け・・て…」
13「ハッハッハッ!もう遅い!誰も向かって来ないぞ!」
「さて、そろそろトドメだ。どうやって殺されたいんだ?」
魔「…。」
13「俺は優しいんだ。首を引っ張ってもいでやる。」
魔理沙に手を伸ばした、その時!!
13「なにっ!」
ゲシッ!!
13「ぐおっ!」
突如目の前に現れた少女によって、顔面を蹴られ飛ばされた。
霊「生きてる?」
魔「…!!」
13「貴様、誰だ!」
霊「私は博麗霊夢。博麗の巫女よ。にしても、随分とやってくれたわね。」
13「ふん、貴様もすぐ同じ目に合わせてやる。」
霊「どうかしら?」
13「今なら逃してやっても」
霊「はぁぁ!!」
13「!!」
ヴンッ!!
霊夢はすぐに超化した。髪は少し赤っぽくなり、少し逆立ち、赤いオーラを放った。
霊「魔理沙、これ食べて。」
魔「・・ぇ…?」
霊「それを食べれば元気になるわ。傷も癒えるわよ。」
倒れている魔理沙の横にある豆を投げた。しかし、腕が動く筈もなかった。投げた豆すら掴めていない。
霊「まったく、しょうがないわね。」
魔理沙に食べさせようとした。13号はこの機を逃さなかった。
13「そんな小娘に構ってる場合かっ!」
背後からフックをしたが、
ヒュンッ!
寸前で躱された。
それだけでなく、
ゲシッ!!
13「ぐおっ!」
横からキックされ、10mほど飛ばされた。
霊「ほら、早く。」
魔「ぁ…。」
霊夢は無理やり魔理沙の口の中に押し込んだ。
霊「ほら、ちゃんと噛んで。」
カリカリ、ゴクッ
魔「えっ?えっ?」
13「!!」
体中の痛みが、一瞬にして消えた!
魔「ど、どうなってんだこれ!?」
先ほどとは打って変わって、ぴょんぴょん跳ねている。
霊「仙豆っていうの。師匠が作り方教えてくれてね。」
「作るには何年も時間がかかるから、今までの異変の時はなかったの。」
魔「そうだったのか!やっぱ師匠はすげえぜ!」
13「・・・。」
こうして、魔理沙は復活した。
魔「私たち2人が揃えば、怖いもんなしだぜ!」
霊「魔理沙は下がってて。」
魔「ちょっ!またいいとこ取りか?」
霊「死にかけたくせによく言うわ。」
魔「うっ…。」
霊夢は1人、前へ出た。
13「お前1人で、だと?」
霊「そうよ。小手調べにね。何か不満かしら?」
13「小娘が1発や2発でいい気になりやがって。」
霊「さ、始めましょ。」
13「ちっ」
霊夢は、至って冷静であった。
13「かっ!はっ!だっ!」
霊「!」
13号は霊夢に向かってラッシュを続けている。しかし、未だに1発も当たらない。それどころか、
ヒュンッ!!
霊「っ!」
ドゴッ!!
13「ぎぃっ!」
躱され反撃を喰らっている。
霊「・・、あんたまさか。」
13「?」
お互い止まった。霊夢は続ける。
霊「あんた、私に1回パンチしてみて。」
13「は?」
霊「早くしなさい。じゃないとこっちから行くわよ。」
13「・・ほざけっ!」
ゴッ!!
13号は右腕に力を入れ、全力でパンチした!が、
霊「やっぱり。あんたって防御力だけなのね。」
13「なん、だと?」
手で受け止めた。
霊「おかしいと思ったのよ。大して強くないのにどうして魔理沙が負けたんだろうってね。」
「でもあんた、防御力だけは一流よ。」
13「・・・。」
霊「そんなに堅くてもね、決着を付けることはできるわ。私が全力の攻撃をすればあんたは消える。覚悟なさい。」
13「・・ハハハハ!」
霊「何が面白いの?」
13「貴様は誤解している。例えお前に効かなくても、お前を倒すことはできると言うことをわかっていない。」
霊「は?」
13「例えば、この星を爆破させる、とかだな。」
霊「!まさか!」
13「その通り!俺はこの星を消し飛ばす技を持っている。」
「しかも連続で何発でも出せるのだ!」
霊「そんなこと、させるわけ」
13;「アルティメットデッドリィノヴァ」
ギュイィィン・・
わずか数秒で作りあげてしまった。
13「さあどうする。こいつを放った後に俺を攻撃するのもいいが、この星はどうなる?」
霊「あんたなんて私1人でどうにでもなるわ。それは魔理沙に任せるし。」
13「この俺が、それを待っていると思うか?」
霊「ちっ!どうすれば…。」
魔「霊夢!私も一緒に攻撃するぜ!」
霊「何言ってるの!あれはどうするのよ。」
魔「それは…。」
ちょうどこのタイミングで、文が到着した。近づいた時に超化をといたらしいく、普通の姿だ。
文「ふぅ、間に合いましたね〜。」
霊「文!どうしてここに?」
文「話は聞こえてました。私があれを止めますから、お2人はあの人造人間を壊してください!」
霊「あんたに任せられるわけないでしょ。」
文「はぁぁっ!!」
ヴンッ!
即座に超化した。
霊「文、その気は…。」
文「説明は後です!さあ、ぶっ壊しちゃってください!」
霊「・・、わかった。」
13「お前はさっきの。最早貴様ではこれを止めることはできんぞ!」
文「そうですか〜?やってみなくちゃわかりません!」
4人は一気に戦闘力を上げた!
霊「行くわよ魔理沙!」
魔「おう!霊夢!」
霊;霊気「博麗かめはめ波」
魔;魔砲「ファイナルスパーク」
霊「かーめーはーめー…」
魔「ファイナル…」
13「消し飛べ!!」
13号は、妖怪の山へ向けて投げた。そして、
霊「波ぁぁぁぁぁぁ!!」
魔「スパーーーーク!!」
ドオォォッ!!
2人の攻撃は13号へ直撃した。13号は太い腕でガードしている。
文「はぁぁぁぁ!!」
ゴォッ!!
文は13号の攻撃を受け止めた!
文「ぎぎぎ。」
13「ぐぅぅぅ!!」
霊「きぃっ!」
魔「ぐぬぬ!」
互いに一歩も譲らなかった。
霊「くっ!」
魔「し、しぶといな!」
13「その言葉、そっくりそのまま返すぞ。」
霊夢は本当の全力を出せていない。13号が待ってくれなかったからだ。
3人はまだ競り合っている。しかし、1人は違った。
文「うっ、あぁ!」
霊「文!」
13「どうやら、ここまでのようだな。」
勝利の笑みを浮かべた。
魔「くそっ!ここまでかよっ!」
霊「魔理沙!集中して!」
文「うっ!すみま、せん…」
バチンッ!
ノヴァに弾かれ、山の斜面へ飛ばされた。
魔「ち、ちくしょぉぉぉ!」
13「ハハハハ!!さらばぁ!」
万事休すと思われた。霊夢ですらそう思った。
しかし!
ドンッ!!
ノヴァは止まった!
霊「!!」
魔「なんだ!」
?「はぁ、はぁ、どうやら間に合ったみたいだね。」
止めていたのは我らの主人公、孫悟天であった!
13「き、貴様は!!」
天「みんな、待たせちゃったね。」
霊「悟天!」
魔「に…、悟天!」
天「2人とも!これは俺に任せてくれ!」
霊「わかった!」
魔「よっしゃあ!」
この時、13号はわずかに腕の構えが緩んだ。
そこへ!!
レ;神槍「スピア・ザ・グングニル」
一本の槍が、13号の腹目掛けて飛んでいった!
13「ぐおぉ!」
穴を空けた!
レ「やっと腹を見せてくれた。これであんたは終わりよ。」
魔「レミリア!」
霊「味な真似してくれるじゃないの。」
レ「さぁ、トドメをさしなさい!」
13「ば、馬鹿な…。」
構えている腕すら剥がれてきた。
天「よぉし!できるかわからないけど俺だって!(トランクス君と編み出した、あの技で!)」
天;「ビクトリーキャノン」
天「だぁぁぁぁっ!!」
霊「波ぁぁぁぁっ!!」
魔「いっけぇぇぇっ!!」
13「そん・・ご・・・く・・ぅ…。」
ゴオォッ!!
13号は、跡形もなく消し飛んだ。
ノヴァは、星の外へ押し出された。
天「ふぅ、疲れたぁ。」
霊「・・・。」
魔「やったのぜぇ!!」
レ「ふふ。」
この時、この闘いを知っている誰もが、歓声を上げた。
霊「あんた、いいタイミングで来てくれたわね。」
天「たまたまさ。」
魔「さっ!帰ろうぜ!今夜は無理そうだから明日宴会しようぜ!」
天「おっ、いいねえそれ!」
霊「ちょっと、私嫌なんだけど。」
魔「霊夢は片付けが嫌なだけだろ?」
霊「そうだけど。」
天「まあいいじゃないか。」
霊「ふんっ。」
見事、過去の強敵達を相手に、大勝利を収めたのであった。
空は、満天の星空であった。
〜〜〜〜〜〜〜〜
霊「うぇ〜〜ん!」
チ「こんな弱い博麗の巫女なんて初めてだな!」
霊「ごめんなさい!ごめんなさい!もう痛いことしないでぇ。」
チ「やっぱ人間なんてこんなもんか。あたいの相手なんて務まる訳ないね!あたいったら最強ね!」
妖精A「巫女いじめるの楽しいな。」
妖精B「いいぞもっとやれ。」
妖精C「自分から喧嘩売っといて、これだもんなぁ。」
妖精達は、胸を張ったり、楽しんだり、呆れたりしていた。
そんな中、1人の男が現れた。
??「おめえたち、弱い者いじめは良くねえぞ。」
チ「ん?おじさん誰?」
妖精A「何だろう、この不思議な感じ。」
妖精C「人間、じゃないよね。」
人間の姿はしているのだが。
??「オラのことはともかく、もうその辺にしてくれねえか?」
妖精B「いやだもっとやりたい。」
チ「えーっと、この最強のあたいに勝ったらやめてもいいぞ!」
??「・・・。」
ナデナデ
その男は、無言でチルノの頭を撫でた。すると、
チ「あれ?なんだろ、この気持ち。」
チルノの表情が、先ほどよりも優しくなった。
??「もうこんな悪いことしたら駄目だぞ。」
チ「うん!ごめんね、小さな巫女さん。」
霊「ぐすっ。」
チ「帰ろっ、3人とも。」
4体の妖精は帰っていった。
??「おめえ、大丈夫か?」
霊「うわ〜〜〜ん。」
??「泣いてたらわかんねえぞ。」
霊「痛いもん!痛いもん!」
??「ははっ、そんなに元気なら大丈夫そうだな。」
霊「えぐっ…。」
??「それはそうと、おめえは悔しくねえか?」
霊「え?」
??「負けっぱなしは嫌じゃねえか?」
霊「・・嫌だけど…。」
??「そんじゃ、オラと修行しねえか?」
霊「修行?」
??「強くなるための特訓さ。どうだ?」
霊「・・うん、する!」
??「よし、そんじゃ決まりだな。そういやおめえの名前は?」
霊「博麗、霊夢。おじさんは?」
??「オラか?オラは……」
〜〜〜〜〜〜〜〜
目が覚めた。
霊「・・・、そうだったわね。師匠と初めて会ったのは。」
どうやら疲れた様子だ。
霊「あ、悟天起こさないと。」
•••••
[博麗神社]
昼頃、霊夢、魔理沙、文、レミリア、それから紫が博麗神社に集まり、宴会の会場を何処にするか話し合った。
何故紫が混ざっているのかはわからないが。
霊「さて、何処がいい?」
魔「そりゃあ勿論博麗神」
霊「嫌よ。」
紫「博麗神社は飽きたから私は霊夢に賛成。」
霊「うっさい。」
魔「じゃあどうするんだ?にとりの研究所は狭いから嫌だぜ。」
レ「紅魔館もやめてほしいわ。美鈴が怪我してるし、咲夜も疲れてるから。」
文「文々。新聞本社も今、記事で忙しいのでやめていただき」
霊「あんたの所は、緊急事態でもない限り行かないわ。」
文「なんか貶されたような…。」
紫「となるとやっぱり…。」
魔「守矢神社だな!」
早「おーーい!」
霊「・・・。」
早「嫌でぇす!」
文「守矢神社にしましょうか。」
レ「異議はないわ。」
早「ハァッ☆」
紫「決まりね。」
早「待ってください!今回あの人造人間にトドメを刺したのは誰か思い出してください!」
霊「ちょっと早苗!」
魔「そういえばそうだな。私はトドメを刺したことになってないんだろ?霊夢。」
文「(ニヤニヤ)」
霊「ぐぬぬ。」
レ「まあ私は紅魔館じゃなければ何処でもいいんだけど。」
早「決まりですね。」
ウザい笑顔を見せつけた。
そんなわけで、宴会会場は博麗神社になった。
•••••
夜になった。宴会の準備は3割が悟天、7割は霊夢がした。
3割しかできなかった理由はというと…、
〜〜
[霧の湖のほとり]
天「よし、みんな休憩しよう。」
大&ミ「はーい。」
リ「う〜ん。上手くいかないなぁ。」
ル「・・・。」
チ「もう?」
相変わらず、チルノは元気はつらつだ。
ルーミアは昨日の戦闘のショックで、修行をできないでいた。
天「ははっ、チルノは元気だなぁ。」
チ「うん!もっと強くなりたいもん!」
大「チルノちゃんには敵わないよ。」
天「ごめんね、みんなを助けられなくて。」
リ「まぁ、勝てたから大丈夫だよ。」
天「妖精以外の3人は、怪我とか大丈夫なの?」
ミ「いったいよ。」
大「私は妖精なので大丈夫です。」
リ「もう大丈夫、いてて。」
ル「・・・。」
天「ルーミアは、暫く休んでて。」
ナデナデ
そう言い、頭を撫でた。
チ「今日は暑いし、紅魔館で休憩しようよ。」
天「今入って大丈夫かなぁ?」
咲「お嬢様から許可が下りましたよ。」
天「うわ、時間停止で聞いてたのか。」
[紅魔館]
大「じゃあお邪魔します。」
ミ「邪魔するぞ。」
リ「うぃーす。」
一行はそれぞれ休憩した。
するとレミリアは、
レ「悟天、ちょっといいかしら?」
天「ん?なんだい?」
レ「あなたに会わせたい子がいてね。」
と言い、地下に案内した。扉がある。
天「ここに誰かいるの?」
レ「ええ。」
天「随分と隔離されてる気がするけど。」
レ「前までは隔離してたわ。守るためにね。」
天「へぇ。」
自分が来る前の紅魔館で何があったか、なんとなく察した。
レ「ほら、連れてきたわよ。」
???「・・・。」
天「君かい?俺に用があるってのは。」
その少女はもじもじしている。
レ「自分で言いなさい。私は何も言ってないわよ。」
???「・・・。」
赤面している。恥ずかしいのだろうか。
チ「兄貴ぃ、もう始めようよ〜。」
遠くから聞こえた。
天「ちょっと待っててー!すぐ行くからー!」
行こうとした時、少女は悟天の袖を掴んだ。
???「わ・・わ・・。」
レ「・・・。」
フラン「私、フラン!そ、その、私も、修行したいの。いい?」
天「・・うん!ほら、一緒に行こう!」
フランの手を握り、走っていった。
レ「フラン、ようやく自分から声をかけられるようになったのね。」
姉は薄ら笑いを浮かべた。
〜〜
と、しっかりとした闘い方を教えるのに時間がかかったわけだ。
天「いやぁ、ごめんね霊夢。」
霊「ふんっ!」
御機嫌斜めのようだ。会場がここと決まった時からだが。
だいたいのメンバーが集まった。
魔「よぉーし、それじゃあ始めようぜ!」
紫「せーのっ、」
「カンパーイ!!!」
宴会が始まった。紅魔メンバーと地霊殿メンバーはまだ来ていない。神社だけだと狭いので、野外も使っている。
魔「うめえな!この肉!」
霊「食べ過ぎると太るわよ。」
早「霊夢さん、既に魔理沙さんは」
魔「早苗ぇ、ちょっと話があるんだけどぉ。」
早「すいませんすいません!」
メインは焼肉のようだ。
妖「私は肉など食べません。武人の心に反します。」
妹「そう言うなって。ほら、たん塩食ってみろ。」
妖「いいえ食べません。」
妹「ほいっ」
妖「むぐっ」
無理やり押し込んだ。
妖「んんん!」
みるみるうちに笑顔になっていく。
幽々子「あらあら、気に入ったようね。」
妖「そ、そんなこと、ありません!」
この人物は妖夢の主人の西園寺幽々子。このように、異変に関係ない人物でも参加していいのだ。
チ「うわあ、これうんまいねぇ…。」
大「わわわ、溶けてるよチルノちゃん!」
ル「肉は最高なのだ。」
ミ「食べる側も悪くないですね。」
リ「なんか、複雑になるな。」
ル「なんでなのだ?」
リ「これ基本牛の肉だろ?お前ならいいかもしれんが、私やみすちーはあれだから。」
ル「細かいことは気にしちゃダメなのだ。」
リ「・・そうだな。」
文「あやや、肉は最高ですね〜。」
霊「あんた烏でしょ。」
文「天狗なので問題はな」
萃香「おーい天狗ぅ、こっち来いよ〜。」
文「ゑゑゑ!」
霊「地霊殿メンバーも来たみたいだから頑張ってね。」
文を連れていった人物は、鬼の四天王の1人伊吹萃香。
彼女はサイヤパワーは宿していないので、今では文より力は劣るのだが、文はこのやり取りを大事にしてるらしく、大人しく連れていかれるのだった。
さとり「すみません、また呼んでくださって。」
霊「いいのよ。いつも言ってるでしょ。こういうのは数が多い方がいいんだから。」
この人物は古明地さとり。地下にある地霊殿の主人だ。
他にも妹のこいし、鬼の四天王の1人星熊勇儀、ペットの火焔猫燐と霊烏路空が来ている。
こいし「・・・。」
天「ん?」
じーっと悟天を見つめている。
こ「私こいし。お兄ちゃん酒に強そう。」
天「はは、そうかなぁ。」
悟天は酒に強い方だ。すぐに見抜くとは只者ではない。
こ「お兄ちゃん、前に博麗神社にいたおじさんに似てる。」
天「へぇ。名前は知ってる?」
こ「それは知らない。話したことないから。」
天「そうなんだ。前から思ってたけど、その人が誰か気になるなぁ。」
「霊夢は覚えてないんだっけ?」
霊「うん…。」
天「でも、そんなことあるかなぁ。」
霊「私にもわからない。ずっと暮らしてきたのに顔と名前がどうしても思い出せない。」
天「変だなぁ。」
こ「にしてもお兄ちゃん、私が能力を使ってるのにどうして私と話せるの?」
天「能力?」
こ「〈無意識を操る程度の能力〉を持ってるの。だから、使ったら誰も私に気づかないの。」
天「その能力ってやつはみんな持ってるの?」
こ「たぶん。」
天「面白そう。霊夢は?」
霊「〈主に空を飛ぶ程度の能力〉よ。」
天「魔理沙は?」
魔「ん?〈魔法を使う程度の能力〉だぜ。」
天「確か咲夜は」
咲「〈時を操る程度の能力〉です。」
天「うわっ、びっくりしたぁ。」
霊「あ、来たのね。」
レ「お邪魔させてもらうわ。」
魔「あれ?フランは?」
咲「修行でお疲れになったのでお休みになっています。」
魔「何したんだ?に…、悟天。」
天「サイヤパワーが宿ったらしくて…。」
咲「お嬢様もそうでしたから仕方ありません。」
魔「咲夜ってに…、悟天に対して敬語なんだな。」
咲「歳上だからね。」
天「咲夜って…。」
咲「19です。お嬢様から悟天さんは23と聞いています。」
天「なんで知ってるんだろう。」
レ「〈運命を操る程度の能力〉、よ。あなたの過去を見たの。」
天「俺のプライバシーは…。」
レ「うふふ。私次第よ。」
悪びれる様子はない。
天「チルノは?」
チ「〈冷気を操る程度の能力〉だよ!」
天「そのまんまなんだね。」
チ「どうだ兄貴!すごいだろ!」
天「うん、そうだね。」
早「私は〈奇跡を起こす程度の能力〉を持ってますよ!霊夢さんとは質がちが」
霊「悟天はなんか能力はあるの?」
天「ん〜、なんだろうね。気を操る程度の能力かな?」
早「ハァッ☆」
魔「それならみんな使えてるぜ。」
天「だよなぁ。」
に「もしかしたら、みんなのパワーアップに答えがあるかも。」
天「また急だなぁ。」
に「やっと私の番が回ってきたよ。霊夢さんもそう思うでしょ?」
霊「確かにね。私や魔理沙がサイヤパワーを宿した時よりも、みんな遥かに強いわ。」
魔「私も文があれに変身できた時のパワーは驚いたぜ。」
に「何か心当たりはない?」
天「う〜ん。」
に「それはそうと、魔理沙はなんで悟天君を呼び捨てなの?」
魔「へ、変か?」
に「だって悟天君のことを話す時ってにぃちゃんって呼んでて」
魔「わぁぁぁ!!」
顔を真っ赤にして叫んだ。
天「そうなの?」
霊「へぇ〜。」
霊夢はニヤニヤしている。
に「え?そんなに知られたくなかったの?」
魔「ちきしょお、言っておけばよかったぜ…。」
天「俺は別に構わないけど。」
魔「え?」
天「だから、にぃちゃんって呼んでもいいよってこと。」
魔「・・ほんとか?」
天「そりゃ6つも離れてるし、変じゃないよね。」
早「魔理沙さんも可愛いですね〜。」
魔「ちょっと待て、なんで歳のこと知ってるんだ?」
早「ハァッ☆」
天「霊夢が教えてくれて。」
魔「なんで言ったんだ!」
霊「魔理沙、後ろ。」
魔「は?」
ア「魔ーー理ーー沙ーーーー!」
魔「うわっ!出やがった!」
ア「今日こそあなたの初めてを奪うわァ!」
魔「キモイキモイ!」
ア「アァァァ!」
魔「すまん、ちょっと席を外すぜ!あと早苗、覚えてろよ。」
早「ええ!無☆視されてると思ったのに〜。」
魔理沙は外へ逃げていった。
天「そっかぁ、妹分か。」
霊「忙しいやつね。」
天「・・・。」
霊「どうしたの?」
天「いや、あのアリスの目、あの時に見たのと同じだなって。」
霊「あの時?」
天「人に寄生することでその人を操る敵と闘ったことがあってさ。それと同じなんだ。」
霊「誰かに操られてるってこと?」
天「たぶん。」
に「それも調べてるよ。」
天「ありがとう。」
紫「あ〜あ、私の幻想郷がどんどん戦闘民族の国みたいになっていくわ〜。」
霊「あんたの幻想郷じゃないでしょ。」
紫「やかましい。」
天「あはは、仲良いね。」
紫「そりゃ、霊夢が6歳になるまでは私が世話してたし。」
天「そうなんだ。親は?」
紫「・・複雑なのよ。」
天「ごめん。」
霊「はい、暗い顔しない。じゃんじゃん飲んじゃって!」
それから数時間、楽しい時間が流れた。
悟天は、勇儀や萃香と飲み比べをしたり、幽々子と大食い対決をしたのであった。
楽しい時間というのは流れるのが早いもので、殆どの幻想少女達は酔って寝てしまった。飲み比べが祟ったのか、悟天も寝てしまっていた。
•••
悟天が目を覚ますと、みんな気持ち良さそうに眠っている。
天「あれ、霊夢と魔理沙がいないな。」
気を探ってみたところ、どうやら神社の屋根の上にいるらしい。
行こうとしたら、話声が聞こえた。
魔「その、ありがとうな、霊夢。」
霊「あんたがいなかったら、異変解決が面倒になるから助けただけよ。」
魔「はは、霊夢らしいぜ。」
霊「今度油断したら助けないからね。」
魔「もう油断はしないぜ。痛かったからな。」
霊「ならいいわ。」
魔「それに、霊夢を殺せるのは、私だけだからな。」
霊「あんたを殺せるのも私だけよ。」
お互いの拳を軽くぶつけた。
魔「にしても霊夢、にとりに聞いたけど、その時の私は相当惨い姿だったらしいけど、なんで動じなかったんだ?」
霊「慣れ、かしらね。」
魔「そんな惨い異変あったか?」
霊「紫と幻想郷の外側の土地に行ったことがあったのよ。それはそれはひどい有様だったわ。」
魔「へえ。地名とかわかるか?」
霊「えっと、リューシェンってところだったと思うわ。その国が幻想郷を侵略しようとしてたから、私と紫で軍隊を壊滅させたの。」
魔「普通に言ってくれるな。」
霊「力はなかったから。」
魔「そうだ、霊夢はにぃちゃんのことどう思ってるんだ?」
霊「き、急に何よ。」
魔「半年ぐらいずっと一緒なんだろ?そりゃ恋仲にもなるかなって思ってさ。」
魔理沙は楽しそうだ。
霊「別になんでもないわ。ただの同居人ってところね。」
魔「ちぇっ!つまんねえの〜。」
霊「そういうあんたは悟天のことどう思ってるのよ。」
魔「にぃちゃん、かな。私は独り身だし。」
霊「魔理沙の親もなかなかひどいわよね。」
魔「子どもを捨てるような親は親じゃないぜ。」
霊「ま、そうね。」
魔「だから私は、本当の兄貴として見てるぜ。」
霊「そう。」
魔「にぃちゃんとの進展、楽しみにしてるぜ。」
霊「あれと恋仲とか絶対ありえないから。」
天「(傷つくなぁ。)」
物陰に隠れ、話を聞いていたのだった。
こうして、宴会は無事終了した。
片付けは、霊夢が6割、悟天が4割であった。
•••
[???]
?「ドクター、この度はお疲れ様でした。」
ド「ああ。」
?「13号のデータは如何致しましょうか?」
ド「一応保存しておけ。クウラの細胞はまた使うぞ。」
「そうだ、次はアレを使うとしよう。」
?「しかし、アレはあと数年かかるのでは?」
ド「問題ない。闘ってるうちに勝手にパワーアップするだろう。」
?「そうですね。力が少し足りないだけで形は出来上がってますからね。」
ド「忘れるところだった。核にプロテクターは張ったか?」
?「勿論です。丈夫にできてますよ。」
ド「これが肝心だからな。さて、半年後に解き放つか。」
「セルよ。」
というわけで、決定版第2章でした!
第2章は、アリスの部分を改変しました。知らないうちに超化した、ということはなかったことになってます。
それだけでなく、咲夜vs15号を最初から最後まで執筆しました。
これまで、「チャイン」という幻想郷外の敵名にしていましたが、「リューシェン」に改変しました。
ここまでのご愛読、有難う御座いました!!