幻想天霊伝説〜都会の悟空が幻想入り〜   作:サウザンド・J

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この小説は東方プロジェクトとドラゴンボールの2次創作です。

・2次創作
・一級フラグ建築士妹紅
・勝手な苗字設定
・あらすじはスキップ
・悟天とレイの能力判明
・長すぎた回
等が含まれております。

読めればよかろうなのだァァァァッ‼︎という方はそのまま下へスライドしてください。


第27話「バトルと鍋パーティー 後編」

昼過ぎ。

 

 

霊「また遅かったじゃないの!何してんのよ!」

 

天「ごめんごめん、こいしちゃんを説得してて。」

 

霊「あぁ、それならいいわ。」

 

天「あれ?それはいいんだね。」

 

霊「まあ、ね。」

 

「人里へ行って壊された家屋の修理しに行くわよ。」

 

天「昨日被害が出たんだね。」

 

霊「そ、そうよ。」

 

 

確かにセルJr.に破壊された家屋があるが、セルJr.本体を蹴り飛ばして壊した物件については言えなかった。

 

 

霊「さ、行くわよ。」

 

天「うん。」

 

 

 

•••

 

 

 

此方は昼の紅魔館。

 

 

美「レイー、昼食の時間だよ。」

 

レイ「やった!すぐ行きます!」

 

 

美鈴が門番をしていたレイに呼びかけた。

 

ダイニングへ移動すると、みんな集まっていた。

 

 

レミ「お勤めご苦労様。」

 

 

右腕が元通りになっている。

 

 

レイ「あ!お嬢様、治ったんですね!」

 

レミ「ええ。美鈴とレイが門番をしてくれたおかげよ。」

 

レイ「いやぁそんな、元に戻ってよかったです!」

 

レミ「ふふ。」

 

小「おらぁ!さっさと座れぇ!」

 

レイ「は、はい!すいません!」

 

 

大きなテーブルには主に洋食が並べられている。妖精メイドが作ったものだ。

 

レミリアの席には納豆ご飯が置いてある。

 

 

レイ「お嬢様は納豆好きなのかぁ。」

 

咲「そうよ。日本という国の食べ物らしいわ。」

 

 

レイの隣の席に咲夜がいる。

 

 

レイ「咲夜さん、お嬢様元気になってよかったですね。」

 

咲「ええ。私も早く元気にならないと。」

 

 

食事を始めた。

 

 

咲「レイ、そこにあるベーコンを取ってくれるかしら?」

 

レイ「いいですよ〜。」

 

 

まだフォークを自由に使えないようだ。

 

 

レイ「大丈夫ですか?僕が口に運びましょうか?」

 

咲「あら、大胆ね。でも今はありがたいわ。」

 

 

口を開けて待っている。

 

 

レイ「大胆だなんてそんな、セル達と戦った時に助けていただいたお礼ですよ。」

 

 

食べ物を口へ運んだ。

 

妖精メイドたちはヒソヒソ話をしている。

 

レミリアはご機嫌そうだ。

 

 

美「あんなに怖い咲夜さんでもこんな一面があるんですね。」

 

咲「中国、治った後私に殺られるか、食後レイにやられるか、選びなさい。」

 

美「ええ!」

 

 

笑顔のまま言った。

 

 

レイ「アハハッ、それだけ元気ならあまり心配はいらないみたいですね!」

 

咲「ふふ。」

 

 

賑やかな食事で御座いました。

 

 

 

•••

 

 

 

セ「・・これは…。」

 

 

シミュレーターで再現された場所、それはセルゲーム会場であった。オリジナルはここで孫悟飯に倒されたのだ。

 

 

魔「何ぼーっとしてるんだ?」

 

セ「・・・。」

 

魔「ちっ、シカトかよ。シカトは早苗だけで充分だぜ。」

 

早「全然よくないですよ!」

 

妹「ま、4人で頑張るか。」

 

早「ちょ」

 

文「少し傷が残ってますが、足手まといにはなりません!」

 

早「ハァッ☆」

 

ア「みんなふざけないで。時間切れになったら私のこの形態は解けちゃうのよ。」

 

魔「そうだったぜ。」

 

早「(もしかして常識人は、アリスさんしかいないの?)」

 

 

早苗も常識にとらわれていない。

 

 

魔「行くぜ!」

 

4人「はぁぁっ!!」

 

ヴンッ!!

 

 

4人は一斉に変身した。

 

 

早「あっ、できた!」

 

セ「悪いがにとりが心配なのでな。最初から本気でいかせてもらうぞ、はぁぁっ!!」

 

ヴンッ!!バチッ!バチッ!

 

ア「! 何よこれ!」

 

文「ボージャックなんかとは、桁が違う!」

 

早「悟天さん、霊夢さん、魔理沙さんは、こんなとんでもない敵と闘ってたんですか…!」

 

妹「私が1回休みになった時より強くなってやがる!」

 

魔「今度は負けないぜ!」

 

セ「・・来い!」

 

バシュッ!!!

 

 

5人一斉にかかった!と思われたが、アリスはその場で何やら呪文を唱え、妹紅は構え、

 

 

妹「おらぁぁぁっ!!」

 

ボォォッ!!

 

 

セルと闘った時一瞬変身した自爆エネルギーを制御した形態へ変身した!

 

一方、向かった3人の内最初にセルへ向かったのは、5人の中でスピード1番の文だ!

 

 

文「はっ!」

 

セ「どりゃあ!」

 

 

セルはカウンターを狙ったが、

 

 

ヒュンッ!

 

セ「なにっ!」

 

文「たぁっ!」

 

ドゴッ!

 

 

文の攻撃は来ず、もの凄いスピードで背後へ回られキックされた!それだけでなく、キックした文は持ち前のスピードですぐセルから距離をとった。

 

攻撃は終わらない。

 

 

魔;彗星「ブレイジングスター」

 

魔「後ろ見てるんじゃねえ!」

 

ドオッ!!

 

セ「ぐっ!」

 

 

決まった!相手へ突進し、突き抜ける技だ。

 

 

早;奇跡「客星の明るい夜」

 

早「あと1人誰か忘れちゃいませんかってんですよ!」

 

ドドドドッ!

 

セ「・・・。」

 

早「あれ?」

 

 

当たってはいるのだが、どうやら効いていない。

 

 

セ「昨夜、にとりが撮影した映像でお前の闘いを観た。映像のお前は真の闘いをしていたが、今はまるで違う。」

 

「どういうことかわからんが、期待外れだな。」

 

早「な、何をー!」

 

セ;「バーニングアタック」

 

セ「バーニングアタック!!」

 

早「は、はや」

 

ドゴォン!!

 

魔「早苗ー!」

 

文「早苗さん!」

 

 

煙が舞い視界が悪くなった。この状況でいち早く動いたのは、

 

 

妹「くたばれぇ!」

 

ドゴッ!!

 

セ「お゛っ!」

 

 

妹紅だ。

 

セルの腹に拳を埋め込んだ!

 

 

セ「今までで一番ダメージがあったが、所詮その程度だな。」

 

妹「何言ってんだ、ここからがメインだ。」

 

ボォォォッ!!

 

 

拳を腹に埋め込んだまま、全身を炎で包んだ!

 

 

セ「なにっ!こんな早くに自爆だと!」

 

妹「普通に戦略練っても勝つのは難しいことくらい、今の見てりゃ誰でもわかるだろ?」

 

 

流石妹紅。永い時の中を過ごして得た戦闘センスだ。

 

 

妹「いくぞ!」

 

セ「ふん!ここから脱出するくらいなんともな」

 

ア;「真・抜け殻五重奏」

 

 

地面の下から、気の込められた無数の弾幕が放たれた!

 

 

セ「ぐおぉ!地面の下に魔方陣だとぉ!」

 

ア「そうよ!文さんが攻撃すると同時に見えないよう仕掛けたのよ!」

 

妹「いって!私にもダメージあるじゃねえか!」

 

「まあ、あばよ。」

 

セ「ちくしょ」

 

ドッカーンッ!!

 

 

妹紅は跡形もなく吹き飛んだ。しかしセルは、

 

 

セ「ぐ・・ここからの再生など…!」

 

 

身体の表面は灼け爛(ただ)れ、普通なら生きているとは言えない。が、再生しようとしている。

 

 

魔「待つと思ったか!」

 

魔;魔砲「ファイナルスパーク」

 

セ「ま、待て!」

 

魔「とっくに溜まってたぜ!消えろーーっ!」

 

ゴォォ!

 

セ「なんちゃって!」

 

魔「えっ?」

 

グバッ!!

 

ヒュンッ!!

 

魔「なっ!後ろ!?」

 

ドゴッ!!

 

魔「がはっ!」

 

ス・・バタッ

 

 

なんと!爛れた身体を一瞬で再生し、それで終わらず瞬間移動で魔理沙の背後へ回り、一撃で再起不能にしたのだ!

 

 

セ「残念だったな。私はオリジナルとは何もかも違うのだ。」

 

妹「リザレクション」

 

妹「やったか?」

 

文「それフラグってやつですよー!」

 

セ「いや、お前との勝敗はもうついている。」

 

セ;「魔空包囲弾」

 

セ「これが、スピードの封じ方だ。」

 

 

気がつくと、文の周りには無数の気弾が浮いていた!

 

 

妹「おい!ぼーっと見てないでお前もなんとかしろよ!」

 

ア「ごめん、さっきの攻撃で体力全部使っちゃったわ…。」

 

 

超化維持でやっとらしい。

 

 

セ「終わりだ!」

 

ドドドド!!

 

文「うわ!!」

 

ス・・

 

妹「文ーー!!」

 

 

文は倒された。

 

 

セ「まだやると言うのかね?」

 

妹「く、くそぉ…。」

 

ア「これまでね。」

 

ス・・

 

 

妹紅だけが超化を解いた。アリスは解いたら一大事だ。

 

 

セ「ほう、潔いな。」

 

妹「私は勝てる闘いにしか全部は使わねえよ。」

 

セ「それも悪くない考えだ。」

 

妹「お前に褒められても嬉しくねえよ。」

 

ア「にしても、殺さないのね。」

 

セ「にとりが悲しむからな。」

 

妹「(にとりの奴、1日でどうやってセルを手懐けたんだ?)」

 

セ「お喋りはこのくらいでいいだろう。この空間から出るぞ。」

 

 

妹紅は文を、アリスは魔理沙を抱えた。

 

 

妹「おい、手が足りねえんだ。早苗を抱えてやれよ。」

 

セ「何故私が。」

 

に「セルー、運んであげてー。」

 

 

アナウンスが入った。

 

 

セ「・・仕方あるまい。」

 

ア「ほんとになんでも言うこと聞くのね。」

 

セ「私はにとりの言うことしか聞かんぞ。」

 

妹「まるで召使いだな!ハハハ。」

 

セ「覚えていろ藤原妹紅。」

 

妹「すまないが私はすぐ忘れるぞ残念だったな。」

 

セ「ちっ」

 

ア「ほんとに仲が良いのね。」

 

セ&妹「黙れ。」

 

妹「なっ、台詞被せてくるんじゃねえ!」

 

セ「それはお前の方だ。私は言葉を変えたぞ。」

 

 

仲が良いようで。

 

 

 

•••

 

 

 

人里で家屋の修理をしていた悟天と霊夢。2人は驚きのスピードで取り込んでいた!

 

既に一つの家屋が修理完了なのである。

 

 

天「ねえ、ペース早くない?」

 

カンッ!

 

霊「こうでもしないと今夜までに間に合わないわよ。」

 

カンッ!

 

 

2人とも金づちを一回叩くだけで釘を刺している。

 

ペースも人間の大工のレベルではない。

 

 

大工A「いや〜助かりましたよお2人さん。」

 

大工B「あとは儂等(わしら)に任せてくだせえ。」

 

霊「そう?まだ骨組みしかできてないんだけど。」

 

 

数時間で2件の骨組みを作り上げただけでもすごい。

 

 

天「まあこう言ってるんだし、お言葉に甘えようよ。」

 

大工C「旦那の言う通りですぜ。昨日は幻想郷のために闘ってくれたんですしゆっくり休んでくださいや。」

 

霊「そ、ありがと。ってこんなの私の旦那じゃないわ。」

 

天「ははは。」

 

大工C「そうですかい?お似合いだと思いますぜ。」

 

霊「どうだか。」

 

天「俺フランちゃんと約束があるから行くよ。」

 

霊「あんたあまり修行は好きじゃないのによく付き合えるわね。」

 

天「修行したいって言ってくれるからね。それじゃあ。」

 

バシュッ!

 

霊「ま、私も行くんだけどね。咲夜に用があるし。」

 

ヒュンッ!!

 

 

瞬間移動で悟天より一足早く紅魔館へ向かった。

 

 

 

•••

 

 

 

セルや魔理沙たちはバトルシミュレーターから出た。

 

 

に「みんなお疲れー。セル強いでしょ〜。」

 

魔「お前が作ったものじゃないのぜ。」

 

妹「惨敗は確かだな。こいつはあまりダメージを負ってないみてえだし。」

 

早「悟天さんはこんな凄い敵と闘ってたんですね。」

 

文「あの時の早苗さんでもの凄いパワーアップだと思ってましたのに…。上には上があるものですね〜。」

 

セ「お前たちは、上を目指したいか?」

 

妹「少なくともお前よりはな。」

 

魔「当たり前だぜ!」

 

ア「そうよ。」

 

文「霊夢さんに置いてかれたくないですからね〜。」

 

早「勿論私だって強くなりた」

 

セ「では先ず、本気で闘う時は弾幕を基本使うな。」

 

早「ハァッ☆」

 

セ「弾幕を意味あるものにしたければ、弾幕一つ一つに気を込めるのだ。だから博麗霊夢は本気で闘う時、弾幕を使わない。」

 

「それと刃物を使う者は別だ。本人の意思次第で気とは関係なく殺すことができる。」

 

魔「一つ一つに?体力が持たないぜ。」

 

セ「だからやめろと言っているのだ。おっと、霧雨魔理沙から弾幕を取り上げたら何も残らないな。」

 

魔「なんだとぉ!!」

 

 

殴りにかかったが妹紅が止めた。

 

 

魔「この野郎!妹紅離せよ!」

 

妹「落ち着け。無駄に痛い思いをするだけだ。」

 

魔「ちっ!」

 

セ「ただ霧雨魔理沙、お前はマスタースパークの類の弾幕にはしっかり気を込めているみたいだな。あの時の私の言葉はそういう意味だ。」

 

魔「・・・。」

 

早「(神奈子様と諏訪子様と合体してた時の私は、無意識で気を込めてたんだ。やっぱりお2人は凄いなぁ。)」

 

セ「藤原妹紅は分かっていたようだな。」

 

妹「望んでないのに長生きしたからな。年の功ってやつだ。」

 

セ「そこでだ。お前たちがその気なら、私が幾つか技を教えてやろうと思うのだが、どうだ?」

 

5人「!!」

 

 

 

 

•••••

 

 

 

 

霊「相変わらず寝てるわね。」

 

 

レイと交代した門番を見ての感想だ。

 

 

霊「・・邪魔するわよ。」

 

 

門を素通りして館内へ入った。

 

 

小「あ、霊夢さん。」

 

霊「咲夜はどこ?」

 

小「自室で安静にしてます。」

 

霊「そう。ありがと。」

 

 

廊下の奥から誰かが走ってくる。

 

 

フ「お兄様ー!」

 

霊「あら、フランじゃないの。」

 

フ「なぁんだ、霊夢さんか。」

 

霊「悟天ならもうすぐ来るわよ。」

 

フ「ほんとに!?」

 

バタンッ

 

 

紅魔館の扉が開いた。

 

 

天「フランちゃん、いる?」

 

フ「お兄様!」

 

霊「遅かったわね。」

 

天「やっぱり瞬間移動使ったんだね。全速力で飛んだのに追い越されるわけだよ。」

 

フ「お喋りしてないで修行付き合ってよー。」

 

天「わかったわかった。」

 

霊「私は咲夜の様子を見に行くわ。」

 

天「うん。」

 

 

 

•••

 

 

 

コンコン

 

霊「咲夜、入っていいかしら?」

 

咲「霊夢?いいわよ。」

 

ガチャッ

 

 

入るとベッドで横になっている咲夜の隣にレイが座っている。

 

 

霊「あ、あんたもしかして。」

 

レイ「ん?どなたですか?」

 

霊「会うのは初めてね。私は博麗霊夢。博麗の巫女よ。」

 

レイ「霊夢さんですね!僕はレイです。紅魔館で働かせていただいてます。」

 

霊「噂には聞いてたわ。」

 

「ところで、咲夜はどうしたの?」

 

レイ「この前、とんでもない奴らが紅魔館を襲ってきて…その時に大怪我を…。」

 

霊「紅魔館も襲撃されたって聞いてたけど、まさか咲夜が倒れるとはね。」

 

咲「不覚だわ。情けないことにレイがいなかったら犬死するところだったのよ。」

 

霊「あんたが犬死?それにレイ君が助けたって?」

 

レイ「殆どお嬢様のおかげですよ。僕は少しお手伝いをしただけです。」

 

霊「見た感じ普通の人間だものね。生きてただけですごいわ。」

 

咲「いえ、半分はレイが倒したわ。自分の力で。」

 

レイ「勝てたのは能力のおかげですよ。普通に戦えばすぐに殺されてました。」

 

霊「そう言えばレイ君の能力は誰からも聞いてなかったわね。教えてくれるかしら?」

 

レイ「僕は頭に描いたものを実現させることができるんです。結構便利な分、条件もありますがね。」

 

霊「〈描いたものを実現させる程度の能力〉ってところかしら。力まで実現できるの?」

 

レイ「はい、できますよ。ただし直接見た戦闘力しか実現できません。」

 

霊「なるほど、力負けはしない訳ね。・・強くない?」

 

レイ「その代わり制限があって、実現できるのは10分だけで1日3回しか使えないんです。」

 

霊「そう、なのね。」

 

咲「難しい能力ね。」

 

レイ「まあ、便利な能力に制限があるのはよくある話です。」

 

霊「ま、期待してるわよ、レイ君。咲夜をよろしく。」

 

咲「・・・。」

 

レイ「はい!お任せください!」

 

コンコン

 

レミ「失礼するわ。」

 

レイ「お嬢様、どうかなさいましたか?」

 

レミ「咲夜の様子を見にね。調子はどうかしら?」

 

咲「良好です。明日には復帰できます。」

 

レミ「それは許さないわ。明後日まで休みなさい。」

 

咲「わ、わかりました。」

 

レイ「特別休暇だと思えばいいんですよ。ゆっくり休んでください。」

 

レミ「そういうことよ。・・あら、霊夢も来てたのね。」

 

霊「遅いわよ。」

 

レミ「ちょうどよかったわ。後でいいかしら?」

 

霊「いいけど、宴会に間に合うようにしなさいよ。」

 

レミ「勿論よ。」

 

「レイ、貴方も宴会についてきなさい。」

 

レイ「はい!喜んで!」

 

レミ「勿論、咲夜は置いていくわ。」

 

霊「ちょっと寂しいわね。」

 

咲「仕方ないわよ。」

 

レイ「あの…お嬢様、咲夜さんも連れて行ってあげてもいいですか?僕が肩を貸すので。」

 

レミ「あらまあ、咲夜は問題ないかしら?」

 

咲「レイならそう言うんじゃないかと思ってました。同行してもよろしいでしょうか?」

 

レミ「質問に答えてないけど…、貴方がいいなら構わないわ。」

 

レイ「ありがとうございます!」

 

霊「・・いいパートナーができたじゃないの。」

 

咲「ちょっ、何よその言い方!」

 

 

赤面した。

 

 

レイ「アハハッ、何か照れるなぁ。」

 

レミ「そろそろいいかしら?」

 

霊「わかったわ。」

 

レミ「もうすぐ夜よ。」

 

霊「(あっ、わかった。)」

 

レイ「ん?何ですか?」

 

レミ「力試しよ、フフフ。」

 

レイ「力試し…?」

 

レミ「貴方も見ていきなさい。」

 

 

波乱の予感…!

 

 

 

•••

 

 

 

ここは人里。宴会は始まろうとしていた。

 

 

村人A「なんとか間に合ったなあ。」

 

村人B「はぁ・・疲れて歩けん。」

 

村人C「酒や具材は女将さんたちが運んでくれるそうだが、人が足らんらしいな。」

 

T「俺が行く。まだ動けるからな。」

 

村人A「嘘だろT!」

 

村人B「まじかT、まじで行けるの?」

 

T「問題ないよ。」

 

 

今回も例外なく異変に関係ない人物も来ている。

 

 

ミ「もうすぐできますよ。」

 

ル「グツグツなのだ。」

 

リ「野菜多いな…。」

 

チ「美味しそ〜。」

 

大「チルノちゃん、懲りないなぁ。」

 

 

萃「悟天が居ないね。」

 

勇「まだみたいだな。ていうか萃香、お前傷だらけだな、ははは。」

 

萃「そういう勇儀こそ。肋をおさえてどうしたのさ。」

 

勇「うっせえ。」

 

文「まあまあ喧嘩なさらずに。」

 

萃「あ、天狗、今日も悟天と酒比べするから付き合えよ。」

 

文「ゑゑゑ!」

 

椛「大変ですね。」

 

文「お助けください!」

 

椛「できません。」

 

文「しょぼん。」

 

 

ミ「できました!」

 

 

いくつかある鍋の蓋を一気に開けた。

 

 

「いただきまーす!!」

 

 

その瞬間、1人の金髪少女が物凄い勢いで食べ始めた!

 

 

早「魔理沙さん!どうしちゃったんですか!?」

 

魔「やへふいひひまっへるらろ(やけ食いに決まってるだろ)!」

 

妹「イライラしてんな。これもセルのせいだな。」

 

ア「今晩は私が正気だから倒れてもなんとかするわ。」

 

妖「太っちゃいますよ。」

 

早「太りますね。」

 

魔「あほへむっほろす(あとでぶっ殺す)。」

 

早「なんて言ってるかわからないですよぉ。」

 

 

早苗は困った。

 

 

ア「妖夢さん、隣にいる天使の輪が付いてる男の人は誰?」

 

妖「ゴクア、というらしいです。」

 

ゴ「らしいとはなんだ!」

 

妖「今日会ったばかりでしょう。」

 

妹「見かけない顔だな。」

 

ア「悪そうな顔。」

 

ゴ「言いたい放題しやがって。」

 

早「ボージャックに似てますね。私はあまり」

 

ゴ「その名を出すな!」

 

早「ハァッ☆」

 

妹「妖夢、訳を説明してくれるか?」

 

妖「わかりました。」

 

〜〜

 

 

 

ゴ「・・此処は…。」

 

幽々子「此処は白玉楼。死者が来る場所よ、基本は。」

 

ゴ「俺は死んだのか?」

 

幽「そうよ。」

 

ゴ「ボージャック様は無事か!?」

 

幽「いいえ、倒されました。」

 

ゴ「く、くそっ。」

 

「俺もボージャック様の所へ行かせてくれ!」

 

幽「地獄だけど、いいかしら?」

 

ゴ「構わん!」

 

幽「堅い忠誠心だこと。でもね、その男は部下のことなど何とも思ってないわよ。」

 

ゴ「! ど、どうでもいい!」

 

幽「それどころか、部下を地獄へ落とせば貴方は助かる、と言えば部下を地獄へ落とせと即答したわ。」

 

ゴ「嘘だ。」

 

幽「ほんとよ。」

 

ゴ「くっ!うう…。」

 

幽「そこで一つ、提案があるわ。」

 

〜〜

 

 

 

妖「ということで、幽々子様の提案により同居ということになったんです。」

 

妹「へぇ。ゴクアは強いのか?」

 

妖「力は強いですよ。だけど剣術はまだまだですね。」

 

ゴ「こんなガキに負けるとはな。」

 

妖「なっ!ガキとはなんですかガキとは!」

 

 

自身の身体を見て言った。

 

 

妹「そりゃ〈剣術を扱う程度の能力〉があるからだろ。」

 

妖「そうなんですけどね。」

 

「・・咲夜は?」

 

早「まだ来て」

 

妖「まだみたいですね。」

 

早「ハァッ☆」

 

ア「ちょっと魔理沙、今の話聞いてた?」

 

魔「ふるへえ!ははひはへんは!(うるせえ!話かけんな!)」

 

ア「ダメだこりゃ。」

 

 

さ「悟天さんも霊夢さんも居ないのに来てよかったのかしら…。」

 

こ「お兄ちゃんならいいって言うよ、お姉ちゃん。」

 

さ「そうだといいんだけれど。」

 

空「さとり様ー、鶏肉美味しいですよー!」

 

さ「・・え?」

 

燐「暖まりますね〜。」

 

さ「こたつで丸くなってる!鍋は?」

 

こ「お兄ちゃんまだ〜?」

 

さ「(自由すぎるわ…)」

 

 

みんな心から楽しんでいるようだ。

 

 

魔法少女「じゃ、邪魔するっすよ〜。」

 

文「あやや?これまた見かけない顔ですね〜。」

 

 

ボージャックとの闘いの時、気を失ってただけで隣に居たのだが…。

 

 

魔法少女「文さん!」

 

文「なんで私の名前を?」

 

「服装も何処と無く魔理沙さんっぽいですし。」

 

魔法少女「その、魔理沙・・さんは何処に居るっすか?」

 

文「それならあっちの席に」

 

勇「おい天狗逃げるなよ。まだ飲めるだろ?悟天が来るまで付き合えよ、な?」

 

文「あーう。」

 

 

魔法少女は魔理沙たちがいる席へ歩いた。

 

 

妹「お、また見かけない顔の奴が来たな。」

 

魔法少女「妹紅さん!」

 

妹「え?私お前と会ったことあるか?」

 

ア「貴方は!」

 

魔法少女「また会いましたね、先生。」

 

「それに妖夢さんに早苗おばさんも!」

 

妖「貴方はあの時助けてくれた…!」

 

早「おばさん!?」

 

魔法少女「あっ……。」

 

 

バクバク食べてる金髪少女を見て表情が変わった。

 

それどころか、泣きそうになっている。

 

 

魔「ゴクッ、ん?なんだお前?」

 

魔法少女「う・・う・・。」

 

「ママーーー!!!」

 

 

泣いて抱きついてきた!

 

 

魔「え?は?」

 

 

 

•••

 

 

 

紅魔館前の空中に霊夢とレミリアが見合っていた。

 

 

霊「もう真っ暗、宴会はたぶん始まってるわね。」

 

レミ「それじゃあ、早く始めましょうか。」

 

ヴンッ!!

 

霊「やっぱりね。はっ!!」

 

ヴンッ!!

 

レイ「‼︎」

 

 

戦闘が、始まった!

 

 

レミ「はっ!」

 

ガシッ!!

 

霊「スピードは速くていいわね。でもパワーがまだまだよ。」

 

 

拳を掴まれた!すぐに振り払い、

 

 

レミ「やっぱり霊夢相手にこれじゃ駄目ね。レイ!」

 

 

地上で咲夜に肩を貸していたレイに近寄ってきた。

 

 

レイ「まさか、またガブっとする訳じゃ…。」

 

レミ「正解♡」

 

カプッ

 

レイ「ですよね〜〜。」

 

 

また腕から血を吸った。

 

そして、

 

 

カッ!!

 

霊「えっ!?」

 

咲「お嬢様、その姿は…!」

 

レミ「ふっふっふ、お待たせ♡」

 

 

その容姿はまさしく、ヴァンパイアそのものだ!

 

 

レイ「お嬢様の勝ちですね。」

 

咲「すごい!お嬢様がこんなに強くなっていたなんて…!」

 

霊「どういうこと?」

 

レミ「昨日は夕方だったけど、今は完全な夜よ。」

 

「霊夢、貴方の血はどんな味?」

 

ビュンッ!!

 

霊「!」

 

ドゴッ!!

 

霊「ぐあっ!」

 

 

目にも留まらぬ速さで腹部に一撃をまともにくらった!

 

 

レミ「まだよ!」

 

ビュンッ!!ドッゴォンッ!!

 

 

吹っ飛んだ霊夢に追い打ちをかけるように、自身のスピードで追いつき下へ叩き落とした!

 

 

レミ;紅符「スカーレットマイスタ」

 

レミ「さようなら♡」

 

ドドドドドッ!!

 

 

殆ど命中し、煙が舞った。

 

 

レイ「す、凄い!セル達と戦った時とは比べ物にならないですよ…!」

 

咲「霊夢は、負けるの?」

 

 

複雑な気持ちになった。

 

しかし!

 

 

ヴンッ!!バチッ!バチッ!

 

霊「いい攻撃よ。トドメ以外はね。」

 

レミ「な、何ですってっ!」

 

 

霊夢は更に変身した!

 

 

レイ「た…大して効いてない⁈」

 

咲「いえ、効いてるわ。霊夢が傷を負うなんて見たことないから。」

 

 

所々擦り傷ができている。

 

 

レイ「見たことないって…霊夢さんってどれだけ強いんですか⁈」

 

咲「あ、一度あったわ、あはは。」

 

 

このように咲夜はちょっと抜けてるところがあったりする。

 

 

レイ「えっ?いつですか?」

 

咲「第2次月面戦争の時ね。私は全く歯が立たなかったわ。」

 

レイ「そ、そんな事があったんですか…。」

 

 

霊「レミリア、後で弾幕の本当の使い方教えてあげる。」

 

「かかって来なさい。」

 

レミ「弾幕に頼らなくてもー」

 

「力で霊夢を倒すわ!!」

 

ビュンッ!!

 

ドゴォンッ!!

 

 

お互いの腕がぶつかり合った!

 

 

レミ「やるじゃない。」

 

霊「そうね。」

 

レミ「はっ!」

 

 

爪を入れようとしたが、

 

 

霊「そこよ!」

 

 

ゲシッ!!

 

レミ「うがっ!!」

 

 

避けられ腹に蹴りを入れられた!

 

 

霊「あと防御力もまだまだね。」

 

レミ「がはっ、くっ、まだよ!」

 

シュゥゥ・・

 

レイ「お嬢様が元に戻ってしまった…!」

 

咲「やっぱり霊夢は強かった…。」

 

レミ「こうなったら。」

 

 

レイの方を見た。

 

 

レイ「ま、まさかまた…。」

 

レミ「嘘よ、ふふふ。」

 

 

からかった。

 

 

レイ「一瞬焦ったじゃないですか…。」

 

ス・・

 

霊「気は済んだかしら?」

 

レミ「ええ。」

 

天「あれ?何してたの?」

 

 

フランとの修行を終えた悟天が館から出てきた。

 

 

レミ「手合わせよ。霊夢はやっぱり強いわ。」

 

「遅くなったわね。ちょうど孫悟天も戻ってきたところだし、宴会へ行きましょうか。」

 

レイ「やった!僕もう腹ペコです!」

 

レミ「フランはどうしたの?」

 

天「シャワー浴びるって言ってたよ。」

 

レミ「それなら後から来るわね。」

 

「霊夢、瞬間移動をお願いできるかしら?」

 

霊「はいはい。みんな手を繋いで。」

 

ヒュンッ!!

 

 

 

•••

 

 

 

ヒュンッ!!

 

天「みんなやってるね。」

 

レミ「お腹が空いたわ。」

 

霊「今日も飲むわよ!」

 

天「テンション高いなぁ。お腹空いたんだね。」

 

霊「当たり前じゃない。」

 

に「あ、やっほー。」

 

天「にとりだ、今来たの?」

 

に「そうそう、いろいろ発表内容をまとめてたからね。」

 

天「研究熱心だなぁ。」

 

に「あ、君がレイ君だね?」

 

レイ「はい!あなたは?」

 

に「私は河城にとり、河童さ。」

 

「君のことはいろいろデータにとってから知ってるよ。」

 

レイ「データ…?そんなもの、いつ?」

 

に「勿論スパイカメラだよ。」

 

 

普通に言うことではない。

 

 

レイ「えぇ…スパイカメラって…。」

 

に「気にしない気にしない。プライベートまでは撮ってないからさ。」

 

レイ「ならいいですけど…。」

 

 

会場へ入ると、何やら盛り上がっている。

 

みんなの目線の先には、大食いの金髪少女がいた。

 

 

レイ「あれ?何であの子がここに…?」

 

咲「無事だったのね。」

 

霊「魔理沙、じゃないわね。」

 

に「あっ、やっと会えた!」

 

魔法少女「ん?ひほいはんひゃはいっふか(にとりさんじゃないっすか)。」

 

に「君に会いたかったよ!」

 

 

魔法少女の隣に魔理沙がいる。見た目は瓜二つだ。

 

 

レイ「ほんとにソックリですね…姉妹じゃないんですか?」

 

 

再び食べ始めたので魔法少女は聞いてないが、魔理沙は答えた。

 

 

魔「よくわかんないけど、こいつが私のことをママとか言って泣いて抱きついてきたぜ。」

 

レイ「ママ⁈謎が深まるばかりですね…。」

 

霊「・・・。」

 

天「魔理沙って結婚してたのか!」

 

魔「ま、まだ結婚してないのぜ!」

 

咲「結婚、かぁ。」

 

魔「こいつが食べ終わるまで待つしかないのぜ。」

 

 

その席には2人しか居なかった。他はドン引きして離れたらしい。

 

見渡すとなんと、妖夢の隣に天使の輪が付いたゴクアが居るではないか!

 

 

レイ「ゴクア⁈何でお前がここにいるんだ!」

 

ゴ「き、貴様は!」

 

レイ「ここにいる目的は何だ!」

 

ゴ「・・このガキの付き添いだ。」

 

レイ「…え?」

 

妖「またガキって言いましたね?細切れにしますよ?」

 

ゴ「やれるものならやってみろ。」

 

妖「何をぉ!」

 

 

おや?仲よさそうだぞ?

 

 

レイ「どういうことだ?まるで訳がわからない…。」

 

妖「実はですねー」

 

 

少女説明中。

 

 

レイ「なるほど、そういう事だったんですね。」

 

妖「幽々子様が何を考えてるかわかりません。」

 

レイ「僕もわかりません。でもきっと、幽々子さんなりの考えがあるんですよ。」

 

幽「聞こえてるわよ。2人とも後でお仕置きね。」

 

妖「地獄耳!」

 

レイ「えっ、僕もですか⁈」

 

幽「序でよ序で。」

 

ゴ「ざまあねえな。」

 

レイ「ひぇぇ…。」

 

 

妹「よお。」

 

霊「何よ。」

 

妹「女たらしによくもやってくれたな。」

 

霊「女たらし?」

 

妹「ご、悟天だ。」

 

霊「あんたには関係ないわ。」

 

天「ちょ、喧嘩しないでよ。」

 

妹「私は許さないからな。」

 

「女たらし、一緒に飲もうぜ。」

 

天「うん、後でね。あの子に聞くことがあるから。」

 

妹「ちぇ。」

 

 

魔法少女「ゴクッ、ゴクッ、かぁ!ひとまず食べるのはこのくらいにするっす。」

 

魔「あ、終わったぜ。」

 

咲「今朝の話の続き、教えてもらいましょうか。」

 

魔法少女「あ、そうっすね。」

 

 

少し酔いが回ってるが大丈夫だろうか。

 

 

魔法少女「まず自己紹介からっすね。」

 

「私の名前は、霧雨魔理亜っす!」

 

霊「苗字一緒なのね。」

 

レイ「下の名前も似てますね。」

 

魔「そうだぜ、パクりだぜ!」

 

 

違うそうじゃない。

 

 

天「女の子なのになんで苗字は魔理沙と同じなんだ?」

 

霊「幻想郷では、男の子は父の、女の子は母の苗字を受け継ぐのよ。不思議じゃないわ。」

 

天「そうなんだ。」

 

亜「そして、私はどうやら未来から来たみたいっす。」

 

に「なんだって!」

 

レミ「それは嘘じゃないかしら?」

 

亜「え?」

 

レイ「僕もその話を信じるのはちょっと難しいですね…。」

 

レミ「私はね、能力で未来を見ることができるの。そこで、私が見たものを当ててもらうわ。」

 

亜「細かいことはわかんないっすよ。」

 

レミ「問題ないわ。」

 

「この先、ここに居るメンバーが全滅することがあるかしら?」

 

咲「(あの時に見たビジョンね。)」

 

亜「・・全滅します。」

 

一同「!!」

 

レミ「それはいつかしら?」

 

亜「9年後っす。」

 

レミ「この際だから言うわ。その全滅は、来年よ。」

 

 

ええ!!

 

 

レイ「ら、来年だなんて唐突すぎますよ‼︎」

 

亜「来年!んなアホな!」

 

レミ「よって、貴方は黒よ。」

 

に「ちょっと待って。」

 

レミ「何かしら。」

 

に「今この子の髪の毛から遺伝子を読み取ったんだけど、」

 

「魔理沙と一致した。親子で間違いない。」

 

一同「えええ!」

 

 

というか鑑定早すぎだ。

 

 

ゴ「さっきから状況がわからないのだが…。」

 

妖「黙って。」

 

亜「さっすがにとりさんっす!」

 

霊「まさかそんなことが。」

 

早「隠し子ですね。うちの子はそんなんじゃないと思ってたのに…。」

 

魔「さぁなぁえぇぇ?」

 

早「全て嘘です!」

 

レイ「でもどうやって過去に来たんでしょうか…?」

 

亜「それがわかんないんすよ。私は殺される筈だった、そこまでは覚えてるっす。」

 

魔「殺される?」

 

亜「そのことは詳しく話せないっす。聞かれてるかもしれないっすから。」

 

霊「(聞かれてるかも、しれない?)」

 

レミ「ここへ来た理由も能力かしらね。」

 

に「能力鑑定?腕がなるね!」

 

レミ「頼んでないのだけど…。」

 

妖「他にも信じれる理由があります。危険だった仲間たちを的確に助けてくれた、というところです。」

 

「実際、幽々子様を助けてくださりました。」

 

ア「そういえば私も。」

 

レイ「確かに、セルと戦った後に咲夜さんを助けてくれました。」

 

咲「ええ。」

 

亜「そりゃ勿論、最悪の結末を迎えることを知ってたからっすよ。」

 

早「それじゃあなんでレミリアさんの予知と一致しないんでしょう?」

 

に「おそらく魔理亜ちゃんが来たことで未来が変わったんだと思うよ。」

 

レミ「それなら納得ね。」

 

霊「(私や悟天の前に現れなかった理由は、助けなくても結果は同じだったからということね。)」

 

レイ「魔理亜さんの言う事が本当なのはわかりましたけど、これからどうするんですか?」

 

亜「そうっすね〜、戻り方もわかんないすから暫くはこっちでお世話になるっすね。よろしくっす!」

 

 

かくして、新たに霧雨魔理亜が仲間となったのだ。

 

 

霊「にしてもあんた、その気はサイヤ人よね?母親が魔理沙なら父親は誰なのよ。」

 

早「あっ!それめちゃくちゃ気になります!」

 

亜「それは言えないっすよ〜。これからのお楽しみっす!」

 

魔「(まさか、にぃちゃんと、じゃないよな?)」

 

レイ「もしかすると悟天さんかもしれませんね。」

 

魔「そ、そんな訳ないぜ!」

 

霊「あら可愛い。」

 

魔「うるさいうるさい!」

 

 

顔が真っ赤だ。

 

 

に「忘れるところだった。悟天君の能力がわかったよ。」

 

天「発表ってそれか。」

 

に「それは」

 

亜「〈従来の力の常識を変える程度の能力〉っすね!」

 

に「いいとこ取りされたぁ…。」

 

亜「私は未来から来たことを証明するためっすよ。ハハハ。」

 

妹「(疑ってることがバレたか?)」

 

に「ま、そういうこと。悟天君、何か心当たりない?」

 

天「心当たりかぁ、う〜ん、」

 

「あっ、昔ベジータさんが超サイヤ人のバーゲンセールだなって言ってるのをトランクス君が聞いたって言ってたなぁ。」

 

に「バーゲンセール?」

 

天「超サイヤ人が増えすぎたって意味らしいよ。俺やトランクス君は小さい頃から成れたけどお父さんやベジータさんやお兄ちゃんは苦労したらしい。」

 

に「それだよそれ!」

 

魔「霊夢、それなら、」

 

霊「理解できるわね、文たちがすぐ超化できたのも。悟天が来てからだから。」

 

に「あ、それなんだけど、」

 

霊「何よ。」

 

に「名前を考え直したんだ。霊夢さんが次の段階に入ったし。」

 

魔「おお!どんな名前だ?」

 

に「ふっふっふ、幻想郷の超サイヤ人、名付けてー」

 

「超サイヤ人G(幻想郷)さ!!」

 

魔「かっけえ!」

 

咲「前よりはマシね。」

 

妹「・・・(カッコいい)。」

 

霊「じゃあ私は…」

 

に「超サイヤ人G2だね。」

 

霊「そういうことにしてあげるわ。」

 

レミ「私は?」

 

に「勿論考えてますとも。超サイヤ人GV(ヴァンパイア)だよ。」

 

レミ「ふん、まあまあね。」

 

 

顔を見たらわかるが、とても気に入っている。

 

 

レイ「悟天さんの能力があれば、未来を変えるのもそう難しくはなさそうですね。」

 

咲「そうでありたいわ。みんな居なくなるなんて嫌だもの。」

 

天「あぁ、全滅なんてさせない。絶対俺がなんとかしてみせるよ。」

 

 

拳を強く握った。

 

 

天「あれ?その能力だと頑張るのって俺だけじゃなくない?」

 

霊「細かいことはいいのよ。もしあんたが死んでみんな弱くなったらどうするのよ。」

 

天「そっかぁ。」

 

 

魔人ブウと闘ったあの時、悟空が気づかないほど超サイヤ人3の消耗が早かった理由は、もしかしたら悟天が死んでいたからかもしれない。

 

 

霊「難しい話は終わりよ。飲むわよ!」

 

天「よぉし!」

 

レイ「食うぞ食うぞ〜!」

 

咲「介護、お願いね。」

 

レイ「あ、すっかり忘れてました!」

 

ゴ「やっと食えるのか。」

 

妖「黙って。」

 

大「チルノちゃん起きて、再開したから。」

 

チ「う〜ん。」

 

ル「美味いのだ!」

 

リ「あ、これ返すよ。」

 

ゴ「俺の剣!貴様らが持っていたのか!」

 

ミ「皆さんたんと食べてくださいね。」

 

亜「ママ、はいこれ椎茸(しいたけ)。」

 

魔「お!わかってるじゃねえか!」

 

妹「おい一緒に飲むぞ女たらし。」

 

霊「は?邪魔よ。」

 

天「まあまあ、3人一緒に飲めばいいじゃん。」

 

早「妹紅さん、一緒に飲みませ」

 

ア「早苗、飲みましょ?」

 

早「あっはい。」

 

に「たまには沢山食べようかな。」

 

萃「おーい悟天。」

 

勇「今回も飲み比べするぞ。」

 

霊「ちょっと、今私と飲んでんだけど!」

 

萃「霊夢も参加しろよ。」

 

勇「私らに負けるのが怖いのか?」

 

霊「上等じゃないの!」

 

妹「だったら私だって!」

 

天「潰れない程度にね。」

 

椛「文さんが倒れてるぅ!」

 

さ「こいしが居ないわ。」

 

空「鶏肉おいしい!」

 

燐「むにゃむにゃ。」

 

咲「レイ。」

 

レイ「どうしました?咲夜さん。」

 

咲「もう敬語じゃなくていいし呼び捨てでいいわよ。それと、」

 

「その、ありがとう…。」

 

レイ「そんな、先輩である咲夜さんを呼び捨てなんてできませんよ!」

 

「それに、僕は当たり前の事をしただけですし…。」

 

咲「ふふ、レイらしい答えが返ってきて安心したわ。」

 

「これからもよろしく頼むわね。」

 

レイ「はい!こちらこそ!」

 

 

こうして、大盛り上がりの宴会は幕を閉じたのであった。

 

 

 

•••

 

 

 

亜「あー、楽しかったぁ。・・そういえば、心の底から楽しいと思えたのはいつ以来だったかなぁ。」

 

「あ、そうだ。明日にでも本当は今どうなってるか、伝えよっと。」

 

「誰がいいかなぁ。やっぱり、あの3人には直接言う方がいいっすよね。」

 

 

この内容は、また別の機会で記すとしよう。

 

 

次の話へ続く。




というわけで、第27話でした!

中編はやらないと言ったのが仇になってしまいました…。かなりの文章量になって申し訳ありません。

あまりにも日にちが経つてしまったので、いつもは日曜の朝に投稿しているのですが、今回は例外としました。

レミリアは納豆が好き、というのは原作設定です。

幻想郷を英語にするとIllusion villageらしいですが、超サイヤ人Iや超サイヤ人IVはパッとしなかったので超サイヤ人Gにしました。この件はにとりやれいも協力してくださりました!


ここまでのご愛読、有難う御座いました!!
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