幻想天霊伝説〜都会の悟空が幻想入り〜   作:サウザンド・J

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この小説は、東方プロジェクトとドラゴンボールの2次創作です。

・2次創作
・ヤンデレこいし
・勝手な解釈
・長文
・ゴクアはいい子
等が含まれております。

それでも問題なry


第35話「幻想の魔神」

〜あらすじ〜

惑星に着いたのはいいが、バラバラに転送されてしまった霊夢達。

 

そこで待ち構えていたのは霊夢達にそっくりな人造人間であった。

 

魔理沙、早苗、文は見事一人で打ち勝ち、妹紅はチルノのおかげで勝利した。

 

霊夢、レミリア、レイは今なお闘い続けている。

 

だが、大変なことにアリスキラーは、かつてベジータが魔人ブウを倒すために使った切り札「ファイナルエクスプロージョン」を繰り出したのだ!

 

アリスと文は逃げ切れるか!?

 

悟天はいったい、どうなってしまうのか!?

 

幻想天霊伝説 第35話

 

[???]

 

その巨人は大きかった。50mはあるだろう。

 

 

天「お前は…。」

 

???「安心したまえ、敵意などない。」

 

天「なんで俺をこんな所へ連れて来たんだ!?」

 

???「おっと、君の方は敵意丸出しではないか。なになに、其方(そなた)を助けに来たのだぞ。」

 

天「助けに?」

 

???「そうだ。其方は今、倒れている。これは事実だ。」

 

「それも重傷だ。神経の幾らかを焼かれ、食事もままならない。故に仙豆も口にできない。」

 

天「そんなに酷かったんだ…。」

 

???「そんな其方の身体を治してやる。ただではないがな。」

 

天「治せるの?」

 

???「簡単だぞ。」

 

天「いや待って、俺が霊夢達の敵になったりはしないの?」

 

???「そういうものではない。だが、もたもたしていると、誰かが死ぬかもしれないぞ。」

 

天「…!」

 

???「さあ、どうする?」

 

天「・・・。」

 

「わかった。俺を治してくれ。」

 

???「クク、承知したぞ。」

 

 

次の瞬間、霧が晴れるとともに眩い光で視界がなくなった!

 

 

 

気がつくと、永遠亭のベッドに横たわっていた。

 

 

天「ん・・、身体が、動くぞ。」

 

 

すんなりと起き上がれた。

 

 

天「誰もいないな。永琳さんにお礼したいけど急いでるからなぁ。」

 

永「! あなた誰!」

 

天「え?急に怒鳴ってどうしたんだよ。」

 

永「黙りなさい!どうやってここに入ったかわからないけど、覚悟なさい!」

 

天「待って待って!悟天だ!俺は孫悟天だよ!」

 

永「・・あ、あぁ、悟天さんね。ごめんなさい…。」

 

天「いや…。」

 

永「(悟天さんがわからなかった?まだそんな歳じゃないわ。)」

 

「(まさか…、いや、でも)」

 

「悟天さん、髪の毛を1本くれないかしら?」

 

天「え?いいけど。」

 

永「ありがとう。」

 

 

髪の毛を1本抜き、永琳に渡した。

 

 

天「俺急いでるから、ありがと!」

 

永「身体は大丈夫なの?」

 

天「元気元気!それじゃあね!」

 

バシュッ!!

 

 

にとりの研究所へ向けて飛んだ。

 

 

永「あの文献が本当なら、これだけでもあれば忘れることはないはず。」

 

幻想の魔神ね。本当にいるのかしら…。」

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[紅魔館]

 

フ「もうすぐお昼ね。」

 

小「お嬢様、大丈夫でしょうか…。」

 

フ「レイの心配もしなさいよ。」

 

小「そ、そうですね。」

 

パ「・・・。」

 

 

おそらく、ことの重大性を認識していたのは、紅魔館ではパチュリーだけであろう。

 

察知できた理由は、出発する前のレミリアの言葉である。

 

〜〜

 

 

 

レミ「よく起きれたわね、パチェ。」

 

パ「眠れなかったの。」

 

レミ「そう。何故かしら?」

 

パ「・・お願いがあるんだけど。」

 

レミ「何かしら?」

 

パ「この闘いに参加しないでほしいの。レミィ、お願い。」

 

レミ「それは駄目よ。」

 

パ「なんで?」

 

レミ「もしここで闘わなかったとしても、いずれ闘うことになるわ。あの科学者と。」

 

「それなら、霊夢達がいる方が勝利する確率が高い。それなら今闘うわ。」

 

パ「私はただ死んで欲しくないだけよ。」

 

レミ「運命は見えているの。ここでパチェが行かせてくれることも。」

 

パ「・・・。」

 

レミ「だからふたつだけ言葉を残すわ。」

 

「もし私が生きて帰らなかったら、次の紅魔館当主はフランよ。」

 

パ「やっぱり、連れて行かない理由はそれだったのね。」

 

レミ「そしてもう一つ、」

 

「ありがとう。そうみんなに伝えておいてちょうだい。」

 

〜〜

 

 

 

咲「パチュリー様、顔色が悪いように見えますが、お体の具合はよろしいでしょうか?」

 

パ「大丈夫よ。ちょっと、考え事してただけ。」

 

ピピピ

 

咲「半死体の刀剣が完成したようです。私も行きます。」

 

フ「そっか。ダメダメお姉様のサポートお願いね!」

 

咲「お嬢様は立派なお嬢様ですよ。」

 

 

笑顔でそう言った。

 

 

パ「行かないで、と言っても行くのよね?」

 

咲「はい、お嬢様が待ってますから。」

 

パ「必ず帰って来なさい。」

 

咲「勿論です。それでは。」

 

 

咲夜は笑顔で紅魔館を後にし、研究所を目指した。

 

 

パ「・・はぁ。」

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[白玉楼]

 

ピピピ

 

妖「できたようですね。」

 

 

妖夢のブレスレットに通信が入った。

 

 

幽「行くのね。」

 

妖「はい、刀剣は完成したようです。私も行きます。」

 

「あのヤクザメイドも待ってるでしょうし。」

 

ゴ「幽々子は任せろ。俺がなんとしてでも守ってやる。」

 

妖「ゴクア、呼び捨てを直さないと斬りますよ。」

 

幽「喧嘩しないの。」

 

妖「それでは、行って参ります。」

 

幽「行ってらっしゃい!」

 

 

白玉楼を後にし、飛び立った。

 

 

幽「・・・。」

 

ゴ「どうした?」

 

 

幽々子は哀しそうな表情を浮かべている。

 

 

幽「なんだか、帰ってこない気がするの。」

 

ゴ「奴は一人ではない。心配などいらんだろう。」

 

 

勿論、根拠はない。

 

 

幽「ありがとう。ナデナデしてあげるわ。」

 

ゴ「いらん!」

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[にとりの研究所]

 

セ「来たか。」

 

咲「お邪魔させてもらうわ。」

 

に「やっと完成したよ。眠い…。」

 

セ「休憩しろ。働きすぎだ。」

 

に「そういう訳にもいかないよ。みんな頑張ってるんだし。」

 

セ「全くお前という奴は。」

 

妖「お待たせしました。」

 

に「おっ、いいタイミング!」

 

「はい、これ。」

 

 

改良された白楼剣、楼観剣を受け取った。

 

 

妖「これは…!」

 

 

鞘から抜くと、刀剣は光り輝いた。そして実感した。簡単には折れないということを。

 

 

妖「ありがとうございます。行って参ります。」

 

咲「あら無視かしら?気分悪いわね。」

 

妖「待ってくださりご苦労。行きますよ。」

 

咲「星に着いたら始末しようかしら?」

 

セ「やめんか2人とも。」

 

に「それじゃあ頑張ってね。私は少し寝るよ。」

 

咲「ごゆっくりどうぞ。」

 

セ「頼んだぞ。」

 

妖「勿論です。」

 

咲「必ず戻ります。」

 

 

2人はブレスレットのスイッチを押し、ドクターがいる惑星へと向かった。

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[惑星??? アリス&文付近]

 

ア「逃げ切れそう!?」

 

文「任せてください!逃げ切ります!」

 

 

爆風から一目散に逃げていた。

 

 

ア「! 何か来るわ!」

 

 

アリスは爆風以外にも何かが近づいていることを察知した。

 

それは、倒し損ねてしまった文キラーである。

 

 

文「やり損ねましたか…!」

 

文キ;「魔貫光殺砲」

 

ズォビッ!!

 

文「うわっと!」

 

 

なんとか避けた。

 

 

ア「あれの相手は私がするわ!逃げることに集中して!」

 

文「わかりました!」

 

ア;「連続エネルギー弾×5」

 

 

アリスと上海人形その他の4体で連続エネルギー弾を放った。

 

 

文キ「クッ!」

 

ヒュンッ!ヒュンッ!

 

 

暫く放ち続けているのだが、なかなか命中しない。

 

 

ア「しぶといわね…!」

 

「? あれは…。」

 

 

前を見て、何かに気づいたようだ。

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[惑星??? 霊夢転送地]

 

天キ「チャントタタカッテヨ。」

 

霊「うるさいわね!」

 

 

悟天キラーに若干押されている。悟天と瓜二つの敵に対して、本気で攻撃することができないからだ。

 

やりづらさは他にもある。

 

 

霊;霊気「博麗かめはめ波」

 

霊「かーめー、はーめー…!」

 

天キ「エイッ!」

 

霊「ぐっ!」

 

 

このように、手を読まれてしまうのだ。

 

 

霊「私の動きはわかるみたいね。悟天の感覚があるのは本当だわ。」

 

「(わかってくれてるのは、ちょっと嬉しいかも…。)」

 

ド「お待たせしたな。」

 

 

改良された霊夢キラーが姿を現した。

 

 

霊「早いわね。」

 

ド「データを読み込ませただけだからな。」

 

霊「そんなので改良できるのね。」

 

ド「さあ、博麗霊夢を倒せ!」

 

霊キ「ウン。」

 

天キ「ワカッタ。」

 

霊「かかって来なさい!」

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[惑星??? 妹紅&チルノ地点]

 

暫く歩くと、殺風景な大地とは裏腹に大きな建物がいくつもある場所に着いた。

 

 

チ「何これ?」

 

妹「急に機械っぽくなったな。」

 

チ「建物?」

 

妹「いや、建物よりはそうだな、大砲に見えるな。」

 

ヴィィン

 

妹「なんだ?」

 

チ「スイッチが入ったのかな?」

 

妹「あぁ、全部に入ったみたいだな。」

 

チ「でも何のスイッチだろ?」

 

妹「よくはないことだろうな。気をつけろ。」

 

チ「うん!」

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[惑星??? レミリア転送地]

 

レミ「・・遠くで大きな爆発があったみたいね。」

 

レイキ;「連続エネルギー弾」

 

ボボボボッ!!

 

レミ「しつこい!」

 

 

超スピードで全て躱した。

 

 

レミ「! 何か来る!」

 

レミキ;神槍「スピア・ザ・グングニル」

 

 

神槍が先に飛んできた!

 

 

レミ「っ!」

 

ボフッ!

 

 

片手で防いだ。

 

 

レミ「気が込められていないグングニルなんて大したことはないわ。」

 

「でも、これは厄介ね。」

 

 

レミリアの前に立ちはだかったのは、自分と部下の分身のような敵であった。

 

 

レミ「レイも向かって来てるわね。それなら…!」

 

バシュッ!!

 

 

ある場所へ向けて全速力で飛んだ!

 

 

レミキ「!!」

 

レイキ「マテ!」

 

 

2体の人造人間は、レミリアを追いかけた。

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

一方、レイは。

 

 

レイ「早くしなければお嬢様が危ない!」

 

 

ふと気がつくと、見えはしないがレミリアがどんどん離れていくではないか。

 

 

レイ「お嬢様が急に動き始めた…偽物が追いついたか!」

 

 

レミリアに追いつこうとすればするほど、とてつもない何かがわかってくる。

 

 

レイ「何か強い衝撃を感じる…お嬢様より先からだ…!」

 

 

それは爆風のような何か。

 

ふと、元いた世界で愛読していた漫画のワンシーンが頭をよぎった。初めて誰かのために命を使い果たした、彼の姿だ!

 

 

レイ「…ベジータ⁉︎」

 

 

その予想が正しければ、レミリアはそれへ突っ込もうとしている。今わかったが、レミリアの先からアリスと文の気も感じる。

 

 

レイ「お嬢様は偽物を道連れにする気だ‼︎」

 

 

急いだ。とにかく急いだ…!

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[惑星??? 魔理沙転送地]

 

ドカーンッ!!

 

魔「ふあっ!?」

 

 

爆音で魔理沙は飛び起きた。

 

 

魔「誰だ!」

 

 

仕掛けたトラップに何者かが引っ掛かったようだ。

 

 

早「ゲホっ、私ですよぉ。」

 

魔「早苗かよ!驚かさないでほしいぜ。」

 

「(でも、強めのトラップにしたはずだぜ。それくらいのダメージで済むなんて、早苗のやつ、何があったんだ?)」

 

早「それより心配したんですよ!魔理沙さんが倒れてたんですから。」

 

魔「すまねえ、ちょっと眠ってたぜ。」

 

早「こんな所でですか!?」

 

魔「変か?」

 

早「いえ…。」

 

「とにかく、誰かと合流しましょう。一人だといつやられてもおかしくありません。」

 

魔「それもそうだな。霊夢とかと合流したいところなんだが…。」

 

早「少なくともすぐに行ける距離ではありませんね。どこにいるのか見当もつきません。」

 

魔「仕方ないな。近くのやつと合流するのぜ。」

 

早「わかりました!」

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[惑星??? レミリア付近]

 

レミ「! 見えた!」

 

 

まだ遠いがアリスと文を見つけた。ここで止まった。

 

 

レミ「あっちも何かと闘ってるみたいね。」

 

「ここから、全てが賭けになるわ。」

 

レミ;神槍「真・スピア・ザ・グングニル」×2

 

レミ「飛んでいきなさい!」

 

ビリッ!ブンッ!!

 

 

意図はわからないが、投げたグングニルに静電気を流し込んだ。

 

レイの元へ飛んでいく。

 

 

レミキ「ガッ!」

 

レイキ「グッ!」

 

 

途中でレミリアキラーとレイキラーをかすった!

 

静電気のせいで一瞬痺れた。しかし、これは狙い通りのようだ。

 

 

レミ「行くわよレイ!」

 

 

もう一本のグングニルを持ち、飛んで行った!

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

ブンッ!!

 

レイ「うわっ!」

 

 

前方から、レミリアのグングニルが飛んできた!

 

が、速いがレイの手元に飛んでくる。

 

 

レイ「お嬢様の槍が何で僕のところに?」

 

 

間一髪でキャッチした。

 

同時にレミリアが此方へ飛んでくる!それと、気がないせいでわかりにくいが、レミリアキラーと何かの動きが一時的に鈍くなっている。

 

 

レイ「そうか!これであの偽物を!」

 

 

レイも2体へ飛んで行った。

 

そして…!

 

 

レミ「はぁっ!!」

 

レイ「くらえーーっ‼︎」

 

ザクッ!!・・ドカーンッ!!

 

 

それぞれの偽物を突き抜けた!

 

 

レイ「手応えありだ!」

 

 

もう1体は自分の偽物だったということに、この時気づいた。

 

 

レイ「僕の偽物もいたのか…後味悪いなぁ。」

 

ピリッ

 

レミ「そんな!」

 

レイ「しまった!」

 

ピューッ!

 

 

このタイミングで能力が切れてしまった…!

 

飛んでいた勢いのままぶっ飛んでいく。

 

 

レイ「まさかこんな時に時間切れだなんて!」

 

 

グングニルも手から離れてしまった。が、

 

 

ガシッ!

 

ア「私たちがいてよかったわね。」

 

レイ「助かりました…」

 

 

全速力で飛ぶ文に掴まっているアリスがレイをキャッチした。

 

それだけでなく、

 

 

文キ「!!」

 

グサッ!!

 

 

手放したグングニルが文キラーに命中し、文キラー諸共爆風に巻き込まれ大破した!

 

 

ア「結果オーライね。」

 

レイ「これで全て倒せたんでしょうか?」

 

ア「近くには居ないわね。」

 

文「重いんですけど…。」

 

レイ「もう少し頑張ってください!」

 

 

まだ爆風から逃げている途中である。

 

 

レミ「速く!」

 

文「はぁぁぁっ!」

 

 

数分後、4人はなんとか逃げ切り惑星の地表に降りた。

 

 

レミ「よく私の意図がわかったわね。」

 

レイ「これ位できなければお嬢様の部下は務まりませんから。」

 

ス・・

 

ア「レェイくぅん♡」

 

レイ「な、何でしょうか!」

 

 

アリスの超サイヤ人G2が解けた!

 

 

文「あ、頑張ってくださいね〜。」

 

レイ「お嬢様!助けてください!」

 

レミ「私もあれには触りたくないわ。」

 

ア「ネェネェ、さっきみたいに抱きついてェ♡」

 

レイ「しません!ここは敵陣なんですよ!」

 

文「レイさんには咲夜さんがいますもんね〜。」

 

レイ「文さんも冷やかしてないで助けてくださいよ!」

 

文「私もいささか気が引けましてね。」

 

「あ、アリスさんのポケットに入ってる仙豆を食べさせたら元に戻りますよ〜。」

 

 

しかしアリスはガニ股で性犯罪者の構えを取っている。

 

 

レイ「あれでどうやって食べさせるんですか!」

 

レミ「無理やり口に放り込むしかないわね。通常なのだから不可能ではないわ。」

 

文「私はさっき仙豆を使ったので持ってませんし、頑張ってくださいね〜(ニヤニヤ)。」

 

レイ「やるしかないかぁ…」

 

 

仙豆は敵地において重要だ。無駄遣いはできない。

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[幻想郷]

 

天「どうなってるんだ?みんな、俺が名前を言うまで忘れてるみたいだったなぁ。」

 

「もしかして、あいつが言ってた副作用なのか?」

 

 

永遠亭を出た後もいろんな人物に声をかけてみたのだが、やはり初対面かのような反応をされてしまう。

 

 

天「これだとたぶん、にとりの所に行ったらセルと闘うことになっちゃうなぁ。」

 

「早くあの星に行かなくちゃいけないのに…。」

 

こ「あ!お兄ちゃんやっと見つけた!」

 

天「こいしちゃん?」

 

 

途方にくれていた悟天の元へ、愛弟子が現れた。

 

 

天「俺がわかるの?」

 

こ「? 何言ってるの?」

 

天「いや、わかるならいいんだけど。」

 

こ「変なの〜。でも可愛い♡」

 

天「そ、そうかな…。」

 

こ「そうだ、そんな可愛いお兄ちゃんにお届け物があるよ。これ!」

 

 

修理された転送ブレスレットを渡された。

 

 

天「こ、これって。」

 

こ「河童の人が寝ちゃったから届けに来たの。」

 

天「ありがとう!助かるよ!」

 

こ「じゃあ、お礼にチューして。」

 

天「え?」

 

 

会った時から予感していた悪い想像は的中してしまった。

 

 

天「待って、今はそれどころじゃないんだよ。」

 

「霊夢が、皆んなが心配なんだよ。」

 

こ「また霊夢なの?」

 

天「うっ。」

 

 

こいしは怖い顔になった。

 

 

天「行かなくちゃ。」

 

こ「チューしてくれないなら、ここで叫ぶよ?」

 

天「えっ!それは困るなぁ。」

 

こ「さーん、にー、いーち。」

 

天「わかった!この闘いが終わったら必ずするよ!」

 

こ「ほんとに?」

 

天「ほんとほんと!約束するから。」

 

こ「・・わかった。お兄ちゃんを信じる。」

 

天「助かるよ。」

 

 

悟天は急いで転送を開始し、惑星へワープした。

 

 

こ「お兄ちゃん…。」

 

「ん?人里がうるさい。なにかあったのかな?」

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[惑星??? 咲夜&妖夢転送地]

 

咲「着いたわね。」

 

妖「この場所、見覚えがあります。あのガラクタを相手にした時と同じ場所です。」

 

ド「よく覚えていたな、魂魄妖夢。」

 

妖「! あなたは!」

 

ド「その通り。こんな何もない星にわざわざ来てくれて、感謝するぞ。ククク。」

 

咲「御託はいいわ。早く姿を現しなさい。」

 

ド「そう慌てるな。お前たちにもプレゼントを用意したんだが、入れ違いになってしまってな。」

 

咲「入れ違い?」

 

ド「お前たちのコピーのような私の作品だ。正直、お前たちはここへ来ないとばかり思っていたからな。」

 

妖「コピーとは、まさか!」

 

ド「お前たちと実力も同じだ。しかし、入れ違いになってしまっては仕方がないな。」

 

「そうそう、覚醒の実の力を持った人造人間が2人もやってきて、幻想郷は太刀打ちできるのかね?」

 

咲「しまった!!」

 

妖「落ち着いて!ここで戻れば、数日はこの星へ行けなくなってしまいます!」

 

咲「でも…!」

 

ド「そんなお前たちにはお詫びをくれてやる。」

 

ドカーンッ!

 

咲「こいつらは…!」

 

妖「小賢しいですね。」

 

 

以前取り逃がしたメタルクウラ達だ!

 

 

ド「ここで逃げても構わんが、このメタルクウラ達が散らばれば、この星にいる仲間はどうなるかな?」

 

妖「やるしかないようですね。」

 

咲「幻想郷は、きっと大丈夫。きっと…。」

 

妖「はぁぁぁっ!!」

 

咲「んんっ!!」

 

ヴンッ!!バチッ!バチッ!

 

妖「行きますよ!」

 

咲「私に命令しないで!」

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[惑星??? 霊夢転送地]

 

ド「やるではないか博麗霊夢!」

 

霊「はぁ…。」

 

 

悟天キラーとパワーアップした霊夢キラーを相手に互角だった。

 

 

霊「こんなガラクタじゃ私を倒すことはできないわ。退くことを提案するわ。」

 

ド「ほう、それはどういうことかな?」

 

霊「私にはまだ余裕があるの。」

 

 

霊夢は交渉を行った。闘い慣れしてるだけある。

 

 

ド「と、言うと?」

 

霊「私には仙豆もあるのよ。」

 

?「それってもしかしてこれのことですかァ?」

 

霊「! 誰!?」

 

 

突如、悟天キラーと霊夢キラーの前にオンリョウキが現れた。

 

その手には、霊夢の仙豆があるではないか!

 

 

霊「そんな!」

 

オ「こんなアイテムはこうデス。」

 

メキッ

 

 

仙豆を握り潰してしまった。

 

 

霊「っ!」

 

オ「これで余裕はなくなりましたねェ。さァ、どうしますゥ?」

 

ヒュンッ!!ドゴッ!!

 

霊キ「ガハッ!」

 

 

瞬間移動して霊夢キラーの背後に廻り蹴飛ばした!

 

続いて右の拳に気を溜めたが、

 

 

オ「そォれ!」

 

ドゴッ!!

 

霊「う゛っ !」

 

 

殴り飛ばされた。

 

 

オ「なるホドなるホド、闘う相手はちゃァんと選ぶみたいですねェ。感心感心。」

 

霊「ふざけるのも、いい加減にしなさい…!」

 

オ「グヒャヒャ!いい顔してますよォ!」

 

 

霊夢は有無を問わず攻撃を仕掛けたが、

 

 

ピリリリッ!!

 

霊「なんですって…!」

 

 

当たった筈だった。しかし、オンリョウキは身体を分解させ、姿を消してしまったのだ!

 

まるでジャネンバのような戦術だ。

 

 

霊「ど、どこよ…!」

 

ピリリリッ!!

 

シュルルルッ!!

 

霊「な!うぅっ!」

 

 

突如背後に現れ、尻尾で首を巻きつかれ宙吊りにされた…!

 

 

オ「ここデスが?」

 

霊「あ・・が・・。」

 

オ「アナタに生きていられると面倒だとドクターは仰いました。」

 

「なのでェ、ここで仕留めまァす。」

 

オ;「ドレインテール」

 

 

巻きついた尻尾から、霊夢の気を吸い取り始めた。

 

 

霊「ぁ・・ぁ・・…。」

 

ス・・

 

オ「勝負アリですねェ。グヒャヒャヒャッ!」

 

 

超サイヤ人G2が解けた…。

 

オンリョウキは尻尾を離したが、霊夢は立てず横たわった。

 

 

オ「さァお2人さん、あとは、任せましたよォ。」

 

「グヒャヒャヒャッ!」

 

 

先程と同じように消えた。

 

 

天キ「ククク。」

 

霊キ「フフフ。」

 

霊「・・・。」

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[惑星??? 悟天転送地]

 

天「へぇ、驚いたなぁ。こんな街があったのか。」

 

 

悟天が転送された場所は、街のような場所の中だった。人の気配は全くしないが。

 

 

ヴィィン

 

天「?」

 

 

建物から音がした次の瞬間!

 

 

ドォンッ!!

 

天「なんだ!?」

 

 

砲弾が発射された!続いて、

 

 

ドォンッ!!ドォンッ!!

 

 

周りの建物からも発射された。いや、これは建物ではなく兵器だ。

 

 

天「い、いきなりか…!砲台の先にあるのは…、月?」

 

 

悟天が見たものは明らかに月だ。幻想郷に向けてはいない。

 

 

天「ん!霊夢はあっちだ!気が小さくなってる。」

 

「間に合ってくれ!」

 

バシュッ!!

 

 

兵器を潜り抜け、飛んで行った。

 

 

惑星が動き出したが、何が目的なのか?

 

霊夢の運命は?

 

悟天は間に合うか?

 

他のメンバーは大丈夫なのか?

 

幻想郷はどうなるのか?

 

第36話へ、続く!!




というわけで、第35話でした!

漸くできました。お待たせしました。

何か質問等があれば気軽にご連絡ください。


ここまでのご愛読、有難う御座いました!!
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