幻想天霊伝説〜都会の悟空が幻想入り〜   作:サウザンド・J

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この小説は、東方Projectとドラゴンボールの2次創作です。

・2次創作
・更新が遅い
・勝手な解釈
・ごてもこ?
等が含まれております。

遅い!遅すぎる!と思った方、誠に申し訳ありませんでした。


第39話「お前が大事だから」

〜あらすじ〜

メタルクウラを討ち、咲夜キラー、妖夢キラーと相手をし、窮地に追い詰められるセル。そこへ、ずっと隠れていた魔理亜が助けに来てくれた。そのおかげで何とか撃破した。

 

一方悟天は、霊夢が元いた場所に到着した。しかし間に合わなかった。オンリョウキに力を奪われた霊夢は、悟天キラーと霊夢キラーに敗れ湖に沈められていたのだ。

 

その時、激怒した悟天は更なる変身を遂げた!

 

どうなってしまうのか!?

 

幻想天霊伝説 第39話

 

 

 

 

[湖]

 

天「ガァァァッ!」

 

霊キ「フン!」

 

霊キ;霊気「博麗かめはめ波」

 

「カーメー、ハーメー…」

 

 

霊夢キラーは至近距離で攻撃を当てようとしたが、

 

 

天;「超爆発波」

 

「ガァァァッ!!」

 

霊キ「ナッ!」

 

ゴォォッ!!

 

 

怒り狂った悟天は突然、超爆発波を放ち霊夢キラーをあっという間に消しとばしてしまった!

 

 

ギ「これは、想像以上だ。素晴らしい。」

 

「私が欲しいデータは取れた。此方はもういいだろう。」

 

 

Dr.ギークは通信を切った。

 

狂える戦士の次なる目標は、悟天キラーだ。

 

 

天「ッ!」

 

バシュッ!!

 

天キ「クソッ!」

 

ドゴッ!!

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[惑星ギーク 地下施設]

 

魔「お腹いっぱいなのぜぇ。」

 

レイ「魔理沙さん食べ過ぎですよ…。」

 

 

地下に誘導された魔理沙・レミリア・アリス・文・早苗・レイは、沢山の食べ物にありついていた。

 

地下に案内されていた一行が最初に入った部屋は、大量の料理が用意されていたのだったからだ。

 

あれほど警戒していただけに、拍子抜けである。

 

 

早「美味しかったですね。」

 

ア「毒とか入ってないかしら。」

 

レミ「それは大丈夫よ。毒があれば私ならわかるから。」

 

レイ「向こうの意図が全く読めませんね。」

 

文「食料を提供してくださったのは有難いですけどね〜。」

 

早「もしかして、私たちと仲良くしたいのでは」

 

ギ「夕食は満足していただけたかな?」

 

早「ハァッ☆」

 

 

早苗の発言を遮り、声が響いた。

 

 

魔「お前、何のつもりだぜ!」

 

ギ「申し遅れた。私の名はDr.ギーク。天才科学者だ。此度は惑星ギークへようこそ。」

 

魔「人の話を聞けってんだ。」

 

早「えぇ…。」

 

 

早苗は困った。

 

 

レイ「聞く耳持たずってやつですかね。」

 

早「私に対してはみんなそうじゃ」

 

ア「自分で天才って…。」

 

ギ「事実だ。もっと褒めろ。」

 

早「ハァッ☆」

 

文「これはとんだ天狗野郎ですね〜。」

 

レイ「…文さんも天狗ですよ。」

 

文「あーう。」

 

レミ「もう言ってくれないかしら。」

 

ギ「そうだったな。私がお前たちに食事を提供したのは他でもない。万全の状態で闘ってほしいからだ。」

 

魔「随分と余裕なところが腹立つのぜ。」

 

早「そんなこと言ってたら後悔しますよ。」

 

 

早苗にはその根拠がある。

 

 

レイ「よほどの自信があるようだな。」

 

ギ「まあ聞け。オンリョウキを除けば、お前たちに闘ってもらう私の作品はあと2つだ。」

 

ア「オンリョウキ?」

 

魔「たぶんあの憎たらしい青い奴だぜ。」

 

ギ「話は長くしたくない。さあ、そこにある扉を開け進みたまえ。」

 

 

声は聞こえなくなった。

 

 

レミ「ちっ、あと数時間あれば、レイの能力は回復したのに。」

 

レイ「あと2回…慎重に使わなければいけませんね。」

 

文「あと2作品って言ってたので1回ずつで終いですね〜。」

 

レイ「それぞれ一回で敵を倒せればいいのですが…。」

 

魔「不安を口にしたらダメだぜ。」

 

 

魔理沙はレイの肩をポンと叩き、ニッと笑った。

 

 

レイ「そうですね!全力を尽くします!」

 

レミ「(大丈夫。未来を見なくてもきっと。)」

 

 

一行は扉を開けて進んだ。

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[にとりの研究所]

 

に「ふあ〜。」

 

セ「起きたか。」

 

に「あ、セル。」

 

亜「にとりさん、おはようございますっす。」

 

に「魔理亜ちゃんも。ここにいるってことは、闘う時が来たんだね。」

 

亜「そうっす!もう終わったっすけど。」

 

に「えっ!そうなの?」

 

セ「霧雨魔理亜に助けられた。」

 

に「だから傷だらけなんだね。」

 

「あ〜、寝てないで撮影すればよかった。」

 

セ「またそれか。」

 

亜「にとりさんらしいっすね。」

 

に「それよりも2人とも、ありがとう。」

 

亜「にとりさんが生きてるだけで十分っすよ。」

 

セ「感謝するがいい。」

 

 

魔理亜もセルも満足気だ。

 

 

に「魔理沙たちは地下に行ったみたい。他のみんなも纏まってきたね。」

 

セ「それは良かったな。」

 

に「! 大変だ!霊夢さんをつけていたカメラが破壊されてる!」

 

セ「なに?」

 

に「これじゃデータはおろか生存すら確認できない。」

 

亜「・・・。」

 

に「これは、悟天君?髪が物凄く長くなってて、狂ってるみたいだけど。」

 

セ「そいつはまさか、超サイヤ人3!」

 

に「知ってるの?」

 

セ「少し形が違う気がするが、おそらくそうだろう。」

 

に「纏まってきたのに、ややこしくなってきた…。」

 

亜「にとりさん、私はまたバトルシミュレーターに籠るっす。」

 

に「わかったよ。」

 

セ「私も暫く休憩するぞ。流石に今回は応えた。」

 

に「お疲れ様。」

 

 

セルは椅子に凭(もた)れた。

 

 

に「霊夢さん、無事でいて…。」

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[湖]

 

妹「やっと追い着いた。・・あれは…。」

 

 

妹紅はやっと湖に到着した。しかしそこにいたのは、自分が追いかけていた悟天ではなかった。

 

 

妹「あのロン毛が、あいつか?もう1人もあいつに見えるけど。」

 

 

髪の長くない方は長い方に一方的にやられていた。

 

 

妹「! こっちに飛んでくる!」

 

ドガッ!!

 

 

悟天キラーが此方へ殴り飛ばされ、地面に激突した。

 

妹紅は、それは悟天ではないとわかった。千切れた腕の断面が生き物ではなかったからだ。

 

 

妹「こっちが偽物か!?」

 

天「ウガァァァッ!」

 

妹「うわっ!」

 

 

咄嗟に距離を取った。

 

 

ドゴドゴドゴドゴッ!!

 

妹「ぐっ!」

 

 

悟天は倒れている悟天キラーにラッシュしていた。妹紅が見ても何回殴ったかわからないくらいのスピードだった。その衝撃波は距離を取った妹紅にまで届いた。

 

 

妹「粉々になった…。本当に、あの女たらしなのか?」

 

天「ガァァァッ!」

 

 

悟天の胸が光った。これは、自爆する時の光だ!

 

 

妹「やめろ!!」

 

ヴンッ!!バチッ!バチッ!バシュッ!!

 

 

恐れず悟天に近づき、必死に呼びかけた。

 

 

妹「お前がそれを使ったら死んじまう!それだけじゃない。この星も無事かわからない。」

 

天「ガァァァッ!」

 

妹「この星まで吹き飛んだら、みんな死んじまう!目を覚ましてくれ!」

 

 

しがみついて呼びかけても、反応はない。

 

 

天「ウガァァァッ!」

 

妹「悟天!!」

 

天「ガァァァッ!」

 

バチンッ!!

 

天「アアッ」

 

 

狂戦士に、想いを込めたビンタをした。

 

 

妹「馬鹿野郎。お前を失ったら悲しむ奴がいるってことが、なんでわからないんだ!」

 

 

妹紅は泣いていた。誰かの為に泣いたことなどいつ以来だろう。いや、あっただろうか。

 

 

天「ア・・。」

 

スゥ・・

 

 

その想いに応えるかのように、悟天の髪は短くなり、眉毛も戻り、目も戻った。

 

 

天「俺は…。」

 

妹「・・・。」

 

ス・・

 

 

妹紅も変身を解いた。

 

 

天「妹紅か、元に戻してくれてありがとう。」

 

妹「全く、世話の焼ける奴だな。」

 

 

泣きながら笑顔を作った。

 

 

天「なんで泣いてるの?」

 

妹「う、うるさい!」

 

「それより、何があったんだ?」

 

天「・・霊夢が、死んだ。」

 

妹「なんだって…!」

 

 

少しの間、沈黙が続いた。

 

それを破ったのは、

 

 

チ「お〜い、姉貴〜。」

 

妹「チルノ、追いついたか。」

 

 

チルノだった。

 

 

チ「あ、兄貴もいる!どうしたの?」

 

天「霊夢がやられちゃってね。」

 

チ「そんな…。」

 

天「俺は見てないんだけど、あのドクターが言っててね。湖に沈めたって。」

 

チ「あたい、探してくる!」

 

バシュッ

 

天「・・・。」

 

 

悟天はわかっていた。霊夢はもういないということを。

 

 

妹「・・!」

 

ギュッ

 

天「!?」

 

 

妹紅は悟天の背後から抱きついた。

 

 

妹「私が、側にいるから…。」

 

「お前だけは、死なせない。」

 

天「妹紅…。」

 

 

チルノが戻って来た。

 

 

チ「やっぱり、居なかった。」

 

天「そうか…。ありがとう。」

 

チ「うん。」

 

「? 姉貴、何してるの?」

 

妹「! いや!何でもない!」

 

 

顔を真っ赤にし、慌てて腕を離した。

 

 

チ「顔赤いよ?でも、それもそうだよね。霊夢が死んじゃったんだから悲しいよね。」

 

妹「そ、そういうことだぞ。」

 

 

チルノは純真無垢だ。

 

 

天「先を急ごう。」

 

妹「ああ。」

 

チ「うん!」

 

 

3人は歩いて行った。

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[地下施設第2ホール]

 

扉を開けると、5mの細い道があり、その先に大きなホールが広がっていた。

 

 

早「大っきい場所ですね。」

 

レミ「闘いやすいところね。」

 

魔「万全の状態で闘ってほしいってのは本当みたいだぜ。そこもまた腹立つのぜ。」

 

レイ「ぎゃふんと言わせてやりましょう。」

 

文「・・あ、何ですかあれ。」

 

ア「大きい何かが、降ってくるわ!」

 

ドォォンッ!!

 

 

天井から全長10mの何かが降ってきた。100m程距離を置いているが、ここまで衝撃波が伝わった。

 

それは、一言で表すなら「塊」であった。イノシシのような図体、4本の脚、鬼のような人寄りの顔、そして体中から無造作に生えている顔や腕や脚、それらが1つで1体の生物なのだ。

 

無造作に生えているそれは、かつて悟空達が倒してきた敵戦士である。まさしく、絵に描いたような化け物だ。

 

 

レミ「何よあれ…。」

 

レイ「まさに化け物って感じですね。」

 

 

その時!

 

 

パカッ

 

レイ「!」

 

魔「あっ!」

 

 

突然レイが立っていた床が開き、真っ逆さまに落ちていった!

 

 

レイ「しまったーっ!!」

 

レミ「レイっ!」

 

 

レイを掴もうとしたが、開いた床が閉じた。

 

 

ア「こんな原始的な罠があったなんて。」

 

文「だから能力を使ってないレイさんを狙ったんですね。」

 

早「! こっちに来ます!」

 

 

巨大な怪物が此方へ走ってきた!

 

 

魔「行くぜ!」

 

魔&ア&文「はぁぁっ!!」

 

ヴンッ!!バチッ!バチッ!

 

レミ「はぁぁっ!!」

 

ヴンッ!!ジリジリッ!!

 

早「行きますっ!!」

 

カッ!!ビュオォォッ!!

 

 

戦いの火蓋が、切って落とされた!

 

 

ギ「あれは元々、合成生物を作ろうとして調和できなかった試作品だ。だが失敗後、ある指示だけを仕込みこうして兵器にできた。」

 

「名は、オオコロウリ。」

 

 

第40話へ、続く!




というわけで、第39話でした!

シナリオ決定版はお読みくださりましたでしょうか?書き方を大幅に変更しましたので、古い方は読んだという方々は是非ともお読みくださいませ(定期)。

何とか更新できました。遅くなり申し訳ありません。

ここまでのご愛読、有難う御座いました!!
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