・2次創作
・遅すぎた更新
・勝手な解釈
・アナザーストーリー最終話
等が含まれております。
よっちゃん好きだよという方は、是非ともお読みください。
[宇宙空間]
依「こうなれば、庇ってでも…!」
スピードを上げ、右方向へ飛んだ。これにより、ステルスを使っていた月兵の右翼部隊の先頭を飛ぶこととなった。
依「さあ、何発でも来なさい!」
しかし、その途端に砲弾が右翼部隊の方へ飛んで来なくなった。その代わり、他の方角への砲撃が激しくなった。
依「(た、対応が早い!ならば。)」
「左翼部隊!貴方たちは撤退してください!」
左翼部隊「はっ!」
惑星到達までに甚大な損害が出ると判断した依姫は、守りきれない左翼部隊を撤退させた。
月兵a「依姫様、あれは何でしょうか?」
依「…、あれは?」
惑星の一点が光っている。
月兵a「! エネルギー砲です!」
突然、直径数100mの大きさのエネルギー砲が飛んできた!
依「それなら!」
依;神降ろし「石凝姥命」
ゴオッ!!
この技はかつて、魔理沙の攻撃を簡単に跳ね返した技である。
しかし、
依「うっ!なんて威力ですか!」
月兵b「依姫様!」
瞬時に反射できなかった。
依「このくらい、本気を出せば簡単に…!」
月兵c「あっ!左翼部隊が!」
依「!?」
左翼部隊が撤退した方角に、もう一つのエネルギー砲が撃ち込まれていた!
依「しまった!これが狙いか!」
左翼部隊にエネルギー砲が命中し、壊滅してしまった。回避することができた月兵もいたようだが、その数は僅かである。
依「くっ!はっ!!」
バチィッ!!
本気を出したことで、エネルギー砲を跳ね返した。
月兵a「再びエネルギー砲です!」
依「またか!」
ゴオッ!!
依「くっ!右翼部隊、私の背後から離れないでください!」
月兵b「しかし、これではジリ貧です!私たちも戦います!」
依「駄目です!こんな状況では、生還する確率が下がってしまいます!」
月兵c「承知してます!指示をください!」
依「…。」
ほんの少し考えた。
依「指示します。右翼部隊、各々散開し惑星へ向けて前進してください!」
右翼部隊「はっ!」
右翼部隊は散開し、惑星を目指した。同時に、穢れの砲弾が一斉に飛んできた。
依「はっ!!」
バチィッ!!
もう一度エネルギー砲を跳ね返した。すると、
ボンッ!!
依「なにっ!」
エネルギー砲は惑星へ帰らず、途中で拡散した!
月兵b「ぐあぁっ!」
月兵c「ぎゃあっ!」
突然の拡散エネルギー砲を避け切ることができず、一挙に数十人が戦死した。
依「そんな…。」
惑星に辿り着けた者は、未だに1人も居ない。
•••
[月の都]
豊「? あれは月の兵?」
あまりにも早い撤退に驚いていた。
豊「! その腕は!今祓うわ!」
撤退した月兵の一部は、穢れを付けられていた。豊姫はその穢れを祓った。
月兵d「あ、ありがとうございます。」
豊「いいですよ。それにしてもどうしてこんなに早く撤退したのですか?」
月兵d「依姫様が指示なさいました。」
豊「依姫が?とんでもない相手ですね。」
「他の兵たちはどうしたのですか?」
月兵d「右翼部隊は依姫様とお供しています。他は…、未帰還の兵はおそらく…。」
豊「そんな…。」
宇宙空間から1人、帰還しようとした玉兎の月兵が向かって来ていた。しかし、
豊「あっ!」
月兵d「間に合わなかったか!」
あと一歩のところで、全身が穢れきり絶命した。
実は、月兵dは月人である。玉兎とはポテンシャルが違うのである。
月兵d「増援なさいますか?」
豊「…、いいえ、あの惑星から月ごと逃げる準備をしてください。」
月兵d「し、しかし、それをすれば幻想郷があるあの星にも被害が。」
豊「私たちが最優先です。依姫には私から指示を出します。」
月兵d「…承知しました。」
•••
[宇宙空間]
依「何故だ。何故なんだ。」
確かに依姫の神降ろしは、悉く成功していた。実際、自分の身は守れている。しかしその度に、仲間が戦死しているのだった。
まるで、依姫の技を全て知っているかのような攻撃をする惑星である。
依「八百万の神のほんの一部の力を使って闘っているのに、何故敵は私の動きがわかる。」
「こうなれば、いっそ能力を使わずに…!」
バシュッ!!
既に単身となっていた依姫は、惑星目掛けて全力で飛んだ。
無論、砲弾は飛んでくるのだが、
依「はっ!!はっ!!」
全て斬り払っていた。しかし、
依「うぐっ」
砲弾を斬る度に穢れが徐々に染み付いていった。
依「もう少し、もう少しで到達できる!」
そんな時、
豊「依姫、今すぐ撤退して。」
依「お姉様?」
このタイミングで豊姫から連絡が入った。
その瞬間、
依「うっ!」
細いレーザーが依姫の右肩を貫いた。その右肩から、穢れが染み出していく。
依「しまった!まさかここまで来てこんな小賢しい攻撃をしてくるとは!」
そう、集中してさえいればそんな攻撃は払えたのである。だが、急な通信と穢れが溜まっていた依姫の身体ではそれが出来なかったのだ。
依「早く、戻らなければ…。くっ!」
砲弾が見えたので、咄嗟に避けた。しかし!
ボンッ!!
依「なっ!」
避けた筈が、依姫の側を通り過ぎる瞬間炸裂した!
依「近接信管!?この状況で…!」
依姫は、もう避けきることができないと、死を覚悟した。
月兵a「依姫様!」
ドンッ!
依「あっ!」
飛び散った穢れが当たる直前、月兵aが依姫を突き飛ばした。
月兵a「あがっ!」
依「そんな!」
依姫は助かったが、月兵aは、絶命した。
依「(あぁ、私は、敵をみくびりすぎていたようだ。まさか、二個師団が壊滅するなんて、私が負けるなんて。)」
「(もう駄目だ。闘えないどころか、帰還すらできない。お姉様、申し訳ありません…。)」
穢れきろうとした身体を見つめ、そっと目を閉じようとした。
その時だった!
?「諦めんじゃねえ!月の都は、おめえが守るんだ!」
依「? この声は、いったい。」
気がつくと、周りの景色は止まっていた。勿論自分も動かない。
依「どなたか存じませんが、私はもう闘えません。」
?「いや、おめえならまだ闘えるぞお。」
依「いえ、もう身体が動きませんし、何の神の力を使えばいいかもわかりません。」
?「あ!そっかあ!おめえは霊夢と同じで憑依させることが出来るんだったなあ。」
依「私はあいつより格上です。」
こんな状況なのに張り合ってしまった。
依「と言うか、何故それをご存知なのですか?」
?「ま、そんなことはいいさ。そんじゃ、オラを降ろしてくれ。」
依「ま、待ってください。貴方はいったい何者なのですか?」
?「オラか?オラはそ、いや…」
そんな神を、依姫は聞いたことがなかった。
依「で、ですが、そんな神は聞いたことが…」
命「今は時間がねえ。行くぞ!依姫!」
依「は、はい!」
すると、その神は依姫にすんなり憑依し、依姫から穢れが一気に消えた!
依「はぁぁぁっ!!」
ヴンッ!!!!
命の神の力を解放した依姫は、超サイヤ人4のようなオーラをまとい、瞳は金眼に変化した。
依「け、穢れが…!それに、今までに感じたことのないこの力は…!」
命「闘え方はもう伝わったな?」
依「はい、頭に流れ込んできました。」
命「よっしゃ!そんじゃあの星の半分を倒すぞお!」
依「はいっ!!」
自信満々に答えた。
バシュッ!!
依「!」
飛び出して驚いた。異様に身体が軽かったからだ。その証拠に、
ボンッ!!
依「!」
ヒュンッ!!
先程は苦戦させられた砲弾もレーザーも軽々と避けることが出来るようになったのだ!
依「(あんなに遠いと思っていたのに、あっという間に惑星に着いてしまった。)」
「これが、砲台だったようですね。」
降りてみると、惑星の見渡す限りに巨大な砲台が設置されていた。一部破壊されているものがあったが、あれは依姫が跳ね返したことで破壊されたものであろう。
依姫が惑星に到達してもなお、砲台は鳴り止まない。
依「(これほどの装備なのに生き物の気配がない。どうなっているんだ?)」
命「依姫!来るぞ!」
周りを見ると、レーザーの銃口が曲がり此方を向いていた。
依「それなら!」
依;「超爆発波」
依「はぁぁぁっ!」
ゴォォッ!!
レーザーは発射されていたが、それごと消し飛ばした!
惑星に大きなクレーターが出来てしまったが、不思議なことに体力が減っていない。
依「神特有の能力を使っていないのに、なんて強さですか…!」
命「危ねえ!」
依「おっと!」
ドドドドドッ!!
破壊されていない砲台が、此方へ一斉発射した。それにとどまらず、飛び上がった依姫に対して執拗に発射し続けている。
依;「連続エネルギー弾」
依「だだだだっ!!」
ズドドドッ!!
両手から気弾を連続で放ち、全ての砲弾を相殺させた。それどころか、無数のエネルギー弾は、砲台すら破壊した。
命「よっしゃ!一気にいくぞお!」
依「かしこまりました!」
ヴンッ!!!!
気を最大まで解放し、構えた。
依;「10倍かめはめ波」
依「(信じられない。これを、私が作っているのか?)」
「かぁ、めぇ、」
命「はぁぁ、めぇぇ…」
依&命「波ぁぁぁぁぁあっ!!」
ドォンッ!!
惑星の抵抗も虚しく、
ドッガーンッ!!
全兵装が壊滅した!見事、勝利を収めたのである。
依「や、やりました…。」
命「おう!よく頑張ったなあ、依姫!」
依「先程からお伺いしてますが、貴方はいったい何者なのですか?」
命「そうだなあ。おめえが知ってる神とは違った神ってやつかなあ。」
「ま、オラもなりたくなかったんだけどな。あの時は地球のためにやるしかなかったんだ。」
依「そうなのですね。通りで私が知らないわけでした。」
「もしかして、この世界の者ではないのですか?」
命「ああ。よくわかったなあ。」
依「…何故、わざわざ私を助けに?」
命「実はオラの弟子がピンチってわかってよお。助けに来たんだ。」
依「この惑星の反対側のことですか?」
命「ああ。もうそっちは大丈夫だと思うぞ。」
依「あの反対側では、いったい何が…。」
すると、周りの宇宙空間から光が現れ、惑星目掛けて飛んでいった。
依「これは…?」
命「よし、もう大丈夫だ。」
依「ま、待ってください。まだ貴方の能力は発揮されては…。」
命「もう使ったぞお。死にかけのおめえを助けたじゃねえか。」
依「あ、やはり私は死ぬ運命だったのですね。」
命「間に合ってよかったぞ。そんじゃ、またな!」
依「あっ!」
彼は、一瞬にして消えてしまった。
依「…帰還しないと。」
依姫はただ1人、月の都へ帰還した。
未帰還者は、月人で約4,500人、玉兎はなんと約10,500人だった。右翼部隊の全滅が大きかったのだ。
帰還後、依姫は月の都で讃えられたのだが、自分の判断が兵を死なせたという自責の念から、暫く休暇を取ったという。
しかし、月人にとっての「暫く」、である。
第48話へ、続く…。
というわけで、アナザーストーリー第2話でした!
リアルが多忙だったので、遅くなってしまいました(言い訳)。お許しください。
今回は真の神のうち、命の神が登場しました。これが誰であるかは、勘のいい読者の皆様ならお分かりですね?
さて次回第48話は、「さらば、孫悟天」です。超ユニバースキングことDr.ギークとの決着となるのか?
ここまでのご愛読、有難う御座いました!!