「え?あ、え…?」
「ハァ!?」
イヤイヤイヤあり得ないな、あり得ないだろ目が覚めて隣を見たら半裸の人が俺にくっついて寝てるなんて
いつもの事だな… グゴオオォオ グゴオオォオ
「というか、この人は誰?」
「孝貴様まさか!」
「うわっ」
「ああ、お前らは初対面か」
「うちがインカレサークルだって事は知ってるよな?」
「はい」「って事は他校の人なんですか?」
「こいつは青海女子大の浜岡 梓って女でな」
「学年は俺達と同じ三年だ」
「で、その人がなんで寝てるんですか?」
「部屋に布団が有ったからじゃないか?」
「いかにも徹夜明けで来たって感じだな」
「その布団、先に俺が寝てたんですが…」
てっきり俺は女に飢えすぎて気付かない内に連れ込んでやってしまったかと
「そういうことを気にする女じゃない、むしろ孝が蹴り出されてなくて不思議だ…見ろ」ズビシッ
ハッ!
「この人躊躇なく服を脱いで布団に入ってきてる…」
「そう言うことだ」
「こいつを女扱いしてると馬鹿を見るぞ」イソイソ
「珍しいですね、服を着るなんて」
「今日は外で活動しなくちゃいけないからな、そのために梓を呼んだ」
─────────────────────────
ジューージューー ジャッジャッ パラパラ
「ほい!完成!」
『おおーー!』
「相変わらずお上手ですな」
「それほどでも」イェーイ
「春祭でお好み焼きを売るんすか?」
「ああそうだ、という訳で今日一年生にはこれを作れるようになってもらう」
「しっかり梓にコツを教わってくれ」
『うーっす』「分かりました」
「俺達は機材の、準備をしてくる」
「いってらっしゃーい」パタパタ
「じゃあ始めようか」
「はい」『……………』
とうとう来たかこの時が、俺の料理スキルをみせてやる!
ジャッ パラパラ ジューージューー ジャッ シャッ
「完成だ、さあ食べて見てくれ」
ゴクッ
「美味しい」「ちょっと納得いかないけど…おいしい」
ふふふ、好評のようだ なんてたって高校の時にかなり努力したからな!
あっ、そう言えば千紗に頼まねば
「おい、伊織兄、耕平」ボソッ
「分かった」ボソッ
「ああ」ボソッ
「千紗っ!」
「!…なに?」
『ミスコンに出てくれ、この通りだ!』
「嫌」
「そこをなんとか頼むよ」
「嫌」
「ダメだよ人に頼むのにそんなんじゃ」
『え?』
「頼む理由も言わないと」
『………』
「え!?理由ないの?」
「いや、ありますけど千紗が出ると絶対に優勝できるじゃないですか、俺達だけだと優勝する確率が低いし賞金が手に入り難いじゃないですかそこで千紗に出てもらおうかと」
「そっかーなるほどね、だってよちーちゃん」ニマッ
「う…し、仕方ないですね」
『しゃーー!』
「ありがとう、千紗!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「っしゃあああ!!」
「いい脱ぎっぷりじゃねえか!!!」
「次負けたらM時開脚な!」ブハハハハハ
「よしっ」
「梓?」
「ちょっと混ぜてもらってくる」
「…行ってらっしゃい」
「本当に梓はああいうの好きだよね」
「まーぜーて♪」テテテ
「あ、はいーってうえぇっ!?」
「だにぃっ!?」
「本気ですか!?」
「うん」
「だって野球拳ですよ?脱ぐんですよ?」
「いいんですか!?」
「アハハハそりゃ流石に全裸にはならないよ私だって乙女だもん」
「あ…なーんだ」「そりゃそーですよ」
「うん、だからちゃんと絆創膏を貼ってるよ」グッ
ポキポキ コキコキ
「まずは俺が行く「だが伊織」野球拳の真髄を見せてやる」
「待て伊織、俺との勝負が先だろ」
「む…そうでした」
「いいでしょうさっさと決着をつけて梓さんと勝負させて貰います」キリッ
「反応が面白い子だよね」
「反応だけじゃないがな」
「存在が面白いぞ」
10分後
「お待たせしました」ザッ
「もう脱ぐ物無いだろ、それ」
「伊織兄...流石にそれは..」
「……っ!……っ!」 バンッ バンッ
「心配ない二人とも…一回だけ、一回だけのチャンスに俺は全てを賭ける」
「いや、全裸にチャンスが有るわけ━━━」
「やっぱり伊織兄はとんでもないバカだったか」
「よく見ろ、この"ヘアピン"を!」
「トッキー、ブッキーこの子もう最高っ!」
「気に入ったようで何よりだ」
「スゲー逸材だろ」
「それじゃ早飲みで勝負ね」
「受けて立ちましょう!下がってろお前ら!!!」
「お前が下がってろよ!!」
「あーおもしろかった」
━━━━━━━━━次の日━━━━━━━━━━━━━
「孝と耕平のお陰で無事千紗ちゃんがミスコンに出てくれることになった」
オォーーー
「よくやってくれた、ひいては伊織と耕平に渡すものがある」
俺には何も無いのか...
「ご褒美ですか?」
「何かのダイビング用品だったりして」
ガサッ
『なんでだっ!!!』
俺には確かに必要無いな
「千紗ちゃんから出るにあたって条件が出されてな」
「それがお前たち3人も男コンに出ることだそうだ」
結局こうなるんだったらあの時に言っておけば良かったのに、まあ皆でやるのは良いことだと思うし結果オーライだな
もうストックが切れそうです
どうかこれからも読んでください!
Auf Wiedersehen!