第一羽 『ご注文はさよならですか?』
~駅のホーム~
チノ「それじゃあココアさん、リゼさん、これからラビットハウスをよろしくお願いします。」
ココア「チ…チノちゃんここに残ってもいいんだよ…」
リゼ「ココア…しょうがないんだチノが向こうの高校に行ってしまうから…別れは辛いものだが元気に送ってやろうじゃないか」
ココア「うぅ…チノちゃぁぁん」
寂しいのかココアはたまらずチノに抱きついてきた。
チノ「コ、ココアさん抱きついても何も出ませんよ。」
ココア「最後のぎゅーだから…向こうでも元気でね。」
チノ「はい、向こうに着いたらお手紙送りますね。」
ココア「うん、ありがとうチノちゃん」
リゼ「チノ、向こうが慣れなかったらいつでも帰ってこい。その時はココアと2人で出迎えてあげるからな。」
チノ「ありがとうございます。リゼさん」
アナウンス「まもなく、電車がまいります。危ないですから黄色い線の内側までお下がりください。」
チノ「もうじき電車がくるようです。マヤさんとメグさんにはあとで手紙で伝えますから。」
ココア「きっとあの2人はわかってくれるよ。なぜなら私の妹たちだもん。」
アナウンス「ドアが開きます。ご注意ください。」
チノ「最後まで、しっかりしないお姉ちゃんですね。それでは行ってきます。」
ココア&リゼ「行ってらっしゃい。気をつけて」
アナウンス「ドアが閉まります。ご注意ください。」
ココア「チノちゃん、ばいばぁーい…ばいばぁーい」
リゼ「子供みたいに泣きわめくな…とは言ったが悲しいな、ばいばい…チノ」
~電車の中~
チノ(これから木組みの町じゃないところに住むんだ。私にできるかな?ううん、自分で決めたんだ。ここに行くって)
?「もしもし、そこのお嬢さん?よかったら隣に座らない?立っていると体を痛めてしまうよ。」
チノは一瞬自分が呼ばれたなんて思わなかった。だけどその人の視線の先にはチノしかいなかった。
チノ「私…ですか?」
?「うん、ちょうど同じ制服を着ているし、これからもしかしたら同じクラスになるかもしれないから仲良くしておこうと思って、どうかな?僕の隣じゃ嫌かな?」
チノ「いえ、そういう訳では…ではお言葉に甘えて…し、失礼します。」
?「うん、そうだ。お嬢さん同じ高校だから名前を聞いてもいいかな?」
チノ「いいですよ、私はチノ、香風 智乃(かふう ちの)といいます。あなたは?」
一真「僕かい?僕の名前は一真、雛乃 一真(すのう かずま)っていうんだ。よろしくね、香風さん。」
チノ「い、いえ私のことはチノと呼んでください。そっちの方が親しみやすいので。」
一真「分かった。それじゃあチノ、僕のことも一真でいいよ。名字を呼ばれるのは好きじゃないから。」
チノ「よろしくお願いします。一真さん。」
一真「いや、呼び捨てでいいよ。」
チノ「そうもいきません。私は癖でさん付けしてしまうので一真さんと呼ばせていただきます。」
一真「一真でいいから…」
チノ「一真さんです。」
チノと一真の言い争いは駅に着くまで続いた。
アナウンス「まもなく、森野ヶ丘高校前~森野ヶ丘高校前~」
チノ「あっ、もう降りる駅ですね。いきましょう一真さん。」
一真「結局、さん付けなのかよ…まあいいや行こうか、チノ」
こうして2人は新しい高校『森野ヶ丘高校』へと進学した。だが、そこはチノや一真が驚きもするような所だった。
チノ&一真「な、なんだこりゃぁぁぁぁ~」
……To be continued
ども、咲くみょんです。『名探偵チノ第一羽』ご覧いただきありがとうございます。書きたかったごちうさの小説ついに書くことができました。えっ?艦これ?東方?そんなことよりごちうさだ!
と、いうのは冗談でしっかりと艦これも東方も書き続けていますよ。
感想評価待ってます。