~事件現場~
チノのルームメイトの無残な死体を眺めながらチノは少しだけ気分が悪くなり、たまらず外に出た。
~外~
チノ(こ、こんなのを毎回見ている警察の人が初めてすごいと思いました。)
チノがそんなことを思っていると後ろから一真がやってきた。
一真「ああ、チノこんなところにいたんだ。今、警察の人が来て講義室でチノに話を聞きたいって」
チノ「え?、警察の人が私に何の用でしょうか?」
一真「うーん、僕も何度か警察の人とはお世話になっているけど…何だろう…ごめん、分かんないや」
チノ「そうですか…とりあえず講義室に行ってみたいと思います。」
一真「うん、何かあったらすぐに呼んでくれ。」
チノ「はい!」
チノが行ってから一真は一人外の景色を眺めながら過去の自分を振り返った。
一真(恐らく今回の事件の犯人はあいつだ。あの時は、おしいところまで行った。今度こそ僕はあいつを捕まえなきゃいけないんだ。そして、目覚めてくれよ、零)
一真は昔に守れなかった幼馴染の零の事を思い出しながら自分で買ったミネラルウォーターを飲んで、戻った。
~講義室~
チノ「失礼しまーす。」
板東「よく来てくれたね、香風さん。私はこの事件を担当している坂東だ。よろしく」
チノ「香風です。よろしくお願いします。」
板東「時間もないから、とりあえず座ってくれ。話はそれからだ。」
チノ「はい。」
チノは言われたとおりに座った。
板東「短刀直入に聞こう。君はこの事件の犯人を知ってるね?」
チノ「え?」
それは、チノの予想をはるかに上回る質問だった。
チノ「それは、どういう意味ですか?」
チノは訳が分からなくなって板東刑事に詰め寄った。
板東「聞けば、君と被害者の女性は同じルームメイトだったそうじゃないか。そして、この事件の第二発見者だった。違うかい?」
チノ「ええ、間違いないですよ。でもそれがどうかしましたか?」
板東「私はね、君が事件の犯人じゃないかと疑っているんだ。」
チノ「な、どうしてですか?」
板東「君が、一番犯人に近い存在にいるんだ。」
チノ「そ、そんな私やっていません。そうだ、証拠はあるんですか?」
板東「最初は犯人だって犯人じゃないっていうさ、でも君以外に犯罪を犯せる人なんていないんだよ。それに証拠なら被害者の犯行に使われた刃物にベッタリと指紋がついていたよ。」
チノ「そ、そんな…」
チノが訳のわからない罪を着せられそうになった時に講義室のドアが開いた。
一真「坂東さん。彼女は犯人じゃないですよ。」
チノと坂東刑事が声のした方向を見るとそこにはドアに手をついてかっこつけている一真がいた。
……To be continued
ども、咲くみょんです。あけましておめでとうございます。『名探偵チノ第六羽』をご覧いただきありがとうございます。2017年も頑張っていきましょう。ということで新年早々から名探偵チノの続編です。少し投稿が遅くなってしまい申し訳ありません。次回は早く出せるように努力したいと思いますのでよろしくお願いいたします。
感想評価待ってます。