気づいたらアイリさんになっていました。
なぜわかるかというと、真っ白い肌に銀色の髪と赤い瞳が羊水液にうつりこんだからです。
神様と会話した記憶もないけど、たぶん死んだのだと思う。
培養液から解放されて崩れ落ちるように倒れこむ、わたし。
それにメイドのホムンクルスたちが近寄り、タオルを羽織らせてもらう。
ゆっくりと立ち上がるとアハトのじじいが目の前にいた。
はじめはきちんとした意識はないけど、だんだんと自我をもってきたことでわたしはイリヤと同等の最高品のホムンクルスだということに気づいた。
これって切嗣いらなくね?
さて、問題は聖杯戦争のこと。
うまく逃げ出さないとな~、でも他の廃棄に捨てられたホムンクルスたちも心配だしなぁ。
「さて、どうしたものかしら」
口調もアイリさんふうになってるし。
うーん、プリズマイリヤみたいにうまく逃げ出していくしかないけど。
どうやるべきかな?
とりあえず、いろいろ考えてから実行しようかなと思っております。
それからアインツベルンの錬金術からそれからいろんな知識を資料室で読書して感情を無事に芽生えることができた。
「いま、逃げてもいいのよね。 いろいろめくらましのトラップとかしといたし
メイドも他のホムンクルスたちも連れて出ていけるめどもついたし。
そうだ、あの切嗣が用意した屋敷にいこう、そこを買い取ればいいのよ!」
そう決心してわたしはちゃくちゃくと準備をして、夜中にこっそり出ていくことにした。
わたしの中の聖杯の機能をサーチしていろいろなところを省略してからの家出だし。
そうだ、どうせならあの人殺しと虫じじいに埋め込んできてやろう。
つつがなく聖杯は発動するようにしておけばそれでいいし。
あとは、あいつらの肉体がねっきゃくされようがどうでもいいし。
そう考えながら、男性のホムンクルスも作成して一緒についてこさせながら多数の廃棄品を炎であぶり、つれていけそうのだけをつれて冬の城から出ていく。
聖杯の機能をつかわないといろいろとそんだからね。
それから冬木に飛行機でとび、まずはいろいろ探索してからあの人ごろしをみつけて声をかけて暗示をかけ彼の内臓に自分と同じ聖杯の器となるサーヴァントをいれる受け皿となってもらうようにぐちゃぐちゃとかき回して調整してあげた。
あ、もちろんひとめはダイジョブ殺して悦にひたっているところ金槌でたたいたし。
あとは、虫じじいのいる屋敷にホムンクルス数名と忍び込み、桜ちゃんがなげこまれるまえに虫じじいを銀のとりで縛り、あやつの虫をつかみ、それにもあの殺人鬼とおなじように調整してやった。
これで、サーヴァントが召喚されても大丈夫。
わたしが消えることはないしね。
さてさて、アハトじじいはどうおもうかしらね?