どうも三國志のシーラカンスです   作:呉蘭も良い
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タイトル通りこれから先は青年になってからの三國志の始まりまでは多くをキンクリします

そのため廖化の心情である地の文を少なめにし、会話で話し進めます


光陰キンクリの如し

それからの日々は慌ただしくも平和で楽しい日常だった。

 

 

 

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-蒼夜 五歳 当日-

 

「よーし!まずはお店を閉めてどこかに食べに行こうか!今日は歓迎会として奮発しよう!」

 

「そりゃ有難い。ってか大分今更だけど、昼間からずっと話し込んだけど店は大丈夫だったのか?」

 

「問題無いよ。他に雇っている店員さんも居るからね。」

 

「ほーん。つまり俺の先輩か。明日きちんと挨拶しとこ。」

 

「よし、店仕舞い終了と。…これから食べに行くとして、蒼夜は何が食べたい?」

 

「旨けりゃ何でも。」

 

「うーん。困る反応だなぁ。よし、いっその事やっぱり僕が作ろう!贅沢な食材使って美味しい料理を振る舞うよ!」

 

「へぇ、料理得意なんだ?まぁ独り暮らしだから当然か。…今回は俺も手伝うよ。得意って程じゃないけど、料理は少し出来るし、家族だからな、一緒にやろう。」

 

「ふふ、良いね。俄然やる気が出てくるよ。」

 

 

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「さぁ、ようこそ我が家へ!君の部屋には後で案内するから、まずは厨房に行こうか。」

 

「いや、これ家ってより、屋敷じゃね?結構広くて落ち着かないんだけど。」

 

「そうかい?応接間と個室三つに客室1つ。そこまで広く無いと思うけど。」

 

これだからボンボンは。

 

「まぁいいさ。どうせ直ぐに慣れるよ。」

 

「そうだと良いな。…まぁ、まずは料理からだな。」

 

 

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「なぁ、それ塩多すぎない?」

 

「ちょっ!焦げてる!焦げてる!」

 

「おい!隠し切れない隠し味は止めろ!」

 

 

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「…姉さん、正座。」←真顔

 

「え?ちょっ「正座」待っ「せ・い・ざ!」…はい。」

 

「これより被告に罪状を言い渡す。被告は今回、様々料理作りに失敗し、大量の食材を失い、食材を冒涜しました。反論はありますか?」

 

「…ありません。」

 

「よって、被告には今後一切、厨房に入る事を禁止します。」

 

「さすがに横暴じゃないかい!?」

 

「ほう?横暴と。…では、今日の歓迎会の料理を用意したのは?」

 

「…蒼夜君です。」

 

「では、その料理を少ない食材で用意したのは?」

 

「…蒼夜君です。」

 

「では最後にそもそも食材を少なくしたのは?」

 

「…僕です。」

 

「反論は?」

 

「…ありません。」

 

俺がしっかりしなきゃ。(使命感)

 

 

-翌日-

 

「…何で君は文字も読み書き出来ないのに、四則演算は出来るんだい?」

 

前世の知識のおかげです。

 

「まぁ、あれだ、邑に居たら多少はね?食糧の交換の時とかはそういう計算もするから。」

 

「いやその理屈はおかしい。…はぁ。まずは文字を覚える事からだね。今のままじゃ勉強どころか、お店の仕事も雑用以外任せられないよ。」

 

「…急いで覚えます。」

 

 

-その翌日-

 

「ところで蒼夜、君は少し武力もあるんだろう?だったら勉学と平行して身体も鍛えておいたらどうだい?」

 

「まぁ、一応毎日体操はしてるよ。」

 

子供の頃に筋肉をつけたら身長が伸びないらしいから筋トレはしないけど、今は毎日念入りに柔軟体操しています。

 

「あぁ、あの変な動きか。あんなのじゃなくて、ちゃんと鍛えなよ。とりあえずは文武両道を目指すと良いよ。」

 

「変な動きって、あれはあれで大切なんだけどなぁ。まぁいいや、とりあえず鍛えるんなら山だな。」

 

「え?」

 

「え?」

 

………。

 

「…まぁ、僕は武力なんてないからそちらに関しては門外漢だからねぇ。君に任せるけど、あまり危険な事はしないでくれよ?」

 

「問題無いよ。これでも小さい頃から両親と山には入っていたからな。」

 

(…五歳の子供が小さい頃って一体…。)

 

急な勾配に、足元の安定しない悪路。

猪や熊が出る可能性があるサバイバル。

 

下手な筋トレよりよっぽど全身を鍛えあげられるからな。

それに野草や薬草も集められる。

やっぱ山は最高だぜ!

 

「一応三日に一回は午後から暇をあげるから、好きに身体を鍛えてくれ。ちなみに今日からね。」

 

「唐突すぎませんかねぇ?…じゃあ折角だから山に行ってくる。籠と短刀貸して。」

 

「短刀も持って行くのかい?本当に危険な事は止めてくれよ?」

 

「だから大丈夫だって。野草とか取ってくるから夕御飯は期待しといてよ。」

 

 

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「ただいま。」

 

「おぉ、おか…!?えっ!?ちょっ!?何それ!?」

 

「ん?あぁ、野草と薬草。後は、猪。」

 

「それは見たらわかるよ!?そうじゃなくて!その真っ赤な血!」

 

「あぁ、これ?猪を血抜きする時に少しついちゃってさ。今日は運が良いよ。俺でも倒せる小型の猪が出たからな。」

 

「…ソウデスカ。」

 

 

-一ヶ月後-

 

「うし、…姉さん。もう文字は覚えた。」

 

「本当かい?なかなか早かったじゃないか。疑う訳じゃないけど、一応試験させて貰っていいかい?」

 

「任せろ。」

 

 

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「うん。これなら問題無いね。さっそく明日からお店で働いて貰おうか。」

 

「ようやくか。これでただ飯喰らい兼自宅警備員とはおさらばだな。」

 

「いや、君はしっかり家事をしていたし、時折山から食材を取っ手来てたじゃないか?それに自宅警備員って、たまに変わってる面白い表現するよね君。」

 

前世の知識です。

 

「それよりも、これからはちゃんと勉強が開始される訳だけど、君の学びたい分野は何だい?…一応これでも僕はそこそこ優秀だからね、政治、経済、政略、戦略、戦術、思想、まぁそれ以外も、何でもござれだよ。」

 

とんでもなく優秀じゃねぇか。

何でこの人三國志的に有名人じゃ無いんだろ?

 

「…うーん。俺はどの分野を学ぶか決めてなかったから少し困るが、強いて言うなら…。」

 

「言うなら?」

 

「全部。」

 

「…えっ?」

 

「とりあえずは全部。」

 

「…わかった。そこまで言うなら僕の全知を君に叩きこむ。覚悟してくれ。」

 

えっ?

浅く広く的な意味だったんだけど。

何かいけない扉を開いたかもしれない。

 

 

-半年後-

 

カリカリカリカリカリ

 

「蒼夜も竹簡に書き込むのが大分速くなったねぇ。」

 

「…まぁな。鬼の扱きがあるからな。」カリカリ

 

「ほほう?誰の事だい?」

 

「鏡見ろよ。そこに写ってるぞ。」カリカリ

 

「残念だけど、可愛い顔しか写らないね。」

 

「はんっ。だったらお相手でも連れて来い。」カリカリ

 

「…一応これでもモテるんだから。」

 

「…俺のせいで結婚出来ないんだったら、俺は直ぐにでも出ていく覚悟はあるからな。」ピタッ

 

「…そう言うのは冗談でも止めてくれ。本当にそんなんじゃないから。蒼夜はここに居てくれ。ここが君の家なんだから」

 

「…はぁ。だったらマジで相手を連れて来い。俺のせいじゃないかと不安なんだよ。」

 

「そこは、ほら、僕も理想とかあるし?何か見合う人がいないんだよね。」

 

「おいっ。あんた十七だろ。十七って言ったら十分結婚適齢期じゃねぇか。急げとは言わんが、探しはしろ。」

 

どこぞの女教師みたいにファース○ブリットとか撃つ様になったら俺が困るぞ。

 

「いや、本当、親にもそれ言われてるから勘弁して。」

 

(五歳の子供に結婚の心配されて説教される僕って…。)

 

「頼むから、俺が成人するまでには結婚してくれよ。」

 

「…ガンバリマス。」

 

本当に何でこの人が結婚出来ないんだろ?

俺がどうにかしなきゃ。(使命感)

 




これから一気に話の時間を進めたいです

更新に関しては、最低でも2・3日に一回は更新したいです







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