どこにでもあるようなガハマさんとヒッキーのお話 作:凍傷(ぜろくろ)
───俺の名は比企谷八幡。高二だ。
唐突だが、俺は結構いろいろなことが出来たりする。
掃除洗濯炊事に───さすが育児は知らないが、大体のことは出来たりする。
もちろん最初からできたわけじゃない。
ある人との出会いがきっかけであり、今もそれを続けているのだ。
その切っ掛けを話すなら、思い出さなければならない人が居るのだが───
「あ、ハチくん。やっほ」
隼人と一緒に比企谷家へと帰ってきた俺を前に、軽く手を挙げ、その手をひらひら揺らしながら言う女性を発見。
……件の、切っ掛けその人だったりした。
「姉さん? 帰って来てたのか」
「うん。やらなきゃいけないこととか大分片付いたしね、単位の方も問題ないし、大型連休(物理)のつもりで」
「堂々とそういうこと出来るの、たぶん姉さんくらいだぞ」
知り合ってから随分経つが、この人以上に“綺麗”って言葉が似合う女性はなかなか居ないだろう。
少し前にはよく聞いた、眉目秀麗、才色兼備を地で行く人で、努力だって怠らない。
いつもにこにこ笑顔で、いわゆるミス・パーフェクトってやつだ。
しかしながら、そんな彼女だって最初から完璧だったわけじゃない。
「小町とはもう?」
「きちんと連絡つけたし、お土産も渡したよー? 今はむしろそのお土産と格闘してる感じかな。それよりハチくん、また背ぇ伸びた?」
「そりゃ伸びるだろ。成長期だから」
「そっかそっかー……あ、もうわたしより微妙に高いんじゃない? 生意気だなぁ」
言って、姉さん───陽乃さんがずずいと近づいて背比べをしてくる。
目の前に立って、自分の頭の高さと俺の高さとを手測りで調べようというのだ───って近い近い近い!
前から思ってたけど、この人警戒心とかないのか? それとも人が焦るのを見て楽しんで───るんだろうな。なにせ姉さんだ。
「八幡、この人は?」
溜め息がこぼれる状況に、しかしながら相変わらず綺麗である人を前にドキドキしていた俺の後ろから、少々きょとんとした感じの声。
……あ、そういや隼人はこの人と会うの初めてだったっけ?
ほらほら人前ですよー、とばかりに、にこにこ笑顔で背比べをしようとする姉さんの肩を掴んで少しばかり離すと、ぶー、と口を尖らせながらも即座に切り替え。
目を閉じ軽く息を吸うと、余所行きの姉さんが完成した。
「初めましてになるかな? ハチくん───比企谷八幡くんの姉貴分の陽乃です」
完璧で落ち着いていて、さらには自分を綺麗に見せる角度、位置を完璧に把握した挨拶は相変わらず流石の一言だ。
一方の隼人も、これまた負けずに綺麗な所作で挨拶を返し、なんでか「ふふふ」「あはは」と小さく笑みを浮かべて見詰め合っている。
お、おう、どした?
「ふーん? へー……? ってことは、キミがハチくんが言ってたお隣さんの大事な友達クンか」
「そういう貴方は、たまたま出合った“習い事お姉さん”?」
「うん、間違ってないよ? その習い事の関係で、この比企谷家とも仲良くなれたんだし」
「………」
「………」
じぃっ……と、二人して薄ら笑いのような表情で見詰め合っている。
お、おう、本当にどうした? なにか探り合わなきゃいけないような人じゃないぞ? 二人とも。
「あ、お兄ちゃんお帰り。買い物行ってきてくれた?」
「ほれ。今日やけに多いと思ったら、姉さんの分だったか」
「そうそう。あれ? 言ってなかったっけ?」
「言ってねぇしメールにも書いてねぇよ。きちんと伝えてくれりゃあ、好物のデザートくらい買ってきたのに」
「え? 小町の?」
「姉さんのだ、ばか」
おどけて言う妹に近づいて、その額にデゴシと軽くチョップする。
もちろん痛くもないから、小町は「えっへへー」なんて笑っていた。
「それで姉さん、しばらくこっちに居るのか?」
「あ、うん。そうそう、確かめたいこともあって、こうして足を運んだの。睨み合ってる場合じゃなかった」
「………」
え? 睨み合ってたの? 隼人の方もただならぬ雰囲気だったのも確かだが……や、こいつの場合、俺に声かけてくる女子相手だとまずこんな感じだから、いい加減慣れてしまっていた。
「都築から聞いたんだけど、ハチくん、私の妹とただならぬ関係になったんだって?」
「誰情報で何処情報ですかそれ。あ、都築さんか。妹が何処の誰か知りませんけど誤解───ん?」
都築さん? ……妹? ───エ?
「あの。そういや俺、姉さんの苗字、ずーっと知らなかったけど。親父の知り合いってことで、遠い親戚の人か誰かだろうとか思って、あえて訊かなかったけど───」
「うん。わざと言わなかったかな。改めまして、雪ノ下陽乃です。よろしくねー? ハチくんっ♪」
「───」
「───」
「───」
俺、小町、絶句。
子供の頃から慣れ親しんでいたお姉さんが、実は大企業の娘さんの姉でした。
やだちょっと狭い、世界狭い。
「悪い、八幡。さっきから置き去りにされっぱなしなんだけど、つまり……どういうことだ?」
「あー……すまん、俺も整理が追いつかなくてな」
「えぇと……つまり陽乃さんは、あの雪ノ下建設のご令嬢さんってやつで、習い事してたのもその関係で……?」
「そうそう、小町ちゃんは察しがいいなー♪ うん、で、雪乃ちゃんが何処の誰かの所為で事故に巻き込まれた、とか言うからね? 時間取れたら絶っっ対に文句言いに言ってやる、って思ってたら、まさかそれがハチくんとはねー? 世界、狭いね」
「お、押忍」
事故ったのは確かだ。
急に飛び出して、関係もなかったのにある日突然、人を撥ねる感触を覚えさせてしまったのも俺である。
なんか……すんません。ほんとすんません。
「それでハチくん、この子誰? 名前は言われてた気がするんだけど、どーも思い出せなくて」
「葉山隼人。隣に住んでる、俺の友達だ」
「……どうも。葉山隼人です」
「へー、そっかそっか。さっきも言ったけど、雪ノ下陽乃よ。ハチくんとはまあ、キミの知らない方向での幼馴染ってことになるのかな?」
「葉山隼人。八幡とは大親友をやってます。……産まれた時からほぼ一緒です」
「へー? そうなんだー。まあほぼ一緒の割には、私とは会わなかったみたいだけどねー?」
「だな。今日まで会わなかったのが不思議なくらいだ」
「………」
「………」
で、だからなんで二人とも、探り合うように見つめ合ってるの。
え? もしかして恋? それはもしや恋という名の探り合いでござるか衛宮!? ……誰だ衛宮。
まあ、わかる。二人とも美人で格好いいからなぁ。
俺みたいな腐り目の男とはわけが違う。マア羨ましい。
「ほらほら二人とも、こんなところで見詰め合ってないで中入ってくださいって。あ、お兄ちゃん、買ったもの冷蔵庫入れといて」
「ちょっとは手伝うとか仰ってよ小町ちゃん……」
言いつつも、抵抗するわけでもなくそのまま冷蔵庫へ。
兄とは強き生き物です。妹の前では特に。
それが虚勢でもいいから、なんか格好悪いところは見せたくなくなるもんなの。マアめんどい生き物だこと。
そうしてリビングまでくると、冷蔵保存が必要なものはテキパキ収納。
自分が持っていた分と隼人のも合わせると、あっという間に冷蔵庫がパンパンになった。
……やっぱ多くね? まあいいけど。
冷蔵庫を閉じつつ、視線をソファに移せば、既にそこに座っている姉さん。
座り方も綺麗だし、いつ用意したのかわからない茶を飲む姿も様になっている。
苦労したもんなぁあれ。あ、ちなみに俺も中々のものですよ?
知り合った切っ掛けが原因で、一通りのサホーは身についております。
「ね、ハチくん。高校はどう?」
「無難な切り出しっすね。まあ、普通。目のお陰で人から距離は取られてるけど、問題はないな」
「そっかそっか。あ、女子に言い寄られたりとかしてないよね? なにせハチくんだし、その目だし」
「ちょっと? 俺だからと目に関する要因を区別するのやめて? 目以外で特に苦労してることなんてないんだからねっ?」
などと軽くツンデレ怒りをしつつ。俺は俺で隼人にジュースをご馳走する。
そんな俺と姉さんを見て、隼人は一言。
「……まあ、八幡だしな」と。え? 俺が俺だとなにか不都合? やだちょっと八幡そういうの気になっちゃうからやめて?
「で、小町。紹介したい人ってのは───」
「え? うん。隼人さんに、紹介、って意味。いまさらお兄ちゃんに陽乃さんのこと紹介してもしょーがないでしょ」
「そうだけど、もうちょい言い方に気を使ってあげて? お兄ちゃんちょっと寂しい」
ある意味でとんでもない紹介にはなったが。
まさかなー、姉さんが雪ノ下の人間だったとは。
いやそもそも、そういったやんごとなきお方でもなければ、習い事云々で出会ったりはしないか。
ああ、これは確認しなかった俺が悪い。
「で、どうどう? お姉さんが大会社の令嬢だーって聞いて、ハチくんの感想たるや?」
「いや、企業と知り合いになった覚えはないし、俺にとって姉さんは姉さんだな」
「───……~……そっかそっか。……そっかー……んふー……♪」
綺麗な姿勢でお茶を飲んでた姉さんが、急にへにょりと表情を崩し、途端に所作も崩れ、へにょへにょになっていく。
それを見た隼人が「……ああ、なるほど」と妙に頷いて、やっぱり俺を見て言うのだ。「まあ、八幡だしな」と。
俺が俺だとなにかあるのだろうか。
謎だ。
× × ×
───俺と姉さんとの出会いは、結構小さい頃まで遡る。
隼人とそこそこ遊び、しかし遊べない日もあって、手持ち無沙汰だったある日のことだ。
「………」
「………」
いつも遊びに行く公園で、ブランコに寂しそうに俯いて座る女を発見した。
当然というか、彼女が陽乃さん、ようするに姉さんだった。
「なにやってんだねーちゃん。ブランコ占領してんのにつまらなそうとか、それブランコ好きの人に対するぼーとくだぞ」
「……うるさいな、ほっといてよ」
にべもない。ちょっと? にべさんに失礼でしょ? 浮き袋の粘着性から語ってやるから耳貸しなさい。
しかし隼人も居ないので暇だった俺は、今日はブランコ気分だったことも手伝って、この辛気臭いねーちゃんに付き合うことにしたのだ。
「ほーん……? 当たり前みたくやってた習い事を馬鹿にされて? 遊ぶ時間もない自分が馬鹿みたいに思えた?」
「……ん」
「馬鹿だなぁ」
「なっ……!? なにそれ……! 私がどれだけ───」
「だったら習い事を全力で楽しめばいーじゃん。馬鹿にしてきたそいつに、習い事してるからここまで出来るんですが、なにか? って余裕で笑うんだ。お前の知らない楽しみがここにはあるんだぞーって。やったことないヤツなんかにわかるもんか。それはねーちゃんだけが独占できる楽しみ方だろ?」
「やったこともないくせに……! どれだけ面倒でつまんないか、知りもしないくせに……!」
「だったら俺もやる。どーせ暇だし」
「いいよ! どうせすぐに音を上げるに決まってるんだから!」
「っへへー、じゃあ勝負だな。負けねーからな、ねーちゃん」
と、まあ。切っ掛けはそんな感じだったと思う。
のちに、マジで姉さんの紹介で、姉さんの隣で習い事をすることになり、いやー……それはもうひっでぇ状況だった。
もちろん失敗しまくりに叱られまくり。
隣で姉さんがドヤ顔するもんだから、負けてられっかって張り合ったよ。
そしたら姉さんも負けるもんかって張り合って、張り合って、張り合って……気づいたら二人して、本当にガキみたく大声あげて笑ってた。
それを見ていた姉さんの母親っぽい人が、めっちゃ驚いた顔してて。
親のこと訊かれて、隠すことでもないからと口にして……少し過ぎてから、親父殿から「おまっ……なにやってんのちょっとォォォォ!!」と妙なツッコミが入った。
ようするにあれって、姉さんがあの“雪ノ下”の娘だから、誰と知り合って、誰と張り合って無礼を働いていたかわかってんのか、って意味だったんだろうなぁ。
あ、ちなみに姉さんからは、“今さら態度を改めたら本気で怒るから♪”と笑顔で言われた。
……と、いうわけで。
「……お前って、そういうところあるよな……」
「? そういうって?」
「無自覚にとんでもない人と関わってるとか、そういうところ」
「そうか?」
現在。
リビングのソファにて座る、俺と姉さん、隼人と小町。
……あれ? 普通はこういう時、男と男、女と女で横に座ったりしない?
なんで俺、隼人と向き合って座ってるんでしょう。
「どう? ほらほら食べてみて? お茶によく合うお菓子選んだの」
「食うから菓子を突き出してこない。サホーどこ行ったのサホー」
「いーからいーから。ほら口開けて?」
「食うからってそういう意味じゃなくて。普通に自分で食えるから。てか近い近い」
で、横からはモノスゲー勢いで構いまくってくる姉さん。
ものを食べる時は誰にも邪魔されず自由で、って名ゼリフを知らないのか。
しかし喋ろうとした瞬間に、かぽりと口に突っ込まれた菓子はとても美味く、しかもこれが市販品ではないとくるのだからまいる。
(……ねぇ、小町ちゃん)
(はいなんでしょう隼人さん)
(あの……陽乃さん? って、八幡のこと好きでしょ)
(わかりやすすぎますよね。あれでも普段は必死になって隠してるし、実際お兄ちゃんに意識を持っていかれすぎてなきゃ、まるっきりわからないくらい態度には出ないんですけどね)
(俺も、最初はまるでわからなかった。八幡の人の良さに乗じる感じの人だったらどうしようかって見てたけど……あれ、無理だな。悪巧みを考えてたのに、いつの間にか取り込まれてる悪役みたいだ)
(言いえて妙な例えです)
対面に座る二人が、微笑ましいものを見る目でこちらを見て、ぽしょぽしょとなんぞかを語る中、こちらでは姉さんが執拗に俺に構ってきて───あの、ちょ、やめて!? 俺普通に食えるから! 前に食べさせ方にもサホーとかあるのかなとか、だとしたらねーちゃんは落第だなとか言ったことなら謝るから!
「あの、姉さん? 前に食べさせ方の作法とかでちょっとからかったのなら謝るから、普通に食べさせてくれない?」
「え? ………………、……ぉぉ。───だめだめ、ちゃ~んと私が納得するまで付き合ってもらうから。ほらほら口開けて~?」
あれ? あれちょっと? 今この人、小声で“おお”とか言ったよ? 違うの? え? 違うの? じゃあなんで食べさせようとするのちょっとやめてやだやめて!?
「なんにせよ、微笑ましい光景です。まさかあの兄が……」
「そりゃそうなるでしょ。……八幡、格好いいし」
「……ですね。内面の格好よさは抜群です。なにせこの小町の自慢の兄ですから。目は腐ってますけど」
「腐ってるね。それで離れる人にはわからない良さだ」
「ですよね」
「まあ、その良さをわかるって人で言えば、もう一人心当たりがあるけど」
ビタリ。
そんな音が似合うくらい、突如として姉さんが止まった。
止まって……笑顔のままで、ゴギリギギギギ……とサビたおもちゃのように、隼人を見た。
あれ? なんか意識逸れた?
「いただきま《がぼっ》ふぐっ!?」
姉さんの動きが止まったのをいいことに、自分で食べようとした矢先に口に菓子を突っ込まれた。
どういう反応速度してんのかしら、この人。
◆原作との大まかな違いと、ぼちぼち同じところとか
隼人くんが幼馴染
隼人くんがゆきのんと同じ学校に通っていなかったため、ゆきのんに対する女子からのやっかみがほぼなかった
ゆきのん、いじめに遭わず、私物を隠されたこともない
でも雪ノ下建設の名前が邪魔をして距離を取られて、結局ぼっちチック
ゆきのん、姉の真似をすることはなく、ぼっちを受け入れていく
はるのん、幼い(ピュアな)頃に習い事が嫌で家出。随分と離れた町で、目が腐った少年と出会うのコト
いろいろあって、そこまで腹黒くないはるのんが完成……?
ゆきのん、どうせぼっちだし車通学を受け入れる⇒入学早々、人を車で撥ねる感触を覚える
ガハマさん、リードが壊れててペットが車道へ⇒入学当日早々、自分の所為で人が車に撥ねられる罪悪感を抱くことに
ガハマさん、病院に謝罪と感謝をしに来訪。小町に見つかって、しっかりと八幡へ届ける
ゆきのん、ぼっちながら勇気を振り絞って病室へ来訪。噛みまくりながら謝罪を届けるが、悪いのはこちらだとヒッキー譲らない。法律ではそうなっていないのよとどれだけ説いても頷かない相手に、ぼっち特有の“会話が終わらないわ……! どうすれば……!”と別の方向へ思考がズレる。常識よりも会話終了を求めるのはぼっちの天命
ガハマさん、高校デビューはせずに黒髪サイドテールのまま。気分でたまにお団子になる
ヒッキーと小町に、苗字が謎のおねーさんが居る
ガハマさん、助けてくれた人に憧れて、料理や運動などを始めてみるも、一年経って料理はひどいままらしい。運動は結構できるようになるも、憧れが大きくなればなるほど、なんだかこの一年、とても胸が痛かったとか。なにがとは言わないが大きい
ゆきのん、習い事が厳しくなかった所為か、原作ほどなんでもできるわけじゃない。頑張ればいろいろできるが、下手をすると原作よりも体力がない。原作ヒッキー風に本気を出すと案外出来るけど、なんでも出来るわけじゃない。あと体力続かない。
ガハマさん、謝りに行ったきっかけで知り合った小町とこまめに連絡を取って、小町のお兄ちゃん情報を聞いてはぽやぽやしている。好きになってもらいたくて恋に勉強にダイエットにと、いろいろ頑張っているらしい
ただし本人の前では、気持ちが昂ぶりすぎて言葉噛みまくりで、かつ、学校ではどこのグループにも属していないため、案外ぼっちっぽい上に上手く喋れなかったりする
隼人くん、イケメンリア充っぽく見えるも、八幡以外に友達は居ない、というか作らない。なんだい、基本みんなぼっちじゃないか
ジュビコ……三浦さん、高校にて隼人くんに惹かれるも、声をかけても当の本人が八幡八幡ばかりでとってもモヤモヤ。眼鏡をかけた誰かさんに突如肩を掴まれ、「三浦さん……BLに興味がおありで?」と言われたことがある。あ、今はその人と友人関係なんだって。BLは関係ないけど
葉山グループ、隼人くんが頷かなかったためにグループ化はしておらず、男子三人無関心。ただし戸部くんは今でも隼人くんに声をかけては、軽い返事でスルーされている。がんばれとべっち
戸塚さん、いつヒッキーに声をかけようかとドキドキしている
材木座、たまたま見つけたベストプレイスにて、天使と出会う
材木座、天使が男の娘だったでござる
材木座、ダメ元で小説の推敲添削をお願いしたら、頷いてもらえた
材木座、なんか結構いい方向に小説が進んでいるらしい
材木座、中二が浄化されそうになったり踏みとどまったり大変らしい
奉仕部───世界を変えようとする気持ちがゆきのんに無いため、存在しない
平塚先生、生徒からのヘルプを聞いては漢らしい助言で救っているらしい。最初からこんなセンセが見たかったナ……
適当に書いたものなので、のちに変更あるやもです。