何百年も前、雪の女王の伝説が最初の語り手の口から流れる前に
降る雪のように純粋で美しい王女がおりました。
その王女の名は、白雪姫。
彼女が少女のとき、継母に殺されかけました。
しかし、カエルの王子が白雪姫を永遠の眠りから救いました。
二人は、熱烈に愛し合い、結婚し息子が生まれました。
ある日、彼は草原で遊ぶためにこっそり離れました。
そこへ怪物が現れ、襲ったのです。
王子の護衛が来るのが遅かったのです。
白雪姫は、息子を救うために魔法のリンゴを口に含ませました。
息子を差し迫った死から救うことはできましたが、
国中の医師と魔法使いは、彼を目覚めさせることができませんでした。
悲しみにくれた白雪姫は、すぐに護衛を送らなかった夫を責め、息子の体とともに彼のもとを去りました。
カエルの王子と別れた白雪姫は、父親が治めるレオーテ・キングダムに戻ります。
しかし、レオーテ・キングダム一の医師と魔法使いでさえも、目覚めさせることができませんでした。
同じ頃、ある鍛冶屋が二つの鏡を鍛えました。
一枚は、真実だけを話し、
もう一枚は、最悪の事態を大げさに話しました。
鍛冶屋は、それぞれ『真実の鏡』、『偽りの鏡』と名づけました。
『真実の鏡』は、とある森に住む女性に渡りました。
鍛治屋のもとには、『偽りの鏡』が残されました。
けれど、『偽りの鏡』がとても危険であることに気づき、レオーテ・キングダムの王城にある秘密の部屋で粉々に壊しました。
それでも、『偽りの鏡』は意思を持ち続けていました。
この鏡は、
鍛冶屋は、魔法のハンマーを国王の部屋に隠しました。
鏡は、この仕打ちにひどく怒りました。
そして、復讐を誓いました。
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ある時、召使い達が噂話をしていました。
『城の奥深くに不思議な鏡がある。
その鏡は、どんな願いも叶えてくれる』
その噂は、白雪姫の耳にも届きました。
彼女は、息子を助けたいがために城中の部屋を探しまわりました。
そして、とうとう見つけ出したのです。
鏡は、曇っていて、バラバラになっていました。
偽りの鏡は、弱々しい声で語りかけます。
『あなたが私の欠片を身につけ、さらに、あなたの父親の首にかけることができたなら…、
私はあなたの子供を死の淵から戻すことができます』
早速、白雪姫は鏡の欠片でネックレスを作り、自分と父親の首にかけました。
鏡は、白雪姫と父親を苦しみから守りました。
白雪姫の悲しみは、雪となり空を舞います。
父親は、かつて娘を継母から救えなかったことを悔やんでいました。
先に鏡の力に屈したのは、父親です。
次第に怪物のような体となり、欠点である火山のように激しい気性をあらわにしました。
白雪姫の体は、次第に冷たくなっていきました。
人々は、彼女を『雪の女王』と呼ぶようになりました。
雪の女王は、息子が未だ昏睡状態にあるのを見て、再び鏡のもとに向かいました。
鏡は、再び言いました。
『まだ私は壊れています。
そうすれば、あなたの子供も癒しましょう』
王と白雪姫の変化によって王国の民は、逃げ出しました。
王に忠実な兵士は、残りましたが、凍える寒さに皆息絶えました。
そして、雪の女王は、
しかし、一向に
しかし、
それでも雪の女王は、息子を助けるために子供たちを襲い続けるのです。
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この物語が次第に『雪の女王』伝説になったのです。