転生先はこの世の地獄   作:特殊作戦群

4 / 10
その時は唐突に訪れた・・・今度こそ大事な人を守りそしてこの地獄を生き抜かなくては・・それが内心の心境だった・・・


えっと・・ハイ・・地獄のはじまりです・・

床主市上空・・・

 

「こちらアルファー2-1、目標上空まで後・・・6分」

 

周りには、ブラックホークが数機と着陸時の援護のためのアパッチが数機飛んでいる。

 

「本部よりアルファー2-1、諸君らは市街や学校等などで取り残されている生存者の救出にあたってくれ。一部は発電所など重要拠点の防備に当たれ」

 

「了解、2-1」

 

無線に言い、後ろを見ると部下たちと一人が乗り込んでいる。

 

「全員、聞いたな。俺達は第一目標藤美学園屋上にてファストロープ降下の際もし降下が困難な場合、アパッチがらの機銃掃射にて援護する。」

 

「了解!!」

 

機内から部下達が叫ぶ。俺はそのまま機長に

 

「目標まで後何分だ?」

 

「後、5分ぐらいで降下ゾーンに到着します。」

 

機長がいい

 

「分かった、ありがとう」

 

部下達に向き直り

 

「いいか?着陸後はできる限り、敵を排除し生存者を救出しろ、CH-47が生存者と我々を回収する」

 

「隊長!」

 

一人の部下が

 

「敵とは・・・敵とは一体なんなんですか?」

 

「俺もよくわからん、人が人を食うなんて科学的にも説明がつかん・・」

 

眼下に広がる地獄を見ながら思うのだった・・

 

 

遡る事数時間前・・・・・・・

 

「秋山一尉いるか!!!」

 

突然オフィスのドアを開けてきたのは上官で中隊長の板井三等陸佐だった。

 

「何事です、板井中隊長?」

 

書類を整理していた俺はいきなりの事だったが

 

「いいからこっちこい!!」

 

俺は引っ張られるまま連れて行かれテレビのあるところまで行くとそこに撮されていたのは地獄だった・・・・

 

「目の前で、信じられないような事が起こっています。死体が起き上がり人を襲っています!!」

 

リポーターが現地からリポートされているのを見るととてもじゃないが直視出来なかった。中隊長に向き直ると

 

「板井三佐、我々に出動命令は?」

 

「いや、秋山一尉まだだ・・・」

 

テレビのリポートを見る限り外では恐ろしい事が起こっている、しかし国民を守るはずの我々自衛隊に命令が来ない・・・・それは、この世界の自衛隊も同じようだ・・・守るために武器を持っているのにそれを使うことが許されない・・とその時

 

「各中隊幹部は会議室に集合せよ、繰り返す各中隊幹部は会議室に集合せよ」

 

会議室に向かうと人だかりができていたが「中隊補佐」の肩書きを持つ自分は入ることができた。中に入ると

 

「政府が現在我々自衛隊の治安維持出動に関して議論しているが、それでは間に合わない既に一部の陸自、海自、空自が自主出動している。よって、武器使用も含め我々も出動しようと思う。なお全責任は群司令官である私が取る。」

 

そう言っていた時だった。

 

「失礼します。」

 

一人の女性隊員が会議室に入ってきた。

 

「情報担当幹部の秋山二尉です」

 

そう言い群長の前まで行き

 

「さきほど、知事が公安員会との協議の上で警察機構でのこれ以上の治安維持は不可能と判断し総理に自衛隊の治安維持出動を要請、これが正式に受諾されました。そして先ほど正式な出動命令がおりました。」

 

「本当か、秋山二尉」

 

郡長が葵に言い

 

「ハイ、正式な命令です」

 

葵が言うと

 

「みんな、聞いたな各中隊は急いで出動準備にかかれ」

 

そうして、我々特殊作戦群も市内で取り残されている市民の救出活動のため出動準備を始めたのだった。因みに各中隊において任務の内容がバラバラである

 

第一中隊

市内で取り残された民間人の救出。

 

第二中隊

インフラなどの重要拠点の防備、尚普通科連隊が到着次第交代

 

第三中隊

重要人物の救出(県知事、その他議員)

 

等に分けられ自分が所属する第一中隊は民間人の救出であり各中隊に現地の状態がどのようなものなのかを情報収集のため各中隊、各小隊に一人づつ情報担当幹部が同行すことになった。・・・・

 

ヘリ離陸前・・・・

 

「小隊集合!!」

 

全員が目出し帽を装着しプレートキャリアを装備し、弾倉、手榴弾、等必要な装備をまとめメインアームはHk416,サイドアームは9mm拳銃改となっていた。

そこに、

 

「伊崎一等陸尉でしょうか?」

 

自分の特戦での偽名を呼ぶ声があり後ろを振り返るとあろう事か、ウチの小隊の情報担当が葵だと言うことが分かった。

 

「第一小隊付き情報担当要員、秋山葵二等陸尉です」

 

葵が敬礼する。装備をよく見ると、防弾チョッキ2型に弾倉をモールシステムで装備していた。レッグホルスターにはSIG220事9mm拳銃改を装備しているのが分かる。89式小銃に関しては前世で使っていたようなものではなくハンドガード部分がレイルシステムに換装され、ストックもクレーンストックに換装されていた。更に彼女は無線機も背負っていた。それを見て

 

「佐藤三曹」

 

「ハイ、隊長!!」

部下を呼び

 

「無線機を代わりに持ってやれ、事前の打ち合わせではヘリ周辺の防備のはずだったよな」

 

そういい、葵から無線機を受け取りそのまま佐藤三曹に渡す。そして全員でヘリの中に乗り込んだ・・

 

 

 

 

現状・・・・・

 

「伊崎一尉、目標上空に到着、しかし多数の敵勢力によりファストロープは不可LZを確保してからになる」

 

機長が俺に言い、つけてるインカムで護衛で一緒に来たアパッチに

 

「屋上の敵の排除してくれこのままじゃファストロープで降りられん」

 

そうすると

 

「了解、機銃掃射で始末する。」

 

といった後、屋上に居る敵勢力に対し容赦のない銃撃を浴びせある程度の安全が確保されると

 

「感謝する、此処からは俺達Sの仕事だ」

 

インカムに言い

 

「よし、行くぞ降りろ、降りろ、!!」

 

ヘリから数本のロープが下ろされ、また一人、一人と降りていく。そして俺と葵の番になり俺はは左、葵は右と一斉に降下していく。のだった・・・・・




次回~えっと・・・ハイ・・任務開始です。~
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。