「大丈夫か?、怪我してないか?」
俺が尋ねると
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・」
三人共固まっていたが、無理もない目の前で人の頭が弾け飛ぶ瞬間を見たのだから。
「俺達は自衛隊だ、ここ周辺での生存者を救出するように上から指示を受けてきた。」
手を差し伸べる。男子生徒が手を取り立たせ
「自己紹介は後だ」
俺は三人を見渡しながら言ってると
「伊崎一尉、後ろっ!!」
葵に言われ振り返るとさっきと同じような奴らがこっちに近づいており降りてきた階段を塞がれ
「クソッ、秋山二尉それに君達も着いてこい」
上に引き返す退路が絶たれ
「了解です」
「わ、分かりました」
俺達はやむなく下の階へと移動する。下の階でもまるで某バイオハザード的な光景が広がっておりとあるドアの前に感染者が集まっていたが
「秋山二尉、フラグ」
葵に手榴弾を要求したが
「しかし・・・」
後ろにいる民間人を思って躊躇っているのだろうがコンな状況で躊躇えば待つのは死の一文字だ
「ッッ」
葵のポーチから強引に手榴弾を取り安全ピンを引き抜きドアの前にいる奴らの前に転がす
「伏せろ」
影に全員が隠れ数秒後に爆発音が響き
ドアの前にいた連中は吹き飛んでいた。急いでドアの前に行きドアはかろうじて持ちこたえており中に入ると
「ゲホゲホッ」
男子学生一人とおそらくは校医の先生と思われる二人がいた。
「自衛隊です救出に来ました。やり方が乱暴になったのは謝罪致します。しかしあの他に突破方がありませんでした。」
俺が言った時
「一尉、」
葵が指さした所に・・・ベットに寝ていた血まみれの人が起き上がり校医のそばにいた男子学生が
「おい、おい岡田ッ!」
名前を呼ぶが反応せず無言にこっちをむく・・・白目のまま・・・血を流したまま
こっちに一歩目を歩みだそうとした時銃声が響き眉間に風穴があき岡田と呼ばれていた学生だったそれは崩れ落ちた。後ろでは葵が拳銃を握ながら・・・それでいて手が震えていた。
「嘘だろ・・」
「マジかよ・・・・・」
「・・・・・」
後ろで学生三人が言うが葵は震える手でホルスターに拳銃を戻す。
「それでここら周辺で安全な所は??」
俺は校医と学生を見ると・・・・
「それだったら、職員室なんかはどうでしょうか?」そう言われた時だった
「アルファーリーダーへ屋上班隊長、どうぞ」
無線が聞こえ
「こちらリーダー、どうぞ何があった?」
聞き返すと
「ヘリパイからで燃料がギリギリです、隊長達のお戻りを待つ余裕がありません、どうぞ」
聞こえ
「・・・・・・・解った、そこに佐藤三尉はいるか?」
無線で聞くと
「ハイ、おります」
聞こえ佐藤三尉(榎本三尉)が無線に出て
「佐藤三尉に指揮権を委任する。どうやら俺達は間に合いそうにない。後は任せる」
すると
「りょ・・・了解しました。次のヘリはいつ飛ばせるかわかりませんが早急に飛ばせるように上に掛け合います。死んじゃダメですからね隊長それと屋上に予備の無線機を置いていきます作戦司令部とそれでコンタクトを取ってください。」
そう言い無線は切れた。そして皆の方に向き直り
「屋上のヘリの燃料が危なくて一旦離脱した、我々は次が来るまで独力で生き残らなければならなくなった」
皆に言うと葵を除いて皆が絶望的な表情へと変わる。無理もない、おいてけぼりをくらったのだから。
次回~え~~っと・・・ハイリアルサバイバルです~