Eクラス戦当日・・・
僕は少し遅刻した・・・学校の空中廊下を歩いてると・・・
黒雪姫「おはよう、吉井君」
「あ、黒雪姫さん・・・」
まさか登校していきなり敵の代表に会うなんて・・・
黒雪姫「どうしたんだ・・・?元気がないようだが・・・」
「まあ・・・いろいろとね・・・・」
昨日、僕は木下さんと喧嘩した・・・昨日は一日中、そのことが頭から離れなかった
そしてそのことを彼女に話すと・・・
黒雪姫「・・・・そうか・・・・」
黒雪姫さんは思い悩んだ表情で言う
黒雪姫「しかし、『友達』なら、たまにはそういうこともあっていいんじゃないか?」
「え・・・?」
黒雪姫「何でも上手くやれるから『友達』じゃない・・・たまにはぶつかることもある・・
けどそこでまた、お互いを認めて、また立ち上がるから『友達』なんじゃ
ないか・・・?」
・・・確かにそうだ・・・僕は何でも上手くやろうとしてたんだ・・・
・・・その結果、あんなことに・・・
僕は自分の失敗を悔やんだ・・・
教室に行ったら木下さんに謝ろう・・・そう決心したとき・・・
黒雪姫「吉井君は・・・好きな人とかいるのか?」
「ブッ!!?」
あまりの突然の質問に驚く
「な・・・何でいきなりそんなことを・・・?」
黒雪姫「私だってそういう年頃だ・・・気になって当然だろう・・・?」
「・・・?・・・・」
よく分かんないけど僕の好きな人を知りたいのかな・・・?
うーん・・・
・・・・・・・・・誰だろう・・・・・・・・・?
いや、この娘可愛いな~とか、優しいなとか異性への意識はあるけど・・・・
誰と言われると・・・誰だろう・・・?
真剣に悩んでいると、黒雪姫さんが
黒雪姫「・・・・もしかして・・・木下優子か・・・・?」
ドキッ!
アレ? 何だ? ドキッて・・・
確かに彼女は可愛いし、面倒見もいいし、しっかりしてるし・・・
うーん・・・
「でも何で木下さん?」
黒雪姫「君はさっきから彼女の話ばかりするからな・・・聞いてみてくなっただけだ・・・」
・・・・?・・・・・
黒雪姫「明久君、私達Eクラスにつく気はないか?」
「!!!?」
・・・・・・分からない・・・・彼女は何を考えてる・・・・?
「君は一体何を考えてるの・・・?何が目的なんだ・・・・?」
黒雪姫「フム・・・そうだな・・・・私の目的は・・・・『君』だ・・・・」
まったく分からない・・・・
「確かに僕は過去に君と会った・・・でも、なんでそこまで僕を・・・?」
黒雪姫「君を・・・愛してるからだ・・・・」
「え・・・・っ?」
黒雪姫「だからこそ、君に近づく女が許せない・・・特に木下優子は・・・」
・・・・僕のことを好きなのも意外だが・・・木下さんにそんな感情を抱いてるのも意外
だった・・・
黒雪姫「さっき私はEクラス側につく気はないか?と聞いたが・・・
正確には木下優子じゃなく、私につく気はないか・・・?」
・・・・なんだ・・・それ・・・?
「僕は木下さんや、Fクラスを裏切るつもりはないっ!」
・・・・・・そして・・・・・・・
黒雪姫「クリス先生、英語の召喚許可を・・・・」
クリス先生「承認します」
なっ・・・? 戦う気か!?
黒雪姫「試験召喚(サモン)!」
「サモンっ!」
・・・・・・・・・・・・・・
「どういうつもりだ?」
黒雪姫「なに、君がその気なら力ずくで私の思い通りにするまでだ・・・」
黒雪姫 英語 448点
vs
吉井明久 英語 93点
・・・・力の差は歴然だ・・・・けど、Fクラスを裏切るつもりはない!
僕の召喚獣は全力で黒雪姫さんの召喚獣の方へ突っ走る
「うおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
・・・・・・・・?・・・・・・・・・・・・・
彼女の召喚獣は攻撃しようとする素振りどころか、避けようとする素振りすらない・・・
すると、
「起動(アウェイクン)」
と言う声が聞こえた・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・ドクンッ・・・・・・・・・・・・・
「!!?」
何だ・・・・これ・・・・?
頭が・・・意識が遠く・・・・
黒雪姫「これは『従属の腕輪』(じゅうぞくのうでわ)と言ってな・・・
私がこの高校の生徒会長になった時に学園長から授かったものだ・・・
これをかけられた者は絶対に私には逆らえない・・・」
「・・・・・・ぐっ・・・・・・・・」
ドクンッ
「・・・・・・黒雪・・・姫・・・様・・・・・」
黒雪姫「そうだ・・・・それでいい・・・」
☆☆☆
・・・・・・・・
吉井君・・・遅いな・・・
私は昨日のことを謝りたくてずっと吉井君を待っていたけど、中々来ない
・・・そして・・・・
雄二「よし、明久がまだ来てないが・・・それ以外はそろってるな?
今から作戦を言う・・・この前みたいな勝手な行動はとるなよ・・・・
そこで今回は相手が数学に弱いことが分かった・・・数学を主力にして今回は戦う」
美波「それなら私の出番ね」
雄二「ああ、頼む
それから、皆、黒雪姫とは絶対戦うな・・・アイツは強敵だ・・
黒雪姫の相手は木下、姫路に任せる」
・・・・・え?・・・・・・・
「ちょっと待って坂本君・・私達二人おが彼女の相手をしたら効率悪いんじゃないかと思う
んだけど・・・私か姫路さん・・・どっちかは他のEクラスの生徒の相手・・・
サポートに回った方がいいんじゃないかしら?」
坂本君にしては効率の悪い方法だなと思った私は彼に提案する
すると、
雄二「相手の代表が普通の代表なら、オレもお前の言う通りにしてた・・・
が、前も言ったが、アイツの高いときの点数は学年を代表する翔子よりも上だ・・・
悪いがお前たち二人に任せる・・・」
姫路「・・・・分かりました・・・・」
「分かったわ・・・・」
試召戦争の開始30分前のことだった・・・