Eクラス生徒1「試験召喚(サモン)ッ!」
生徒2「サモンッ!」
生徒3「サモンッ!」
生徒4「サモン!」
生徒5「サモンっ」
Fクラス生徒1「サモンっ」
生徒2「サモンッ」
生徒3「サモン」
生徒4「サモン!」
生徒5「サモン」
EクラスとFクラスの間の廊下で一斉に召喚獣を召喚した・・・
EクラスとFクラスは正面からぶつかり合う・・・
Fクラスの教室では・・・
雄二「今の状況はどうだ?」
ムッツリーニ「今のところはFクラスが優勢・・・」
雄二「成程な・・・そうなると、4月からこの6月までの間でEクラスとFクラスの
平均的学力はFクラスがEクラスを上回ったことになる・・・
あとは黒雪姫の出方次第だ・・・」
雄二はどうしても黒雪姫の行動だけは油断できなかった
そして、もう一つ気がかりなのは・・・
雄二「ムッツリーニ・・・明久を見なかったか?」
ムッツリーニ ブンブン(首を振る)
・・・・妙だな・・・・・・
明久は普段欠席のときはオレに必ずメールする・・・だから、学校にはいるはずだ・・・・
もし、いないとすると・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
雄二「ムッツリー二、悪いが黒雪姫を探してくれ・・・・見つけたら、俺に報告を頼む」
ムッツリーニ「了解・・・」
・・・・・・もしかしたら明久は黒雪姫に何かされたに違いない・・・
100パーセントそうとは言い切れない・・・
だが、理由としては黒雪姫の明久への異様な執着心だ・・・
明久を狙いにして試召戦争をするほどだ・・・
かつて「神童」と呼ばれた力が雄二をそう直感させる
☆☆☆
私と姫路さんは黒雪姫の相手をするようしじされたので、敵の本陣であるEクラスに行くが
彼女の姿はない・・・
かと言って、Eクラスに紛れ込んでるわけでもなく・・・
私と姫路さんは学校中を回って彼女を探していた
「なかなか見つからないわね・・・」
姫路「そうですね・・・一体どこにいるんでしょうね・・・?」
学校の校舎はほとんど回った・・・・
あと、回ってないとすれば、体育館くらいか・・・
私は大きく溜め息をつく・・・すると、姫路さんが
姫路さん「あの・・・聞きたいことがあるんですけど・・・・」
・・・なんだろう・・・?
「なにかしら?」と聞くと、
姫路さん「あの、木下さんって・・・吉井君のこと・・その・・・好き・・・なんですか?」
「・・・・・・へっ?・・・・・・・」
思わず間の抜けた声を出す
こんな大変なときに彼女は何を言い出すのだろう・・・?
私は疑問に思った
「わ・・・私は別に・・・その・・・確かに吉井君は優しいし・・・励ましたりしてくれたり
とか・・・いろいろしてくれるけど・・・恋愛的に好きかと言われると・・・別に・・・」
すると、姫路さんは不満が一気になくなったように
姫路さん「良かったあーーー・・・
美波ちゃんだけじゃなくて、木下さんまで吉井君を好きだったらそうしようかと
思いました・・・」
彼女の発言に少し疑問を感じる私だったが・・・
成程・・・姫路さんは吉井君のことが好きなことが分かった・・・
しかし、島田さんも・・・というのは意外だった
普段あれほど吉井君に関節技を掻けてたから、てっきり嫌いなのかと・・・・
そんな話をしてると・・・
Eクラス生徒6「おい、Fクラスの木下と姫路だ!」
Eクラス生徒7「やっちまえ!」
人数的に7、8人程度・・・私達二人でなんとか倒せる・・・そう考えてると・・・
姫路「木下さん、ここは私が引き受けます・・・先に行ってください・・・」
「さすがに一人じゃ無茶よ!」
私と同じでいくらAクラスの実力があるとは言え、大人数は危険だ・・・
すると、
姫路「確かに・・・でも、今私達二人一緒にここで止まってるわけにもいきません!
黒雪姫さんが好き放題するまえに早く行ってください」
・・・・確かに・・・・
黒雪姫は坂本君によると、危険人物・・・ここは彼女のいう通りにした方が良さそうだ・・・
「ここは任せたわ・・・」
姫路「了解です・・・」
私はそう言い、姫路さんに背を向ける・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
再び私は黒雪姫を探す・・・
学校の校舎はほとんど回った・・・・あと回ってないのは体育館くらいだ・・・
私は急いで体育館へ向かう・・・
ガラッ
体育館の扉を開ける・・・・
すると、二人・・・人がいるのを感じた・・・
一人は・・・黒雪姫だ・・・どうやら体育館で合ってたらしい・・・
・・・・・そして・・・・二人目は・・・・・・・
「・・・・・・・吉井・・・・君・・・?・・・・」
・・・・・・どうして・・・彼が黒雪姫と一緒に・・・・?
黒雪姫「不思議そうな顔をしてるな・・・・木下優子・・・・・」
「彼に・・・何をしたの・・・・?」
黒雪姫「・・・・別に・・・・何も・・・・
ただ、吉井君を私のものにしたかっただけだ・・・・
この『従属の腕輪』の力によってな・・・」
・・・・・従属の腕輪・・・・・・
「じゃあ・・・吉井君は・・・」
黒雪姫「そう・・・・君の敵だ・・・・・」
・・・・・・そんな・・・・・
「どうして、こんなことをするの?・・・・もしかして・・・七年前のこと?」
黒雪姫「いいや、違う・・・君も私と同じ境遇なんじゃないか?
私は七年前、殺人犯に刺されそうになった・・・
そして、君はトラック轢かれそうになった・・・
どちらも吉井君が私達を助けてくれた・・・
そして、君も私も吉井君に恋してる・・・・
そしてここ最近の吉井君は君といて随分と楽しそうだ・・・
似た境遇の上、そしてこれほど邪魔な存在はない・・・」
「恋してるかどうかは分からないけど・・・私と姫路さんを引き離したのもそれが理由?」
黒雪姫「ちゃんと気づいてたか・・・・その通りだ・・・・
君を確実に仕留め、吉井君を確実に私のものにするために・・・・」
・・・・・・・・・分からない・・・・・・・・・
「私が邪魔なのは分かったわ・・・・でも、吉井君を自分のものにするのは間違っている・・
・・・・そんなの絶対おかしい・・・!」
黒雪姫「口は達者のようだな・・・しかし、それを証明するほどの『力』をみせてもらおうか
・・・・・?」
そう言い、黒雪姫は『従属の腕輪』を装備する・・・