昼休み・・・・
グウウウウウウウウウウ
・・・・腹減った・・・
今日も僕の弁当は水と塩・・・デザートに砂糖・・・・
そんな日々を過ごしていた僕だが・・・・
・・・ついに限界が来た・・・・
「ぐ・・・グハっ・・・・・」
雄二「おい・・・明久・・・弁当やろうか?」
秀吉「ワシのもあげるのじゃ」
ムッツリーニ「・・・餌・・・」
「え!?何!?くれるの!?」
いつもは「くれ」と言ってもくれないのに・・・まあ、当然か・・・
雄二「流石に見てるこっちも気まずくなるしな・・・」
ムッツリーニ「・・・昼飯が不味くなる・・・」
秀吉「このままじゃお主が餓死してしまうからの・・・」
「イエーイ、いただきます!」
僕に弁当をくれるなんてなんていいクラスメイトだ・・・
雄二「ただなぁ・・・お前・・もう少し金の節約に気をつけやがれ・・・
オレも毎回毎回弁当はやれん!」
秀吉「ワシもじゃ」
ムッツリーニ「・・・(コクコク)・・・」
「・・・仕方ないよ! 毎回毎回、新しいゲームが発売するのがいけないんだ!」
秀吉「生活費のお金くらいは残してはどうじゃ?」
ムッツリーニ「・・・自身を破滅へ導く・・・・」
・・・・・は・・・・反論出来ない・・・・
正論すぎて何にも反論できないっ!
「ハア・・・・せめて僕に弁当を作ってくれる人がいれば・・・・」
優子「・・・!」
姫路「・・・!・・・」
美波「・・・っ!」
黒雪姫「・・!」(盗聴器で聞き取ってる)
・・・まさかこの一言がとんでもない事態を招くなんて思いもしなかった・・・
☆☆☆
次の日
私は普段より早く起きる・・・普段私は自分の分の弁当しか作らないのだけれど・・・
今日はもう一つ作るために早く起きる
秀吉「・・・姉上・・・今日はいつもより早いのじゃな・・・」
「アンタはあっち行ってなさい・・」
秀吉「う・・・うむ・・・」
私は秀吉睨みながらそういうと、秀吉は気圧されたのか、向こうへ行く
別に恨みがあるわけじゃない・・・
けど、どうしても邪魔をされたくなかった
「さーて・・・作りはじめるかな・・・」
吉井君は何が好物なんだろう・・・?
そう考えながら私は料理をし始める
☆☆☆
葉月「アレ・・お姉ちゃんいつもより早いね・・?」
「う・・・うん・・・まあね・・・」
葉月「アレ? お弁当3つ? 葉月とお姉ちゃん以外にもう一つ作るんですか?」
「うん・・・まあね・・・」
アキの為に作るなんて言えない・・・
葉月はどうやらアキと面識があるらしいから、下手にバラすと面倒になる可能性があるわ
葉月「あ、もしかしてバカなお兄ちゃんですか!?」
「・・・・ギクリ・・・・・」
・・・・・普通にバレた・・・・・・・
葉月「だったら葉月も手伝うよ!」
・・・仕方ないか・・・ホントは私一人で作りたかったけど・・・
「そうね・・・・じゃあ葉月に手伝ってもらおうかな・・・・・・って、アレ・・?」
・・・・・おかしい・・・・・私の作ったサラダが何か大変なことになってる気が・・
「葉月・・・それは何・・・?・・・」
葉月「え? コレ? サラダにわさびとタバスコとからしと七味唐辛子を・・・」
「いやああああああああああああああああっ!」
・・・・とんでもないことになったわ・・・・
☆☆☆
姫路母「あら・・瑞希・・・それお弁当? おいしそうね・・・」
「あ、うん・・・どうかな・・・?」
・・・母は相変わらず暢気そうな感じだ
姫路母「どれどれ?」 パクッ
「どうかな?」
しかし、次の瞬間・・・
姫路母「jdhdhsdhんbhdhhdhssbghhddjjff」
「え?何?」
ふだんの暢気な母ではなかった
人が変わったように見えた
姫路母・・・ まさか自分の娘がこんな破壊兵器を作る才能があったなんて・・・
見た目は『B9グルメ』みたいな雰囲気出てるけど・・・
中身は『暗黒物質』と見て間違いないわね・・・・
☆☆☆
私の親は7年前私を見捨ててからは、私は児童養護施設にいる・・・
そこでよく私に話しかける少女、
若宮 恵「アレ? ヒメ、どうしたの・・・?台所に立っちゃって・・・」
「あ・・・ウム・・・まあ、たまには自分と弁当を作ろうと思ってな・・・」
若宮 恵「ヒメ・・・・料理したことあったっけ・・・?」
「・・・・ぐっ・・・・・・」
正直、そこは無視してほしかった
恵「しかも、二つあるってことは・・・誰かにあげるの?」
そこは、もっと放っておいてほしい・・・
恵「そっかあ・・・ヒメもついに男が・・・」
「ち・・・違う! 断じて違う!」
恵「ハイハイ・・・仕方ないから手伝ってあげるわ・・・」
何処か複雑な気持ちだった・・
けど、料理経験0だし・・・まあ、いいか
☆☆☆
そして昼休み・・・
ぐぎゅるるるるるるうるるるるるるるるるっる
雄二「明久、腹の音がうるせえぞ・・・」
ムッツリーニ「・・・雑音・・・」
秀吉「今日も弁当なしなのじゃな・・・」
「うん・・・今月分・・使っちゃったし・・・」
雄二「今日はやらん」
ムッツリーニ「オレもだ・・・」
秀吉「仕方ないの・・・ワシのでよければ・・」
「やった! 流石、僕の将来のお嫁さん!」
秀吉「婿の間違いじゃろ!?」
雄二「・・・イヤ、両方違うと思うが・・・それにしても、秀吉は人が良いな・・・」
秀吉「そ・・・そうかの・・・?」
・・秀吉は少し照れくさそうに言う
そして、なんだろう・・・
後ろから、微妙に寒気が
・・・・(続く)