僕と木下さんともう一つの学園生活   作:ウェスト3世

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 前回の続きです


4つの修羅 Ⅱ

 

 し・・・しまった・・・!

 

 ま・・・まさか秀吉が吉井君に弁当をあげるなんて・・・・!

 

 しかも、吉井君嬉しそうだし!

 

 そうだ・・・吉井君は秀吉を男として見てないんだった!

 

 秀吉・・・・アンタは私の敵ね・・・

 

 でも、今なら まだ間に合うわ!

 

 そして、私は吉井君の方へ向かう

 

 明久「アレ? 木下さん・・どうしたの?」

 

 「あ・・イヤ・・・その・・・良かったら私の弁当もどうかな・・・?」

 

 明久「え!? いいの!? じゃあ、いただきます!」

 

 

 ☆☆☆

 

 美波・・・ ウソ・・?木下さんもアキにお弁当を・・・?

 

 姫路・・・ まさか木下さん・・・

 

 黒雪姫・・・ あの女・・・・

 

 三人は嫉妬心を見せた・・・

 

 そして・・・

 

 美波「アキ、ウチも弁当作ったんだけど・・・」

 

 姫路「吉井君、私 お弁当つくったんですけど・・・」

 

 黒雪姫「吉井君、私の弁当・・・どうかな?」

 

 三人一斉に飛び出す

 

 ☆☆☆

 

 え・・・ウソ? 何々!? 今日はやけに僕に弁当をくれる人が多いな・・・・

 

 今日・・・何か特別な日だっけ・・・?

 

 イヤ・・・くれるのは嬉しいけど・・・秀吉と木下さんのお弁当も食べてないんだけど・・・

 

 しかも、この量・・・

 

 雄二「お前にはもったいないな・・・」

 

 ムッツリーニ「羨ましい・・・」

 

 「僕・・・こんなに食べれないんだけど・・・

 

 皆どうしたの? 今日は何か特別な日だっけ・・・? 僕、今日誕生日じゃないんだけど・」

 

 すると、雄二、秀吉、ムッツリー二は

 

 「ハアーーーーーーー・・・・・」

 

 雄二「お前は鈍感だな・・・」

 

 秀吉「成程・・・姉上が今日朝早く起きたのはこのためか・・・」

 

 優子「・・・・! う・・うるさいっ!秀吉!黙ってなさい!」

 

 秀吉「姉上・・・顔赤いのじゃ・・・」

 

 優子「ピャッ!?」

 

 雄二「まあ、明久・・・せっかくもらったんだ・・・全部食わないとな・・・」

 

 「む・・・無理だよ! 4、5人分の量だよ!?

 

 確かに空腹だけど・・・流石に・・・・」

 

 雄二「・・・後ろみてみろ・・・」

 

 「え・・・後ろ・・・?」

 

 振り返ると・・・・

 

 FFF団1「おい、吉井が女子から弁当もらってんぞ!」

 

 FFF団2「クソっ! アイツは俺達と同じでモテないヤツだと思ってたのに・・」

 

 FFF団3「・・・・殺るしかないな・・・」

 

 FFF団4「ここは、ちょっと武士っぽく斬首刑で行こう!」

 

 ・・・・な・・・なんて恐ろしい会話だ・・・・

 

 雄二「な? 迷ってる場合じゃないだろ?」

 

 ・・・・・・・・ゴクリ・・・・・・・・・・

 

 行くしかない・・・・

 

 

 うおりゃああああああああああああああああああああああっ!

 

 

 僕は必死で食べた・・・・

 

 

 が、しかし・・・・

 

 

 キンコーンカンコーン・・・・(5時間目のチャイム)

 

 鉄人「よーし、授業始めるぞー・・・・・んむ?・・・

 

   ・・・吉井はどうした?」

 

 雄二「トイレです」

 

 鉄人「・・・・は・・・・?」

 

 ☆☆☆

 

 そのころ、トイレで明久は・・・・

 

 「はあ・・・・ハア・・・・」

 

 クソッ・・・何だ・・・あの弁当・・・特に姫路さんのあの弁当・・・

 

 殺戮兵器だよ・・・アレ・・・

 

 美波は何・・? 僕に激辛料理を作るなんて何のいやがらせ?

 

 黒雪姫さんのはまあまあだったけど・・・

 

 でも、黒雪姫さん・・・姫路さんと美波の弁当で限界の状態で無理やり食べさせてきたからな

 

 ああ・・もう・・

 

 僕の周りにはこんなに必殺料理人がいたなんて

 

 おかげで木下さんの弁当食べてないんだよなあ・・・・

 

 

 ぐぎゅるるるるるるっるr

 

 腹痛い・・・・・・

 

 木下さんになんて謝ろうか・・・・

 

 僕は2時間トイレにこもった・・・・(もちろん、腹痛で)

 

 ☆☆☆

 

 ・・・・・放課後・・・・・

 

 「ハア・・・」

 

 結局・・私のお弁当は食べてもらえなかったなあ・・・

 

 別に吉井君が差別してたわけじゃないのも分かってる・・・・

 

 吉井君はそんな人じゃないしね・・・

 

 でも、ちょっと残念・・・せっかく早く起きて作ったのに・・・

 

  

 ガラッ・・・・・

 

 明久「やっと全ての不要物を出し終わった・・・」

 

 吉井君・・・・・

 

 明久「あ・・・! 木下さん・・・」

 

 吉井君と私は目が合う・・・

 

 明久「木下さん・・・ごめんね・・・さっきは弁当食べられなくて・・・・」

 

 「いいのよ・・・まさか私以外にも弁当作ってる人がいたなんて思わなかったけど・・・」

 

 明久「うん、ゴメン・・・・・」

 

 そんな会話のやりとりの中・・・・

 

 ぐぎゅるるるうるるっるるるうっるるるうっる

 

 お腹のなる音が聞こえた・・・

 

 明久「ん・・・不要物出したらお腹減っちゃったな・・・」

 

 ・・・やっぱり吉井君の音か・・・・

 

 明久「ねえ、木下さん・・・お弁当まだ残ってたらくれないかな?」

 

 「・・・・・・え・・・っ!?・・・・」

 

 私は驚く・・・・

 

 まさかこんな形で吉井君に弁当をあげるとは・・・

 

 

 モグモグモグモグモグモグモグ

 

 明久「うん、おいしいね! この弁当!

 

    美味いよ! 特にこのハンバーグ!」

 

 「そう・・・良かった・・・・

 

 吉井君にお弁当を食べてもらえて、そして喜んでもらえて嬉しいわ・・・」

 

 私たちは二人で顔を見合わせニコリと笑う

 

 

 ☆☆☆

 

 

 その日の夜・・・・

 

 コンコン(ドアをたたく音)

 

 キリト「白蘭・・・いるか・・・?」

 

 白蘭「んー? なあに?」

 

 キリト「少し話がある・・・いいか?」

 

 白蘭「眠いから、手短にお願いね・・・」

 

 キリト「お前・・・『この世界』では何が目的だ?」

 

 白蘭「・・・どういうことだい?」

 

 キリト「・・・分からないんだ・・・・

 

     横の世界である『平行世界』(パラレルワールド)、縦の世界である

 

     過去、未来をも支配する、いわゆる『時代』をも支配するお前が

 

     何故、あんなちっぽけな学校にこだわるのかが分からない・・・」

 

 白蘭「・・・そうだね・・・君たちには『この世界』のことをあまり説明してなかったね

 

    ・・・・」

 

 キリト「・・・・・」

 

 白蘭「文月学園にある特殊システム・・・『試験召喚システム』は僕が作ったようなもの

 

    だからね・・・」

 

 キリト「・・・何だとっ!?・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 






 次回に続きます
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