僕と木下さんともう一つの学園生活   作:ウェスト3世

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 前回の最後の白蘭とキリトの会話の続きです


白蘭と学園長

 

 キリト「な・・・・っ!? お前があの『試験召喚システム』を・・・?」

 

 キリトは驚く

 

 なぜなら・・試験召喚システムは・・・

 

 キリト「『試験召喚システム』は文月学園の学園長・・・藤堂カヲルってヤツが作ったん

 

     じゃないのか!?」

 

 白蘭「んー・・・まあ、確かに・・・そうとも言えないわけじゃない・・・」

 

 キリト「どういうことだ・・・?」

 

 白蘭「僕は『30年前のこの世界』で『ジェッソファミリー』という科学組織を

 

    作っててね・・・そのとき僕が『試験召喚システム』を考案したんだよ・・・

 

    そして、僕には優秀な助手がいてね・・・それがあの文月学園の学園長・・・

 

    藤堂カヲルさ・・・」

 

 キリト「だが、『試験召喚システム』を作ったは・・・考案したのもお前なら・・

 

     創始者が藤堂カヲルなのは何故だ・・・?」

 

 白蘭「うーん・・・そうだね・・・実際『試験召喚システム』とは言っても、その頃は

 

    まだ、ただの『召喚システム』でね・・・召喚する対象がなかったのさ・・・

 

    『召喚システム』とは言っても、召喚の対象がないと面白くないからね・・・

 

    そこで僕は彼女に

 

    〈『召喚システム』を扱えそうな施設を作ってくれ・・・〉

 

    ・・・そう頼んだんだよ・・・

 

    その施設こそ、あの文月学園さ・・・・

 

    そこでようやく召喚の対象が生まれ、『試験召喚システム』が生まれたんだ・・・

 

    だから、ただの『召喚システム』なら僕が創始者・・・

 

    でも、『試験召喚システム』は彼女によって作られたものだ・・・

 

    だから、創始者はある意味彼女でも間違いではない・・・」

 

 キリト「・・・・・・・・」

 

 白蘭「・・・・どうしたんだい・・? キリト君・・・怖い顔して・・・

 

    話について行けなかったかな・・・?」

 

 キリト「・・・まあ、そんなデカい話・・急に信じろという方が無理だ・・・」

 

 白蘭「そうだね・・・それもそうか・・・まあ、僕はもう眠いから、そろそろ寝かして

 

    欲しいんだけど・・・」

 

 キリト「・・ああ、分かったよ・・・悪かったな・・・」

 

  ・・・バタン・・・・・・

 

 部屋から出てドアを閉める・・・すると、そこには・・・・

 

 御坂美琴「まさか・・そんなことだったとはね・・・」

 

 キリト「盗み聞きか・・・? 人が悪い・・・」

 

 御坂美琴「・・・じゃあ、アンタは人が善いのかしら・・・?」

 

 キリト「・・・・・いいや・・・・

 

     オレは十分に『悪人』だ・・・白蘭についてからは何人この剣で殺したか分からない

 

     ・・・・」

 キリトは黒い刀身の愛剣・・・「エリュシデータ」を見つめながら言う・・

 

 そして、御坂も・・

 

 御坂美琴「・・・・私もよ・・・」

 

 と言い返す・・・

 

 

 ☆☆☆

 

 次の日・・・文月学園・・・

 

 

 コンコン・・・(ノックの音)

 

 「・・・入りな・・・・」

 

 鉄人「失礼します・・・学園長・・・」

 

 「何の用だい・・?」

 

 鉄人「ハイ、吉井と坂本が体育館の天井に穴を開けたのですが・・・・

 

    どうしますか・・・?」

 

 「ったく・・! あのバカコンビは私の学校を壊しに来てんのかい!?

 

  これで200回目じゃないかい!? 学校の器物を壊すのは・・・

 

  とりあえず、二人ともここに連れてきな!」

 

 鉄人「分かりました・・・・」

 

 ったく・・・よくも まぁ、器用に学校のあちこちを壊してくれるものだ・・・

 

 普段は不器用なくせに、こういう時だけ器用になりやがって・・・

 

 生意気なガキどもだね・・・・

 

 私は深く溜め息をつける・・

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 「いいわけを聞こうか・・・・?」

 

 雄二「コイツが悪いんです」

 

 明久「コイツが悪いんです」

 

 ・・・・同時に指をさして言う・・・

 

 どうやら二人とも罪を認めない気みたいだね・・・

 

 「まあ、私からすりゃ、アンタらは同罪だけどね・・・」

 

 雄二「いいえ、コイツが体育館で野球をやろうって言ってくるものなんで・・・」

 

 明久「・・・まったくです・・・雄二が室内サッカーしようとか言ってくるんで・・・」

 

 これじゃ何が原因で体育館の天井が壊れたのかまったく分からない・・・

 

 そもそも体育館で野球とサッカーはするヤツはこいつ等くらいだろうが・・

 

 それでも、球を天井に向けない限り壊れないハズだ・・・

 

 ・・・バカも侮れないってことかね・・・・

 

 そんなことを考えてると、

 

 雄二「大体、これはそもそも体育館に天井があること自体がイケナイ・・・」

 

 明久「成程・・・つまり、体育館に天井を作るように指示したクソババア(学園長)

 

    のせいってことだね!」

 

 雄二「ああ、戦国時代から生きてるような老いぼれだ・・・・

 

    俺達を犯罪者にするような小賢しいマネは得意なハズだ・・・」

 

 ・・・・・コイツ達・・・・・

 

 体育館の天井のせいにしてやがる・・・・

 

 しかも、私を老いぼれ扱いしやがって・・・

 

 謝れば許してやろうとも思ったが・・・ヤメだ

 

 「体育館の天井は弁償してもらう・・・」

 

 雄二「何ィイイィイイ!?」

 

 明久「そんな・・・僕の生活費がああああっ!」

 

 コイツ達が悪い

 

 

 そして、バカコンビが出て行ってようやく静かになる・・・

 

 そして、偶然一枚の古い写真を見つける・・・

 

 私がまだ『ジェッソファミリー』という組織にいたころの写真だ・・・

 

 「・・・・白蘭・・・・・」

 

 写真の真ん中に映る男の名前をボソッと言う・・・

 

 






 次回は学園長と白蘭の過去になります
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