僕と木下さんともう一つの学園生活   作:ウェスト3世

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学園祭 Ⅲ

 学園祭初日・・

 

 ザワザワザワ・・・

 

 僕は『転換の腕輪』で性別が逆転してるため、女子の制服で登校する

 

 もちろん、僕の意志じゃないよ 木下さん達にそうするよう強制されました

 

 「あんな娘、うちの学校に居たっけ?」

 

 「可愛いな、おい」

 

 ジロジロ見るな!

 

 しかし、コレはまだ序の口

 

 今日の出し物は中華喫茶 メイド服を着なきゃイケない

 

 「し、しまった・・・」

 

 「どしたの?雄二」

 

 雄二が気分を悪くしたような声をあげる

 

 「チャイナ服を用意するの忘れてた」

 

 あーあ、バカだなあ・・・

 

 でも、コレなら僕は女物の服を着なくて済むんじゃないか!?

 

 そう期待してると

 

 「普通のメイド服なら用意してきた」

 

 ムッツリーニがボソッとつぶやく

 

 結局、僕は着なきゃイケないみたいだ ハア・・・

 

 「雄二、僕、体調悪いから保健室に・・・」

 

 「よーし、シバイてやるから、ちょっと来い」

 

 あ、ダメっぽい

 

 「心の底からごめんなさい」

 

 「明久、ただでさえ、女子のメンバーが少ない 秀吉もやってくれてんだ、諦めろ」

 

 どうやら素直に聞くしかないようだ

 

 「でも、雄二 学園長の悪口を言いふらしてるヤツの犯人捜しはどうするの?」

 

 「実は、昨日の夜 ムッツリーニに頼んで職員室を調べてもらった結果・・・

 

  ムッツリーニ!」

 

 「教師の中で一番怪しいと思われるのは、教頭の竹原先生・・」

 

 ボソッとムッツリーニは報告する

 

 「でも、何で教頭先生が? 何か証拠品でも見つかった?」

 

 「一人一人、教師のパソコンを調べてみた結果、教頭のパソコンには学園長の悪口らしき

 

  発言が書かれてた 普通の学校のファイルと紛れてて見つけにくかった」

 

 「よく教師のパソコンのパスワードが分かったね」

 

 「・・一般常識」

 

 そんな一般常識を持つのは君くらいだよ

 

 そして雄二が説明を補足するように、

 

 「それに、教頭は何かと他の企業とも関わってるらしい なら他の企業に悪口が回るのも

 

  合点がいく」

 

 「・・確かに」

 

 「だが、まだ完全に教頭と決まったわけでもない もう少し調べないとな・・

 

  まあ、今は喫茶店に集中しよう」

 

 「そうだね」

 

 話を終えると、向こうから

 

 「明久、そろそろワシらはメイド服に着替えるぞィ」

 

 と、秀吉が僕を呼ぶ

 

 「クソ、男の一生の恥だ」

 

 「まあ、我慢しろ ババアが言うには明日には自然に元の姿に戻るとか言ってたぞ」

 

 それでも明日なの? 僕がメイド服着るのは決定事項なの?

 

 僕は渋々更衣室へ向かう

 

 

 着替え終え、準備室に向かうと既に木下さん、美波、姫路さん、秀吉が着替え終わって

 

 座っていた

 

 「吉井君、似合ってます!」

 

 「アキ、可愛いわよ」

 

 「似合ってるの、明久」

 

 「スゴイ似合ってるわよ」

 

 4人ともジロジロと見てくる 恥ずかしい

 

 早く今日が終わって欲しかった

 

 ☆☆☆

 

 店が開店する しかし・・・

 

 「おい、何だよ・・・中華喫茶って聞いて来たら、ただのメイド喫茶じゃねーか!」

 

 そう、チャイナ服を用意し忘れたせいでメイド服を着るハメになってる

 

 「あ、でもメニューは中華だね」

 

 「美味しい」

 

 どうやら満足してる人とそうでない人で二極化してるらしい

 

 「雄二、何か二極化してるけど、いいの?」

 

 「いいんだよ、テキトーにやろうぜ」

 

 コイツ、ホントにテキトーだな

 

 クラス代表としての責任感が全く感じられない

 

 「明久、話しておらずに手伝ってくれんかの」

 

 「う、うん」

 

 雄二が一番サボってる気がするんだけど・・・

 

 「あの、注文いいですか?」

 

 「あ、はーい」

 

 「さーて、メイドの仕事スタートだな」

 

 コイツは後でシバこう

 

 「えーと、アイスコーヒーと胡麻団子をお願いします」

 

 ん? そういえばさっき、ムッツリー二が牛乳が切れてるとか言ってたな

 

 「すみません、今ミルクを切らしてまして、アイスコーヒーはただのアイス(氷)になって

 

  おります」

 

 「・・・・・・・・・・・」

 

 あれ? 気まずい雰囲気

 

 「じゃあ、中華まんだけお願いします」

 

 「はい、中華まんですね」

 

 あとはムッツリーニに頼んで・・・・・

 

 ムッツリーニがいないんですけど

 

 『牛乳買ってくる byムッツリーニ』

 

 書置きだ そっかムッツリーニは買い出しか

 

 ん? 中華まんは用意してある

 

 後はアイス(氷)を用意すれば・・・

 

 「おまたせしました、アイスと中華まんをお持ちしました」

 

 すると・・・

 

 「あの、中華まんだけでいいって言いましたよね?」

 

 マジでか 聞きそらしてたかな?

 

 「アイスってただの氷じゃないですか」

 

 そういえばそうだ 店に来て氷だけ欲しい人なんて特殊な人だ

 

 そして、お客さんが中華まんを口にすると

 

 「jjfべhf不v不shw食いhんvvsヴィj氏kkkhhghgdhsdjs!!」

 

 急に悲鳴を上げた

 

 周りのお客も何だ、何だとコチラを見てくる

 

 「何があったのじゃ!?」

 

 「吉井君、大丈夫!?」

 

 秀吉と木下さんが駆け寄ってくる

 

 「じ、実はお客さんが中華まんを食べたらこうなって・・」

 

 「え?でも、土屋君って料理上手なハズでしょ!?」

 

 そう、ムッツリー二はそれなりに料理出来るハズ

 

 少なくとも、客が食中毒で倒れるなんてことはあり得ないハズ・・・

 

 だとしたら誰が・・・?

 

 僕ら三人は考える すると、

 

 「あ、その中華まん 実は私が作ったものです」

 

 ゲッ・・! ひ・・姫路さん!?

 

 

 

 





 新しく、他の小説も投稿することになったので、更新がもしかしたら遅くなるかもしれません

 でも、これからも温かく見守ってくれたら幸いです

 ご迷惑おかけしてすみません
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