う、ウソ!?
「え、コレ 姫路さんが作ったの?」
「はい 何か問題ありましたか?」
イヤ、現に姫路さんの料理で気絶してる人がいるから問題大アリなんですけど
「明久よ、どういうことじゃ? 姫路は料理が下手なのか?」
「とても、そういう風には見えないけどね」
木下姉妹は姫路さんの調理の恐ろしさを知らないらしい
しかし、僕は一度姫路さんの料理を口にしたことがある
必殺料理人だよ、彼女は
そのことを木下姉妹に話す すると、
「明久、お主の言うことが本当ならマズイことになったの」
「え? 何で」
秀吉の表情が暗くなっていく すると、木下さんが
「私達多分、この店のほとんどのお客さんに姫路さんの料理渡しちゃったわ」
「・・・・・・・・・」
今のことは聞かなかったことにしたい
「あの、木下さんもう一度言ってもらえる?」
「だから、ほとんどのお客さんが姫路さんの料理を口にしちゃったわ」
ええええええええええええええええええええ!?
すると、お客さんが次々と気絶する
そして何故か
「アキ・・アンタ、毒入れたわね?」
「美波、何で君まで口にしちゃったの 君は客をもてなす側なのに」
美波は生命力ありそうだし、その内復活するだろう
そして今までやる気を見せなかった雄二も
「明久、こりゃどうなってんだ? みんな気を失ってるじゃねえか」
「そんなことはいいから、どうにかしてよ雄二」
「待て、姫路の料理はホントに危険物質なのか?」
そう聞きながら雄二は姫路さんの料理を口にする
「bfcwぶvbうbヴj!!」
コイツは自分から殺られにいったのか?
そして、気絶したお客さんが意識を取り戻し、
「この店出ようぜ」
「きっと俺達を毒殺する気だ」
「よくこんなマズイもの売れるわね」
「帰りましょう」
お客さんがどんどんいなくなってく
「あの、私、何かしましたか?」
これだけのことが起きて何故気づかないのだろう?
姫路さん、君の料理でみんな気絶したのに
でも、このまま人がいない状況のままも正直キツイ
僕は何かいい方法がないか必至に考える
「・・ん・・?」
待てよ、僕には料理という得意分野があるじゃないか・・
「今、食材どれくらい余ってる?」
「これくらいかしら」
これなら・・!
「須川君!」
「な、何だ?」
「中華喫茶をやめてイタリアン風レストランにしよう これだけの材料ならイタリア料理が
できる だから、すぐに看板を変えて!」
「し、しかし誰が作るのじゃ!?」
「僕だ」
すると、木下さんは不安を見せるように
「で、でも吉井君 料理出来るの?」
「一応一人暮らしだからね、料理くらい出来るよ」
「でも、もうここは吉井君を信じるしかありませんね」
「そうね」
「みんな、ありがとう じゃあ須川君は看板を、木下さんと秀吉は店の宣伝を、
美波と姫路さんは料理を運ぶのを手伝って!」
すると姫路さんは不安そうに
「美波ちゃん、まだ気絶してるんですけど・・」
その内復活するってば
「よし、じゃあ、始めよう!」
・・それにしてもムッツリーニ帰ってこないな
☆☆☆
ムッツリーニは買い出しを終え学校にもどって昇降口を通ろうとする
すると、向こうに教頭の竹原先生がいた
誰かとはなしてるようだった
・・アレは常夏コンビ?
「先生、調子はどうですか」
「ああ、君たちの働きのおかげで学園長の力を弱めることが出来た」
「!?」
ムッツリーニは驚く
学園長の指揮権を下げ、悪い噂を広めてるのが教頭先生なのも予想できた
しかし、このカンジだと本当に・・・
「私がこの学園を支配する日も近いだろう・・
けどね、君たちも気を付けた方がいい、どうやら学園長も私みたく生徒を利用する可能性
が高い」
「へえ、どんなヤツです?」
「そうだな・・例えばそこに隠れてる生徒とかね・・そうだろ? 土屋君」
「!!?」
マズイ・・ここは逃げて学園長に報告を・・
「出てきたまえ、土屋君 今なら許してやる」
サッ(逃げる音)
「逃げたか・・常村君、夏川君 土屋君を捕まえたまえ」
「捕まえて、逃げるようだったらどうします?」
「ああ、殺して構わないよ」
「そんなことしたら大学の推薦どころか退学になりませんか?」
「教頭の権限で何とかしてみせよう」
「ハア・・ハア」
ムッツリーニは学園長室へ全速力で向かう