僕と木下さんともう一つの学園生活   作:ウェスト3世

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放課後

 

  「き・・木下さん・・」

 

  ぼくは島田さんの関節技を喰らいながら言う

 

  アレ?なんか真剣な顔してるけど、大事な話かな・・・

 

  ん?待て・・・何で彼女はFクラスにいるんだ?

 

  そんなことを考えてると・・  メキャッ

 

  「ギャアああああああああ!骨が曲がっちゃいけない方向にィーーー!」

 

  し・・しまった・・島田さんの関節技をまだ喰らってる途中だった!

 

  すると秀吉が

 

  「し・・島田よ・・姉上が明久に何か言いたそうじゃから、

 

   そろそろ放してやったらどうじゃ?」

 

  ナ・・ナイス、秀吉!

 

  そして島田さんは

 

  「仕方ないわね・・」

 

  仕方ないのかよ・・

 

  「イタタ・・何?木下さん」

 

  僕が聞くと彼女はモジモジしながら

 

  「あ、イヤ、その・・振り分け試験の日・・私、轢かれそうになったでしょ?

 

   そ、その・・・助けてくれてありがとう・・そして怪我させてごめんなさい・・」

 

  ああ、あの日のことか・・・まあ確かに一時期は死ぬかと思った・・・

 

  けど、それでも誰かが死ぬよりはマシだ・・・そう思った僕は

 

  「イヤ、いいんだよ・・木下さんが無事なら・・」

 

  僕は笑いながら言うと、木下さんは辛そうな瞳をして

 

  「そう・・」

 

  と僕の横を素通りした

 

  ・・アレ?何か悪いこと言っただろうか・・?

 

  疑問を抱きながら一日が終わる

 

 

 

  ☆☆☆

 

 

  放課後・・

 

 

  「明久!」

 

  僕を呼ぶ声がした・・振り向くと秀吉だった

 

  「どしたの?秀吉・・?」

 

  と聞くと秀吉は真剣な顔で

 

  「大事な話があるのじゃ」

 

  な・・何!?・・こ・・これはもしかして

 

  こ・・告白・・・?

 

  僕の胸の鼓動は高まった

 

  「屋上で待ってるのじゃ」

 

  ィヤッホーーーー!

 

  ついに僕にも春が来たと思い、ウキウキ気分で屋上へ向かう そしてドアを開ける

 

     

     ん!?

 

  「アレ?何で雄二とムッツリー二もいるの?」

 

   と聞くと雄二が

 

  「何でって・・俺が秀吉に頼んでお前を呼んだんだ」

 

  「あ、そうなの・・」

 

   まだ僕にとって春は遠かったみたいだ

 

  「んで、僕を呼んだ理由は?」

 

  「木下優子についてだ」

 

  「!!?」

 

  え? 木下さん?

 

  そういえば僕も木下さんについて聞きたいことがあったんだった

 

  「秀吉、何で木下さんはFクラスなの!?」と聞くと

 

  「ウム・・お主には言うなと言われたのじゃが・・」

 

   秀吉は一度言葉を止め、そして

 

  「明久、姉上はお主が轢かれた後、お主が怪我したのを自分のせいと思い込み、

 

   そのあと、振り分け試験を捨ててお主の病院の同行をしたのじゃ・・」

 

  「え・・」

 

  な・・何だ・・・それ・・

 

  じゃあ・・彼女は・・木下さんは僕のせいでFクラスに・・

 

  「怪我したのが・・木下さんのせい・・・?僕が望んでやったことなのに・・」

 

  「明久・・」

 

  彼女を助けたつもりが・・逆に彼女を傷つけてしまった・・

 

  僕は自分を責めた・・

 

  そんな僕の表情を見つめた雄二が僕に

 

  「明久・・」

 

  と呼ぶ・・

 

 

  そして次の瞬間コイツはとんでもないことを言う

 

  「試験召喚戦争をやらないか・・・?」

 

 

  「!?」

 

  なっ・・!

  

  戦争だと・・!?

  

  

 

  僕の体は硬直した

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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