THE・GREAT・BATLLE・ORIGIN 作:fire-Guren
だいぶ遅れましたね・・・。(;´・ω・)
最近、構成を練り過ぎて結局詰むとは・・・。
話はある程度進めて合流する形に持っていこうかなと考えています。
では、さっそく本編どうぞ!
前回のあらすじ・・・・・
無事に合流を果たし、クモ男とコウモリ男を撃破した本郷と一文字。今回の騒ぎで、正体を明かした二人。二人は事の顛末を話す為、寺子屋を借りた・・・。
幻想郷・寺子屋・本郷、一文字・霊夢、魔理沙、紫、慧音、妹紅・・・・・
「つまり、本郷の話によるとそのダークブレイン?だっけ?そいつが私たちの世界や他の世界に逃げて、今に至るって訳ね・・・。」
「なんて言うか、すげーな。まさか、幻想入りとは違う形で来るなんて驚きだぜ。」
「信じがたい話だが、実際に目の当たりにしては信じるしか無いな・・・。」
「それに、さっきの怪人?だったか。それを倒すなんてな。」
「まぁ、倒せて当たり前みたいなもんさ・・・。俺たちにしたらな・・・。」
「あぁ、あいつらも、俺たちも同じ似たような存在だ・・・。」
「「「「・・・・・・。」」」」
顛末を聞き、彼らの事を褒めるも返ってきた言葉に四人は言葉を詰まらせる・・・。
「でも、貴方達は救ってくれたわ・・・。本当に感謝しているわ。私達の世界を救ってくれて本当にありがとう・・・。少なくとも怪人と言われている彼らと貴方達は違うわ。絶対に・・・。」
紫は、感謝と共に怪人とは違うと否定する・・・。
「その言葉だけで充分だ・・・。それに、俺たちは君たちに感謝される為に戦っている訳じゃない・・・。」
「そうそう。俺たちはただ・・・。守りたいだけなんだよ。笑顔をさ・・・。」
「笑顔?それだけか?」
「あぁ。」
「無謀だ・・・。それだけの為に危険を冒すなんて・・・。」
「隼人。頭大丈夫か?」
「あのな・・・。人をキチガイ見たく言うな。ったく・・・。」
二人の発言に唖然とするしかない面々・・・。
「逆にみんなにも聞きたい事があるんだが構わないか?」
「えぇ、別に構わないわ。で、何が聞きたいのかしら?」
今度は、本郷が質問をしだす・・・。
「では、一つ目だ。紫は
「えぇ、ほんの数秒だけどね。逆に数秒もいれたのが不思議なぐらいだけどね・・・。」
「そうか・・・。奴は瀕死だった。だが、紫と霊夢の結界や他の世界への境界を破壊した・・・。という事実が一つ。」
「「「フムフム・・・。」」」
「そして、次に二つ目だ。怪人と戦闘をしてたのは、慧音と妹紅だったな。」
「「うん・・・。」」
「実際に戦ってみてどうだった?勝てそうか?勝てる勝てないだけで今後の展開の仕方も変わる・・・。」
「私は・・・。」
「・・・・・。」
本郷の質問に答えるのを渋る二人・・・。その反応だけで、本郷と一文字には分かってしまうのだ・・・。彼女たちの使う「弾幕」のチカラでは・・・。
「「怪人には勝てない・・・。」」
のだから・・・。
「でもさっ!あのマスク着けた変な奴。アイツらには効いてたぜ!だったらその怪人にもさ!効くんじゃないのか?そうだろ?」
「次元が違うってこと・・・。せいぜい私たちが出来るのは、怪人相手に時間を稼ぐ事ぐらいね。彼らは人をも捨て、異形となった存在。相手が悪いわ・・・。」
「そんな・・・。なんか、悔しいな・・・。戦う前から負けるなんて・・・。」
「だから俺たちがいる・・・。人や妖怪を・・・。この世界の人たちを守る君たちを守る為に俺たちは来たんだ・・・。」
「それに、あんな奴らお前さんたちが相手にする程でもねぇって。奴らには間違いなくご褒美になっちまう。それに、慧音、妹紅。」
「「ん?」」
「二人は立派に戦ってくれたじゃないか。ましてや・・・。」
「下手な同情はしないでくれ隼人!」
「結局、お前が来るまで何にも出来なかったんだ!それを・・・。」
慧音と妹紅が声を張り、隼人に言おうとした瞬間・・・。
ゴスッ! ゴスッ!
鈍い音が二発分響く・・・。
「っぅ~!!」
「っ・・・・!!」
食らった二人は涙目で隼人を見る・・・。
「あのなぁ~、話は最後まで聞けよ・・・。もしこれがあいつだったらもっと気合い入って涙目じゃ済まないぜ。」
「フッ・・・。」
「いいか?最初の段階で変身しなかった俺が悪かったんだ。これ一つ目な。あとは、二人に根負けして任せっちまった事。これ二つ目な。そして、二人を見失って駆けつけるのが遅れた事。これで三つ目。正直に言うが、どこかの時点で下手したら二人は死んでるんだ。どこかの時点で手遅れになっちまってたかも知れない。そんな中で二人はよ死なずに守るもん守って戦ってたんだ。それに、慧音も妹紅もよ。」
「「・・・?」」
話しながら二人に近づく隼人。
「俺を助けてくれたじゃないか。」
「「・・・・・。」」
「だが、隼人・・・。私も妹紅も・・・。」
「そうだ・・・。特別なことは何も・・・。」
まだ納得がいかず口ごもる二人に隼人は・・・。
「はぁ~~~~~~。」
わざとらしい溜息をつく。
「なっ、なんだ!その顔!そのやる気のない目は!」
「ばっ、馬鹿にしてんのか隼人!」
「あの時よ、俺らを見て正直にどう思った?」
隼人は二人に質問をする・・・。
「どっ、どう見えたって・・・。勝てるのか不安だった・・・。」
「ほうほう。妹紅は?」
「あたしも姿は変わったが勝てるのか不安だった・・・。」
「正直でよろしい。んじゃあ追加の質問な。そんな状況でここの人たちは俺らの事をどう思ってたでしょう?」
軽い口調でもう一つ質問をする隼人。
「外来人だなって。変わった人が来たなって・・・。っ!!」
「ん?どうしたんだ?慧音?」
「あぁ、そうか・・・。私たちよりも強い恐怖を抱くはずだ・・・。しかも、突然に姿を変えればなおさら・・・。」
「・・・・・っ!!」
質問の意図が・・・。隼人が言いたい事が分かった二人・・・。
「あたしたちよりも戦えない人の方がもっと怖い思いをしてる・・・。例え、人の為に戦ってたとしても・・・。恐怖はぬぐえない・・・。」
「俺たちは、時や場所がちょっと違うだけで脅威になる・・・。特に人に対してな、だが二人も、霊夢ちゃん達も違った・・・。」
「えっ?私たちの方がそれこそ特に何もしてないわよ・・・。」
急に話題をふられ困る霊夢・・・。だが・・・。
「たまたま居合わせたとはいえ、俺の心配をしてくれた。」
「そっ、それは!あまりに無謀っていうか、危なっかしいというか・・・。」
「それに、君たちは俺たちを援護してくれた。」
「「「えっ?」」」
「敵からしたら些細な事かも知れない・・・。君たちから見たら納得がいかないかも知れないが、俺たちからしてみればとても強大で頼もしい援護だった。」
本郷は彼女たちの眼を見ながらゆっくりと話した・・・。
「あの応援があるだけで充分!長くなっちまったが、気を張るなって事。奴らも俺達も元々の住人じゃない。そんな相手に勝てなかったからダメだとか病むのはナシだ。」
「「・・・・・。」」
二人は俯く・・・。頭では理解しても、まだ、納得はしていないから・・・。
「・・・・。ある一人の男がいた・・・。」
すると、本郷がひとりでに話し出す・・・。
「その男は、ある組織を追い、犠牲者をなくし組織を倒すために動いていた。だが、男に特別なチカラは無く、生身同然だった。それでも、男は必死に組織と戦った。」
「そんなの、無謀よ・・・。」
「勝てっこないぜ・・・。」
「フム。だが、男は諦めず戦った。自分の信念を貫き、誓いの為に。」
「信念・・・。」
「誓いか・・・。響きは良いがそれだけで勝てる訳が・・・。」
そこに隼人も加わる・・・。
「その男は怪人に向かって言ったんだよ。生身の俺が踏ん張らなきゃ示しがつかねぇってな。」
「「「「???」」」」
「やがて、その男の意思が、想いが一つの組織を作り出した。怪人の被害を食い止める事を目的とした組織がな。」
「嘘・・・。」
「すげー・・・。」
「・・・・。」
「本当かよ・・・。」
二人の話を信じられない四人が各々言葉を発する・・・。そんな中・・・。
「魂の群衆・・・。その話は、ご友人のかしら?」
「っ!フッ。あぁそうだ。」
「「「「!?」」」」
「例え、チカラが及ばずともせめて魂くらいならってな。」
「だから、君たちがそこまで責任を負う必要は無い・・・。その話をすれば元の世界で逃がした我々の方に責任はある。」
「でも、これからどうするの?二人だけじゃ、どんだけ動いても限界が・・・。」
「そうだぜ。無茶もいいとこだぜ!」
「君たちが戦えるとしても敵は未知数・・・。危険だ。」
「勝算はあるのか?隼人?」
「ん?まぁな。俺らには・・・。」
話が一段落着きそうなときに・・・。
ズガァーーーーンッ!!
爆音と衝撃が響く・・・。
「なっ、なんだ!?」
「もしかして、また!?」
「一文字。」
「おう、本郷。」
二人はすかさず外に出る・・・。
「待ちなさい!本郷!」
「待て!隼人!」
遅れて一同は外に出る・・・。そこで目にしたのは・・・。
「ズゥーカァッ!!」
亀の姿をし、大砲を背負った怪人・・・。
「グゥギャァ~ッ!!」
そして、同じ亀の姿でもより人の姿に似て、より凶暴な趣きを持った怪人がいた。
「仮面ライダー!貴様らにはここで死んでもらう!覚悟しろ!!」
「お前らに恨みはねぇが。これも願いなんでね・・・。悪いが死ね!!」
二体の怪人が二人を目がけ襲い掛かる。
「「トォッ!!」」
二人は高く飛び、屋根上に上がる。そして・・・。
「行くぞ!一文字!」
「あぁっ!本郷!」
二人は構えだす。
「「ライダー・・・。変身っ!!」」
「「トォッ!!」」
光に包まれ、怪人の前に立つ仮面ライダー。
「行くぞ!カメバズーカ!」
1号は大砲を持った怪人に。
「貴様の相手は俺だ!」
2号はもう一体の怪人に付く・・・。
「本郷・・・。」
「隼人・・・。」
「なぁ、私達にも出来ることをするべきだぜ!」
「・・・。そうだ。私達には出来ることがある。」
四人は目を合わせ頷き動き出す。彼らに応える為に・・・。
「トゥッ!フンッ!!」
「グッ!グワッァ!!」
1号の連撃に体制を崩す怪人。
「ライダー・・・パンチッ!!」
「ズゥカッ!!」
1号の技に吹き飛ぶ怪人。
「止めだ!トォッ!!」
必殺技を出すために跳躍する1号・・・。
「グォッ!!」
ドカッ!! そこに2号が飛んできて衝突する・・・。
「一文字!!大丈夫かっ!!」
「あっ、あぁ、まだ戦えるが・・・。俺の方のカメ公はショッカーの怪人じゃない。また別の怪人だ・・・。」
「っ!!そうか・・・。奴らも動き始めているのか。」
「話は済んだか?仮面ライダー!まとめて吹き飛べ!!ズゥーカァッ!!」
「「ぐわっ!!」」
怪人の大砲で宙を舞い、体に焦げ跡がつくダブルライダー。そこに・・・。
「くっ!このままでは!」
「村に被害が・・・。」
「オイオイ。まずはテメェの心配でもしたらどうだっ!!」
勢いよく回転し、ライダーの間に入り二人を切り刻む怪人。
「ぐはっ!!」
ドサッ・・・。
「ガハッ!!」
ガシャ・・・。
火花を散らしながら、倒れるライダー・・・。
「本郷が!!」
「隼人が!!」
「おい待て!霊夢!」
「危険だ!妹紅!」
倒れる二人をみた彼女らは思わず駆け寄る・・・。
「本郷!しっかりして!本郷!」
「おい!大丈夫か!隼人!」
「逃げろ・・・。霊・・夢・。ここは・・・危険・・だ・。」
「すぐによ・・・こいつら・・倒すから心配するな・。」
声に応えながら、ゆっくりと立ち上がるライダー・・・。
「ボロボロじゃない・・・。」
「フラフラで何言ってるんだよ・・・。」
彼女たち・・・。いや、素人が見ても分かるだろう。彼らの体は既にボロボロで今日受けた傷のほかにこれまでに戦った時に付いた傷がまだ癒えていないのがハッキリと、分かる程のおびただしい傷が、今、彼女たちの瞳に映っているからだ・・・。
「我等の創造主との戦いのあと、まともな休息も取っていない貴様らなど恐れるに足らず!この、カメバズーカ様が止めを刺してやる!!」
「悪いが、さっさと死んでくれ。仮面ライダー!」
ダブルライダーに止めを刺そうと怪人たちが迫る・・・。
「夢符!二重結界!!」
「不死!火の鳥 鳳翼天翔!!」
そこにわずかな障壁が打ち出される・・・。
「グォ・・・。」
「チッ・・・!!」
霊夢と妹紅が前に出る・・・。
「危険だ・・・。止めるんだ・・・。」
「怪我じゃ済まない・・・。早く・・・。逃げろ・・・。」
二人は止める・・・。彼女たちには生きて欲しいから・・・。
「貴方達が言ってくれた・・・。無駄ではなかったと・・・。」
「むしろ、頼もしいと言った・・・。隼人・・・。あれは嘘だったのか?」
「「・・・・・。」」
「私達にも意地がある・・・。」
「あたしたちには恩がある・・・。」
「「だから出来ることをする・・・。」」
「ヤメロ・・・。」
「ダメだ・・・。」
「「貴方達を今度は・・・。私(あたし)たちが守る番!!」」
二人は決意を言葉にする・・・。
「なら四人仲良くあの世に逝けぇっ!!」
「フンッ!とっととくたばれっ!!」
怪人の攻撃が無情にも放たれる・・・。
「霊夢!!」
「妹紅!!」
攻撃が直撃し、二人を煙が包む・・・。
「そんな・・・。霊夢・・・。」
「も、妹紅・・・。」
ライダーは手を伸ばす・・・。煙に包まれた二人の所へと・・・。
「ズゥカズカズカッ!!」
「いい気味だぜ・・・。」
怪人はあざ笑い、憐れむ・・・。
「霊夢ぅ!!」
「妹紅ぉ!!」
魔理沙と慧音の叫びが空しく響く・・・。
だが・・・。
「何がそんなに可笑しい?カメバズーカ?」
「やれやれ・・・。女性にこんな手荒な真似をしちゃあ、駄目だよね?」
煙の中から男の声がしだす・・・。
「そ、その声は!!」
「まさか!貴様は!!」
次第に煙は晴れ・・・。霊夢と妹紅と新しい二人の姿が現れる・・・。
「どうにか間に合ったな・・・。」
「間一髪だったね・・・。大丈夫?お嬢さんたち?怪我は無い?」
一人は赤い仮面に、緑の複眼・・・。その姿は1号と2号を思わせる姿・・・。
もう一人は青の基調の仮面とボディを持ち、オレンジの複眼・・・。装甲は亀のデザインを施した姿・・・。
「志郎・・・。」
「それに君も来てくれたのか・・・。」
ライダーは二人を知っているのか声をかける・・・。
「遅れてすいません。本郷さん、一文字さん・・・。」
「ここに来るまでに色々あって、来るのが遅れたんだよねぇ・・・。まぁ、ギリギリ間に合ってお嬢さんたちを助けれたから許してね♪先輩方♪」
それに応える新たな二人・・・。
「わざわざ死にに来たのか?風見志郎!いや!仮面ライダーV3!」
「フンッ!いい気になるなよ!カメバズーカ!!」
「こんなところでまさか電王に会えるとはな・・・。運がいい。」
「ちょっと!そこはセリフが違うって!どうせなら仮面ライダーをつけなきゃ!」
怪人の反応に余裕を見せるV3と電王。
「行け!戦闘員!!」
カメバズーカの掛け声に戦闘員が湧きだす・・・。
「あいつらならあたしらでも!行こうぜ!慧音!」
「あぁっ!」
魔理沙も慧音も戦闘に加わる。
しかし・・・。
「動くな!!特にライダーども!動けばこのガキどもは死ぬぞ!!」
「「「「っ!!」」」」
別のカメ怪人が少女を捕まえ、人質して出してきた。
「チルノ!?」
「大妖精も捕まってるのかよ!!」
「卑怯な!!」
「これでは手出しが出来ん・・・。」
「クッ・・・。」
「カメ公め・・・。」
「・・・・・・。一つだけお二人に教えてあげようか?」
身動きが取れない中、電王は話しかける・・・。
「あぁ?なんだ?命乞いか?」
「いやぁ~、止めといた方がいいと思ってさ・・・。後で痛い目見るよ?その子たちを放した方が・・・。」
「フンッ!!貴様の言うことに従うか!!」
「あぁ、そう・・・。僕は忠告したから悪くも卑怯でもないよねぇ?」
「?????」
「だって♪先輩・・・。」
飄々とした態度が一変し、トーンを落とした低い声が響く・・・。
「ガキなんか人質に取って調子に乗ってんじゃねぇ~よっ!!」
「ウラの字よりも手癖が悪いイマジンやなぁ。」
「わぁ!ウラタロスとおんなじカメさんだぁ!でもバカっぽいぃ~」
「「なっ!!」」
背後から現れた、赤と金と紫の怪人の攻撃に2体の怪人は吹き飛ぶ。
「ギャハァ!!」
「グゥ、クソッ!仲間かっ!」
「あっ、卑怯って言わないでよ?ちゃんと忠告してあげんたんだからさ!」
「だからさ!・・・。っじゃねぇよ!馬鹿野郎!!振り向いたらどうすんだよ?計画がパァになるとこじゃねぇかっ!!」
「モモの字、落ち着けや!それが分かってたからウラの字もカマかけたんやて!」
「羽の生えたおチビ達大丈夫?」
「アタイは最強だから平気だもん!」
「あっ、ありがとうございます!」
一瞬にして緊張した雰囲気を破壊したカラフルな集団・・・。
「おのれ!まずは貴様らから始末してやる!!」
敵が怒るのも訳ない・・・。
「お遊びはそこまでにしろ・・・。来るぞ!!」
「へっ!!あんな奴ら俺らだけでも倒せらぇ!」
V3が場を締めるなか、赤い怪人が啖呵を切る・・・。
「(モモタロス!ここは協力しないと!来た意味がないでしょ!)」
「良太郎。・・・・・。わぁ~ったよ。しゃあねぇなぁ。」
「(みんな!一気に行くよ!!)」
「へっ!行くぜ!野郎ども!!」
「行きますか。」
「よっしゃあっ!!やったるでぇ!!」
「ワァーイ!久々のてんこ盛り!!」
息が合った動きにその場の全員が目を奪われる・・・。
そして、電子音が響く・・・。
「climax foam!」
その電子音と共に三色の怪人と電王と呼ばれたライダーの装甲が剥がれ粒子化し渦を巻き新たな形状へと形を変えていく・・・。
赤は頭部に、青は右腕に、金は左腕に、紫は胸部にと仮面の形になり装着される。
「俺・・・。久しぶりに!登じょ・・・。」
「ワァーイ!ワァーイ!久しぶりだぁ!でも、やっぱり気持ち悪い~。」
「うるせぇっ!!」
「先輩!落ち着いて!」
「やっぱり、窮屈やなぁ~。」
そして、それぞれの箇所から声がしだす。つまり・・・。
「「「「・・・・・・・・・。」」」」
幻想郷の面々からすればとても恐ろしい光景である・・・。
「(みんな。準備はいい?)」
「あぁ。最初から最後までがクライマックスだぜ!!」
「いつでもどうぞ!!」
「いくでぇ!!」
「いいよ!良太郎!」
段取りを終えた電王の隣にV3が並ぶ。
「そっちは任せたぞ・・・。」
「そっちこそしくじんなよ!」
「フッ・・・。行くぞ!!」
怪人に走り向かうV3と電王。
「負けるか!!死ね!!V3!!」
「くたばれ!!電王!!」
怪人もライダーに合わせて動くが・・・。
「遅い!!」
「とろくせぇな!!」
ライダーの攻撃が先に当たる・・・。
「トォッ!!V3ィ反転っ!キィック!!」
「Full Charge!」
パスを取り出し、ベルトにかざす・・・。すると、今度は電子音と同時に腕と足に光が集まりだす・・・。
「俺達の必殺技!!」
そう叫びながら、タートルイマジンにフックやジャブを浴びせ、打ち上げる。
「climax ver partⅡ!!」
最後に落ちてくるタイミングに合わせ蹴りを繰り出す。
「ズギャァーッ!!」
「グアァーッ!!」
二人の技が命中し、怪人は爆風を上げ、吹き飛んだ・・・。
「二人がいれば大丈夫だな・・・。一文字・・・。」
「そうだな・・・。本郷・・・。」
「「ガハッ!!」」
「「「「っ!!!」」」」
ドサッ・・・。
「本郷!!」
「隼人!!」
新しく幻想郷に駆けつけた仮面ライダーV3と仮面ライダー電王。しかし同時に1号と2号が力尽き、倒れてしまう・・・。だが、敵の動きは止まる事はない・・・。だがそれは、守りし者たちの方でも同じであった・・・。
幻想郷・某所・???・・・・・
「よっ、ほっ、おらよっと。う~ん。本当ならもう抜けてるんだけどなぁ~。なんでかずっと森のなかか・・・。しょうがない。ここらへんでひとまず休憩しますか。よっ頼んだぜ相棒。」
ゴアッ!ゴアッ! クゥーン。 ゲコゲコ。
森にさまよった一人の男・・・。自然に詳しいのかどこか落ち着いた様子。この男は何者なのか・・・。
「うぅ・・・。結局文様はは帰ってこず、一人お叱りを受けて一人で森の巡回。それに最近はこの妖怪の山で物の怪が出て被害が出てるとか・・・。うぅ。ん?」
涙目で歩く彼女は気付く・・・。匂いがこちらに流れて来るのが・・・。その匂いは自分の知っている匂い・・・。彼女はその匂いを辿る・・・。その正体を見付ける為に彼女は走り出す・・・。そして彼女は見つけ出す。その正体を。
「やはりこれは・・・。」
そう、その正体は・・・。
「大好きな焼き魚!!!」
丁度いい火加減で焼かれた魚は身がホクホクし、絶妙な塩加減で味付けされ美味。故に気づけなかった。
「おっ!変わった子だな。そんなに腹が減ってたのか少女?」
上半身裸で銛を携え、魚を数匹ぶら下げ、右手で独特の挨拶をするとてもアグレッシブな外来人に・・・。彼女に取れる行動はいくつかあるが・・・。取った行動は。
「・・・・・・。うきゅう・・・・・。」
気絶であった・・・・。
「っ!!嘘!!おい!大丈夫か?」
彼女が気絶し、困っていると・・・。
「あやや・・・。まさか、ここにも外来人が・・・。」
空からもう一人少女がやってくる・・・。
「君はここら辺に詳しいのかい?頼みがあるんだ・・・。」
「別に構わないですよ?その子は私の知人ですし・・・。」
「そうか。助かるよ。」
「あと、どうやってこの場所に?一応、ここは人間が入ってはならない領地で。」
「えっ!そうなの!ってか君は人間じゃないの?」
「はい!清く正しい射命丸 文といいます。妖怪の仲間で鴉天狗です。」
「へぇ~、随分と可愛い妖怪がいるもんだねぇ~。」
「あれ?驚かないんですか?(もしかしたらこの人も・・・。)」
「いや、君たちの存在に近いモノを常日頃見てるかね・・・。慣れっていうかさ。」
「あやや・・・。そうなんですね。(もしかして違うのかな?アレが妖怪な訳ないだろうし、本郷さんや一文字さんとは関係が無いのかな?)あとそれと、お名前を聞いてもよろしいですか?」
「ん?別にいいよ?」
「それでは教えてください。」
「あぁ、俺の名前は・・・・。」
「ヒビキ。よろしくな。」
また一人、戦士がたどり着く・・・。
第二話 クライマックス!!
だいぶの更新遅れで非常に申し訳ないです。
ある程度話の進行に目途が立ちそうなので応援の方をよろしくお願いします。
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山に現れる邪悪の化身・・・。少女たちが傷つき、悲しむ時、清めの音を使いて邪悪を払う鬼出でる・・・。
次回、東方仮面録 第三話 清めし者。名は響鬼。
こうご期待・・・。