とある魔法の魔導司書(ブックキーパー)   作:神の槍

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今回は、予定では一話にまとめようとした部分が予想以上に肥大化しちゃったので強引に二話に分けました。前半って事ですね。
それと業務連絡、この物語の都合上原作の時系列をちょろっといじります。具体的には一巻と二巻の間に幻想御手をぶち込みます。主人公に休みは必要ないとです。

やったねトシキくん!


とある科学の必然再会(カードセレクト)

――あー、その、当麻。ちょっと話があるんだけどいいか?

――あん?なんだよ改まって気持ち悪ぃなあ。なんかあったのか?

――なんかね、俺ね、風紀委員になっちったみたい。しかもIDもバッチリ発行済み。

――ホントにナニがあったッッッ!?

 

……と声を荒げながら仰天している上条の顔を思い出して、神槍は路上という公共の場である事も忘れてプッとこらえきれずに小さく吹き出した。続いて目元に出てくる涙を指で拭いながら彼は今朝、寮部屋で告白した事について考えてみる。

隠しても仕方ないしどうせバレると判断したので、彼は同居人二人に正直に学園都市のIDを手に入れた事とその条件として風紀委員になった事を伝えた。

もちろんあの襲撃と『通話』に関してはひた隠しにして、上手く追及を逃れたが。

(ま、わざわざアイツらまで「あっち」に首を突っ込ませる必要はないよな。俺だって出来ればこれ以上は関わりたくねーもん)

学園都市。科学サイドの本陣であり、世界で唯一の超能力開発機関。それに加えて馬鹿げたオーバーテクノロジーを日々生み出している巨大研究機関の側面も兼ねている。

そんな無茶な大規模施設をどうやって競争社会の中で維持しているのかとずっと疑問に感じていたのだが……なるほど。ああやって不利益な存在及び情報の漏えいを防ぐ事で成り立たせている訳だ。それか、神槍の場合のように取り込んでしまうかして……。

『まあ、今の俺なんかを匿っても大した意味はないと思うけどなー』

ポツリと無意識の内に出た神槍の呟きに、すぐ近くを通っていた顔も知らぬ学生たちが不振の目を向けてくるが、お生憎。神槍トシキはその程度で怯む心は持ち合わせてはいないのだ。

そう、今現在神槍は外出中だった。今日はカナミンのさいほーそーがないから暇なんだよヒマヒマーっ、と駄々をこねるシスターに留守番を任せて。上条に至っては今日も今日とて補習でロリっ子教師に絞られている事だろう。アーメン。

不幸だー、と口癖を放つ親友の姿を予感して心の中で合掌しながら、神槍はコートのポケットから一枚の紙切れを取り出した。何度も折られているらしきそれを広げていくと、書いてある内容からして地図のようだった。流石は学園都市の地図、工場マークの数が半端ではない。

(うわぁ、こうやって見てみると本当に迷路みたいだなこの街は……)

かろうじて寮の周辺と大通りの何本かは分かったが、細い横道などになるともはやちんぷんかんぷんだった。しかも地図に書いてあるだけでコレだ。実際には裏路地などの裏道もあるのだろう、もう想像もしたくない大迷宮だった。たしか京都のどっかもこんな感じだった気がする。

うだー、とよく分からない擬音を発しながらさらに地図を広げていくと、目立つように赤い丸で囲まれた箇所があった。丸の中心にある建物を示す四角形にはこう記してあった。

風紀委員第177支部。

神槍はまさしく今、そこへ向かおうとしていた。

書類上ではもう研修も終えて9枚の契約書にサインした事になっているが(詐欺だ…)神槍はペーペーの新米なのだ。

どうやら最初は最寄りの支部で経験を積めという事らしい。変な所で気を使うんデスね上層部ェ…。

『……行くか』

兎にも角にも、彼は目的地を目指して歩き出す。

科学の街『学園都市』。更に視野を広げればこの世界そのもの。

そこへ紛れ込み順応する事が、魔法使いである自分にとってどれだけ難しいことかを理解しながらも

彼は止まらずに、

神槍トシキは立ち止まらずに、

前へ一歩踏み出す。

どこか寂しげな彼の背中は、すぐに人混みに揉まれ見えなくなった。

 

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー、という溜息は、低く、ただ低くその場に広がってゆく。

声の主である少女は往来の激しい道を歩いているにも関わらず、九〇度首を下げてどんどんスクロールのように移動していく地面を見つめていた。彼女の名前は初春飾利(ういはるかざり)

中学一年なのだが低い背と丸っこい肩のラインのせいか、夏服のセーラーがなければ小学生に見えてしまいそうな小柄な少女だ。黒の髪は短めで、バラやハイビスカスなどの花飾りをたくさんつけていた。遠目に見ると派手な花瓶を頭に乗っけているみたいだ。

「まあまあ、元気出しなって初春!くよくよしたってしょうがないじゃん!」

「私が落ち込んでいる理由を作った人のセリフじゃないですよ、佐天さん……」

佐天(さてん)と呼ばれた初春の隣を歩いていた少女は『いやー、ごめんごめん』と謝罪するが、声の明るさと彼女の性格からして絶対に反省していないという結論を、初春は冷酷に導き出した。

セミロングの黒髪を白梅の髪飾りで分けている佐天は、夏休みにも関わらず制服を着ている初春とは対照的に完全な私服だった。全てが動きやすそうな服をチョイスしている事から、彼女の活発さが見て取れる。

しかしその活発さがクラスメイトであり親友の初春にしばしば災害をもたらす原因でもあった。

「もう、いつも口を酸っぱくするぐらい言ってるじゃないですか。その、私のスカートをめくるのやめてくださいって」

「だからごめんって。そんな事より、珍しいじゃん、初春の方から私を誘うなんてさ。どこに行く気なの?」

「む。またそうやって話をうやむやにする気ですね。今度ばかりは許しませんよっ」

頬をぷくっーと膨らませて睨む初春だが、佐天にしてみれば小動物が健気に頑張っているような、そんな和やかな光景にしか見えない。でもそれを素直に言ってしまうとまた怒らせるのは目に見えているので、佐天はいつものように強引な話題転換で話の流れを逸らそうとする。

「そういえば昨日の誘いの電話の時、初春言ってなかったっけ?常盤台のエースがなんとかって」

「はっ、そうでした!今日は念願の御坂さんと合わせてもらえるんでした!」

うわー単純だなぁといきなり目をキラキラさせてテンションMAX状態の初春を見てなんだか罪悪感がわいてくる佐天だが、そんな事お構いなしに興奮した親友はおしゃべりを展開していく。

「学園都市に七人しかいないlevel5・常盤台のエースの御坂美琴さんに会えるんですよ?凄いじゃないですか!残業で白井さんが弱っているのを狙ってしつこく頼み続けた甲斐がありました!」

「初春、アンタって地味に腹黒いよね……。ってか、ホントにそんな人に合って大丈夫なの?どうせまた能力を笠に着た、いけ好かない奴なんじゃないのぉ?」

「そんな事……」

「だってああいう人達って、自分より下の人バカにするじゃん?ムカツクんだよねぇ、しかも常盤台のお嬢様だなんて――」

 

「いいじゃないですかお嬢様ッッ!いえ、むしろお嬢様だからいいんじゃないですか!」

 

突然、佐天の言葉を遮るように初春が叫んだ。

声の音量が今までとは桁違いで、頬は興奮のあまり赤く染まっている。……造花のはずの花達まで元気になったのは気のせいだと信じたい。

今まで見たことがないぐらいテンションが高い親友に、佐天は若干引きながら、

「ってアンタ……単にセレブな人種に憧れてるだけなんじゃ……」

「そ、そんな事ないですよ?」ビックゥ!!と肩を大きく震わせた初春は、

「ちなみに、私の出身が西葛西だって事も関係ないですよ?ああっ、そろそろ時間がヤバイです!急ぎましょう佐天さん!」

「ええっ?ちょ、初春ー!?」

一応、歩きながらの会話だったが必要以上に白熱したせいで時間が危ないらしい。初春に手を取られた佐天は引っ張られるように駆け出した。

 

 

 

「……って、待ち合わせ場所ってここ?」

「そうみたいですね。うん、端末で調べましたけどやっぱりここで合ってます」

持ち運び用の端末片手にあの初春が言うのだからここで合っているのだろう。佐天は意外そうな表情で、

「ふーん。待ち合わせ場所のチョイスは普通なんだね。ちょっと意外かな」

「ですねー。私的にはもっと、こう、豪華な感じを想像してたんですけど」

平たく言うと、待ち合わせ場所はただのファミレスだった。常盤台のお嬢様と言うぐらいだからもっとオシャレな場所を想像していた二人は、拍子抜けしたようにファミレスを見つめ続けた。

と、突然初春が『あっ!』という声を上げて道に面しているガラス張りの一つの席を指さす。

「いました!きっとあの人ですよ!白井さんもいるから間違いありませんって……あー」

急に勢いがなくなった初春の様子に疑問を感じた佐天は、自然と吸い込まれるように初春が指さしている席に目をやる。

そこには、

 

長髪のツインテールを振り乱しながら鬼のような表情で抱き着く女子と、それを必死に振り払おうとしてスカートなのに片足を思いっきし上げてゲシゲシしている茶髪の女子がいた。

 

「……………………………………………………………………………………………………私帰る」

「ええーっ!?ま、待ってくださいよ佐天さん!気持ちは分かりますけど!すごく分かりますけど!せっかく来たんですからちょっとはお話してみましょうよ!」

「えー……私変態の人はちょっと……」

「それは片方だけです!きっともう一人の方はマトモですって!ほらほら、よく見れば短パンでばっちりガードしてますし!」

どこか冷めた目でなおも帰ろうとする佐天を、初春は腕を掴んで強引にその場に留まらせる。

必死なせいか気づいてないようだが、今の言葉の中でさりげなく同僚の事を変態と認めた辺り、隠れた黒さを見せる初春だった。

その後もぎゃあぎゃあと口論する二人だったが、ふいに佐天が動きを止めた。不思議に思った初春もキョトンとした表情で動きを止めると、佐天は視線で何かを指しながら、

「ねえ初春、あそこに立ってる人って……」

「はい?」

と初春もつられてファミレスとは逆側に位置する車道をまたいだ歩道を見ると、そこになんというか……不思議な人がいた。

まず目につくのは真紅と言って差し支えないほど真っ赤な髪、しかも『さっきまでケンカしてました』と自白しているぐらいボロボロな……ローブ?を着ている。次に目が行くのは顔立ちだろう。日本人のそれではなく、ヨーロッパとかそっちの人である事が窺える。そして初春たちが外国人に見慣れていない事を除いても、男か女か判別しにくい容姿。もし女性だとしたら相当の美人と言えるだろう。

さらに注意深く見てみれば、地図のようなモノを広げては辺りを見渡すという行動を繰り返しているのが分かった。どうやら道に迷っているらしい。

初春がいつもの癖で(・・・・・・)注意深く観察していると、佐天がひそひそ声で話しかけてきた。

「(……あれってコスプレなのかな?っていうか男?女?)

「(……どうでしょう。とにかく話を聞いてきますね。ただ道に迷っているだけならそれでいいんですけど…)」

未だに地図と睨めっこしている話題の人物からはあくまで目を離さずに、初春はポケットから取り出した風紀委員の腕章を腕につけた。

実はこの少女、見た目のかよわさに反して現役の風紀委員なのだ。彼女のようなまだ幼く、強力な能力者でもない学生が風紀委員になるには、様々な試験・書類記入をする以外に『治安維持に貢献する程度の特技』が必要になる。その点、彼女はパソコン関係の技術が優れていたため今こうして風紀委員として活動している訳だ。

そんなちょっとどころか凄すぎるクラスメイトに、佐天は生暖かい目+ホクホク笑顔を装備しながら相手をからかうような口調で、

「(……おっ、積極的だねぇ初春。いやー、初春が面食いだったなんてお姉さん知らなかったな~)」

「(……ブッ!?ちっ、違いますよ何の話をしてるんですか!?私は純粋に職務をまっとうしようと……!)」

「(……うんうん分かってるって初春。で?具体的にどこに魅かれたの?)」

「(……微塵も分かってないですよね佐天さん!!――って、別にインタビューみたいにマイク出さなくていいですから!ていうかどっから出したんですかそれェエエエエエーっ!?)」

またもやぎゃあぎゃあ口論タイムに突入する二人。まあ口論と言っても初春が一方的に抗議してそれを佐天が軽く受け流すというモノなのだが……。

と、そんなこんなでお決まりのスカートめくりに発展していた二人組の少女たちに、突然横合いから声がかかった。

 

『あの、すみません道教えて――うん聞こえてないね。おーいスカートバサバサしてないで反応してくれないか?あと言う前に謝っとくけど色々見えちゃってるぜそこの女子』

 

え?とキョトンとした声を上げて、同時に二人は声がした方向に首を動かす。

そこには、いつの間にやら傍に来ていた例の赤い髪の人が地図を片手に立っていて、どことなく呆れた顔で二人を眺めていた。それに気づいた二人はちょっと不安になって自分たちの体勢を再確認してみる。

「「あっ…」」

佐天は親友のスカートの端を慌てて離し、どうにかこの変な空気を緩和しようと愛想笑いを浮かべているし、初春に至っては下着を隠すための布をおおいに持ち上げられたショックと見知らぬ人に見られたダブルショッキングで思考が完全に停止している。

え……、と顔の筋肉が固まっていた初春だったが徐々に現実に気づき始めたせいか、火事場の馬鹿力的超パワーが発声器官に自然と集まって……

「きゃ、キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーっ!!」

存分に心の叫びを吐き出した。

 

 

ファミレスの外から聞こえてくる悲鳴に、取っ組み合いをしていた御坂美琴(みさかみこと)白井黒子(しらいくろこ)はその動きを止めて何だろう?と窓に目をやる。

窓越しに広がる見慣れた光景、しかしここからそう遠くない歩道だけはいつもの雰囲気から完全に浮いていた。

具体的に言えば人だかりが出来ていて、ちょっとした騒ぎになっているようだった。

どこぞの不良が昼間から熱いハートを肉体言語で語っちゃったのだろうか、と適当に予想をつけている美琴を尻目に、白井は焦った調子で席から立ち上がった。

「今の声は……初春ですの!?」

「ういはるって今日会う予定だった人よね?え、まさか今の悲鳴ってその子のなの?」

「はっきりとは断言できませんが……。とにかくわたくしは様子を見てきますわ。お姉様はここから動かないで待っていてくださいな」

「動くも何も、別に私にそんな気はないわよ。アンタが行くなら心配なさそうだし」

「……そう言って何度首を突っ込みましたの、お姉様?」

うっ……と渋々引き下がった美琴を置いて、白井はさっさとヒュン!という独特な音を残して姿を消してしまう。彼女はlevel4の空間移動能力者(テレポーター)、自分一人程度の重量ならなんなく跳べる。

一瞬で外に現れて例の人だかりに入っていく白井を横目で見ながら、つまらなそうに美琴はストローに口をつけオレンジジュースを口に含む。

白井の予想通り、本音を言ってしまうと彼女は一緒に行きたかった。常盤台のエースなどと呼ばれている彼女だが、その本質には戦闘を好む面があるのをいなめない性格をしていた。

(くそぅ、最近はあのバカも捕まらないし公園でそれを超えるバカに会っちゃったせいか不完全燃焼気味だわ……)

ズズズ、と音を立ててオレンジ色の液体を喉に収めながら騒ぎの様子をなんとなく眺めていると、ふと人の壁が動いてファミレスにいる美琴からも騒ぎの中心が見えるようになった。

まず最初に目についたのは、やはり野次馬たちを散らそうと声を荒げる腕章装備をつけた白井の姿だ。続いて目に留まったのが、花飾りの小柄な少女がスカートを押さえながら同い年らしきセミロングの少女に文句を言っている様子と、苦笑いを浮かべるそのセミロングの少女。

そして――、

そして、赤。一度見ればそうは忘れられないであろう、鮮烈な赤い髪。その存在は野次馬たちの黒髪・茶髪の中であっても薄れる事を知らなかった。

あ?と美琴の表情が一変する。どうしてか知らないが、あの赤を見ているととてもムカムカする。なんだか、つい先日散々コケにしてくれた記憶が蘇えってくるような……。

と、現場に動きがあった。ここからでは人の壁のせいで赤髪しか見えない人物に白井が詰め寄ったようだ。

『は?痴漢?俺が?いやいや冗談だろ犯人はそこでふくみ笑いしてる女の子であって俺は何もしてな――おっ、おお!聞く耳持たずいきなり手錠かけられたーっ!?男女差別反対っ!!ほらそんなに疑るなら本人に話を訊いてみる訊いてみる!』

「わわっ、違いますよ白井さん!その人は痴漢じゃないです!私の下着をたまたま見ちゃっただけです!!」

『言い方!お前わざとやってんのか!?フォローどころか冤罪への手助けしてんじゃねェェエエ!!!それとツインテールのお前はもう少し周りに目を向けてみよういるじゃんすぐ傍に胡散臭いふくみ笑いしてる子がさ!』

白井の注意が効き始めたのか、野次馬が段々と散っていく。おかげでファミレスにいる美琴からも完全に赤い髪の人物が見えるようになる。

途端、美琴の前髪から攻撃的な電撃が瞬いた。

(ッ~!アイツは……!!)

間違いない、『アイツ』だ。先日公園で出会って好き勝手言うだけ言って颯爽と逃げやがったアイツだ。この数日、あの会話を思い出しては美琴の気分を害してくれちゃったあの男だ。

あの時の怒りが蘇えった美琴の全身から、今度は相当強力な電撃が火花を起こす。彼女はバン!と乱暴にテーブルを叩いて立ち上がり、

(ア・ン・タは!そこまで下着なのかぁぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!)

異変に気付いた店員が「おっお客様ーっ!?」と叫び声を上げるが、すっかりフルスロットルな美琴には届かない。

と、なにか肌寒いモノを感じ取ったのか外の赤髪の方もこちらに気づいたようで、美琴を見た途端『げっ…』と隠そうもせず嫌な顔をした。

超電磁砲(レールガン)『御坂美琴』。魔法使い(マギステル)『神槍トシキ』。

 

この二人が出会う時、学園都市を舞台としたもう一つの物語が加速する。

 

 

 




後半へ続く!そして超電磁砲編突入!

魔法解説コーナー
風花・風障壁 フランス・パリエース・アエリアーリス
極めて強力な対物障壁を自身の周りに発生させる呪文。
10tトラックの衝突すら防ぎきる事ができるが、効果は一瞬で連続使用もできない。
視界を阻まない風による盾なので、防御中にも敵の動きを視認できる利点がある。
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