「招待状を見せないといけなかったりと面倒だな」
「正式なパーティーですからね。先輩がこのパーティーの主賓なんですから、もっとしっかりしてください」
俺だけじゃないだろと言いながら、古城はネクタイを直した
「明日のお昼、奢ってね?」←お金持ち
「構わないぜ」←金欠
(『...みょんに、甘いね....?主』)←眷獣として零の中にいる
「ほっとけ....」
そう言いながら零は屋上に向かって歩き出す
階段を登りきると同時に、零は眷獣を、みょんは刀剣を召喚した
「
「冥櫻!」
二人で襲ってきた眷獣を斬り倒した
すると奥から拍手と共に、足音が近付いてきた
「さすがだねぇ、やはりこの程度の眷獣では、役に立たなかったネェ」
「お前が、ディミトリエ・ヴァトラーか?」
「はじめましてだね、暁古城。いや、愛しの第四真祖よ!」
「は?」
「はい?」
雪菜と古城の声が重なった
「で、こいつは誰だ?」
古城はヴァトラーとの話し合いが終わったあと、雪菜の同級生、煌坂紗矢華と話(?)をしていた
尚、零とみょんは帰宅したもよう
「煌坂紗矢華、獅子王機関の舞威媛よ。私の専門は呪詛と暗殺。つまり貴方みたいな雪菜につきまとう変態を殺すのが、私の仕事よ」
「つきまとってねぇよというか付きまとわれてんのは俺の方だ!」
「何勝ち誇ってるのよ!?別にうらやましくなんかないんだけど!」
「うらやましがらせようと思って言ってんじゃねぇよ!」
互いに激昂しながら古城と紗矢華が睨み合う
と、そこに雪菜からフォローが入る
「(紗矢華さんは、一人を除いて男性を嫌ってるんです)」
「(なるほど、どうりで俺に敵意丸出しな訳だ)」
「でも、どうして紗矢華さんが?外事課で多国籍魔導犯罪を担当していたんですよね?」
「今もそうよ。この島には任務で(あと羣雲に会うために)来たのよ」
別人のように優しげな口調で答える。小声で何かを言っていたが、古城には聞こえなかったようだ
「任務?」
「あなたと同じよ、雪菜。吸血鬼の監視役。アルデアル公が絃神島の住民を危険にさらさないよう、監視するのが私の任務」
「ちなみに羣雲先輩はいませんよ?」
「えぇ!?」
紗矢華の叫び声に、全力で驚いた古城であった
そして
「古城!古城ってば!」
不意に耳元で聞こえてきた声に、古城は驚いて目を覚ます。
決して不愉快な声ではない。むしろ耳に馴染んだ響きだ。ただ強烈な違和感がある。なぜ彼女の声がここで聞こえてくる?
「いつまで寝てるの。ほら、早く起きないと遅刻するわよ」
乱暴に身体を揺すられて、古城はゆっくりと起きた
「何で零は早起きなのにあんたは遅刻ギリギリなの?」
「いつもは零が起こすからもっと早い」
「悪いな、浅葱がくるの知ってたんだ。起こしてくれるってから、放置してた」
「おいぃ!?」
「ふふ、やりたいことはやったわ」
「てか浅葱、何しに来たんだ?」
古城は気になったことを尋ねた
「んー...なんだろ....宣戦布告、かな?」
「なんだそりゃ」
三人は笑いながら、部屋を出た
この後、凪沙からの説教があったことを追記しておこう