ストライクザブラッド ─真の零番目─   作:本条真司

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やっとヒロイン登場だぜな


第14話

「やれやれ、学校終わって一人になりたくてここに来たんだがな....」

零は学校近くにある修道院の跡地でため息をついた

なぜならそこに、中等部の制服を着た少女がいたからである

「おいお前、ここで何をしている?」

零が声をかけると、少女は振り向いた

「猫の....お世話でした」

「捨て猫か?てかこいつらを全員お前一人で?」

「はい。みんな、捨てられた子でした」

零の足元には、数十匹に上るであろう猫がいた

「ふ〜ん、なるほどな。俺は天血零。彩海学園高等部一年だ。お前は?」

「叶瀬夏音。彩海学園中等部でした」

(この言葉使い....何か面白いな)

「そうか...俺は金が余ってるから、手伝おう」

零は、獅子王機関の四聖であるため、大金を所持していた。古城には教えていないのだが

「いいのですか?」

「構わんよ。俺はお前に興味がわいた」

「では、お願いしますでした」

「ククッ、ああ」

 

 

次の日

「授業中だよな?」

屋上にいた。浅葱も一緒である

少し前に、古城が浅葱に頼んで、ナラクヴェーラなる古代兵器について調べていたときに、ちょっとしたハプニングで古城が鼻血を出したので、落ち着くまで屋上にいることにしたのだった

「あんたが抜け出させたんでしょ?大丈夫よ、私は成績も出席日数も足りてるから」

「俺は足りてねぇんだよ」

といいつつ、浅葱の手元にあるものに気付く

「なんだそれ?」

「朝、食べれてないんでしょ?そう思って心優しい私が、教室から持ってきておいたのよ」

「お、おう。ありがとな」

古城は、浅葱が手渡してきた弁当を開き、虚空から現れた割りばしを手に取り一言

「零、いつまで見てるんだ?あと割りばし持ち歩くのやめね?」

「お断りだ。ちなみに最後まで見る」

虚空にスキマが現れ、そこから零が出てきた

「零、それ使わない方がいいわよ?」

「そうか...?てか古城、さっさと食えよ」

「もう食ってる。旨いな」

「でしょ?お母さん(あの人)の料理の腕は、私も認めてるのよねー」

そういいつつ、自分の箸で弁当を食べる

そして思い立ったように席をたち

「あ、ジュース買ってくるわね」

「お、おう。いってらー」

そのとき、零は古城が気付かないように霊力を起動した

「避けろ古城!」

零は古城が座っていたベンチから古城を蹴り落とし、ベンチを上に蹴りあげた

するとベンチが粉々に砕け、呪力の残淬が漂った

「授業をサボってクラスメイトと逢い引きとは、ずいぶんいいご身分なのね、暁古城」

古城が振り向くとそこには、昨日のパーティーにいた、獅子王機関の舞威媛、煌坂紗矢華がいた

「おい舞威媛。これはどういうつもりだ?」

零が威圧しながら、紗矢華に訪ねる

「よ、四聖様!?い、いえ、この性犯罪者に粛清を!と思いまして」

紗矢華が急に敬語になった

「なんだその著作権違反一歩手前の言い訳は!それに呪術の心得が無い者に呪力を使うとは何事か!」

「うっ、すみませんでした....」

「反省してるならいい。お前らそこで正座してろ」

「.....俺もかよ」

何故か巻き込まれた古城であった

 

 

 

 

 

 

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