ストライクザブラッド ─真の零番目─   作:本条真司

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本日三本目です←死にかけ


第16話

「零、寝てるのか?」

「.....眠い」

「四聖様?何故此島にいらしてるのですか?」

紗矢華の口調がおかしいと思ってしまった

「ああ?俺は四聖の中でも立場が上だからな、ここの魔族全員監視してんだよ、弧亜とな」

「「弧亜?」」

聞き慣れない名前に同時に首を傾げる古城と紗矢華

《俺だ》

「いや誰だよ」

古城の疑問はもっともである。何故なら、古城の携帯から声が聞こえたからだ

「弧亜ー、自己紹介しろよー」

《ククッ、了解。俺は禊弧亜。幻想郷維持管理システムだ》

「へ、へぇ?」

「なるほどわからん」

《古城の携帯にしばらく居座るぜ。零の端末は五分いると消し飛ばされかけるからな》

「構わないけどよ」

紗矢華はいまいちよくわかってない様子

「そうだ、舞威媛。俺を四聖と呼ぶな。零でいい」

「え?ですが他の四聖様に」

「あー....じゃああいつらの前以外では呼び捨てタメ口を命ずる」

「わかりm....わかったわ」

「それでいい」

零に睨まれ、すぐにタメ口に直したようだ

そのとき、屋上から見えていたヘリが、爆焔とともに撃ち落とされた

「「な!?」」

「.....きたか」

零はそう呟くと、立ち上がりながらスキマを展開し、二人を連れて保健室に移動した

そこでは、人工生命体──アスタルテが倒れており、その体には銃創があった

「DEの50AE弾六発か....舞威媛、摘出しろ」

「わかったわ、ちょっとどいて」

紗矢華はアスタルテの前に膝をつき、弾を取り出した

「お、おい。姫柊とあの中等部の子は大丈夫なのか?」

古城は慌てつつ訪ねる

「誘拐された。が、先にこいつを助ける」

そう告げると、零から霊力が放出される

「四番目の霊能力・完治回復」

すると、アスタルテの体にあった銃創が塞がった

「少し寝てろ、アスタルテ」

零がそう言うと、アスタルテは深い眠りについた

「さぁて、夏音を誘拐しやがったゴミを燃やしに行くかね」

「雪菜を誘拐したやつを捕まえないとならないわ」

紗矢華と零が同時に立ち上がり、古城は遅れて立ち上がった

「場所はわかってるのか?零」

「当然だろう?」

そういいながら端末を取り出し、画面を見せた

「さっきヘリが撃ち落とされた増設人工島のところに、アイランドガードが集まっている。つまり、そいつらを新兵器の実験台にするつもりなんだろう。すなわち、ナラクヴェーラのな」

「「な!?」」

 

 

 

 

 

「ここは何処でしたか?」

夏音は雪菜に訪ねた

「わからないけど、あまり長い距離飛んでた訳じゃないから、多分学校近くだと思うよ....」

「姫柊ちゃんだっけ?何でそんなに落ち着いてるの?」

部屋の奥にあるスーパーコンピューターの前に座った浅葱が、作業しながら訪ねた

「慌てても仕方ないので。それに、藍羽先輩も落ち着いてますね」

「あー、私は慣れちゃったから。よくあるのよ、バイトの関係で」

凄腕ハッカーである浅葱は、人工島管理公社でバイトをやっているのである

「なるほど....すみません、携帯お借りしていいですか?」

「いいけど、何かあったの?」

そう言いながらポケットから携帯を取りだし、雪菜に投げ渡す浅葱

雪菜は受け取ったあとで一言

「....嫌な予感がするんです」

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