ストライクザブラッド ─真の零番目─   作:本条真司

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さすがに四個目って、書きすぎたかな....?
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第17話

「もしもし!?浅葱か!?」

古城は浅葱からの電話をとったつもりだった

『暁先輩、私です』

「ひ、姫柊?浅葱はどうしたんだ?」

『藍羽先輩は、ナラクヴェーラの制御コマンドを解析してます。終われば、今から行われる無差別攻撃は終わる、らしいです』

「雪菜!?無事なの!?」

「自重しろよ舞威媛」

『はい、無事です。夏音ちゃんも私も藍羽先輩も』

「とりあえず朗報ってところだな。そこがどこかわかるか?」

『おそらく、オシアナスグレイヴかと』

「やっぱりな。そこに転移するのもできるから、俺が行こう。古城と“紗矢華”はナラクヴェーラを食い止めろ。壊さなくていい」

「壊さなくていいのか?あの兵器を?」

「教えてやる。あの兵器は、攻撃を受けると成長し、同じ攻撃は受け付けなくなる」

「な!?」

「そんな!?」

『え!?』

三者三様に驚きを表す

「だから、食い止めろ」

「わかった、気を付けろよ」

「ああ」

そう言うと、零はスキマを展開し、オシアナスグレイヴに移動した

「暁古城、食い止めに行くわよ!」

「わかったよ。タクシー呼ぶから待ってろ」

 

 

 

 

 

オシアナスグレイヴ内部

「さぁて、ここに誘拐犯がいるのかなー....って、ここに来ちまったか」

転移してすぐに零が見たのは、ナラクヴェーラの大群だった。ただし動いてはいないようだ

「ふむ?獅子王機関の四聖とあろう者が、外交権を侵害してもいいのかね?」

「いいんだよ、俺の権限行使するからな」

零は振り返りながら答えた

そこには、クリストロフ・ガルドシュなる獣人がいた

「てめぇが夏音を誘拐しやがったのか?」

「正確には私の部下が、だが。その指示を出したのは私だ」

「じゃあてめぇをぶっ殺す!」

そういいながら端末を取り出し、操作した

「広域振動減速魔法・ニブルヘイム!」

零が叫ぶとほぼ同時。周囲が凍り始め、クリストロフ・ガルドシュも凍りつく

が、獣人の脚力で氷を破壊し、ナイフ片手に肉薄してきた

「二番目の霊能力・障壁」

その時、ガルドシュのナイフが、謎の壁に弾かれた

「若雷・零の陣」

零は、霊力を右手に集めつつ拳を固め、ガルドシュの鳩尾に叩き込んだ

「効かぬよ」

「知ってるぜ!鳴雷・三の陣!」

そのまま飛び上がり、回し蹴りを頭にうちこむが、それでもガルドシュは倒れない

「脳を揺らすつもりだったか?残念だったな。それに、私の勝ちだ」

ガルドシュがそう告げると、ガルドシュの後ろに夏音と浅葱を抱えたガルドシュの部下が現れた

「四聖様!」

そして零の後ろから雪菜が現れる

「さらばだ」

ガルドシュは振り向きながら、手榴弾を投げてきた

蹴って飛ばしたとしても飛距離が出ないだろう

ガルドシュたちは夏音と浅葱をその場に放置し、立ち去ったようだった

「天血当主権限行使・火気厳禁」

手榴弾が爆発するかと思われ、雪菜が夏音たちを庇おうとしたときに、零が呟いた

すると、手榴弾は爆発せずに消滅した

「剣巫。否、雪菜。人間を守ったこと、感謝する」

「ありがとうございます、零先輩」

「夏音、無事か?」

「はい、無事でした」

「よかった」

そう言うと零は、夏音を抱き締めた

当然、その場にいた全員が絶句した。ただし、夏音は顔を赤らめていた

「す、すまん。まぁ事が終わったら話をしよう」

「はい、待ってます」

「行くぞ雪菜」

「あ、はい」

零はスキマを展開し、増設人工島に向かった

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