ああ、心がピョンピョンするんじゃ〜(棒)
とあるカラオケボックスにて
「えぇと、俺の名前は黒鉄。好きなものはないが、嫌いなものは平穏を崩すものだ。よろしく」
黒鉄は転校生としての自己紹介をした
「質問!」
一人の女子が手をあげる
「なんだ?」
「名字はなに?」
ほとんどの女子が頷く
「あ?俺の名字か?松下。松下黒鉄だ」
質問した女子はメモをとっているが、黒鉄にとってはどうでもいいことだ
「質問いい?」
また一人の女子が手をあげる
「あ?なんだ?」
「好きな人とか、今まで付き合ったこととかは?」
女子に緊張が走る
黒鉄はそれに気づかない
「好きな人はいねぇよ。付き合ったこともねぇ」
女子に安堵の色が見えた
「人気だな、黒鉄」
「久遠もそうだっただろ?時期に収まる」
はしっこで座って会話する久遠と古城
「めんどくせぇ....他に質問はねぇか?」
手が複数上がる
「ああ、こんなあがんのか...んじゃ委員長」
「黒鉄くんてさ。暁くんと知り合いなの?」
「古城は道案内を頼んだこの島初の友人だ」
女子は何故か古城を睨む
何故睨まれたのか分からない古城は、外に出た(久遠付で)
外に出た瞬間、轟音が響く
「おい、久遠」
「眷獣だな。行くか?」
「当たり前だ。行くぞ、古城、久遠」
突然黒鉄があらわれ、キーストーンゲートを示す
「は!?なんで黒鉄がここに!?」
「そもそも黒鉄は魔族じゃないでしょ?」
古城と久遠は疑問符を浮かべる
「言い忘れてたな、俺は吸血鬼。「原初の真祖」だ」
キーストーンゲート
『嬢ちゃん、ここに侵入者だ』
「またぁ?立て続けに迷惑ね...攻めてきたのはどこの軍?」
「いや、軍じゃない。一人の吸血鬼。
「
『
「もう
少女──藍羽浅葱は慌てるが、人工知能であるモグワイは、落ち着いている
『いや、第零真祖が、だ』
その時、キーストーンゲートに和音が轟く
その音が止んだ時、モグワイが驚きの声をあげた
『ん?破壊されてた柱が全部修復されている!?』
「ああ、久遠ならやりかねないわね」
「で、なんだ?その眷獣は?」
「俺の眷獣、
黒鉄は事も無げに答える
古城は浅葱を探すために、内部に入った
「じゃあ俺から質問だ。お前は誰だ?」
黒鉄はそう言いながら久遠の後ろを指す
「人に指を向けちゃいけないって教わらなかった?」
「あいにく、不審者には向けていいという教育だからな」
久遠が振り向くと、
「僕は四季。紅幼四季だよ。以後よろしく」
久遠は疑問符を浮かべる
「妹に励奈っているか?」
「それに答える義理はないね。ハスター!クトゥグア!」
男──四季から濃密な魔力が吹き出し、眷獣の姿に変わる
それは、黒鉄がよく知る「クトゥルフ」の邪神だった