ストライクザブラッド ─真の零番目─   作:本条真司

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もう、何本目なのかすらわかんない


第22話

「広域熱源探知機に反応。船だ」

「救援か!?」

古城が飛び出し、船の音をたよりに海岸に出る

「バカ!メイガスクラフトだ!」

零が音速で駆け寄り、草むらに伏せさせる

次の瞬間、背後の木に弾痕が穿たれる

「実弾....生かして帰すつもりは無いってか?」

そして船から、大量の自動人形──オートマタが出てきた

「古城、剣巫たちを守ってろ」

そう言うやいなや、草むらから出て、右腕を空に向けた

狂え(こい)獅子の暗黒(レグルス・テネブリス)

零が召喚したのは、獅子の黄金(レグルス・アウルム)を深い闇の色に変えたような眷獣だった

「獅子の....黄金...?いや、違うな...」

そして零が召喚した、獅子の暗黒(レグルス・テネブリス)は、自動人形を蹴散らし、船を沈めた

 

 

 

「あー....あの船、ハッキングすれば乗れるの忘れてた」

「ですが、中にはもっとオートマタがいますよ?」

「じゃあ結果オーライだな」

「あの眷獣は....」

「帰ったら説明するさ」

と言いながら、零は手元に目を向けた

「これは何だ?剣巫」

「ヤシの身の刺身です」

「これは?」

「ヤシの身の千切り、こちらが海水スープです」

「中々独創的だな」

古城が冷静に突っ込みを入れ、スープを飲んだ

「お味はどうですか?」

雪菜が、恥じらい、ためらいながら訪ねた

「....そういえば昔、凪沙のままごとに付き合わされて腹壊したことがあったな」

「何故そのエピソードを思い出したのかは、不快になりそうなので聞かないでおきます」

すると零が立ち上がり、ラ・フォリアが反応した

「きましたか」

「また来たな、だが」

零は全員を海岸に転送した

そこで、古城は呆れたようにため息をついた

島にきたのは、白旗を掲げたメイガスクラフトの船だった

 

 

 

 

「用件は?」

「尺が足りなゲフンゲフン....時間がもったいないから軽く話すわ。ラ・フォリア・リハヴァイン。あんたは抵抗せずに私たちに捕まりな。第四真祖、獅子王機関の四聖。あんたらにはチャンスをあげる」

「なげぇんだよ」

零は、ベアトリスが喋り終わる前に斬りかかっていた

「ジャグラ!」

ベアトリスが眷獣を召喚。意思を持つ眷獣であるジャグラが、零に襲い掛かる

「この程度か。天血当主権限行使・七式突撃降魔機槍」

零は、右手を銀色に輝かせると、ベアトリスの眷獣を掴んだ。するとその眷獣は召喚が解除される

「さっさと仮面憑きでも何でもだしてこい」

「チッ調子に乗りやがって!!」

ベアトリスが持っている端末に、降臨の文字が表れる

「古城、ラ・フォリア、剣巫。仮面憑きは任せる!俺は夏音を迎えに行く!」

「わかった、任せろ」

「存分に、零」

「気をつけてください」

三者三様の返答をうけ、ベアトリスに目線を向ける

「ナメやがって...!」

そして、夏音が模造天使(エンジェルフオウ)として、動き出す

「それでいい。俺の彼女は、俺が助ける」

そして、古城と雪菜の叫びが聴こえた

『ここから先は、第四真祖(オレ)戦争(ケンカ)だ!』

『いいえ、私たちの聖戦(ケンカ)です』

「さぁ、今からそっちへ行ってやる。模造天使の呪縛を越えてな!」

すると、零の服装が変化した

古代日本で着られていた、服装へと

「俺は天血零。本名はスサノオだ、覚えておけ!」

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