零「姫柊雪菜、獅子王機関への出頭を命ずる」
雪菜「は、はい!」
零は、雪霞狼を宿泊研修の間封印するために、雪菜を獅子王機関の詰所のような場所に呼び出した
縁「はぁ、また零だね?」
雪菜「はい。宿泊研修の間は、第四真祖の監視任務から外す、だそうです」
縁「全く、自分でやれってんだ。ふむ、技は荒いが、刃筋は悪くない。が、少し霊視に頼りすぎてる部分があるのが気になるね。教えたろ?剣巫は剣にして剣にあらず、巫にして巫にあらず──
雪菜「はい、師家様」
師家、と呼ばれた存在は、猫である。否、猫は式神であり、猫を操っている術者は高神の杜にいる
そこに突如、零が現れる
零「わりぃ遅れた」
縁「遅れた、じゃない!呼び出しておいて遅れるとは何事か!」
零「悪かったって。さてと、槍は確かに預かった。現時刻を持って、第四真祖の監視任務から解く。たまには中等部のやつらと戯れてこい」
雪菜「で、ですが四聖様。第四真祖を放置するのは、いかがなものかと...」
零「そうか...。どうせ見てるんだろ、久遠?」
久遠「ほいほーい。第四真祖の監視任務、一時的に引き受けるよ」
零「任せる」
虚空から突然久遠が現れ、雪菜の隣に立つ
反対側には、女性がたっていた。否、女性というよりは女子である
月「今すっごい失礼なことを言われた気がしたわ」
一樹「気のせいだ、うん」
雪菜「えと、この方々は...?」
零「夜桜一樹と、暁月夜。久遠は俺の家族で、月夜は古城の義妹だ」
雪菜「後で少しお話をしましょう」
縁「雑談してる暇があったらとっとと支度しな」
雪菜「は、はい。失礼します」
零「じゃあな、縁」
久遠&月「......」
そして、全員が出た後
縁「.....誰のことを話していたんだろうね?」
宿泊研修1日前
零「夏音、歯ブラシ入れてねぇぞ。あと着替えは念のために一着多くしておけ」
夏音「はい」
那月「お前は叶瀬夏音の母親か」
零「違うわ!」
零は荷物を積める夏音を見つめながら答える
零「俺は行けなかったからな。あいつにゃ楽しんで来てもらいたいのさ」
那月「やれやれ。言い忘れていたが、お前は臨時教師としてついて行くことが職員会議で決まった」
零「何で土壇場で言うんだよ!?」
そういいつつ虚空から鞄を取りだし、荷物を積める零
那月「仕方ないだろう。決まったのは今日の職員会議だ」
零「もっと早くにやれや!」
夏音「零さんも行くのでしたか?」
零「半強制的にな」
夏音「よかった、でした。安心できますから」
零「そうか」
嬉しそうな夏音を見てから、那月に目線を向ける
零「那月、古城と久遠のこと、任せるぞ」
那月「元よりそのつもりだ、任せておけ」
零「ありがとう」
そして三人は眠りにつき、宿泊研修当日となる