ストライクザブラッド ─真の零番目─   作:本条真司

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第37話

零「あー、今日だけ臨時教師として随伴することになった、高等部一年の天血零だ、よろしく」

 

零が出発セレモニーで自己紹介をした瞬間、黄色い声が飛び交う

零はそれを華麗に無視して、教員が集まっている場所に移動する

 

零(職員共め....こうなるのがわかっていやがったな...!)

 

そう思うのも当然である。教師の大半は、知っていたかのような顔をしているからである

 

教員「えー、今回は、天血先生が」

零「俺を先生って呼ばせるんじゃねぇよ!」

教員「天血先生が君たちと行動するので、彼の指示に従うように」

零「てめぇら楽したいだけだろ!」

女生徒A「天血先生」

零「....なんだ」

 

零は半ば諦めたように答える

 

女生徒A「どこの班にきますか?」

零「どこにもいかねぇよ!?聞いてたか!?全員見なきゃいけねぇんだよ!」

 

その瞬間、またどよめきが起きる

さっき話していた教員が、零に目線を向ける

零はため息をつきつつ、

 

零「ほら全員黙れ。さっさとバスにのれ。フェリーまでの時間は限られてるんだ」

 

鶴の一声ならぬ、零の一声である。女生徒の全員がバスに乗り始め、男子生徒も釣られて乗り込む

 

零「俺はどのバスに乗りゃあいいんだ?」

教員「自家用車で」

零「学生を何だと思ってるんだ!」

 

そう言いつつ隣に魔法陣を展開し、そこから大型バイクを取り出す

それを見て女生徒が騒ぎ立てる

それに耐えられなくなり、零は一足先にフェリーに向かった

 

零(ついさっき、霊血が奪われたと報告が入った。つまり、天塚汞がくる可能性がある。ワイズマン復活のためにな)

 

バイクでフェリー乗り場に向かいながらそんなことを考える

そして、バイクのヘルメットに付けたハンズフリーである人物に電話した

 

零「つー訳で、頼む」

ラ・フォリア「了解です」

 

 

 

そして、フェリーに乗り込んだ中等部とその教師&零

絃神島を出発し、東京に向かう

零の回りには、女生徒がたかっていた

 

零「.....夏音、助けて」

夏音「無理、でした。頑張ってください」

 

そう言い残して、夏音は甲板に出てしまう

 

女生徒A「夏音ちゃんとはどんな関係なんですか?」

零「許嫁だ」

女生徒一同「えぇ!?」

零「うるさい、次」

女生徒B「ど、どうやって夏音ちゃんと出会ったんですか?」

零「修道院で猫の世話をしてるのを見て、惹かれた(といっておこう)」

女生徒C「あれ?今何か大人の思考が聞こえたような...」

零「気にするな」

 

そんな他愛ない会話をしていると、大きな衝撃が船を襲う

 

零「この感じ....前方か!全員船の後ろに避難しろ!教員共、こいつらは任せるぞ!」

教員「き、君はどうするのかね!?」

零「前にいるやつらを避難させる」

教員「り、了解した。任せたぞ」

零「言われなくても!」

 

そして零は、スキマを使い、船体前方にいる汞の元へと向かった

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