オーバーロードとカルデアの神機   作:Shiva

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今回は幕間みたいな感じですね( ˇωˇ )


4.5話 ナザリックでの休日

カルネ村での一件を終え、冒険者になるという計画を実行する何日か前、アインズとセラフィスは第六階層のアンフィテアトルムを訪れていた。

 

「さて、アインズ君。冒険者になる前の模擬戦闘をするって事だったけど…君はその持ってきた2本を使うのかい?」

 

アインズはここへ来る前に、2本のグレートソードを持ってきていた。セラフィスとしては、魔法詠唱者であるアインズでは装備できるのかという疑問故の問いだったのだが、

 

「えぇ、問題ありませんよセラさん。」

そう言ってアインズは魔法を唱える。《上位道具創造》

アインズの魔法発動に合わせて、全身か全身鎧で覆われていき、漆黒の輝きを放つ騎士が完成した。

 

魔法により戦士となったアインズは用意していたグレートソードを持ち、何度か素振りしてみる。

レベル100としての筋肉にものを言わせたその振りは、轟音とともに風を切る。技術ではなく力で振っており、当たれば即死の威力を持っていた。

 

それを見ていたセラフィスは申し訳なさそうに、

「せっかく装備してもらって悪いのだが…その、アインズ君、使うのは竹刀だからね?」

「…」 「…何かごめん…。っほら!レベル100同士がやりあったらタダではすまないだろう?」

アインズは羞恥から体を光らせた。

「最初から言っといてくださいよ…。ちょっと恥ずかしかったじゃないですか。」

「あはは…、まぁ使うものはわかったから、気を取り直して。」

「はい。ではアウラとマーレよ、観戦していてくれ。」

今回、6層で行うにあたって、観戦してもらうことにしていた。なお、他の守護者達に情報は伝えていなかった。約2名ほど、仕事を放って観戦しかねなかったからだ。

「はーい!アインズ様、セラフィス様頑張ってください!」

マーレもコクコクと頷く。

 

「始めようか」セラフィスが言い、両方竹刀を構える。

 

先に仕掛けたのはアインズで、地面が抉れる程の踏み込みで数メートルの距離を一気に詰め、右手の方で上段からの叩きつけ、もう一方を下段からの切り上げでセラフィスを挟み込む。

セラフィスは迫り来る上下の攻撃を、まず上段から受け流すことで回避し、受けた反動で切り上げを押さえつけ両方を防いだ。

アインズは押さえつけられた方を戻そうとするが、両者の筋力パラメータはほぼ同じだった為に動かない。

 

「ぐっ!」仕方なくアインズは左を引き戻す事を諦め、流された右で横薙にすることで、セラフィスに回避を強要させた。後ろに飛ぶことで回避したセラフィスは体制を整えきれてないアインズに追い討ちをかける。

 

前衛としての経験がほぼないアインズはセラフィスの猛攻に防戦一方で、徐々に押されていった。

「もう終わりかい?」「っ!まだですよ!」

 

何とか防ぎきったアインズは、再び仕掛けた。

先程と同じ手を使い、セラフィスに両方を防がせ、隙が出来たと見せかけて竹刀を放し、掌底を叩き込む。

これには反応しきれず、セラフィスは大きく飛ばされた。

お互い戦うのが楽しくなってきた所へ、周りから声援が送られる。

「頑張ってくださいー!」『きゃー、アインズ様ぁ!』

『…ん?』明らかに、アウラ達ではない声に2人は振り向くと、守護者全員が揃って観戦していた。

「な…!お前達、どうしてここに!?」するとデミウルゴスが、「僭越ながら、下僕の方からアインズ様達がここで練習なさるとの話を聞いて、皆やって来た次第でございます。」

「そうでございます!アインズ様の格好良いお姿を愛する者として見ないわけには参りません!」アルベドが言い、

「普段は見れない御身の戦闘、見たいと思うのは下僕として当然でありんすぇ。」シャルティアも言う。

「まぁまぁアインズ君。せっかくなんだ、君の格好良い所を見せてあげなよ?」アインズはセラフィスが自分の味方ではないのを悟り、観念した。

 

「はぁ…、では行きますよ!」

2回の競り合いから、速攻で仕留めにかかったアインズは、2本の竹刀で乱舞を叩き込む。

セラフィスは反射神経や技術を使って、流していく。

長い間打ち続けた戦いは、辛うじてセラフィスが勝った。

 

「アインズ君、前衛したことない割に頑張ったね。」

「えぇ、まだまだ練習が必要ですけどね。」

2人がお互いを讃えていたところに、

『アインズ様ぁ!!』アルベドとシャルティアがアインズに突っ込んで抱きついた。

 

「アインズ様、また惚れ直したでありんす!」

「かっこよすぎて…もう我慢出来そうにありませんわ!」

「まてっ!落ち着くのだ、アルベド!シャルティアも体を擦り付けない!セラさんー!助けて!」

セラフィスは意地悪な笑みを浮かべ、サムズアップし、

「まぁまぁ、アインズ君たまには好きにしてあげなさいよ。なに、本当にヤバかったら助けるからさ。」

「セラさん!鬼!ちょっ…ぁぁ。」

「セラフィス様格好良かったです!」 「マサニ素晴ラシキ戦イデシタ!」

「ありがとう、アウラ、コキュートス。今度はお前達ともやろうね。さて、アルベド、シャルティアーそろそろ離してあげてー」

 

アルベドとシャルティアから助け出されたアインズは、しばらくの間、アルベド達から逃げ回り、それを追いかけるアルベド達との“鬼ごっこ”をする羽目になった。

 

 

 

 




幕間なのにものすごく長くなりました( ´・ω・`)
戦闘描写は難しいです。
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