オーバーロードとカルデアの神機   作:Shiva

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書くペース遅くなります( ´・ω・`)
短くなら1日一回くらいいけそうなんですけどね…(´・∀・`)
あ、オリキャラ3話辺りから1人登場しております。
女の子です。


5話 城塞都市 アインズside

リ・エスティーゼ王国の一都市、エ・ランテルでは今日も多くの人で賑わっていた。

 

そんな中、一際注目されている者達がいた。

 

1つは漆黒に輝く全身鎧に身を包み、2本の立派なグレートソードを背負った男。そしてその隣を歩く、長く艶のある黒髪をポニーテールにして、誰もが振り返るような美貌を持つ女の2人組。

 

もう1つは先程とは対極的に、白金の鎧に身を包み、純白の長髪で切れ長の目には蒼く澄んだ色を持つ男。そして、黒髪をストレートでおろし、南方の方で見られる“和服”と呼ばれる服を着た女の2人組だった。

4人は周囲の視線を全く気にすることなく、冒険者組合の方へと向かっていった。

 

「いやはや人がたくさんいるものだ。“モモン君”登録は終わった訳だけど、今日の目的を聞いていいかい?」

「えぇセラさん、私と“ナーべ”はまず宿屋の方へ行こうかと。セラさんは何か目的が?」

「私達は少しこの都市の情報を集めようと思っているよ。

ではお互い目的がある訳だし、また後で落ち合おう。」

そう言ってセラフィスはリアを連れて人混みに紛れていく。

 

「では行くぞ、ナーべ。」

「はい、アイン…」「だから今の私は“モモン”だ!…

それと敬語も。」

「はい、モモンさ…ん」

アインズはため息をつき、とぼとぼと歩き出すのであった。

 

アインズ達は目的地の宿屋についた。

その宿屋は3階建てで、1階が酒場になっており、昼間から冒険者などが呑んだくれているらしかった。

 

アインズは西部劇にあるような扉を開け放つ。

中は結構広めだが、窓などを閉め切っており非常に暗く、《闇視》をのスキルを持つアインズ達でないと見えないのではないかという程であった。

アインズは奥にいる店の主人らしき人に近づき、話しかける。

「1泊お願いしたいのだが。」主人はアインズを観察しながら、「銅か、相部屋で1日5銅貨だ。」

「いえ、2人部屋を。」主人は鋭い目つきを更に鋭くし、

「あぁ?…おいアンタ、立派な鎧着てるようだが、もう一度聞こう、2人部屋でいいんだな?」

「あぁ、構わない。それと食事も必要ない。」

「ちっ…。1日7銅貨だ。前払いな。」

アインズは革袋から銀貨を1枚取り出し、主人に渡す。

「まいど、釣りと部屋の鍵だ。部屋は上がって右奥な。」

 

鍵を受け取ったアインズ達が階段へ向かおうとすると、テーブルで酒を飲んでいた男達の1人が足を出して通せんぼしてくる。

アインズは小さく笑うと、男の足を軽く蹴っ飛ばす。

すると男は立ち上がり、アインズの前に立ち塞がる。

「おうおう兄ちゃん、何蹴ってくれるのかなぁ?」

「2度は言わない。そこをどけ。」

「おぉ怖いねぇ。でも先に謝ってもらおうか。それとも後ろのねーちゃんを俺に貸すか?」男が下卑た笑いをこぼす。

 

アインズはナーベラルが動き出す前に手で制し、ため息をつくと男の襟を片手で掴み、そのまま放り投げた。

男はテーブルに叩きつけられ呻き声をあげ、男の仲間は青ざめ、アインズ達に謝ると動けない男を引っ張って逃げていった。

やっと上がれると思ったアインズの前に次は赤毛の女が立ち、捲し立てるように言った。

「あ、あ、アンタ!何してくれるのさ!これ!!」

女はアインズの目の前に割れたポーションの瓶を見せる。

「たかがポーションくらい…」

「あたしが節約に倹約を重ねて買ったポーションをたかがだって?!弁償しなさいよ!」

「割ったのはさっきの男なんだから…って逃げたんだったな。…ポーションでいいんだな?」

そう言ってアインズは下級ポーションを取り出し、女に渡す。

女は納得したようで、これ以上は追求してこず、下がっていった。

 

やっとの思いで部屋についたアインズは、先程で機嫌を損なったので、ナーベラルにナザリックへの定時報告を任せると、セラフィスとは別ルートで都市を探検する事にした。

 

 

 

 




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