「みなさん、目を開けてみてください。/文」
文の声が聞こえる。私はゆっくりと目を開ける。
「わあ…」
思わず声が漏れてしまう。私のいた部屋はとても豪華な部屋だった。紅魔館の私の部屋よりもずっと。
ベッドはキングサイズの大きなベッドが2つある。共有者だから2つあるのだろう。私は思わず自分のベッドに飛び込む。
「きもちー。」
ふかふかしてとっても気持ちが良い。このまま寝てしまいそうだ…
「貴女が相方ね。」
突然声が聞こえる。誰の声だろうか。
紅白の巫女服。赤いリボン。この姿は…
「霊夢。貴女だったのね。よろしく頼むわ。」
霊夢が相方のようだ。心配になってきてしまった。
「こちらこそ、よろしく。さて、早速だけど…明日について話し合いましょうか。/霊夢」
それもいいが、私にはその前にやらないといけないことがある。
「霊夢。私、用事があるの。少し待っててくれるかしら?」
「わかったわ。/霊夢」
霊夢の了承を得て、私は部屋のドアを開ける。そして、あいつを呼ぶ。
「文、用事があるの。来てくれるかしら?」
風の音が聞こえる。
「はい。なんでしょうか。レミリアさん?/文」
「パチェの部屋に手帳のようなものなかったかしら。」
あの手記について聞いてみる。
「わかりました。少し待ってて下さいね。」
待つこと30秒。一瞬で文が戻って来た。
「ありましたよ。レミリアさん。これですよね?/文」
手帳の表紙には<むきゅー>と書いてある。パチェには自分のものにむきゅーと書く癖がある。それを知っているのは私と咲夜、それに小悪魔だけだった気がしたが…
「文、なんでこれがパチェのものだとわかったのかしら?」
私が聞く。そして文はにこにこしながら答えた。
「それは決まってるじゃないですかー。この前、紅魔館を取材したから…あっ。/文」
口を滑らせて話してしまったようだ。
「ふーん。そうなのね。後で覚えてらっしゃいよ…?ってもういない…」
まったく、逃げ足も早いんだから…
私は呆れながらも霊夢のところに戻る。
「レミリア。それは何?」
「手記よ。パチェの。」
「そうなのね。」
そうして私と霊夢は読んでみることにした。
[むきゅーの手記]
最近外の世界では人狼ゲームというものが流行ってるそうだ。私はそれを調べてみることにした。
人狼ゲームとは西洋のカードゲームのことのようだ。
いつも暇をしている、レミィとフランに遊んでもらおうと思う。私は<人狼の魔法>を研究してみることにした。
完成した。どうせならスペルカードにしてしまおう。名前は…[狼符 夜のパーティーのはじまり]こうしよう。
早速今日試すことにした。かけた魔法が暴走をはじめた。なんと、村人陣営が負けてしまうと幻想郷がなくなってしまう。大変なことになってしまった。しかも、文が言うにはくじ引きの結果私が第一犠牲者に選ばれたようだ。このままじゃ、このことをみんなに伝えることができない。だからレミィに預けることにする。
レミィが村人陣営のことを祈って…
「…………パチェ…」
「これが本当なら、大変なことになるわね。/霊夢」
「そうね。」
「まあ、その前に明日のことを決めましょう。とりあえず、明日は潜伏しましょうか。吊られそうになったらCOしましょう。それでいいかしら。レミリア?/霊夢」
「ええ。それでいいわ。私は手記のことをみんなに話すわね。」
「ん。お願いするわね。そろそろ寝ましょうか。今寝ないと明日話し合いに参加できなくなってしまうわ。/霊夢」
「それもそうね。それじゃあおやすみ。」
「おやすみ、レミリア。/霊夢」
そして私達は眠りについた。
人狼ゲームが本格的に始まりました!次からは話し合いの開始です!パチェの変な癖の見つかったし…次回が楽しみですね。