GATE ―自衛隊特殊部隊『嵐』隊長、彼の地にて斯く戦えり― 作:ならや
それではどうぞ( ゚д゚)ノ
夜の岩国基地にアメリカ空軍のC5ギャラクシー2機が着陸する
ギャラクシーの後部ハッチが開くと人影が素早く機内から出てくる
「よう、ボルボ」
「おう、マイケル。ギャラクシーの乗り心地は地味に良いな」
「俺達はこれが普通なんだけどな」
「いやーロシアの輸送機は乗り心地最悪なのよ。ギャラクシー採用してくんねぇかな」
「ムリだろ?」
「ムリか」
「......集合かかってますけど」
集合を無視して喋るマイケルとボルボ
マイケルはネイビーシールズチーム1リーダーで、ボルボは第14独立特殊任務旅団、つまりスペツナズの中から選抜された分隊のリーダーである
2機のギャラクシーにはSAS、グリーンベレーまで搭乗していた
グリーンベレーは特地に派遣される為だが、ネイビーシールズとスペツナズ、SASは中韓北の派遣した特殊部隊に対応する為だった
スペツナズとネイビーシールズは町中での諜報活動をした事もあるので派遣された
「マイケル、中韓北の特殊部隊はどうなんだ?」
「北が最悪だな。練度が低い」
「何故だ?北は特殊部隊を育てていただろう?」
「いやーその特殊部隊を我々が叩き潰してしまって」
「「は?」」
後ろから聞こえた衝撃の内容に抜けた声を出す二人
後ろには若い日本人が立っていた
「あ、失礼しました。自分陸上自衛隊の小林速人と申します」
「あ、ああ。それで小林、叩き潰したとは?」
「文字通りです。一ヶ月ほど前に我々の部隊が北に潜入、訓練中の北特殊部隊を片っ端から叩き潰して脱出しました。ですから北特殊部隊は再編されたばかりで練度が低いのです」
「特戦群の仕業か?」
「いえ、自分は嵐の隊員なので」
二人は驚く
目の前の若い男があの嵐の隊員だと言うのだ
「嵐、想像以上の実力らしいな」
「マイケルさん、舐めてもらっては困ります。隊長は北特殊部隊を一人素手で片っ端から地面に叩きつけてましたから。それに死者どころか負傷者も無しです」
「マイケル、嵐の隊長はヤバイぞ」
「なんだボルボ、知ってるのか?」
「T-80戦車1両と共に訓練していたら、訓練相手だった嵐隊長が素手で俺達スペツナズを10秒もかからず制圧して戦車のエンジングリル素手で叩き割ってたぞ」
「素手で!?」
マイケルは戦車のエンジングリルって素手で叩き割れる物じゃ無いよな!?あれ?そもそも割れる物じゃ無くね?と思いつつあらためて嵐隊長、佐藤の恐ろしさが分かった
「ぶぇっくしょい!!」
「風邪ですか?佐藤さん」
「噂されてんじゃねぇか?スペツナズ辺りに」
戦車エンジングリル叩き割り事件の犯人、佐藤の大きなくしゃみが響く
イタリカ城外まで来たは良いがなんか警戒されている
「めんどいな......よし伊丹、行ってこい!」
「なんて投げやりな!?」
「逝っても良いぞ?」
「ヒドッ!?」
「まぁ、嘘だ。気を付けて行ってなー」
「はぁ、分かりましたよ」
伊丹が車外に出るとレレイ、金髪エルフのテュカ、神官のロゥリィが付いていった
佐藤はその様子を双眼鏡で見ていた
佐藤以外にもちらほら双眼鏡を使っているのが見える
伊丹が城門横の小さな門の前に立つと、勢い良くドアが開かれ伊丹を直撃した
「バルスッ!?」
「......は?」
某有名映画の大佐の言葉を叫んだ伊丹
間抜けな声しか出ない佐藤だった
いかがでしたか?
戦車エンジングリル叩き割りとか、化け物ですよ
それが佐藤峯一と言う男
感想待ってます
それではこの辺で