GATE ―自衛隊特殊部隊『嵐』隊長、彼の地にて斯く戦えり― 作:ならや
それではどうぞ( ゚д゚)ノ
「さて、ホテルに向かおう」
伊丹達は国会での証人喚問があるため国会に向かったがピニャとボーゼスは非公式、つまり本来ならば来ていないハズなのでホテルにて別のお偉いさん方と会談を行うことになっている
ホテルまで移動し、入り口から普通に入る
普通にと言っても客は居らず、居るのは警備員とホテルスタッフのみである
「ピニャ皇女、ボーゼスさんですね?こちらです」
「わかった。案内を頼む」
「佐藤一尉、私達どうします?」
「部屋で待機してようか。ここに居る四人は会談終わるまでヒマだから......間違えた、
「「え?」」
栗林と富田は一瞬固まった
ここには佐藤、栗林、富田、絵里の四人しか居ないのに佐藤が五人と言い直したから見えてはいけないものが見えたのかと思った
が、後ろからの声で正しいとわかった
「あら。間違えられるとか悲しいわぁ?」
「悪かったよ。てか、来たのか」
「待ちきれなかったのよ」
「何時の間に!?」
二人の間から顔を出すように金髪女性が立っていた
その女性はおもむろに佐藤の隣に行くと手をとった
「さ、佐藤一尉、そちらの方は?」
「自己紹介まだだったわね。私は佐藤アレフティナ。峯一の妻よ」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?佐藤一尉の奥様!?マジですか佐藤一尉!?」
「マジだ」
「自分もビックリですよ......」
金髪の女性改めアレフティナはニッコリ笑いながら話したが栗林と富田には衝撃の内容だった
そんなやり取りをしていると絵里が部屋を確保していた
「アレフティナさん、部屋を確保したから行きましょ?」
「ええ♪」
「佐藤一尉」
「ん?何だ?栗林」
「奥様、部屋まで連れていって良いんですか?」
「大丈夫だろ。あいつ元SVRのトップエージェントだから」
「「え」」
元SVRトップエージェント、それがどれ程凄いか一瞬で理解した二人は固まった
SVR、ロシア対外情報庁はロシアの諜報活動の一角を担っている組織で表には出せない活動も行っている
「どうやってそんな人と知り合ったんですか?」
「あいつ、任務中に他国の諜報工作部隊と鉢合わせちまってな。その時俺と出会ったんだ。で、俺がその部隊を潰してケガが治るまで匿ってたんだ。最終的にバレて襲撃されてあいつ庇って瀕死になったけどな」
「わぉ、アニメみたい......」
栗林の言葉を無視してアレフティナに呼ばれたのでそちらに行く佐藤
二人は並んで手を繋いで歩き部屋に向かった
「いやー会談長いな」
「良いじゃない♪」
「何でそんなに楽しそうなんだよ......」
佐藤の隣で楽しそうにするアレフティナ
「あら、あなたの隣に居るだけで幸せよ?」
「......さいですか」
「あ、甘い......」
場所お構い無しに砂糖を振り撒くアレフティナから少し距離を取る二人
佐藤は不意に外を見た
その外の光景に違和感を覚えた
双眼鏡を使ってようやく見える距離のビルの外壁を清掃中の作業員が不自然な動きをしている
佐藤が目を細めよく見ると手にはカールグスタフが握られていた
「危ない!!」
カールグスタフが火を吹きロケット弾が飛んでくる
アレフティナを抱き締めながら窓から距離を取るように跳んだ
ロケット弾は見事着弾し窓ガラスと内装の一部をキレイに消し飛ばした
「アレフティナ!大丈夫か!」
「ええ!それよりここを離れないとね」
「わかってるさ!栗林、富田移動するぞ!」
「サトウ殿!何が起きた!?」
「ピニャ閣下、移動します!離れないように!絵里!」
「わかってるわ!来たわよ!」
絵里がドアを開けると一人、青髪の女性が大きなバックを抱えて入ってきた
「海未、持ってきたか?」
「はい。これですよね?」
「ああ、ナイスだ。アレフティナ、こいつを」
「AK12UとMP-443ね。カスタムされてて使いやすいわ」
「峯一にはこちらを」
「MP5か、ありがとう」
「あ、申し遅れました。私、陸上自衛隊特殊部隊嵐所属、園田海未一尉です。よろしくお願いします」
「二人はこれを」
佐藤がバックの中から銃を取り出すと栗林と富田に投げた
栗林に投げたのはM9で、富田にはH&K USPだった
どちらも自衛隊では使用していない銃なので二人は戸惑いながらも予備弾倉を海未から受け取った
「海未、脱出ルートは?」
「普通に正面入り口から逃げますよ?車が待機してますから」
「わかった。さぁ行くぞ!」
佐藤とアレフティナを先頭に部屋から出ていった
いかがでしたか?
佐藤の奥さん登場!
佐藤と同じレベルとはいかなくてもそれなりに強い人です
感想待ってます
それではこの辺で