GATE ―自衛隊特殊部隊『嵐』隊長、彼の地にて斯く戦えり―   作:ならや

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どーもならやです
それではどうぞ( ゚д゚)ノ


脱出、合流

大きな筒、カールグスタフを持つ清掃員の男

バラクラバをしているので顔全体は見えないが目線の先には煙を上げるビルがあった

ふとスマホを取り出してリダイヤル機能で電話をかけた

「どうも」

『こんにちは。どうですか?』

「ビルの外壁に居ますが風はすぐ吹き」

パァン

その音が聞こえたのは全身の力が抜けてからだった

胸から熱く赤い液体が流れている

撃たれたのだ

『どうしました!?』

スマホに手を伸ばすが力が入らない

そのまま男の意識は無くなり二度と起き上がる事は無かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クリア」

「了。行くぞ」

「障害無し」

銃口から硝煙を上げるM700

それを構えるのは海未で、背中に背負った

先程の工作員を撃ったのは海未だった

階段を降りて入り口から出る予定だったが、工作員が待ち構えている可能性が否めず非常階段を使って1階まで降りる事にした

降りている最中にまたカールグスタフのロケット弾を撃ち込まれると厄介なので狙撃で先に排除していた

敵も非常階段を使うことを予想してなかったのか誰も居らず嵐の三人とアレフティナを先頭に降りていき1階まで着いた

そこにはバンが待機していた

「チッス隊長。乗りますか?」

「いや、高尾は囮になってくれ。徒歩で移動する」

「リョーカイっす。後ろの方に言っておきますけど俺自衛隊特殊部隊嵐所属、高尾和成一尉っす。よろ~」

高尾はそれだけ言い残すと猛スピードで去っていった

佐藤は後ろからの目線を感じ取った

「隊長......」

「な、何かな海未」

「何で車使わないんですか!?折角用意したんですよ!?」

「だって車とか一番狙われるんだもん。それに......」

佐藤はポケットからスマホを取り出すと画面を海未達に見せた

()()()()()が地下鉄で移動するって言うんだからな。さぁ行くぞ」

銃を隠して駅に向かう一行

改札を出た所に伊丹達が居た

「伊丹、国会では盛大にやらかしてたな?」

「見てたんですか。それと、あれ俺じゃないですよ」

「変わらんよ」

談笑する二人

するとロゥリィの大きな包みを奪おうとした男がその重さに耐えきれず下敷きになった

「何やってんだ......」

駒門がその包みに近付き持ち上げようとする

「伊丹、あの包みってロゥリィのハルバートだよな?」

「ええ。それがどうかしたんですか?」

「いや、あれ結構重いぞ?バーベル並に」

「え」

伊丹の表情が引きつると同時に駒門の腰からパキッ!と音がする

駒門は急性腰痛症、つまりぎっくり腰を発症し膝から崩れ落ちる

「なんつう重さだ......バーベル並だぜ」

「大丈夫か?」

腰を押さえて横たわる駒門の横では佐藤が片手でハルバートを持ち上げて振り回していた

駒門は救急車にて病院に搬送された

ここまで騒ぎになると流石の工作員も手出しできない

伊丹達は知るよしも無いがこの日、この出来事を原因に工作員達の一時撤退が命じられた

駒門の献身的な犠牲により、伊丹達は一時の安心を得たのだった




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