GATE ―自衛隊特殊部隊『嵐』隊長、彼の地にて斯く戦えり―   作:ならや

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どーもならやです
それではどうぞ( ゚д゚)ノ


出会い

「伊丹、ちょっと外に行ってくる」

「わかりました」

伊丹の元嫁、梨沙の家に転がり込んだ一行はようやく落ち着いて休めていた

伊丹、富田、佐藤は寝ずの番をするため交代で起きている

が、佐藤は交代より少し早く起きたので外の空気を吸いに家から出た

ポケットから葉巻を取り出して火をつける

彼の愛用葉巻はHアップマンで、戦場でもくわえている事が多い

不意に後ろから声がかけられた

「ジョン・F・ケネディですかあなたは」

「海未、起きたのか」

「はい。アレフティナさんもですが」

「ハローダーリン」

いつの間にか起きていた海未とアレフティナが両サイドに来る

3人で廊下の手すりに寄りかかって夜空を見上げた

「あの日も、こんな夜空だったわね」

「あの日って、お前と出会った日か?」

「ええ。あの時敵だと思った人が最愛の人になるなんてね」

「それは同感だ」

笑いあう二人

佐藤は懐かしそうに当時を思い出していた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『エンジェル、お前の任務は敵工作員の監視だ。何か問題があれば一時撤退せよ。これ以降連絡は緊急時のみとする』

「了解」

黒のタイトスカートにジャケットと言う格好で耳に小型無線機を着けるアレフティナ

彼女の任務は別国工作員の監視で、ジャケット内にはH&K社のMP7がサイレンサー付きですぐ撃てるようになっている

自国の武器を使わないのは装備で何処の国の者か判別されるのを防ぐためだろう

周囲を警戒しつつ曲がり角の先の工作員を見る

左右を見渡し警戒しているようだ

右に行ったので追いかけようとした

すると後ろから声がした

「動くな!」

「!?」

振り向くとそこにはサイレンサー付きAKS74Uを構える数人の男が居た

口振りや身振りからこちらの正体はバレているとアレフティナは考えた

「やはり、悪い虫が付いていたか。後ろを向け」

「......」

(何とかしないとマズイ......)

静かに言われた通り後ろを向くアレフティナ

足に激痛が走ったと思ったら血が流れていた

撃たれたのだ

足に力が入らずその場にしゃがみこむ

「くっ......」

「さて、何処の「レディにその扱いは無いんじゃないか?」!?」

「えっ?」

アレフティナが顔を上げると目の前に一人の男が目線を合わせるようにしゃがみこんでいた

その男は顔を近づけるとアレフティナに耳打ちした

「俺は佐藤峯一、自衛官だ。ちょっと失礼」

「え!?ちょっ!?」

佐藤はアレフティナのジャケットの中に手を入れると迷うことなくMP7を掴み、引き金を引いた

MP7から打ち出された弾丸は真っ直ぐに男達の頭へと向かい、頭を貫いた

男達が全員倒れると佐藤はアレフティナの腰にあったグロック17(サイレンサー付き)を取ってしまった

アレフティナは慌ててMP7を佐藤に向ける

「どうゆうつもり!?」

「何がだ?」

「なぜあなたはそんなにも平然と他国の工作員を助けられるの!?」

「何も企みは無いし助けた理由は......何だろうな、特に無いじゃだめか?」

笑いながら言う佐藤

アレフティナもそれを見て敵意は無いとわかったのか銃を下げた

が、アレフティナは後ろから来た特殊工作部隊のAKS74Uの銃弾が一発、背中に命中してしまう

何とか立っていたアレフティナだったが被弾した衝撃でまたしゃがみこんでしまった

佐藤は咄嗟にアレフティナを抱えて通りに停めてあった車に急ぐ

佐藤の愛車のフォード・マスタングの助手席にアレフティナを乗せると自分は運転席に行き急発進させた

佐藤はアレフティナに止血用の布を渡すと運転しつつ様子を見た

「大丈夫か?」

「ええ。血が止まれば」

「そうか......っ」

「?......まさか!」

顔をしかめた佐藤を不審に思ったアレフティナは佐藤の背中を見た

予想通り服に穴が空きそこから赤い液体が流れていた

「撃たれていたの!?」

「車を出すときにな。何発かボディを貫通したみたいだ......な」

「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」

アレフティナは自分の着ていたジャケットを脱いで佐藤と座席の間に挟み傷口を押さえた

そのまま佐藤の家に向かい家で待機していた嵐の隊員に手当てをしてもらった

これが佐藤とアレフティナの出会いだった




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