GATE ―自衛隊特殊部隊『嵐』隊長、彼の地にて斯く戦えり―   作:ならや

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どうもならやです
ゲートをくぐった自衛隊初の戦闘です
と言ってもほぼ戦闘模写ないんですけど
それでは、どうぞ


GATEの向こうへ

「はぁぁぁぁぁぁぁ~」

「なんだそのため息は」

「結局、夏の同人誌即売会は中止ですし、めんどくさい表彰式まで出るはめになっちゃったらこのくらいのため息出ますよ~」

「同人誌即売会は知らんが、表彰式がめんどくさいのは同感だな」

すると伊丹が珍しい物を見たかのような目を向けてきた

「珍しいですね、佐藤さんがめんどくさがるなんて」

「市民を守って当然の自衛隊員が、市民を守って表彰なんておかしいだろ」

「真面目解答ですねー」

「早く帰って、ラノベ読みたいなぁ」

「そうですよね!!俺も同人誌読みたいです!!」

そんな話をしていると

「あの、式が始まるのですが......」

ふと振り替えると、話を遮ると悪いと思ったのか申し訳なさそうに声をかけてきた男がいた

それを見た俺たちは

「行くか」

「めんどくさいけど、行きましょう」

部屋を後にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

式が終わって

「はぁぁぁぁぁぁぁ~ようやく終わった~」

「伊丹、このあと新装備の確認があるってよ」

「そんなバナナ!!」

ガーンという擬音出そうなレベルでショックを受けた伊丹を引っ張って駐屯地へと戻って武器倉庫に向かう

「伊丹二尉、佐藤一尉、新型の戦闘服です」

ダンボールを持ちながらそう言うのは富田である

「あれ?なんで新型の戦闘服が?北海道方面優先じゃないの?」

率直に疑問をぶつける伊丹にたいして富田は

「たぶん、そう言う事だと」

そう答えた

「なるほど、そう言う事か」

この場でそう言う事が良くわかっていない......というかわかりたくないのは伊丹だけだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後

完全武装した兵士達や装甲車、戦車や車両が銀座に現れた門の前に整列していた

もちろんその中に伊丹と佐藤の姿もあった

数日前に言っていた『そう言う事』というのは自衛隊特地派遣部隊になる、という事だった

出発式の後、74式戦車を先頭に門の中に入って行く

七四式戦車は既に旧式で廃棄が決まっていたが、武器を捨てる事が予想される特地に90式戦車のような高価な武装を持っていく事は出来ず、捨てても惜しくない廃棄予定か、既に廃棄済みの武装を集めたのだ

小銃は64式小銃、これも同様の理由で装備されている

その他の装備も旧式ばかりで、ひどい物では骨董品とまで称される武装もあった

「しかし、今さら64式を使うとはな」

「ああ、そう言えば佐藤さんMP5かM4でしたもんね」

「特殊作戦に対応しやすいからな」

普通科連隊、発進だ!!という狭間中将の声が聞こえたので高機動車に乗り込む

運転は伊丹、佐藤は助手席に乗り込む

「門の中って、こうなってるんだな」

「そうですね、なんかトンネル見たいです」

門を抜けた先は夜だった

そして74式が既に展開していた

「早速戦闘かよ!」

そう言いつつも暗視装置を下げる佐藤

74式が睨んでいたのは、銀座事件時に見られた兵士やオーク等の怪物達だった

「全員、射撃開始!!」

そう狭間中将の声が無線から流れたとほぼ同時に74式の主砲が火を吹いた

74式から発射された榴弾の炸裂とともに普通科連隊の隊員達が射撃を開始した

GATEの向こうでの初の戦闘の火蓋が切って落とされた




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