GATE ―自衛隊特殊部隊『嵐』隊長、彼の地にて斯く戦えり―   作:ならや

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ドーモならやです
サブタイ決まんなかった
それではどうぞ!


亜門羅刹

『目標地点まであと3分です』

SH60シーホークの機内にパイロットの声が響く

機内に居るのは2人のパイロットと1人の男のみ

男は後部で葉巻を吸っている

その男、佐藤峯一が乗るシーホークはイラク上空を飛行していた

PKO活動の為イラクに派遣された陸上自衛隊の宿営地があるエリアを含めるイラク各地にて武装勢力による大規模な攻撃が開始されたのだ

アメリカ軍やイギリス軍、ドイツ軍など各国軍が大きな被害を出し陸上自衛隊も宿営地が攻撃を受けやむなく小火器により反撃するという事態に陥っていた

この際銃撃戦になり自衛隊員数十名が重軽傷を負った

状況は悪化の一途を辿った

アメリカ軍基地の一つに日本人30名が収容されているが、この基地が激しい攻撃を受けているのだ

日本政府も対応を迫られ遂に武力行使による日本人救出を任務とした部隊を編成、到着したのだ

この部隊は10式戦車や90式戦車などの重装甲車両も含まれている

また、海上自衛隊からあたご、あきづき、いずもが増派された米艦隊と共にイラク近海に展開し火力投射による支援を行う事になっている

航空自衛隊もF4EJ、F2を派遣し地上部隊を支援する

佐藤峯一に課せられた任務は攻撃を受けた宿営地の自衛隊員達を指揮、死守せよとの事だった

到着したシーホークから飛び降りると現地の司令官が出迎えた

「陸上自衛隊特殊部隊嵐所属、佐藤峯一一尉です」

「陸上自衛隊イラクPKO派遣部隊司令官、久我吉武一尉です。こちらへ」

2人は司令部に入った

机の上には地図が広げられていた

「状況は?」

「ここが我々の今居る宿営地です。ここにオランダ軍基地があります。で、ここが日本人が収容されているアメリカ軍基地です」

そんなやり取りをしていると無線機から声が聞こえた

『正面に武装勢力多数!降伏勧告をしています!』

「全員戦闘用意!佐藤一尉、申し訳ないが前線指示を頼みます!」

「分かった!」

佐藤は装備を整えながら全力疾走する

今回陸上自衛隊であることを明確にするため89式小銃に9mm拳銃を装備している

佐藤が到着した時には既に激しい戦闘が始まっていた

「全員お互いをカバー!ミニミ制圧射撃しろ!敵に撃たせるな!」

その声に反応した射手がミニミ軽機関銃を伏せ撃ちの体勢でフルオート射撃を開始する

武装勢力は薬のせいで多少撃たれても突っ込んでくる

その狂気とも取れる行動に自衛隊員達は戦慄する

「耐えろ!もうすぐ味方が来る!」

そう佐藤が叫んだ時だった

『遅れてすまない!これより援護する!』

「はっはー!来やがったな!」

護衛艦いずもより飛び立ったAH64D、アパッチロングボウが機首の30mmチェーンガンを武装勢力上空をフライパスしながら掃射する

飛来したF2からはJDAMが投下されあたごからは艦砲射撃が始まった

そんな大量の砲弾や爆弾が降ってきた武装勢力は数分もせず全滅した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「..........病院か?」

「起きたのね?」

佐藤が目覚めると病院のベッドの上で、隣にはアレフティナが椅子に座っていた

「嵐の皆は門の向こうに戻ったわ。あなたも明日には戻れるらしいわよ」

「そうか、ありがとう」

「ふふっ、珍しいわね?ここまでやられるなんて」

「しょうがないな。相手は亜門羅刹だったからな」

亜門羅刹

神室町のマンホール内から悲鳴やうめき声が聞こえ、調査に入った警察官2人が惨殺されるという事件が起きた

このマンホールから入れる地下空間は武器密売組織ブラックマンデーの研究所となっていたのである

そのブラックマンデーの生み出した生物兵器Tウイルス改が漏洩、研究所全体に広がり感染者がゾンビとなった

佐藤はこの時対バイオテロ部隊BSAAと共にマンホール内の制圧作戦に参加した

佐藤がとある通信所を制圧した際、相手が

(スピアー)は地下30階に到達」

と話した

更に通信手の胸には放射線測定用のフィルムバッチが付けられていて、近くにあったダンボールの中にも大量のフィルムバッチがあった

佐藤は驚愕の事実をこの時知った

―ここに、核が運び込まれた!?

地下30階に到達するとミサイルハッチがあり、そこに居た男こそ亜門羅刹だった

苦戦しながらも倒し、コントロールパネルを操作して核ミサイル発射を阻止した

この事件は後に神室町アンダーグランド事件と呼ばれる事になる

「とりあえず、今日はゆっくり休むのよ?」

「ああ。分かってる」

次の日、佐藤は門をくぐった




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