GATE ―自衛隊特殊部隊『嵐』隊長、彼の地にて斯く戦えり―   作:ならや

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どーもならやです
それではどうぞ!


飛べ、久世小隊

「お久しぶりです!佐藤一尉」

「おう!久しぶりだな、久世」

やしま艦上に待機する3機のUH60ブラックホークの前で大声で話す2人

2人の内1人は佐藤だがもう1人は久世啓幸3等陸尉

音ノ木坂騒動の時佐藤と共に音ノ木坂学園を死守した久世小隊の隊長だ

そんな久世小隊は偵察任務を帯びてマリースア王国へと向かう

その久世小隊に佐藤が同行する事になった

「じゃあ行きましょう」

「いぶきから連絡です。シーホークが1機同行する事になりました。加藤二佐が搭乗するそうです」

「了解だ」

3機のブラックホークにそれぞれ分乗すると飛び立ち、艦隊上空を旋回しシーホークが上がってくるのを待つ

程なくシーホークが編隊に合流するとマリースア王国の方に向かっていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「..........竜騎士か。ずいぶん豪華なお出迎えだな」

「そんな事言ってる場合じゃないでしょう!?」

「久世、あいつ我に続けって言ったぞ」

「分かってます。指揮官機のシーホークに伝えたらその指示を受けるそうです」

ヘリ隊を出迎えたのはマリースア王国の者と思われる竜騎士達だった

今回偵察隊の指揮はシーホークに搭乗する加藤の為、指揮官機はシーホークとなっている

その指揮官機から指示を受けろと言われたら受けるしかない

4機は城の中庭と思われる所に着陸した

中庭は大騒ぎになっていた

「久世、一応小銃は置いてくぞ。拳銃は携帯しろ」

「了解です」

「久世くん、行くよー」

呼ばれて外を見ると白い海自制服を着た加藤が手を振りながら待っていた

「加藤、お前と違って陸には色々準備があるんだよ!」

「佐藤にしたら遅いぞ」

ゲシゲシとど付き合う2人

その2人を追いかける久世を含めた3人の前に立っているのはモノクルを付けた女性だった

「止まれ!名を名乗れ!」

「日本国海上自衛隊加藤修二2等海佐です」

「日本国陸上自衛隊久世啓幸3等陸尉です」

「同じく日本国陸上自衛隊佐藤峯一1等陸尉です」

「日本国?陸上自衛隊?」

ナニソレオイシイノ?とでも言いたげに首を傾げる女性の後ろから今度は少女とも言える小さな人がやってきた

「ほほう、面白い!ゆっくり話を聞かせてもらおうかの!」

「陛下!?」

「妾はハミエーア、この国の王じゃ」

その言葉を聞いた2人は固まった

「お、王?国家元首みたいな?」

「国家元首クラスには捧げ銃だったはず!あ!銃持ってきてない..........」

加藤と久世に替わって佐藤はハミエーアの前に出て話をした

「我々は門の向こうから来ました。現在マリースア南海連合王国はフィルボルグ継承帝国と国交が悪化、開戦待ったなしと言う状況でよろしいですね?」

「うむ。実を言うと数日前に最終通知が届いた所じゃ。今日中にも戦時体制に入る」

「我が部隊に課せられた任務はマリースア南海連合王国救援です。そちらさえよろしければフィルボルグ継承帝国の侵略部隊を迎え撃ちます」

「ほぉ、戦力が増えるのは嬉しい。だが、見返りは?」

「特には。日本国とマリースア南海連合王国が同盟関係になる、それが条件です。それさえ可能であれば帝国軍を壊滅に追いやる火力を提供しましょう」

2人が話を進めている間に宴が開かれる事になった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「佐藤一尉、よろしくお願いします」

「おう。行ってこい」

着陸したヘリの護衛部隊指揮のために佐藤は着陸地点に残った

その佐藤が持つ無線機が鳴った

「こちら佐藤」

『こちらきい。全速航行で1時間半ほどです。何かあれば火力投射により支援します』

「了解だ。とりあえずの所は良い」

その後は何もなくブラックホークに座って葉巻を吸っていた

だが、突然見張り員の叫び声が響いた

慌ただしくなる中庭を見て佐藤も行動を開始した

「各員装填!何時でも撃てるように!ためらうな!攻撃してきたら撃て!ヘリパイエンジン始動!何時でも飛べるようにしとけ!おい!」

「な、何ですか!?」

「何があった?」

駆け回るマリースア王国兵を1人捕まえると事情を聞いた

「フィルボルグ継承帝国の攻勢です!竜騎士団を主力としてるようです!」

「分かった。ありがとう」

既に城の中にも敵が侵入している様で銃声も聞こえてくる

「チッ!戦闘が..........!?応戦しろ!!」

佐藤がM4A1を構えた先には巨大な黒龍が突っ込んできていた

佐藤はM4A1をフルオート射撃するが全て甲高い音を立てて弾かれた

八重樫もフルオート射撃をするがあとの2人はセミオート、しかも数発しか当たらなかった

黒龍が離陸のためローターを始動させていたブラックホークに覆いかぶさった

凄まじい音を立ててローターが折れ、ヘリが墜落する

佐藤は咄嗟にヘリパイロットに向けて叫んだ

「行け!離陸しろ!艦隊に帰還するんだ!」

「り、了解!!」

ブラックホークとシーホークが飛び立つ

久世達が来たのはその直後だった




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