GATE ―自衛隊特殊部隊『嵐』隊長、彼の地にて斯く戦えり― 作:ならや
冬休みの宿題が多くて大変
なんとかしっかり更新したい
それではどうぞ
「敵襲!!」
敵襲を知らせるサイレンの数十分後には自衛隊員達が振り分けられた掩体へと飛び込み小銃を構える
「地面が三分、敵が七分、地面が三分に敵が七分だ!」
そんな声が無線機から聞こえる
「クソッ、まだ攻めて来るのかよ!」
小銃を構えながらそんな事を言うのは佐藤である
もちろん無線機には聞こえないようにしている
「まだだ......焦るなよ......まだ撃つなよ.......」
そんな声が聞こえてくる
別に、焦っている訳ではない、なにせこれが初めてではないからだ
もちろん慣れた訳でもないが
と、その時迫撃砲から照明弾が次々打ち上げられる
その照明弾によって地面から押し寄せてくる敵の姿がハッキリと浮かび上がる
それによって射撃に適した状況になった
「撃てぇ!!」
その号令に弾かれたように射撃を開始する
アルヌス防衛戦の火蓋が切って落とされた
「敵さん、これだけの兵力を失ってどうするつもりでしょうね」
「わからんな。ただ、大打撃だろうな」
佐藤と伊丹は会話しながら今回の防衛戦で倒れた敵兵士の数を調査していた
その後、アルヌス駐屯地へと戻ると偵察部隊を派遣する事が伝えられた
理由は、OH1偵察ヘリから得られた情報によってアルヌス周辺の地図はほぼ完成していたが、地元住民の生活スタイル、文化等の情報がほとんど何も無い
そのため、町や住民の文化の調査、地図の確認等も含めて偵察部隊を派遣する事が決まったのだ
それを聞いた伊丹と佐藤は
「それが良いかもしれませんねぇ」
「それが良いと思いますよ?」
と他人事の様に言い放った伊丹と佐藤に対して上官はワナワナと震えながら部下に言った
「良いかもしれませんねぇ、じゃない。君たちが行くんだぞ」
「え?」
「は?」
そんな声を出す部下に対して、怒りを抑えてプルプル震える上官を攻められる者は居ないだろう
「良い天気ですねぇ」
「そうだな」
先頭を行く高機動車の助手席に座る伊丹とその後ろに座る佐藤は、そんな気の抜けた会話をしていた
「しっかし隊長、自分はてっきり木が歩いたりしてるもんだと思いましたよ」
そんな事をぼやくのは倉田である
「流石にそんなことは無いだろ。おやっさん、後方車両に連絡して異常無いか確認してくれる?」
「了解です隊長」
直ぐにおやっさんは各車に連絡を取り始める
その無線を受けた栗林は無線から聞こえてくる佐藤と伊丹の会話に不安を覚えていた
「伊丹二尉と佐藤一尉が隊長と副隊長で大丈夫かなぁ」
それを聞いていた富田は答えた
「大丈夫ですよ。二人とも二重橋の防衛戦で活躍してますし、佐藤さんに至っては数百にのぼる敵兵士を拳銃一丁とナイフのみで倒してますから」
それを聞いた栗林は信じられないと言う顔をした
「え?マジ?嘘でしょ?」
「まぁ、隊長と佐藤さんは信じても良いと思いますよ?」
「信じられないけど、そうっぽいねぇ~」
栗林は窓から空を見上げていた
いかがでしたか?
短けぇ......
次はもっと長くします
感想お待ちしてます
それではこの辺で