GATE ―自衛隊特殊部隊『嵐』隊長、彼の地にて斯く戦えり―   作:ならや

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ドーモならやデス
りっくじあーすにハマって更新遅れました
GATEコラボやってるし
栗林!黒川ゲットォ!
それではどうぞ!


決着と交渉と

「!!RPG!!」

「クソォッ!!」

レオンの叫びに反応して運転手が急ブレーキで辛くも回避する

が、横にいたアベンジャーシステム搭載型ハンヴィーが吹き飛ばされた

そのRPGを放ったピックアップに対して応射としてM1A3エイブラムスの120mm滑腔砲が火を吹いた

湾岸戦争に初投入されたM1A1エイブラムスはイラクが配備していたソ連製戦車に比べ性能面で大幅に上回っていた

3000mを超える距離からも命中させる極めて優れた命中精度を実現させたのは高性能な電子機器で構成される射撃管制装置である

その後M1A2を経てM1A3へと改良されたエイブラムスの命中精度には更に磨きがかかっており、ロシア製のT80やT90、T14にすら4000m~3000mの距離から一方的に撃破できるとさえ言われている

また、アフガン派遣部隊のM1A3エイブラムスは3000m離れた場所の建物の窓を狙い、見事窓を通過させ建物内へ砲弾を撃ち込むことに成功している

そのような命中精度を誇るエイブラムスがただ走るピックアップ相手に外す筈も無かった

放たれた120mmの砲弾はピックアップの側面中央に命中して吹き飛ばした

「あのエイブラムスやべぇな。何発RPG喰らってんだ?」

「知らねぇ。10は行ってるだろ」

実はこのM1A3エイブラムス、さっきから何発もRPGの命中弾を受けているのだ

既に爆発反応装甲はほぼ無いのだが、それでも走り続ける

その様子を見てレオンは気合を入れた

窓からM4A1を出すと数秒狙いを定め、引き金を引く

するとピックアップの運転手のこめかみに命中、操縦出来なくなったピックアップは横転した

その直後、上空に翼が翻った

「来たぞぉ!味方だ!」

そうハンビーの運転手が叫ぶと車列を攻撃していたピックアップの1台が吹き飛んだ

襲撃を聞いたA10が来て上空からの援護を開始したのだ

A10の30mmアヴェンジャー機関砲は主力戦車でも数秒で鉄クズに変える

それを無装甲のピックアップに向ければどうなるか

答えは簡単。無くなる、だ

一瞬で跡形も無くなった

A10の援護下ならば戦えると判断した車列は停止し全力で応戦を開始した

ストライカーから飛び出したSEALs達はエイブラムスやストライカーを盾にしつつテロリスト共に銃弾を浴びせる

徐々にアメリカ軍が押し始める中、ブラックホーク2機とオスプレイ4機、F222機が飛来した

ブラックホークはグリーンベレーを、オスプレイは海兵隊を吐き出してゆく

F22もテロリストが盾にしていたピックアップにJDAMを投下、テロリストごと吹き飛ばす

大量の海兵隊員達からの集中砲火を受けたテロリストは数分持たず全滅した

その後は襲撃も無く、無事目的地に着いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ、行ってきます 」

「おう。見といてやる」

佐藤達自衛隊は将軍であるリヒャルダと対峙していた

出て来い!そう言われたので初めは佐藤が行こうとしたのだが、久世に「自分が行きます」と言われたので大人しくMk.11 Mod0を使い援護する事にしたのだ

「こちら佐藤」

『こちら市ノ瀬』

『こちら海未。どうかしましたか?』

「射撃禁止だ。絶対撃つな。俺が撃つ」

佐藤は返事を待たず通信を切る

すぐに隣に居た穂乃果から理由を聞かれた

「なんで射撃禁止?」

「別に外されたら困るとかそういう理由じゃないぞ。海未も市ノ瀬もまだ若い。十字架はできる限り俺が背負ってやりてぇのさ」

「ふーん。何だかんだ言って優しいんだね」

どこかバツが悪そうに頭をかく佐藤

だが、久世の方から聞こえた大声に反応してスコープを覗き込んだ

「敵将のリヒャルダとか言ったな..........」

リヒャルダは久世に切りかからんとばかりに剣を振り上げている

佐藤はスコープの十字の真ん中にリヒャルダの顔を捉え引き金を引いた

撃ち出された亜音速の弾丸はリヒャルダの頭を貫通.........するのではなく、リヒャルダを昏倒させた

実は佐藤が使っていたMk.11 Mod0は麻酔弾が撃てるように改良されている

そのため実際には眠っているのだが敵から見たら飛んできた魔法に倒された様見える

「久世、戻って来い。リヒャルダとか言う敵将校は後で回収する。お前は降伏勧告だ」

『了解!』

久世は駆け足で陣地に戻ると拡声器を取り出し大声を上げた

「帝国軍将兵達に継ぐ!この国からの撤退、もしくは武装解除し降伏せよ!降伏する者は両手を見えるよう上に上げてこちらにゆっくり来い!降伏しない者はそちらに残れ!我々は決戦も辞さない!あの竜達のようになりたいか!!」

佐藤が完璧と思った降伏勧告は効果抜群だった

最初は少しずつこちらに歩いて来ていたのだが、ゾロゾロと、やがて全員がこちらに来るようになった

カルダが私刑行為を許さないと叫んだのを決め手に続々と投降してくる

その最中、久世が佐藤に駆け寄った

「終わりましたね」

「ああ。これだけの人を無駄に殺さず済んだ。良くやったぞ、久世」

MG3とMk11を背負いM4A1を握る佐藤は投降してくる人々の中に不審者を見つけた

その男はリヒャルダの剣を投げ捨てると水晶玉を持って笑っていた

(..........投降する様な雰囲気じゃないな。何か奥の手でもあんのか?)

そう思った佐藤は通信で注意を呼びかけようとした

その時、男の周りからウネウネした黒い触手の様な物が現れ周りの帝国兵を殺した

その瞬間、佐藤と久世は叫んでいた

「「敵性と判断!各員射撃開始!!」」

2人の命令に反応して一斉に射撃する

が、防御璧の様なものに阻まれダメージを与えられない

(まずい!リヒャルダが取り残されている!)

佐藤は直感的に何とかしなくては、そう思った時には声を上げていた

「射撃中止!捕虜を救出する!」

そう言って駆け出すと腰の愛刀桜吹雪を抜いた

抜くと同時に1振り

ダメージは入っていない、だが隙を作る事は出来た

そうして作り出した隙を見逃す様な佐藤では無い

その隙にリヒャルダの鎧を掴むと引き摺って戻る

あと少しで辿り着く、そんな時だった

「佐藤1尉危ない!」

久世の声を聞いて振り向くと猛スピードで触手が迫って来ていた

佐藤は咄嗟にリヒャルダを自衛隊員達に向かって投げ飛ばす

猛スピードで迫って来ていた触手は勢いそのまま佐藤に突き刺さった

「ぐっ!この野郎ぉ!痛てぇじゃねぇか!」

そう叫びながら腰に手を回しM1911A1をホルスターから抜くと刺さったままの触手に向けて引き金を3回引いた

3発の銃弾は触手に穴を開けた

ダメージの蓄積だろうか?触手は消えてなくなっていった

佐藤は自衛隊陣に戻ると急ぎ止血をした

陸で生き残りを掛けた死闘が繰り広げられる中、海上でも異変を察知しようとしていた




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